2009/11/11 - 2009/11/11
403位(同エリア547件中)
ぶどう畑さん
2009.11.11(水)エーベルバッハ修道院見学
ローカル列車に乗って、ライン川観光をしました。午前中は、エーベルバッハ修道院の見学。
ヴィースバーデンの朝市を覗いてから、映画「バラの名前」の撮影が行われた修道院へ。
建物は、映画とは規模も雰囲気も違いましたが、晩秋のウィークデー、訪れる人も少ない修道院を、ゆっくり見学しました。
(旅行期間:2009年11月6日〜11月14日)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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6時半、起床。シャワーを浴びる。
7時半、12号室の隣にあるダイニングで朝食。 -
スペース的な理由もあるのだろうが、ビュッフェスタイルでなく、卵料理、果物やヨーグルトのリクエストを聞いてくれた。
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まず、パン、ハムとチーズ、オレンジジュースが運ばれてくる。果物は缶詰でなく、生のバナナやリンゴ。高級ホテルのよう。
きめ細いサービスに感激しながら、たっぷり朝ご飯を食べた。 -
8:15、ホテル出発。
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大聖堂近くのマルクト広場で開かれている朝市へと向かったが、教会前の広場には、準備中のクリスマス市の小屋が並ぶだけ。
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観光局に確認したのになぜ?市の立つ曜日が変わるとは思えないのだけれど…。
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がっかりして教会脇を抜けたら、市庁舎の裏手に大規模な市。マルクト広場の場所を勘違いしていた。
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市には、新鮮な野菜や、色とりどりの果物が並んでいた。
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日本ではお目にかかれないような野菜もあり、店先を覗きながら歩くのが楽しい。
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あ、キノコ!惹かれるなぁ。
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お花屋さんは、早くもクリスマスの雰囲気。
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ヤドリギや
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リースが売られている。
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(ピンクの胡椒)
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(色も形もさまざまなカボチャ)
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(共同経営者?)
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ここに来た一番の目的はハチミツ。
グルッと一周しても見つからず、端のほうまで来た時、お肉屋さんのワゴンの近くに、ハチミツ屋さんを発見! -
店の人は、「これがリンゴの花のハチミツで、こっちは木イチゴ」と瓶を示す。どちらも魅力的!
一応、「菩提樹のハチミツはありますか?」聞いてみる。すると、後ろの棚のから瓶を取って目の前に置いてくれた。
う〜ん、迷うなぁ…。「お薦めは?」と聞くと、「菩提樹」と返ってきた。じゃあ、それ!
瓶はこれだっけ?彼は「そうだ」と答えたが、ラベルには何も書かれていない。
春の旅行で、菩提樹のハチミツを買うつもりが菜の花になってしまった。大丈夫?ホントに菩提樹? -
では、駅に向かいましょう。
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歩き出して、マインツの市でグリューワインのジャムを買ったことを思い出した。
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ジャム屋さんを覗いてみるものの、お店の人のドイツ語がさっぱりわからず…。
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でも、“ない”ことだけはわかった。残念!
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9:12の電車に乗れそうだ。
いったんホテル方向に戻り、バスでヴィースバーデン駅へ。
2ユーロあれば足りると思っていたら2.3ユーロで、慌てて小銭を探したけれど、少し足りない。
困って10ユーロ札を出すと、運転手さんに「もういい」と言われ、そのまま降りる。 -
この日の予定は、映画“薔薇の名前”のロケが行われたという“エーベルバッハ修道院”見学と、ローカル列車から、ライン川と川沿いの景色を楽しむこと。
修道院へは、ライン川右岸を走る電車でエルトフィレまで行き、バスに乗り換える。 -
ヴィースバーデン駅から乗り込んだコブレンツ行きは、古い車両だった。
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エルトフィレのひとつ手前の駅で降りようとした若い女性は、ドアが固くて開けられず、降り損ねてしまったほど。
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南ドイツでこんな電車に乗って、ドアが開かずに焦った。
あの時は、ホームにいた人が、外から開けてくれたけれど、手助けしてくれる人が誰もいなかったと思われる。 -
降り損ねた彼女は、9:26に到着したエルトフィレ駅で時刻表を見ていたが、
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駅前の小さなバスターミナルへと向かって行った。
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そのバスターミナルの1番のバス停から、9:39発の72番の修道院行きのバスに乗る。
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走り出して、ハッと思い出した。
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10/29から、修道院の開館が11時と遅くなるんだった。
だから、ライン川観光してから修道院見学と決めたはずだったのに、どうしてこうなるかな…。 -
住宅街を離れると、道はブドウ畑にぶつかる。
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しばらくブドウ畑の脇を走って、
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やがて山あいへ。
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10時少し前、修道院に到着。
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映画では、荒涼とした地にある修道院は、山懐に抱かれていた。
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早く来てしまったことを後悔しても仕方ない。
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「ゆっくり庭を観光できる」と思うことにしよう。
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冷たい空気の中、色づいた木々がきれいな庭を歩く。
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建物の入口を探すうち、同じく庭を散策していた人に、チケット売り場の場所を教えてもらう。
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11時、日本語のパンフレットを貰い、英語のオーディオガイドを借りて見学開始。
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(僧侶専用の食堂)
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(回廊)
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(僧院教会への入口)
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(教会の側廊)
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(教会の身廊)
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(祭壇)
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信者専用の食堂で、展示された、たくさんの古いブドウの搾汁機に目を見張る。
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一番古い搾汁機は、1668年と、300年以上も昔の物。
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(黒くかびた壁)
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ワイン貯蔵庫もあって、修道院とワインとの深いつながりを感じる。
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映画の撮影は、食堂のシーンに使われた“僧侶の寝室”だけだったよう。
広い部屋は、柱から天井へ続くアーチが美しかった。 -
エーベルバッハ修道院は、とても穏やかな雰囲気に包まれ、映画とはほど遠い。
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要塞でもあったモンサン・ミシェルのほうが、映画の修道院に近いように思えた。
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時計を見たら、12時。
もう少し早く気がついたら、12:02のバスに乗れたのに。 -
ここに来る目的の1つだったワイン販売所は営業していないし、今日はついてないかも…。
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修道院にはレストランや宿泊施設があるようだ。
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ひと休みしようとレストランへ。
団体客が来るのか、13時までならと言われ、入口近くの席に座らせてもらった。 -
広いレストランは暖かく、落ち着ける場所だった。
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マキアトを注文して、ホッと一息。
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13:02のバスに乗る。
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再びブドウ畑を眺めながら、
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エルトフィレ駅に戻った。
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