2013/05/06 - 2013/05/13
2471位(同エリア6058件中)
tomoさん
オーストリア一人旅5日目。
突然ですが、「死ぬまでに行きたい10の場所」。
・ロンドン塔(イギリス)
・大英博物館(イギリス)
・シェーンブルン宮殿(オーストリア)
・プラハ歴史地区(チェコ)
・プラド美術館(スペイン)
・サグラダファミリア(スペイン)
・ノイシュヴァンシュタイン城(ドイツ)
・アウシュヴィッツ強制収容所(ポーランド)
・ポンペイ遺跡(イタリア)
・ヴェルサイユ宮殿(フランス)
大学時代に考えました。
タイトルは当時観た映画のパクりです(^^;)
考えてから早10年位。
大学時代にロンドン塔と大英博物館には行けたので、この日3つ目をクリアしました。
本当はこの旅でプラハも一緒に行こうかとも悩みましたが、ザルツブルクも行きたかったしウィーンで行きたい所が多過ぎたので断念しました。
もう当分無理だけど、いつか行ってやるんだー!!(>_<)
…ということで、5日目のシェーンブルン宮殿編です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
朝食はホテルのビュッフェ。
野菜がトマト&きゅうりだけなのが…
ゆで卵があるのはよかったけれども。 -
ホテルからシェーンブルン宮殿へはトラムで行けるのですが、前日で懲りたので(4日目その4参照)安心の地下鉄で向かいます。
ウィーンの地下鉄路線図。
U1〜U6まで、5つの路線があります。(U5はない…なんでだろ?…と思って今調べたら、どうやら計画中らしい)
東京みたいに複雑じゃないので分かりやすいです。 -
U6のWien Westbahnhofから2駅目、LangenfeldgasseでU4に乗り換え(今ここ)、Schonbrunnで下車。
-
地下鉄と言っても怖そうな感じはありません。
広くて明るいです。 -
優先席案内。
-
駅に到着。
シェーンブルン宮殿はあっちですよ→ の看板。 -
駅出た所。
親切な案内が。 -
入口までてくてく歩きます。
テレジアン・イエロー(マリア・テレジアの夫、フランツが宮殿を金に塗ろうというのを、マリア・テレジアが財政を考慮して金に近い黄色にしたことから、こう呼ばれています)が美しい〜。 -
正面入口に到着!ついに来たぞー!!
-
入口から反対側を見た写真。
-
来ました憧れのシェーンブルン!!!!
広い!!
世界遺産ですよー。
この時まだ8:30位ですが、写真じゃ分からないけど観光客でいっぱいでした。
とにかく団体客が多い。
ピンポイントで申し訳ないけど、特に中国人が本当にうるさかった…(-_-;)
中の見学でもとにかく人が多く、団体客からいかに離れるかを常に考えながら見てました…
朝一でこれなんて昼間の中はどんだけ凄いのか…絶対行きたくない…(-_-;) -
ちなみにシェーン=美しい、ブルン=泉という意味です。
17世紀初め、神聖ローマ皇帝マティアスが狩猟時に美しい泉を見つけたことから、命名されたらしいです。
写真は関係ないただの噴水。
宮殿内は撮影禁止なので写真はありません。
部屋は1440室あり、その一部の40室が公開されてます。
すべて見学できるグランドツアーと27室だけ見学できるインペリアルツアーがあり、入場時間の指定があります。
私が日本で買って行ったシシィチケットは、時間指定なしでグランドツアー、それに前日までに行った王宮、王宮家具博物館の三か所に入場できます。
ちなみに音声ガイド付き。日本語あります。
中はもう素晴らしいの一言でした。
6歳のモーツァルトがマリー・アントワネットに求婚したという部屋もあります。
ウィーン会議の舞台もここ、最後の皇帝カール1世が1918年に退位文書に署名し、オーストリア共和国となったのもここです。
フランツ・ヨーゼフが亡くなったのもここです。
皇帝のベッドの所に、亡くなった皇帝の肖像画が(実際死後24時間以内に描かれたらしい)置かれていました。
とにかく感動だったのですが、なんせ王宮と似たような場所なので(王宮が普段の住居、こっちは主に夏の離宮)記憶がごっちゃになってます(^^;)
今ガイドブック読み直して詳細を思い出しました…
観光する場合は、一日で両方行くより、日にちを分けた方がいいかと思います。
一日で両方見たら多分飽きます(^^;) -
宮殿内部の見学を終え、外に出るとさっきよりもさらに観光客でいっぱい。
この時10時位。 -
もちろんここにも馬車があります。
-
宮殿のテラスから正面入口を見た写真。
-
テラスへの階段。
-
ここは馬車博物館(ヴァーゲンブルク)。
元は宮殿の冬の乗馬学校(屋内馬場)だった所。 -
ここはマイナーな場所なのか、宮殿内と違ってガラガラ…
シシィ関連の展示品も沢山あります。
大きくて豪華な馬車がズラーッと並んでて面白かったです。
人が少ないしゆっくり見れて良かったんですが、なんせドイツ語&英語しかないので詳細は分からず…悲しい(T_T)
中で、馬車をフツーにモップやら何やらで掃除してる女性が二人いました。
私が目の前で見てても全然気にせず楽しげにお喋りしながら…日本じゃありえない…(^^;) -
売店で売ってたポストカードを写メっちゃったんですが、こんな馬車が沢山並んでました。
一番下真ん中がルドルフ皇太子の馬車(たぶん)。
子供用の馬車はポニーが引くそうで。可愛い。 -
次はグロリエッテへ向かいます。
これがまた遠いのです。 -
花が綺麗でした。
-
左が宮殿です。右方面に向かいます。
人がいっぱいです。 -
とにかく道が広い。
-
宮殿の裏側。
-
裏側テラスから見た風景。
この奥の方に見えるのがグロリエッテ。
そこまで歩きます。と、遠い…。 -
宮殿とグロリエッテの間にはひろーい庭園がありまして、四方八方に道が延びてます。
こんな感じです。
迷います。 -
シェーナー・ブルンネン。
水がない。 -
噴水の先を行ったところで、後ろを振り返ってみました。
奥の木と木の間に見えるのが宮殿。 -
グロリエッテまでは徒歩20分位かかりますが、これに乗れば楽に行けます。
乗りませんでしたが。 -
オベリスクの泉水。
ヒエログリフ(象形文字)が刻まれているらしい。 -
ローマ風の廃墟。
廃墟を作っただけで本物ではありません(^^;) -
ここまで来ると、グロリエッテまであと半分です。
人がいっぱいです。 -
宮殿からここまで歩きました。
-
一際人が多いここが、ネプチューンの泉。
1776年建造。 -
真ん中が海の神ネプチューン(=ポセイドン)。
下に跪いているのが女神テティス。
周りにいる法螺貝を持つのが半人半魚のトリトン(アリエルのパパ!?)、一緒にいる馬が海馬ヒッポカムポス…らしい。
これは息子アキレウスの無事を祈るテティスの姿がテーマらしいです。 -
ネプチューンさんのアップ。
-
何度もしつこいですが、人がいっぱいです。
奥にあるのが動物園。 -
ここからが坂になります。
奥にちっちゃく見えるのがグロリエッテ。 -
グロリエッテに向かう前に、ネプチューンさんの裏側に寄り道。
-
横から見たネプチューンさん。
-
イチオシ
ネプチューンの泉の裏側から、水越しのシェーンブルン宮殿。
なかなか良くないですか?
お気に入りです。 -
さて、グロリエッテに向かいます。
見ての通り、遮るものは何もありません。
ひたすら上ります。
暑いです。
写真じゃ分からないけど風も強いです。
これ夏場はかなり辛いかと…(^^;) -
宮殿からここまで来ましたよー。
-
グロリエッテ。
あとちょっと! -
グロリエッテ上部の中央には、帝国の象徴である鷲が、地球の上に立って翼を広げています。
-
宮殿を見下ろします。
この時かなり強風でした。
髪の毛結んでなかったのでバッサバサでした。
ここでアメリカ人らしき女性に頼んで写真撮ってもらったのですが、写真見てあまりのバッサバサ具合に慌てて髪の毛結びましたわ…(^^;) -
ついにグロリエッテ到着!
この時11:20。
今更ですがちょっと説明。
グロリエッテは、対プロイセン戦勝利の記念と戦没者の慰霊の為に1775年に建てられた、ギリシャ建築の記念碑です。
マリア・テレジアはここで好んで朝食をとっていたそうです。
上は展望テラス、中はカフェになっています。 -
階段の所にある立派なトロフィー。
-
壁にあるのもトロフィー?
-
階段を上った所。奥がカフェです。
-
グロリエッテから見た宮殿。
-
カフェ・グロリエッテのメニュー。
全然分かりません。 -
カフェに入りました。
日本と違って、客が来たからって「いらっしゃいませ」的な対応はありません。
自分で勝手に席に座るんですが(案内してくれる店もあります)、それが最初よく分からず、一人でオロオロしてても、店員さんは完全シカトです。
だーれも気にもかけてくれません。
回り見て、あ、勝手に座るのね…と把握。
座ってみました。 -
内部も豪華です。
メニュー見て、注文しようと周りを見ても店員さん忙しそうで、気づいてもらうまでにこれまた結構な時間を要しました…。 -
頼んだのがこれ。
グロリエッテ・トルテ。
飲み物はファンタ。(なんせ汗だくでここまで来たので、炭酸をがぶ飲みしたくてしょうがなかった…)
ケーキはまぁ可もなく不可もなく…普通でした。
そしてさっさと会計したいのに、これまた店員さんがぜんっぜん来てくれない…担当さん以外はいくら手あげても声かけてもシカト…こっちは予定が詰まってるっていうのに、出るに出れず…リアルにこのまま帰ってやろうか…とイライライライラ…(-_-;)
やーっと担当さんに気づいてもらっても、伝票持ってくるまでにまた時間がかかる…そして散々待たせた挙句まったく悪びれずに金取ったらまた風のように去っていく…
ここに限らずオーストリアじゃそれが当たり前なんだけど、もうね、イライラしてしょうがなかったですよね…(-_-;)
心からレジ会計かピンポンボタンが恋しくなりましたよね…(-_-;) -
お店を出て、反対側(グロリエッテ正面から見て左側)の横に来ました。
ここから上の展望テラスへ行けます。
お金を払ってゲートをくぐります。 -
この階段を上ると…
-
展望テラスに到着。
これまた人がたくさん。 -
展望テラスからの眺め。
汗だくになって来た甲斐がありました! -
宮殿アップ。
人が凄い。 -
宮殿の右奥に見えたこれがシュテファン寺院。
-
シュテファン寺院よりさらに右側をズームアップ。
ドーム型の建物なんだろう??
後ろには高層ビルもありますね。 -
↑から場所を変えて左側に来ました。
後ろにあるのがウィーンの森。
森といっても、ただの森ではありません。
広さは約1000平方キロメートル、アルプス山脈の一部を含む山です。 -
展望テラスを横に見た所。
-
宮殿の反対側を見ると、用水池になってました。
-
後ろから見た鷲さん。
-
横から見た鷲さん。
-
これまたアメリカ人らしき女性に頼んで写真を撮ってもらいました。
-
満足したので階段を下りて出ます。
-
さっきまでここにいたんですね。
この時12:30位。
この日は午後からウィーンの森半日ツアーに申し込んでいたので、13:50にアルベルティーナまで行かなければなりません。
カフェで予定外に時間かかり過ぎたので、ちょっと急ぎます。 -
グロリエッテに来た時とは違う道を通ってみました。
新緑が美しいです。 -
ネプチューンの泉まで戻ってきました。
人が凄すぎる…。
今頃宮殿内はどれだけ人で溢れているのでしょうか…怖いわー(-_-;) -
動物園。
マリア・テレジアの夫、フランツが1752年に創立。
現存する動物園では世界最古らしいです。
パンダがいるんですね。
コアラもいるらしいです。 -
入口近くに見えた鹿…かな?
分かりますかね?右側に大人が一頭、子供が4頭います。 -
この行列のずーっと奥に入口があります。
物凄く並んでます。
動物園大人気。
興味はあるけど入る時間なんてありません。
ここはスルーして、日本庭園へ向かいます。 -
ネプチューンの泉から、来た時と反対方向に進みます。
こっちは人があまりいないです。
この写真の先、動物園から10分近くは歩いたでしょうか…そこで、イスラム系の家族連れ(親子四人)に話しかけられまして。
「動物園の入口はどこですか?」(英語で)と聞かれました。
なぜ私に聞く!?と思いつつ、↑の入口方面をつたない英語で教えました。
その家族はとても感謝してくれて、仲良くそちらへ向かって行きました。
私も目的の方向へ進みました。
…ら、歩いて2、3分位で、↑とは違う入口に着きました…。
入口一つじゃなかったのね…orz
今調べたら入口は3か所あるらしいです。
今謝っときます、あの時のご家族、遠くまで歩かせてすみませんでした…わざとじゃないですよ…(;_:) -
日本庭園の近くにはシーボルトの石碑がありました。
-
日本庭園に到着。
この庭園は、ロンドンの国際庭園博覧会で日本庭園を見て影響を受けた造園係が、1913年頃に造ったものと言われているそうです。
それがいつしか忘れ去られ、深い緑の中に埋もれていたのが、近年偶然再発見され、修復されて1999年に公開されるようになったそうです。
…忘れ去られるって時点で、ここがいかに広いかが分かりますね(^^;) -
枯山水の説明文。
ちゃんと日本語があります。 -
手水鉢と水琴窟…だそうな。
水琴窟なんて名称初めて知った(^^;) -
おぉ、枯山水〜
-
石庭。
-
石庭の説明文。
-
けっこう広いです。
-
JAPANISCHER GARTEN
-
茶庭の説明文。
-
『日本庭園の修復完成を記念して。
1999年5月
日本庭園修復事業実行委員会
オーストリア庭園連邦局
在オーストリア日本国大使館
この修復事業は、日本万国博覧会記念協会の助成と国際交流基金及び多くの有志の協力で行われた。』
…と書かれています。 -
茶庭の門。
-
腰掛待合…だそうな。
-
こんな感じで立派な日本庭園でした。
この時13:04。
13:50にはアルベルティーナに行かなきゃなりません。
最寄りの地下鉄駅から7駅です。
そろそろ行かないとやばいです。 -
急げ急げ!と早歩き。
どうしても近くの温室の写真だけは撮りたいのです。
それにしても綺麗に手入れされてますね。
木の形が面白い。 -
これが温室。
1882年完成、ヨーロッパ大陸最大の温室です。
もちろん中に入る時間なんてないので、この写真だけ撮って急いで駅に向かいました。
他にもルドルフ皇太子の庭園とか迷路庭園とか、見たい所は色々あったのですが、なんせ時間がない…(>_<)
余裕があれば、一日使って動物園から何から全て回りたい所です。
ということで、この後はウィーンの森半日ツアーです。
8日間の旅で、この半日が唯一の日本語ツアーです。
それはまた次回〜。
【5日目その2 ウィーンの森半日ツアーなど】
http://4travel.jp/travelogue/10787125
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2013年オーストリア一人旅
-
前の旅行記
2013オーストリア一人旅【4日目その4 街歩き→プラフッタ→ミュージカル】
2013/05/06~
ウィーン
-
次の旅行記
2013オーストリア一人旅【5日目その2 ウィーンの森半日ツアーなど】
2013/05/06~
ウィーン
-
2013オーストリア一人旅【1日目 成田→ザルツブルク】
2013/05/06~
ザルツブルク
-
2013オーストリア一人旅【2日目その1 サウンドオブミュージックツアーなど】
2013/05/06~
ザルツブルク
-
2013オーストリア一人旅【2日目その2 サウンドオブミュージック市内ツアーなど】
2013/05/06~
ザルツブルク
-
2013オーストリア一人旅【2日目その3 サウンドオブミュージック市内ツアー後半~城塞コンサート】
2013/05/06~
ザルツブルク
-
2013オーストリア一人旅【3日目その1 ザルツブルク→ウィーン】
2013/05/06~
ザルツブルク
-
2013オーストリア一人旅【3日目その2 王宮家具博物館】
2013/05/06~
ウィーン
-
2013オーストリア一人旅【3日目その3 シュテファン寺院など】
2013/05/06~
ウィーン
-
2013オーストリア一人旅【4日目その1 ザッハー→王宮】
2013/05/06~
ウィーン
-
2013オーストリア一人旅【4日目その2 カプツィーナ教会】
2013/05/06~
ウィーン
-
2013オーストリア一人旅【4日目その3 美術史博物館】
2013/05/06~
ウィーン
-
2013オーストリア一人旅【4日目その4 街歩き→プラフッタ→ミュージカル】
2013/05/06~
ウィーン
-
2013オーストリア一人旅【5日目その1 シェーンブルン宮殿】
2013/05/06~
ウィーン
-
2013オーストリア一人旅【5日目その2 ウィーンの森半日ツアーなど】
2013/05/06~
ウィーン
-
2013オーストリア一人旅【6日目その1 ウィーン→メルク】
2013/05/06~
メルク
-
2013オーストリア一人旅【6日目その2 ドナウ川クルーズ】
2013/05/06~
メルク
-
2013オーストリア一人旅【6日目その3 クレムス→ウィーン】
2013/05/06~
クレムス
-
2013オーストリア一人旅【7日目その1 王宮礼拝堂→アウグスティーナ教会】
2013/05/06~
ウィーン
-
2013オーストリア一人旅【7日目その2 ウィーン→成田】≪終≫
2013/05/06~
ウィーン
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ウィーン(オーストリア) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ウィーン(オーストリア) の人気ホテル
オーストリアで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
オーストリア最安
345円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ 2013年オーストリア一人旅
0
92