2009/11/07 - 2009/11/07
14位(同エリア22件中)
ぶどう畑さん
2009.11.7(土)テュルクハイムのブドウ畑散策
次の目的地、リボーヴィレに行く前に、ニーダーモルシュヴィールにジャムを買いに行くことにしました。
テュルクハイムの丘に広がるブドウ畑は期待通り、黄金色に色づいていました!
摘み残しのブドウを味見しながら、満足の散策となりました!!
(旅行期間:2009年11月6日〜11月14日)
- 交通手段
- 徒歩
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5時に目覚める。
いつもなら時差ボケで、それからは浅い眠りなのに、珍しく、8時前に目覚ましの音で起こされるまで、ぐっすり眠る。 -
部屋の窓から首を出すと、屋根の向こうに黄金色の丘が見えた。
ブドウ畑はきれいに色づいていた!
それにしても、寒〜い!気温はかなり低い。 -
8時半、ダイニングに下りる。
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おいしい朝ご飯を食べていると、セリーヌさんが現れる。
昨夜、私が到着した時は、お子供の面倒を見ていたとのこと。
再会を喜びあう。 -
部屋の電話から、携帯の停止解除の手続き。
職場のTさんに携帯があったことをメールする。 -
ニーダーモルシュヴィールを目指す前に、まずはテュルクハイムを散策。
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通りの雰囲気は変わらないものの、家の窓辺には花が飾られていた。
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春に、コルマール発の日本語半日ツアーでアルザスの村を巡った時、運転手兼ガイドのジャンさんは、しきりにゼラニウムがないことを残念がっていたが、なるほど、華やかさが違う。
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そして、店のディスプレイは秋の装い。
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テュルクハイムの路地を散策して、メインストリートに戻る。
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猫グッズを置く店で買い物。
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その頃には、降っていた小雨が止み、青空が覗き出した。
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ウキウキとニーダーモルシュヴィールへ向かおうとして、フランス門の上のコウノトリに気づく。
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アフリカへ渡らずとも、アルザスで冬越しできるのか???
心配ではあるが、コウノトリに再び出会えたことに感激! -
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ブランド門を出て、
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ブドウ畑の細道に入る。
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春の旅行では、ブドウは新芽が出たばかり。
香りのよい黄色い花が、丘に彩りを添えていた。 -
今は、ブドウの葉が黄色く丘を染めている。
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なかには、赤みが混じるものあり、
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色づきかたはさまざま。
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自然の織りなす色彩の美しさに目を奪われる。
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丘を上りながら、枝に残るブドウをつまみ食いする。
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紺色の実はピノ・ノワールに違いない。
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緑のブドウはリースリング?それともミュスカ?
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これはグレーだからピノ・グリだろう。
なんて具合に。 -
途中、黄色い葉っぱの下、赤紫のブドウがたわわに実る一角を見つける。
“遅摘みのブドウ”ってヤツかもしれない。 -
ちょっと失礼して、一粒食べてみる。
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甘くておいし〜い!
…これがゲヴェルツトラミネール…? -
車道を横切り、丘の上を目指す。
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イチオシ
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ブドウ畑の小路から車道にぶつかった所を左に折れる。
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そのあたりは、風の通り道になっているのか、ふもとから時折、風が吹き上げてくる。
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イチオシ
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すると、ブドウたちはいっせいに葉を鳴らす。
静かな丘のブドウが奏でる秋の音。 -
向かった展望台からの景色は、一面、みごとに黄金色だった。
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イチオシ
テュルクハイムの向こうのほうにも、黄色は広がっていた。
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車で犬の散歩に来た人が、シャッターを押しましょうかと申し出てくれ、写真を撮ってもらう。
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道を分岐点まで戻り、ニーダーモルシュヴィールを目指す。
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磔のキリスト像を過ぎると、下り坂になって、集落が見えてくる。
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山の木々の紅葉もきれいだ!
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教会の尖塔を眺めながらブドウ畑を抜け、
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11時半、村に入る。
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少し通りを散策。
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イチオシ
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ニーダーモルシュヴィール再訪の目的は、クリスティーヌ・フェルベールのジャム。
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フェルベールはフランスで有名なジャム作りのシェフで、生まれ故郷のニーダーモルシュヴィールに工房があるそうだ。
パリのデパートなどでも手に入るが、彼女のお父さんが経営する、村の店にも置かれている。 -
さして大きくないお父さんの店は、村でただ一軒の商店。
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ジャム専門店ではなく、パンやお惣菜、雑誌なども売っている“よろず屋”なのだが、フェルベールのジャムやお菓子を求め、観光客がやってくる。
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春はフランボワーズとカシスを買った。今度は何にしよう…。
棚に並ぶジャムを前に考えていると、中年の日本人男性が入って来た。
観光客っぽくないし、よほどのジャム好き? -
「あの…、お薦めをご存じですか?」声をかけると、「去年はオレンジ・マーマレードの出来が良いと言ってましたが、イチゴがいいと思いますよ。」そっけない返事。
そうですよね、ミーハーな観光客には付き合ってられませんよね。失礼しました。 -
ラベルに書かれているフランス語が分からないものもあり、迷っていたら、「お手伝いしましょうか?自分の用は済んだので。」さっきの男性が声をかけてくれる。
3ダースもジャムを注文したとのこと。
自宅で使う数じゃない。会社の取引先のお土産にでもするのだろう。 -
そっけない口調は変わらないものの、「フェルベールのジャムは、加えられている物で味が違ってくるから、ラベルをよく見てください。」教えてくれる。
なるほど、“ローズ”とか“ピノ・ノワール”と書いてある。 -
まずは、何も入っていないイチゴジャムを食べてみたい。
棚の奥の方まで探ったけれど、売り切れのようだ。
「パリのデパートのほうが、在庫管理がしっかりしているので、ここより品揃えがよかったりするんですよ。」
へぇ、そういうこともあるのか。 -
ブルーベリーもお薦めと聞いて、ブルーベリーと、グラデーションが奇麗なローズ入りカシスに決めると、「帰りの足は大丈夫ですか?」心配してくれた。
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彼はニーダーモルシュヴィールの近くに住んでいて、車で来たそうだ。
テュルクハイムに泊っていること、そこから歩いてきたことを言うと、驚いていた。 -
まだお菓子も買いたいし、ゆっくり景色を眺めながら帰りたい。
「はい大丈夫です。」お礼を言って別れた。 -
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ニーダーモルシュヴィールを後にして、
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再び、ブドウ畑の道を歩く。
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イチオシ
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村の入口まで来て、
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テュルクハイムを見下ろしながら散策できないだろうか?
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イチオシ
思いついて、住宅の間の路地に入る。
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メインストリートと並行するように続く道を見つけた。
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そこから見るテュルクハイムは、
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赤い屋根が続く、絵本のような街並みだった!
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新たな発見に、嬉しくなる。
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イチオシ
あぁ、でも時間がない。
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この道はどこまで続くのやら…。
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思った頃、ミュンスター門近くに下りることができた。
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門をくぐって、テュルクハイムのメインストリートへ。
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13時過ぎ、荷物を取りにホテルに戻った。
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アルザス・ヴィースバーデンの旅1 成田~テュルクハイム
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