2009/11/10 - 2009/11/10
34位(同エリア68件中)
ぶどう畑さん
2009.11.10(火)リボーヴィレ〜ヴィースバーデン、ヴィースバーデン散策
リボーヴィレを後にして、ドイツのヴィースバーデンへと向かいました。
天気に恵まれず、ただでさえ薄暗い日、ホテルに荷物を置いたらすぐ、傘を指して散策を開始。
温泉保養地のヴィースバーデンには、高級ホテルやカジノがありました。オペラ座近くの公園では、きれいな紅葉を楽しむことができました!
暖かいカフェでひと休みした後、にぎやかな通りを抜け、温泉の湧き出る“コッホ・ブルンネンへ。
落ち着きがありながら、洗練された街の雰囲気がすっかり気に入って、ホテルに戻ってきました!
(旅行期間:2009年11月6日〜11月14日)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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夜中の1時半、目が覚める。いまだ、時差ボケが取れないか…。
無理やり眠って、5時、再び目が覚める。外は暗いし、寒いし、ベッドでぬくぬく。
6時を待って起き上り、身支度をする。
7時になると、ゴミ収集車の音が聞こえてきた。朝早くからご苦労さま。 -
リボーヴィレ7:59発セレスタ行きのバスに乗るため、7:20、チェックアウト。
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道すがら、高校生くらいの子供たちとすれ違う。
塔の奥に学校があるようで、昨日も同じような時間に、食堂の窓から登校する姿を見送り、リクヴィルから戻ってきた15時頃、下校の子供たちとすれ違った。 -
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バスを待っている間にも、大型のスクールバスが、次々とリボーヴィレのバスターミナルにやってきて、生徒たちを降ろしていく。
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セレスタ行きのバスは、車体に、アルザスを走る列車と同じ路線図が描かれていた。
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荷物をボディーには入れられる作りではなく、キャリーケースを持って車内へ。ステップが低くて助かった。
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運転手さんはやる気のなさを撒き散らし、14分も早い7:45に出発してしまう。
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途中、時間を調整するでもなく、飛ばす、飛ばす。
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(山頂に見えるのはオークニクスブルク城)
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セレスタ駅8:22の予定が、8時には着いていた。
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ストラスブールまでの切符を買って、8:12の電車に乗る。
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朝の時間帯、通勤客がほとんどだった。
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8:40、ストラスブールで下車。
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ここから、シュトゥットガルト行きのTGVでカールスルーエまで行き、フランクフルトへ向かう。
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2005年にストラスブールに滞在した時は、シュトゥットガルト行きはドイツ国鉄(DB)の列車だったのに、いつからかTGVになっていた。
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TGVは予約しなければならず、ちと面倒。
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でも、ストラスブールからカールスルーエまでノンストップなのが魅力で利用することにした。
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9:45のTGVまで1時間ある。
朝ご飯を調達しようと、半地下へ下りると、大きなクグロフを焼いている店があった。 -
「小さいクグロフを2つ買うと1つオマケです。」
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店のオネエサンにそそのかされ、朝食にしようと3つ選んでハタと気づいた。何日持つの…?
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番線表示がなかなか現れず、ニュースでパリのストの様子が流れていたことを思い出す。
このTGV、パリ発のはず。順調に行っても、ヴィースバーデンに着くのは13時。遅れたらやだなぁ…。
思いながら、駅構内をフラフラ。 -
エレベータのある通路の入口に来て、パン屋さんのチェーン店“Poul”でキッシュ・ロレーヌを見つける。
朝食はこっちにしよう! -
キッシュ・ロレーヌを指差すと、お店の人に何か聞かれた。え、なに???
黙っている私に向かって、またひとこと。“ショ”と言ってるような。ムムム…。
そうか、温めてもらえるんだ。“ウィ”と答え、カフェオレも注文。 -
やたら待たされたわりに、キッシュはちっとも温かくなかったけれど、Poulの前の立ち食い用のテーブルの朝ご飯は、旅慣れた人になった気分。
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そのうち番線も出て、ホームに向かう。
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予約した座席には、2席を使って女の人が寝ていた。
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仕方なく、空いていた通路を隔てた席に座わる。
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(ライン川の水路)
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(ライン川)
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(Kehl駅)
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でも、黒い森の紅葉が見た〜い!
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女の人が起きたので、予約席に座った時には黒い森を通り過ぎ、10:25、カールスルーエに着いてしまった…。
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乗り換えるのは、10:51のICE。
ヴィースバーデンまでの切符を買いにDBの窓口に行くと、列ができていた。よし、誰も並んでいない自動券売機にトライだ。
えーと、英語のマークを押して。アレ?ドイツ語のままじゃん。あ、ここを押すのか。
駅名はW、I、E…。スペルを押す途中で候補が出て来た。
駅は“Wiesbaden”、大人1枚でしょ、バーンカードは持ってません。ICEは利用するけど、座席の指定は不要。乗りたいのは…、10:51のICE。選びました。
で、クレジットカードを入れて、ん?暗証番号を押せとね。ハイハイ。 -
ところが、ピーピー音がして先に進まない。最終段階まで来ながら、なぜ???…しょうがない、窓口に並ぶか。
カードを引き抜こうとして気がついた。切符が出ていた…。
“ピーピー”は、“処理が終わりました”のお知らせと、“カードのお取り忘れなく”のアラートだった。 -
沿線の紅葉を楽しみながら、
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約1時間でフランクフルト中央駅に到着。
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地下から出る、
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12:12発のヴィースバーデン行きSバーンに乗り換え。
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空港駅を通過して、
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12:55、ヴィースバーデンにやってきた。
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タクシーでホテルに向かう。
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ホテルの入口で呼び鈴を押すと、“ジー”と開錠の音が聞こえ、扉を開けて中に入る。
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2階のフロントから男の人が降りてきて、荷物を持ってくれた。
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このホテルもエレベータがないので、荷物を運ぶのを手伝ってもらえるようお願いしておいたのだ。
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部屋はフロントのすぐ隣の12号室。
シンプルだが、収納スペースはたっぷり。 -
窓の外の景色はイマイチだけど、
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ちっちゃなベランダもある。
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気がつけば、天井から可愛らしいシャンデリアが下がり、壁紙が乙女チック。
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テーブルにバラを飾ってくれる心づかいも嬉しい。
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ササッと荷解きをして、14時、雨の中、散策に出かけた。
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日暮れが早いため、ランチより観光を優先。
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ホテルからすぐのクーアハウスへ。
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クーアハウスと呼ばれている立派な建物は、温泉施設ではなく、カジノだった。
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ガイドブックの写真だと、バラが素敵なクーアパークは、季節変わって紅葉がきれい。
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ヘッセン州立劇場前の公園の木々も色づいていた。
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イチョウの下は黄色の絨毯となり、
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それはそれはみごと。
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ビルの間にマルクト教会の尖塔が見え、その様子に惹かれて道を渡る。
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赤茶色の教会は新しい感じ。
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第二次世界大戦後に建て直されたのかもしれない。
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ここでも旅の無事を祈り、ロウソクを献灯。
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(市庁舎)
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(ラーツケラー入口)
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(入口の扉)
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旅行者でも利用できるというカイザー・フリードリヒ温泉がどんな所か見てみたい。
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探しに行ったが見つからず、仕方なく引き返す。
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薄暗くなってきた15時半、マルクト通りの”Café Maldner”に入る。
ここは1859年の創業らしく、ウィンドーに“150”の文字のある大きなケーキのディスプレイされていた。 -
お肉たっぷりのガッツリ系のつもりが、メニューにリンゴのパンケーキを見た途端、これにしよう!
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ちょうどおやつの時間に重なって、たくさんの客でにぎわっているカフェの雰囲気も味わう。
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16時、カフェを出てお店が華やかな雰囲気のラングガッセを歩いて行くと、道の先の公園に湯気が上がっていた。
火山をかたどったのだろうが、カボチャに見えるオブジェから、お湯が流れ出ている。 -
公園の東屋では温泉が飲めるようになっていて、ペットボトルに汲んで味見。
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しょっぱ〜い!
温泉水は、硫黄の匂いがする塩分の濃い熱湯。これが胃腸に効くらしい。
そこからホテルはすぐ。立地の良さに感謝しながら17時過ぎ、部屋に戻る。 -
夕飯はどうしよう。
下のタイ料理屋で“トム・ヤム・クン”もいいな。思ったものの、ドイツでタイ料理もなんだかなぁ。
散策途中に“コレ”という店を見つけられなかったこともあり、部屋で食事にする。
ストラスブールの駅で買ったクグロフも賞味。本物のクグロフではなく、パウンドケーキで、ちょっとがっかり。 -
テレビでは、ブンデスリーガのチーム“ハノファー96”のゴールキーパーのロベルト・エンケが、鉄道事故で死亡したニュースを何度も放送していた。
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自殺のようだった。久しぶりにバラックの姿も見る。
ドイツに来ても眠くてたまらず、お風呂に入って20時就寝。
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この旅行記へのコメント (5)
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- frau.himmelさん 2013/12/05 20:57:27
- 公園の落ち葉の絨毯♪
- ぶどう畑さん こんばんは。
セレスタ経由のストラスブール。懐かしいー!
私もいつか通った道(路線)でした。
それにしても時刻表無視のバスの運転手さんには驚きました。
これでは予定も何も立てられませんね(笑)。
秋のヴィースバーデンもいいですね。
公園の落ち葉の絨毯がとっても素敵です。写真もいいしね。
私は初夏にヴィースバーデンを訪れたことがあります。
関口なんとかさんの「ドイツ鉄道の旅」で紹介されていたネロ鉄道に乗りました。
フランクフルトから近いし、ちょっと時間があれば足を延ばせる格好の街ですね。また行きたいです。
2009年の秋といえば、私がモーゼル川沿いのワインの旅をしていた頃です。
himmel
- ぶどう畑さん からの返信 2013/12/05 21:52:47
- RE: 公園の落ち葉の絨毯♪
- himmelさん
こんにちは。投票をありがとうございました!
ネロベルク鉄道は、あの時期は運行していなくて、残念ながら乗ることはできませんでした。心残り…。
ヴィースバーデン、フランクフルトはホテル代が高いことから選んだのですが、マインツより洗練されていて、素敵な街でした。
himmelさんはモーゼル川沿いですか。いいですねー!
ぶどう畑に惹かれます。モーゼル川クルーズもしたい。
この旅行で、エーベルバッハ修道院に行って、電車から晩秋のライン川を楽しんできたので、ぼちぼちアップしていきます。
と言いながら、年賀状も作らなきゃいけないし、年末はあわただしい…。
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- bergkristerさん 2013/12/02 10:44:01
- 山上の城
- ぶどう畑さま
アルザスのワインの旅に続き、ドイツに入り、ヘッセンの保養地への旅を楽しませていただいております。そのご出発間もなくSalestat手前で見えるこの山上のお城は、Koenigsbourg ではないでしょうか、ご教示をお願いします。
旅の大好き男 bergkrister より
- ぶどう畑さん からの返信 2013/12/02 21:00:00
- RE: 山上の城
- bergkristerさん
こんにちは!書き込みありがとうございます。
セレスタへ行く途中、振り返って見えたお城は、Château du Haut-Kœnigsbourg)(オークニクスブルク城)だと思います。
雲の上に山頂だけ見えている景色が印象的でした。
- bergkristerさん からの返信 2013/12/02 21:56:00
- RE: 山上の城
- > ぶどう畑さま
> アルザスのワインの旅に続き、ドイツに入り、ヘッセンの保養地への旅を楽しませていただいております。そのご出発間もなくSalestat手前で見えるこの山上のお城は、Koenigsbourg ではないでしょうか、ご教示をお願いします。
>
> 旅の大好き男 bergkrister より
ぶどう畑 さま
早速ご回報有難うございました。
当方フランス語の理解不足。Hautを加えて発音すればよろしいのですね。
私の使う地図はドイツ語版でしたのでお尋ねしてしまった次第でした。
有難うございました。
bergkrister より
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