2013年夏 オーストリア旅行 インスブルック編1（ザルツブルクからインスブルックへ）

2013/08/05 - 2013/08/05

2013年8月5日、この日は移動日、4泊したザルツブルクを離れ、OBBの特急列車Railjetに乗りインスブルックへ向かいます。インスブルックに到着するところまでは当初の予定どおりでした。
ところがインスブルック中央駅からホテルへ向かうバス路線を間違えて？メモってきてしまい、1時間半以上も迷って、やっとホテルにたどり着きました。
実は未だに何故、最初に調べたバス路線が宿泊ホテルの最寄りバス停を通らなかったのかが理解できていません。インスブルックのバス路線は行きと帰りの道が異なる路線が多く、本当に複雑怪奇でした。

エリア インスブルック(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日はザルツブルクを離れインスブルックへ向かいます。4泊お世話になったホテルで最後の朝食です。このホテルの朝食は美味しかったというのが家族全員一致の意見です。結局、今回はザルツブルク、インスブルック、ウィーンを通して、ここの珈琲が一番美味かったです。

私達の荷物は基本的にスーツケースが4つです。末っ子以外は一人1個ずつ持ち運びます。

ホテルのフロント...支払いを済ませてホテルを出る直前です。私達が宿泊した部屋は、フロントから左手にあるドアから一度外へでて、この建物の後ろにある離れの2階でした。

ザルツブルク中央駅にある出発列車の表示板です。いわゆる上り下りが混在して表示されるので見にくいです。私達が乗る予定のRailjetもようやく一番下に表示が出てきました。

去年はなかったような気がしますが、ザルツブルク中央駅前のバスターミナルを発着するバスの時刻表示板です。

ザルツブルク中央駅構内のマップです。列車のホームは2階、スーパーマーケットや書店、OBBのチケット窓口は1階にあります。地下もあるようですが、降りたことがないです。

私達が乗る予定のザルツブルク中央駅12:02発 Railjet 162 チューリッヒ行が入線してきました。

ネット予約時に表示されたRailJetのFirstクラス車両の座席レイアウトです。ザルツブルクからインスブルックまで2時間弱ですから，確実に座れるように座席指定を取りました。指定席料金は1席たった3ユーロなので，けちって万が一Firstクラス車両に立つことになったら目もあてられませんからね。
家族5人なのでテーブルを囲むボックス席(4席)と，その後窓側1席( 私の分です(^_^;) )を確保しました。
この車両 Wagon 27 はBusinessクラス16席とFirstクラス10席しかありません。

私達が乗った車両の出入り口付近の様子です。壁にはインフォメーションの液晶表示パネルが設置されています。コマーシャルビデオや次の停車駅までの案内，現在走行している位置情報(地図上に現れる)等が表示されます。

乗車後，ボックス席を陣取る家族です。この車両にスーツケースを置くカーゴスペースがないので，シート上にある網棚(網ではなく，強化透明アクリルパネルですが...)と，出入口に近い座先の後ろに置かせてもらいました。

ザルツブルク中央駅を離れてまもなく，車掌さんが検札に来ました。乗車券Fahrschein(大人3人分，子ども2人分)と座席指定券Reservierung(5席分)を渡したら，乗車券にだけ検印を押して戻してくれました。

座席にはこの列車(便)の案内パンフレットが置いてありました。パンフレットには停車駅とその乗り継ぎ列車の時刻が案内されています。意外に親切なんだなと感じました。
Firstクラスなので，女性のアテンダントがお菓子(1口サイズのマンナー1個)と新聞を持ってきてくれますが，新聞は独語なので私は遠慮しました。それから連結されているビストロ車メニューが座席にあり，注文すると席まで持って来てくれます。

さすがFirstクラス、革張りのシートでしっかり身体を包んでくれます。とても良い座り心地です。この席が3ユーロで確実に「確保」出来るわけですから、座席指定はマストだと思いました。

シートの脇には電源コンセントがあります。もちろんCタイプのプラグコンセントで230Vです。

足元には足かけがあります。通常は折りたたまれており，手前に引っ張り下げて使います。無造作に足でやるとガチャンと結構大きな音がしました。

窓の下にあるエアコン送風口です。

上には読書灯があります。青色のボタンでON/OFFします。

Railjetはザルツブルクをからドイツ領を経由してインスブルックへ向かいます。車窓から見えたお城です。

車窓から見えた先が尖った山です。何という山でしょうか？

予定通りの時刻(13:50過ぎ)にインスブルック中央駅に到着しました。私達が降りたあと，Railjetはドレミファ・インバータを鳴らしながらホームを離れてチューリッヒへ向けて出発しました。

インスブルック中央駅の構内です。地下部分にはOBBのチケット販売窓口はもちろん、スーパーマーケットや書店、マクドナルド等の店舗があります。ホームやバスターミナルは地上1階部分にあります。
ここでインフォメーションを探したのですが...結局、OBBのインフォメーションしかありませんでした。

イン川にかかる橋を渡ったところです。実は私達が宿泊するホテルは黄色とピンク色の建物の間の狭い上り坂をバス(Line-J)が登って行き、とても驚きました。

インスブルックの語源となったイン川にかかる橋です。旧市街地側から撮影した様子です。後ろにある山はノルトケッテです。

橋からイン川を臨みます。向こう側にノルトケッテへ行くケーブルカーの橋が見えます。

やっとホテルに到着しました。乗るバスを間違えて、全然違うバス停で下車し、そして一度、中央駅まで戻り、そこからやっとホテルの最寄りのバス停を通るバス路線が違っていることに気が付き、やっと正しい路線(Line-J)に乗ることができたのです。それにしてもインスブルックのバス路線は非常に複雑怪奇です。三日間滞在しましたが、最後まで良く理解できませんでした。
写真は私達が3泊するホテルの外観です。部屋は丁度，この写真の2階の出窓のある角部屋です。
結局，この日は疲れてしまい，市内観光もあきらめてスーパーマーケットで食料を買い込んでホテルに戻りました。
明日，天気が良ければチロルへ行き，悪ければ市内観光か近場のノルトケットへ登るかです。