2013/04/12 - 2013/04/15
67位(同エリア240件中)
mingさん
夜市で近くに座った女の子はカメラに笑顔で応えてくれた。見た目はアラブ系であるが国籍は中国である。多国籍料理の煙が混ざる夜市にはウルムチの複雑さが凝縮されていた。
【生活費】3万円
【飛行機】9万円
【通貨単位】1元=18円
【英語通用度】5人に1人
【旅程】4日間
4/12ウルムチ
4/13ウルムチ
4/14トルファン
4/15帰国
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
(1)『ウルムチ散策』
4/13 10:30ウルムチ地窩堡空港近くのホテルから51番のバスに30分ほど乗り、市街地近くの碾子溝バス停で下車した。
空港からのメインストリートである揚子江路には高いビルが林立し、最新型の路面電車が走るなど想像を超えた発展ぶりであった。
その一方で、ウルムチの路線バスはどこまで乗っても1元(=18円)とその安さに驚いた。 -
(2)『美麗華酒店』
11:20 黒龍江路をぶらぶらと歩き、新華北路沿いにある美麗華酒店(=メイリフア)に到着した。繁華街に近く、交通の便も良く、朝食込みで1泊400元(=7200円)は、この地区ではお得であった。
意外と言っては失礼だが、フロントに日本語と英語ができるスタッフがいた。ウルムチでは英語すら通じないことは当然であったので、ウルムチ市内とトルファンツアーの情報収集を行い、少し休憩することにした。 -
(3)『トルファンツアー』
12:30 翌日のトルファンツアーを予約するため、解放北路にある新疆康輝大自然国際旅行社へと向かった。
バスでのツアーが240元(=4320円)、日本語のガイドがプラス300元(=5400円)の計540元(=9720円)であった。
ツアー会社のスタッフは中国語しか通じなかったが、日本語のガイドに連絡をとり、1時間ほどトルファンツアーについてきっちりと確認した。
ツアーは8:30にホテルへバスが迎えに来て、火焔山、カレーズ、交河古城、葡萄園を回るルートで、早速ツアーに申し込んだ。 -
(4)『ウルムチ繁華街』
ツアー会社を出ると13:30を過ぎており、中山路、紅旗路、人民路とウルムチの繁華街をぶらぶらと散歩した。
通りにある屋台では、自分で選んだケバブ(3元=48円)やいか焼き(5元=60円)などをその場で焼いてくれる。出来立てのケバブにスパイスをかけて食べると、ウイグルまで来たことを実感した。 -
(5)『解放南路』
15:00 人民路の南にある解放南路(=ジイファン・ナンルー)に入ると街並みは一変した。
サリーを巻いた女性やモスクなどイスラームの比率が高まった。
店の看板にもあるように、新疆ウイグル自治区では標識や広告などの上側にウイグル語、下側に漢語での表記を義務づけている。 -
(6)『核実験の後遺症』
解放南路を歩いていると、30代の女性とその母親が道端に座っていた。
女性はサリーで顔を覆い、首元からケロイド状の肌を露出していた。
その場は気にせずに少し歩くと、「ケロイド状」のキーワードで中国の過去の核実験の記事を思い出した。
1980年代以降に中国は、楼蘭(=ウルムチから南へ400km)周辺の新疆ウイグル自治区で20回ほど地上での核実験を行った。
風向きによってウルムチなどの諸都市へ放射性物質が降っていたことが推測される。
1980年に女性の年齢(30代)を足して辻褄が合うことから、新疆ウイグル自治区の暗い過去に触れたような気がした。 -
(7)『二道橋市場』
15:30 二道橋市場に到着した。アラブ人が多くなり、シルクロード感が一気に高まった。
カメラで通りの写真を撮っていると、ポケットに深く入っているはずのスマホが突然落ちた。状況がよくわからなかったが、近くにいたアラブ人のおばさんが、「スマホが盗られそうだったよ。この辺りは治安が良くないから気をつけなよ。」と親切に教えてくれた。 -
(8)『油伝司夜市』
20:30 市街地から西北路を空港方面へ行くバスに乗り、油伝司夜市に到着した。
時計は20:30であったが、北京時間を適用しているため実際は18:30(=ウルムチ時間)くらいの時間感覚であった。
道をはさんで両側に露店が並び、シシカバブや香辛料の匂いが混ざり合って、一帯が独特の匂いに包まれていた。 -
(9)『ウイグル名物の屋台』
海産物の屋台では、いかの部位(胴体:8元=144円、足:5元=90円)を選び、特製タレをつけてその場で焼いてくれた。
数分で焼き上がり、出来たての串焼きを頬張りながら、次の屋台を物色した。 -
(10)『ウルムチでの団らん』
ウルムチでの夜市は、子どもを連れて家族団らんの場でもあった。
近くに座った5歳くらいの女の子は、日本人観光客が珍しいらしく、カメラに笑顔で応えてくれた。
女の子の見た目はアラブ系であるが、ウルムチに住んでいるので国籍は中国である。
「この複雑な状況は、女の子が大きくなった時に解消されているのだろうか...。」
急速に中国化が進むウルムチの中で、この夜市がウイグルという独自の文化を伝えている場所だと感じた。 -
(11)『ラグメン』
4/14 20:30トルファンのツアーから戻り、二道橋市場周辺の五月花で夕食を取った。
ラグメン(17元=306円)は、手打ち麺とトマトスープがシルクロードで出会い、イスラームの羊肉(=ケバブ)が入った中央アジアらしい一品であった。 -
(12)『幻の東トルキスタン共和国』
「新疆」とは、中国語で「新しい領土」の意味である。ウイグル人にとっては故郷であり、先祖代々生活していた土地である。
かつて1933年と1944年に長くて1年半であるが、「東トルキスタン国」が誕生した。三日月と星のトルコ国旗のデザインに、水色バックの国旗は現在も存在している。
宗教・文化・社会的待遇などの摩擦によって2009年の大規模デモ以降も断続的にデモが発生しているが、中国にとって新疆ウイグル自治区は、「石油や天然ガスなどの地下資源をパイプラインで中央へ送るための重要な戦略拠点」となっている。
ウルムチ滞在中は、2つの民族のアンバランスな共存に絶えず違和感を感じた。
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