2009/11/07 - 2009/11/07
48位(同エリア52件中)
ぶどう畑さん
2009.11.7(土)テュルクハイム〜リボーヴィレ、リボーヴィレ散策
テュルクハイムから電車でコルマールに出て、リボーヴィレ行きのバスに乗りました。
コルマールを離れると、バスは一面のブドウ畑の中を走っていきます。葉が落ちた畑は黄金色ではありませんでしたが、夢中で車窓風景に見入りながら、リボーヴィレにやってきました。
ホテルは、役場前の広場に面して立つ“ラ・トゥール”。リクエスト通り、塔の見える素敵な部屋が用意されていました!
ところが、夕食を予約しようとしたら、レストランはないと言われて、えぇー???ブドウ畑を期待して、塔の向こうに行っても、家並みが続くだけ…。
がっかりして宿泊地を替えることまで考えましたが、思い直して、当初の予定通り、3泊することにしました。
(旅行期間:2009年11月6日〜11月14日)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- ルフトハンザドイツ航空
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コルマール行きの電車は、13:38発だった。
14時直前と思い込んでいたので、あたふたと支払いを済ませ、挨拶もそこそこに、駅へと急ぐ。 -
テュルクハイム駅は無人駅のため、自動券売機と向き合う。
コルマールまで1.7ユーロのところ2ユーロを入れたのに、なぜか切符が出てこなかった。 -
4つの項目の一番上、反転されている表示を選ぶとひとつ前の画面に戻ってしまう。
操作を間違えてるのかなぁ…。
何度か繰り返すうちに気がついた。もしかして、お釣りがない? -
上から順番に試してみたら、3つ目で先に進め、切符と一緒に“0.3ユーロ”と書かれた紙が出てきた。
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コルマール駅でこの紙を見せると、0.3ユーロ戻してくれた。
なーるほど。日本だったら、こういうこと、思いつくかしら。
面白い体験だった。 -
バス停には、赤ちゃんを抱いた若い女性と、黒い革ジャンの中年男性がリボーヴィレ行きを待っていた。
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バスが停留所に停まるやいなや、革ジャンの男性はバスのボディーを開け、彼女のバギーと私のキャリーケースを入れてくれる。
さすがフランス男性。メルシー・ボクー! -
自由の女神像を過ぎてしばらくすると、
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道の周りにブドウ畑が広がり出した。
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バスは畑の間に点在する村々を回わってワイン街道を進むため、
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村の様子が楽しめるのも嬉しい。
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なかには、通りに“リースリング”や“トカイ(ピノ・グリのこと)”など、アルザスワインの名前を付けている村もあった。
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ブドウはすでに葉を落とし、
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赤い枝の畑が多かったのは少々残念。
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秋のアルザスの景色を満喫しながら、
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春に、日本語ツアーでワインの試飲をしたリクヴィルに来る。
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駐車場には、観光バスが何台も止まっていた。
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ワイン街道に戻ってほどなく、コウノトリ園の前を通過するが、コウノトリの姿は見えず…。
アフリカに渡ってしまったんだ。 -
園のすぐ先でバスは道を左へ折れ、ユナヴィールの村に入る。
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丘の上の教会が見える停留所で、赤ちゃん連れの若い女性は降りていった。
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ユナヴィールの停留所から、再びワイン街道へ戻る途中、左手奥の山の中腹に城が見えた。
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もしかして、あそこはリボーヴィレ?
心が躍る。 -
それからすぐ、リボーヴィレのバス停に到着。
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イチオシ
キャリーケースを引きずって、石畳のメインストリートを行く。
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イチオシ
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イチオシ
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15時過ぎ、役場前の広場に面した”Hotel de la Tour”にチェックイン。
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カギを渡された
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2階の2号室からは、
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希望通り、塔が見えた。
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そして、広〜い部屋だった!
収納スペースもたっぷり。 -
もちろんバスタブ付き。
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できれば、もう少し上の階だとよかったのだけれど、それは求めすぎ。
早速、荷解きをする。 -
この旅で、リボーヴィレとリクヴィル、どちらに泊るろうか迷っていた。
ホテル情報は少なく、ここぞという所がなくて困っていた時、春の旅行の写真の中に“Hotel de la Tour”の文字を見つけた。 -
さっそく、ホテルのホームページをチェック。
塔の見える部屋はあるし、“庶民的なおいしいレストランがある宿”の“Logis”のマークもあるじゃないか。
リボーヴィレは、ストラスブールとコルマールの途中にあるセレスタ行きのバスが出ていて、ドイツへ移動するのに便利。
願ったり、叶ったりで決めた次第。 -
さてと、暗くなる前に、塔の向こうへ行ってみたい。
春のツアーでは、役場前広場まで来てタイム・アップ。
部屋から見える塔の先の景色に期待が高まる。 -
16時、カギを預けるついでに、ディナーの予約をしようとフロントへ。
ところが、ホテルにレストランがないと言われてしまった。
うっそ〜!!!オーベルジュ・デュ・ブランドのような食事ができると期待していたのに…。
しかたなく、フロントにいたオニイサンにお薦めレストランを聞くと“黒馬亭”という店があると教えてくれた。 -
ブドウ畑に期待するしかない。
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そんな気持ちで塔をくぐったが、役場までの道と同じように、細い路地の両側に木組みの家が並んでいた。
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やがてレストランが数件ある小さい広場に出る。
そこには、“白馬亭”というLogisマーク付きのホテルがあった。 -
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憧れて来たリボーヴィレなのに、夕食を外に食べに行かなければならないのはかなりの誤算。
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テュルクハイムのようにブドウ畑が見えないことにも失望する。
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テュルクハイムに戻りたい。
オーベルジュ・デュ・ブランドが無性に恋しかった。 -
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明日は日曜日でバスは運休。
明日もここに泊るしかないのか。中途半端だなぁ。 -
でも、リクヴィルだったらタクシーで行けるな。
ブドウ畑、すぐだったし。 -
リボーヴィレ滞在を切り上げることを考えながら、薄暗くなってきた道を引き返す。
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ホテルを通り越して村の入口近くまで行ったけれど、黒馬亭は見つからなかった。
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歩く人も少なった寂しいメインストリートをホテルへと戻る。
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フロントはオニイサンからオジサンに変わり、2泊にしたいことを申し出ると、あっさりOKされて、なんだか拍子抜け。
部屋で、メゾン・フェルベールで買ったケーキ“パリジャン”を食べながら、考えを整理する。 -
テュルクハイムに戻るとして、バスの本数が少ないアルザス、それから観光は時間的に無理がある。
コルマールにロッカーがないのも痛い。
リボーヴィレとコルマールの間のどこかにある、ジャン・ベッケルのワインカーヴにも行きたいけど、キャリーケースを持ってはなぁ…。 -
セレスタ行きのバスの始発は、えーと、リボーヴィレだったか…。ドイツへの移動を考えると、リクヴィルは…。
それよりも、ここ以上にいい部屋、あるだろうか?
逡巡するうち、部屋の居心地のよさに気がついた。当初の予定通り、リボーヴィレに3泊することに決める。 -
19時、フロントのオジサンにやっぱり3泊すると伝え、夕飯を食べに出かけた。
黒馬亭は村の入口にあるらしい。 -
降りだした雨の中、いったんは向かったが、人通りがほとんどないため、引き返して、ホテル近くの“L’Arbalete”という店に入った。
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さーて、何を食べよう。テーブルにあったお薦めメニューのひとつを指さし、「これは何ですか?」聞いてみる。
すると、親切にも、英語の辞書を持ってきてくれた。
そこには“腎臓”を意味する“kidney”の文字。やめておこう…。 -
あ、アルザスワインを使った、鴨の足のピノ・グリソース煮がある。これにしよう!
ワインはゲヴェルツトラミネールだね! -
料理はまぁまぁだったが、
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ゲヴェルツトラミネールは二重丸!
香りの良さに感激する。 -
20:45、ホテルに戻り、バスタブにお湯を張る。
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眠くてしかたなくて、酔いが回っているのに、お風呂に入ったのは失敗。途中で、気持ちが悪くなってきた…。
ベッドに倒れこんで、ウトウトするうち、酔いがさめる。
23時の鐘の音で起き上り、歯を磨いて就寝。
リボーヴィレ滞在は、こんな風に始まった。
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