16年6月～憧れの新疆ウイグル自治区▼7 ウルムチのウイグル・タウン

2016/06/30 - 2016/06/30

ご訪問ありがとうございます(^ ^)

市内のホステルとサイラム湖畔のゲルで1泊ずつした伊寧をあとにして、また夜行寝台列車に乗り再度ウルムチへ。

ウルムチはかなりの大都市で、郊外にはいくつか見どころがあるようですが、今回はより行く機会が少なそうなカシュガルと伊寧により多く時間をかけたかったため、ウルムチでの宿泊はなく、朝到着したその日の午後３時過ぎの便で西安経由広州へ戻るスケジュール。

ウルムチ市街は都会化（または中国化というべきか）して意外なほど他の中国の都市と差がない感じです。ただ「二道橋」のエリアは（ウイグルの街なのにおかしいんですけど）ウイグル・タウンという感じで雰囲気が残っているというので、そちらの方へ行ってみました。

では、よろしくお願いします(^ ^)

エリア 烏魯木斉(中国)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

寝台列車の車内からみる朝日。一日の始まりを実感(^ ^)

朝の気配のウルムチ南駅に到着。
黄色いバスが並ぶ駅前広場には朝食屋台も出ていました。
伊寧では2泊しかしていないけど、ウルムチー伊寧間が往復とも夜行だったので、ここに戻ってくるのは4日ぶりになります。

この写真で見ると駅が柵でぐるぐるに囲まれているのがよくわかりますか…？

ファストフード店でお手洗いを借りて、ついでに軽く朝ごはん。
コーヒーぽいカップに入っているのは温かい豆乳です。

バスに乗って二道橋の方へ来てみました。
確かにウイグル系のお店が集まっているようです。

家の前で売っているのは、油で揚げたうどんのようなものでしょうか。
奥にはナンを売っているのも見えます。

散髪屋さん。
ドアのガラスに鮮やかな緑のモスクが映っています。

その映っていたモスク。新しそうです。

このお店の看板はウイグル語のみ。
でもよく見るとハサミとくし、ドライヤーの絵がありますので、ここも散髪屋さんでしょう。

角を曲がったところでまんじゅうを売っていたので、菜包を購入。日本ではあまり見かけない野菜まんです。玉ねぎ、ザーサイ、セロリなどが入っていました。

二道橋の中心に近いところに来ました。
カシュガルや伊寧にもあった伊合拉斯スーパーがありました。
ウイグル自治区産の商品のほか、トルコのUlkerブランドの商品が多くありました。

このあたりの通りはこんな感じで完全にウイグルムード。

食堂もカシュガルにあったのと似たような感じです。

かなり大規模な食堂もありました。
店頭にもポロなどが並んでいますが、よく見るとマントウも積まれていますね…

ちょっと裏通りっぽい雰囲気の通り。金物屋さんがあった(^ ^)

ウイグル語オンリー。

路地の入口にかかる食堂の垂れ幕もウイグル語オンリーです。
ポロやラグマンはおなじみですが、ここの写真にも中華まんがあります。
ウイグルの人々の食生活にうまく入り込んだのか。それとも昔から似たようなものがあったのでしょうか。

二道橋大バザール。
オーナーはなんでも名前に大と付けたがる漢民族でしょうか…？（笑）

EMSのロゴにそっくりのALM（笑）

今度は二道橋「大」劇場です(^ ^)

お昼近い時間になったので、たまたま見かけた臊子麺のお店に入りました。
臊子麺は具材に豆腐が入るのが特徴で、他に人参、大根、きくらげなども。
麺は蘭州拉麺などと同じような感じでスープはあっさり系。
串焼き肉と一緒に食べるのが定番のようで、店の前で肉を焼いているお兄ちゃんが注文を聞きに来ました。頼まなかったけど(^ ^)

最初にウルムチに来たときにはウイグルのお店はあまり見当たらなくて、噂に聞いていたとおり、中国の他の都市とあんまり変わらないんだな、と思っていましたが、二道橋エリアはまさにウイグルタウン、楽しかったです。

いよいよ旅も終盤。ウルムチの空港から一番安い東方航空で広州へ戻ります。

まず乗り継ぎ地の西安へ。
このフライトでも天山山脈の眺めが楽しめました。

機内食。
ホットミールはビーフシチューとぱさぱさのきくらげ。
アルミのカバーに「牛肉BEEF牛肉BEEF牛肉BEEF…」ってはっきり書いててわかりやすい(^ ^)
パンふたつ付いてるし…おいしくないけど(^ ^)
東航だからこんなもんでしょ。

西安に到着です。
西安は多くの日本人にとっては有名な観光地ですが、多くの中国人にとっては小吃（軽食・スナック）で有名な街でもあります。お店が並ぶ街中まで行ってみたいけど、残念ながら空港内で待機。

このあと広州行きの便に乗り継ぎ、無事広州へ戻りました(^ ^)
ウイグルで買ってきたもの。
殻付きのアーモンド（135と書いてあるラーメンの下）が安いのにとってもおいしい。
ナンは一日経ったらパサパサになってました…汗

最後に四川航空の機内で申し込んだマイレージカード(*´ω｀*)
なかなか乗る機会はないので、マイル目的ではなく、パンダのカード目当てに申し込みました。あとでネットでログインしてみたけど、よく考えたら国航からの振り替えだったから、何もカウントされてなかった(^ ^)　でもカードもらったからOK(^ ^)

「16年6月～憧れの新疆ウイグル自治区▼」シリーズの旅行記はこれでおしまいです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう～(^ ^)//

この旅行記へのコメント （2）

• notchさん 2017/02/24 20:46:41

  新疆ウイグル，楽しませていただきました！

  ahirutさん，こんにちは♪
  
  新疆ウイグルのシリーズ，楽しみにしながら読ませていただきました。
  
  大陸の奥地にある「新疆ウイグル」はどことなくエキゾチックで，子どものころから，世界地図を見ては，漠然とした興味をもっていました。
  
  遠い地なので，今までなかなか訪れる機会もなく，いつか行ければなーと思っていただけに，ahirutさんの旅行記，とても興味深く読ませていただきました！　世界地図を見るだけではわからない現地の様子が伝わってきて，とても楽しかったです。
  
  今回，新疆ウイグルの中でも奥のほうまで行かれて，とても貴重な経験をされましたね。いつか行くときにはぜひ参考にさせていただきます。
  
  これからもいい旅を続けてください。また旅行記たのしみにしています☆
  
  notch

  ahirutさん からの返信 2017/02/25 19:17:58

  RE: 新疆ウイグル，楽しませていただきました！

  notchさん、こんばんは。
  
  ウイグルの旅行記ご覧いただき、またメッセージもいただきまして、ありがとうございます。
  何年間も行きたいと思うばかりで実行に移さなかったウイグルの旅が実現し、また期待していた以上に楽しむことができて、とてもよかったです。
  
  ウルムチも日本から見ればもちろん、広州に住んでいても遥か彼方の地ではありますが、やはりウルムチだけではウイグルの魅力のごくごく一部しか味わえないなと思いました。
  
  温かいメッセージ、どうもありがとうございます。
  今度ともよろしくお願いします。
  ahirut