2013/08/06 - 2013/08/06
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miharashiさん
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2013年の7月末から三度目の世界一周旅行に行きました。最初に北米のウォータートン/グレイシャー国立公園、その次にヨーロッパのイタリア/オーストリアアルプス、ベルギー、スコットランド、最後にアフリカのナミブ砂漠とワイルドフラワー満開の南アフリカを訪れました。本旅行記は、イタリア/オーストリアアルプスのドライブ旅行と、その次のスコットランドドライブ旅行の間に、べルギー国内を周遊したときの旅行記で、第三部はアントワープでの半日の周遊記録です。(表紙写真は、マルクト広場と聖母大聖堂)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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8月6日、ブルージュ観光を終えて、1時半の列車で1時間ほどでネオバロック様式のアントワープ駅に到着。ガラスと鉄骨を使用した巨大なドームと8つの塔から成り立っている立派な駅舎だった。とても駅とは思われないほどりっぱで、圧倒された。
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階段を下りて、正面玄関へ。
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駅を出ると広い一本道がまっすぐのびていた。両側はしゃれたお店が並び、片側は広い歩道になっていた。りっぱな建物が駅舎。
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歩道が広く、車道はせまい。奥が駅。
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歩いてくる途中にもりっぱな建物があった。
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道路の途中に花壇があり、ひまわりが見ごろだった。ひまわりの先は完全な歩行者天国。まだまだ広い道が伸びていた。少し歩くと、左側に噴水がありその先左側にルーベンスの家があったので、立ち寄ってみることにした。私は2回目の訪問。ほとんど記憶がない。
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ルーベンス(1577?1644)の家の外壁。入場券はこの建物の向かいの建物の中で購入することになっている。
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バロック絵画の巨匠ルーベンスの邸宅兼アトリエは今は博物館になっている。入口で記念撮影。
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上の入口を入るとりっぱな彫刻が施された壁にかこまれたcourtyard(中庭)なっていた。
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左側の外壁。
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市が執念で買い取って、修復して、博物館にしたといわれている。
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庭からのぞむ邸宅。
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庭の中央奥にはパビリオン(あづまや)があった。
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博物館内部その1。
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博物館の内部その2。
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ルーベンスの数少ない自画像の一枚(4枚のうちの一枚)。
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だれの作品か不明だがすばらしかったので撮影。
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寝室。
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ルーベンスの弟子のVan Dyckがウィリアム2世を描いた「Prince of Orange」。
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ルーベンスの家を出て、しばらく歩くと聖母大聖堂に到着。日本では『フランダースの犬』に登場する教会として有名だ。
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入り口ちかくにあった彫刻。
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大聖堂内部。すっきりとしたデザインだ。
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ステンドグラスの一つ。
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大聖堂内部はまるで美術館のようになっていた。
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じっくり鑑賞する時間がないので、残念だが、めざす絵をさがして祭壇へ向かった。
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ルーベンスの代表作「キリストの昇架」。
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絵の部分を拡大。
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もう一つのルーベンスの代表作「キリストの降架」。上の2つの絵は主祭壇の両側にかざられている。ネロの時代はお金を払った人だけ見ることができたという。
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大聖堂の内部。
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別の祭壇。
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最後にフランダースの犬のネロ少年が母親の面影と重ねたといわれる「マリア被昇天」を鑑賞。この絵は主祭壇に飾られている。
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絵の部分を拡大。
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花を入れてもう一枚。
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別の祭壇。この大聖堂はあまりに広いのでじっくり見て回るには1時間以上必要だ。
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建物の間から見える聖母大聖堂。あまりにも高い建物(123m)なので、全体を撮影するにはこのくらいバックしなければならない。
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壁の一角にも聖母マリア像が。
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聖母大聖堂横のマルクト広場に出ると、まず目に入るのが市庁舎。
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広場の中心に兵士ブラボーの噴水。
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市庁舎横にはギルドハウス。
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市庁舎とブラボーの泉を正面から撮影。
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聖母大聖堂とブラボーの泉。
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マルクト広場の全体。
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アントワープの名前の由来となったといわれる兵士が巨人の手(ant)を切り取り投げる(werpen)ところを表わした像と屋根の装飾と彫刻が美しい旧ギルドハウス。実際は「aanwerp]土手からきている説が有力だそうだ。
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上のギルドハウスの屋根の上におもしろい像が乗っかっていたので撮影。
馬上の女神に食らいついているのはワニかな? -
ルーベンスの像があるフルン広場。この広場から大聖堂の全景がみわたせるそうだ。
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帰りは地下鉄に乗ろうとしたが、乗り換えなければならなそうなので、あきらめて、来た道を歩いてもどった。
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ひとだかりができていたのでのぞいてみると、透明人間の大道芸だった。顔がないのにはびっくりした。よくできている。
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大鷲が魚を捕まえているところを表わした彫刻のある噴水があり、往復して歩き疲れたので、ここでアイスを食べながら休憩。旗印のところがルーベンスの家。
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歩いてきた道はここで歩行者天国が終わり、もうすぐ駅に着く。
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上の像を拡大。フランドルの画家David Teniersの像。
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駅のすぐ近くの宝石店のショーウィンドー。アントワープはダイヤモンドの原石の中継地として有名だが、ダイヤモンドのお店が目につく。今回は目の保養のみにとどめた(永久に?)。アントワープは想像以上におしゃれな町だった。後でアルバムを見て気がついたことだが、私は2度目の訪問だったことが判明した。記憶とはいいかげんなものだ。ただ単に年をとったことかもしれない。アントワープからブリュッセルまでは50分。6時半にはホテルに帰れた。明日は飛行機でマンチェスターに向かう。(スコットランドドライブ紀行(1)へ続く)
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