はなまま親子のカメラ旅行　～名水の里熊川宿へ～

2013/08/16 - 2013/08/18

2日目は近江舞子を拠点に、熊川宿から三方五湖方面をドライブしました。

心配していた湖西の渋滞もなく、楽しいドライブになりました。

エリア 美浜・三方五湖周辺(福井)

• 旅行の満足度: 4.0

• 交通手段: 自家用車

おはようございます！
今日も快晴、朝から暑い〜

ホテルのテラス
夏は外の席でビールとおつまみやかき氷を頼めるようです。

今日は近江今津から北へ走り、熊川宿〜三方五湖方面へ行ってみましょ♪

1時間ほどで熊川宿に到着
昔、御食国（みけつくに）と呼ばれた若狭の海から京の都へと海産物が運ばれた街道で、小浜〜熊川〜朽木〜大原〜京都のルートです。

陽射しは強いですが、カラリとしています。

奈良で春を告げる行事として有名な、東大寺二月堂「お水取り」（3月12日〜）に先立ち、こちらでは3月2日から「お水送り」という行事があるそうです。

奈良東大寺二月堂のお水取り（修ニ会の「お香水」汲み）の「お香水」は、若狭鵜の瀬から１０日間かけて奈良東大寺二月堂「若狭井」に届くといわれています。

そうなんや！長らく奈良に住んでいながら初めて知りました！
「お水取り」ってどういうことなんかな？とは思っていましたが。

えっと、なんて書いてあるんだったかな？

秀吉の時代に若狭の領主となった浅井長政によって作られた宿場町です。
以来40戸ほどの寒村が200戸にも増えたそうです。

熊川番所

番所ってこんな風だったんだ。
歴史上の偉人たちが偽物の通行手形を作ったりしてここを突破するのは、まさに命がけだったんでしょうね。

「入り鉄砲に出女」には特に厳しかったそうです。

現代では女性だけでもこんなに自由気ままに旅できることはなんて恵まれていることでしょう。

byはなむすめ

街道の両脇を水路が走り、透明な水が勢いよく流れています。

byはなむすめ

byはなむすめ

植木鉢にこんな大きなスイカ！
このままポトンと水路に落ちて冷やせたら面白いね。

byはなむすめ

はなむすめ曰く、せんばこきというそうです。

熊川宿は「平成の名水百選」に選ばれた名水の里です。

byはなむすめ

byはなむすめ
「ソレッ！」
「ワァッカメラ濡れたやんか！」

これが後の不運を呼ぼうとは・・。

byはなむすめ
メダカさんたちも気持ち良さそう。

おしゃれなカフェが何件かあります。

旧逸見（へんみ）勘兵衛家住宅を改装されたお店です。
伊藤忠商事2代目社長・伊藤竹之助翁の生家だそうです。

byはなむすめ
若狭鯖街道資料館。宿場館といいます。

地元では「前川」と呼ばれています。

いつか宿場めぐりをしてみたい・・
名水があればなおgood！

古い問屋の菱屋さん。
勢馬清兵衛家です。

はなむすめがサンダルを脱ぎだしましたよ。

byはなむすめ

はなままも足浸けたいな。

３００mほどの街道でした。

「京は遠ても十八里」72kmかな？

しばらく北へ走って小浜へやってきました。
OBAMAバーガー！

今日はお盆の土曜日なので、商店街はお休みのお店が多く静かでした。

お昼に食べたお寿司屋さんのお魚が美味しかった！
赤貝やつぶ貝は海の味がしました。
はなままは赤貝がいつも見ているのとあまりに違うので、店員さんに「これは何ですか？」と聞いちゃったくらいです。

ここが鯖街道の起点です。

商店街のアーケードを歩いていても、めっちゃくちゃ暑い！

そんなところに１件のカフェが。

元は骨董品屋さんを改築したカフェ「あさい」さんです。

ドアの取っ手が杖になってるー

中には骨董の食器がたくさん並べられていて、癒される雰囲気。

乳母車

この歪んだガラスがレトロで素敵でしょ？

この時悲劇が！
美味しそうなブルーベリージュースを写そうとした時、はなままの手がグラスに当たり、まだ一口も飲んでいないのにコップが倒れてしまったのです!ガーン(+o+)

ジュースはほとんどこぼれ、ハッと気づくとコンデジのカメラが水没しているではありませんか！ヒィィー(T_T)
熊川宿でイタズラしたのでバチが当たったかー？

でもお店の方が親切にも手早く片づけて下さり、なんとジュースを入れ直して下さったのです！なんとありがたやー

その2杯目がこちら。
はなままはなんだかもうカメラを持つのにビビってしまったため、この写真ははなむすめに撮ってもらいました。

お会計は結構ですよ、と言って下さいましたが、さすがにそういう訳にはいきませんね。

心温まるおもてなしをいただきました。

カメラが無事に写ることを確認し、さらに日本海に沿って30分ほど走って三方五湖までやってきました。
日本海側には水がきれいでそんなに混んでないビーチがたくさんあるんですね。

後で聞いたところによると、ちょうどこの時ハイキング部おとんファミリーとオオサンショウウオ少年がこの辺りで泳いでいたらしい・・。

ドライブウェイを上がり、さらにリフトかケーブルで山頂まで上ります。

妹、おばあちゃんはケーブルに乗りたいというので、じゃあ一緒にリフトに乗ろう！とはなむすめを振り返ると心なしか青ざめているはなむすめ(+o+)

というわけで、はなむすめもケーブルで。

遅れてケーブルも上がって来ましたよ。
すごい傾斜。

バッグ、日傘、カメラ、いつも荷物の多いはなまま。
落とさないように注意注意。

byはなむすめ
風が気持ちいいー！

byはなむすめ

山頂に到着ぅ

byはなむすめ
周囲にたくさんの恋人たちの愛を誓う鍵がかけられています。

間違っても「南京錠」と言ってはいけませんよ！

しかし2人でこれを掛けるところを想像するだけで、なんか重ーい気がするのははなままのひがみだろうか・・

byはなむすめ

日本海を望む。
カメラマン曰く、少女がポイントだそうです。

伊吹山にもあった「恋人の聖地」

byはなむすめ

三方五湖を望む。

恋人たちがかけたたくさんの鍵を前に１人たたずむはなむすめ。

いつか一緒に鍵をかけられるお相手見つかるといいね！

byはなむすめ

この前ニュースでやっているのを偶然見たのですが、左側の水月湖には世界の歴史教科書を書きかえるほどの「お宝」が眠っているってご存知でしたか？
それは世界でも類をみない７万年分もの堆積物が織りなす「年稿」というものだそうです。いわば湖の地層という感じでしょうか。

　年輪のように1年1層ずつ成長するため、古代の気温や降水量など、地球環境変動の歴史を、年単位で読み解くことができる。さらには、アメリカマヤ文明衰退の原因や、人類発展の歴史までわかるそうです。
ビックリ！

byはなむすめ

中国から贈られた友好の鐘。
銅鐸のようです。

ここのセンサーからすごくいい銅鐸の鐘の音が聞こえてきます。

真っ青な日本海
絶景ですなぁ

ここではもうトンボがスーイスイと早い秋の気配。

byはなむすめ

下りははなままと妹がケーブルで。

byはなむすめ

はなむすめとおばあちゃんがリフトへ。

3日目。
朝ホテルの目の前のビーチを散歩。

もうたくさんの人出です。

こんなにきれいな水ですよ。

近場でしたが、380km走ってリフレッシュ完了です！

さぁ、またしばらく頑張ろうかな。

この旅行記へのコメント （2）

• ガブリエラさん 2013/08/23 05:19:30

  青が綺麗ですね！！！

  はなままさん☆
  
  おはようございます♪
  
  二月堂の「お水取り」、二月堂前の井戸に、若狭湾からのが来てる、というのを今年知りました(*^_^*)
  その「お水送り」が、こちらの方なんですね！
  つながってるんですねヽ(^o^)丿
  
  海の青と、空の青が本当に綺麗ですね♪
  朝から、素敵なお写真に、私もテンションあがってます(^_-)-☆
  
  ブルーベリージュース、お店の方が親切で、よかったですね！
  カメラは、大丈夫でしたか？
  
  リフト、ちょっと怖そうだけど、乗ってみたいです♪
  
  ガブ(^_^)v

  はなまま さん からの返信 2013/08/24 00:09:42

  RE: 青が綺麗ですね！！！

  > 二月堂の「お水取り」、二月堂前の井戸に、若狭湾からのが来てる、というのを今年知りました(*^_^*)
  > その「お水送り」が、こちらの方なんですね！
  > つながってるんですねヽ(^o^)丿
  
  そうなんですよ。お水取りって何のことかなぁ？と思っていましたが、
  何でも由来があるもんですね。
  「神無月」と「神在月」みたいなものですね。
  
  > ブルーベリージュース、お店の方が親切で、よかったですね！
  > カメラは、大丈夫でしたか？
  
  おかげさまでカメラは事なきを得ました。
  こんなこと一つでも町のイメージが変わりますね。
  人との触れ合いって大切なものです。
  
  > リフト、ちょっと怖そうだけど、乗ってみたいです♪
  
  うん、このリフトは怖い人には怖いかも。
  でも爽快感満点ですよ。三方五湖に行かれたらぜひ試してみて
  下さいね！
  
  　　　　　　　　　　　　　　　はなまま（*^_^*）