2013/04/07 - 2013/04/07
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常照皇寺は、四条大宮から周山行のJRバスで。高雄からさらに北に向かった奥の方で、京都駅からだと1時間20分もかかります。今年はやっと、予てから気になっていた、ここの有名な九重桜を訪ねました。
九重桜は、南北朝の争いのさ中、山里へ隠棲した光厳天皇を慰めるため、皇弟光明天皇が都から持参し、共に手植えしたと伝えられる桜。九重と言う名前なので、分厚いイメージだったのですが、実物は花も小さいし、清楚な感じ。京都御所の糸桜に似た印象を持ちました。一方で、大きく穴の開いた幹は歴史を感じさせるもの。樹齢600年はだてではありません。国の天然記念物に指定されています。
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バスは高雄。山の斜面に見えるつつじは西明寺のもののようです。普通だとここまでくればかなり来た感じがするんですが、周山はまだまだ先のようです。これは、想像以上に遠いところです。
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周山のバスセンターに到着。ここで、またバスを乗り換えます。
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15分ほどで、常照皇寺の前に到着しました。
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桜の並木を抜けて行きます。
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ほどなく、ピンクの桜。これは八重しだれですね。
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ぽつんと立っていましたが、まさか九重桜はこれではないですよね。ちょっと、疑問に思いながら、先に進みます。
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山門から、
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この先が境内のような。
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ほう、これが常照皇寺ですか。人里離れた寺なのでもっと小さいと思っていましたが、なんか曼殊院くらい立派な雰囲気がありますねえ。天皇にゆかりのある寺は、趣が違います。
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境内に入っているのに、庭が二段になっていて、奥のまた奥がある。三千院の構造にもつながります。
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ということで、さらにもう一段上がって行く参道を進みます。
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これが玄関ですね。ここから上がるのですが、まずは、庭の桜を確認したい。
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本堂の脇を抜けて、桜に急ぎます。
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桜の一角がありまして、九重桜の二代目が何本か植わっているようです。
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しかし、親木は、これ。
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イチオシ
600年の木の幹はずいぶん穴が開いて朽ちています。つっかえ棒もたくさんあって、支えています。
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しかし、その中で垂れた枝には、
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可憐な花が、満開です。この老木と可憐な花の組み合わせこそが名桜ならではです。
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木にもっと近寄ってみると、外も苔がびっしり覆っています。
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桜は、もともと虫がついたりして、弱い木なんですが、よくここまで耐えてきました。
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イチオシ
裏側のこの朽ち方も、ちょっとない。神代桜の朽ち方もけっこうなものでしたが、こちらもけっこう危ない感じです。
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これは、九重桜から、本堂を見た景色。しばらく見て、今度は本堂に上がってみます。
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これが本堂。
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堂本印象のような抽象画ですが、確認はできませんでした。
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イチオシ
こちらは裏の庭園。
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京都市内の寺では、苔が痛んでとても心配なんですが、ここはずいぶん元気。これだけきれいな苔は、久しぶりに見たような気がします。
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山の斜面を築山にして、
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建物との調和も素晴らしい。
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建物と庭や自然が一体となったところが、
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日本建築の素晴らしいところ。
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縁から見た景色だって、これも計算されつくしてあります。
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天気はイマイチですが、桜にとっては、恵みの雨。
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長年の疲れを十分癒してください。
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イチオシ
もう一度、庭に降りてみると、シャクナゲが満開ですね。
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雨に打たれて、活き活きといい色を出しています。
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これは二代目の桜ですが、九重桜と言っても、分厚い花ではありません。むしろ、御所の糸桜の雰囲気に似ているような気がしました。
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十分堪能させてもらいました。では、ここらで退散することにしましょう。
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周山のバスセンターでの待ち合わせ時間を利用して、辺りを散策。
亀屋廣清という和菓子屋さん。こんな山の中でも亀屋の看板なんですね。 -
店内に入ると、和菓子も洋菓子もどっさり。品数は多いし、洋菓子の鮮やかな色合いが目を引いて、とっても元気な雰囲気です。どれにしようかなあときょろきょろしたら、「周クリーム」。周山の周を使った遊び心のネーミングです。生クリームが軽い味わい。これは、印象通り、いいお店です。
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さらに、道の駅 ウッディー京北へ。
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ここは、2010年4月に開設された京都市内では初の道の駅。といっても、周山と言う京都駅からバスで1時間20分もかかる山の中です。ウッディーは北山杉の産地だから。周囲は杉の美林が多いし、加工業が盛ん。地元の野菜類も置いてありましたが、
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北山杉のお箸がたくさんおいてあって、これも目を引きました。
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川の両岸の、こちらも桜が満開です。
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さて、これで京都市内に戻ります。
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で、途中、平岡八幡宮に寄ってみます。
ここは、京都でも最古の神社で、足利義満により再建された神社。 -
内陣天井に描かれた極彩色の花絵44面が有名で、「花の天井」とよばれます。今回、久しぶりで訪ねました。
天気になってきました。参道の桜がきれいです。 -
奥に進んで、
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これも京都最古という椎の木を過ぎて、
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ここで受付をして、600円を払います。
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と、椿をめでる会ってなんでしょうか。
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イチオシ
と、見るとこれはすごい。見事です。椿の花ってこんなにきれいだったんですね。鮮やかだし、上品だし。これまで気が付かなかった椿の美しさです。
多彩な色の組み合わせも素晴らしいんですが、これは椿の種類が多いこの神社だからこそできる技かもしれません。 -
これは最後にいただいた梅こぶ茶。ゆっくりと椿をめでるおもてなしです。
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さて、ここから宮司さんが説明してくれるのですが、
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椿の種類の話とか、話の内容は、前回と同じ。
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これまで、数限りなく、説明してきているんでしょうけど、
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早口で、今回はちょっと手抜き気味ですねえ。前回は義満が天皇になりたい野望を持っていたことを天井の花絵から読み解いたりしてくれたんですが。。
でも、椿の美しさに免じて、小さな事にはこだわりません。 -
説明が終わって、こちらは、「願い事をすると白い花の白玉椿が一夜で花開き、願いが成就した」との白玉椿伝説の白椿(樹齢170年)。
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屏風にも描かれて、なかなか趣向が面白いですね。
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これが白椿。遠目で見ると何のことはないんですが
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一つ一つの花は
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イチオシ
純白が輝いて、確かにきれいですね。
これで、平岡八幡宮はおしまい。竜安寺に向かいます。 -
イチオシ
竜安寺の桜は遅咲き。これは、ちょうどいい時期に来たようです。しだれ桜がいい感じです。
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八重のぷっくりした感じも、豪華でいいですよね。
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入口あたりで、桜を一生懸命みていたのですが、尋ねると石庭の桜も見ごろだとか。
えっ、それは想定外。まだ、大丈夫だったんですかあ。それなら、入口でちゃんと書いてくれればいいのに。
石庭のしだれ桜は、私もこれまで一度しか見ていないんですよ。それはすごい。 -
では、石庭に急ぎます。
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方丈手前の桜も満開。
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なるほど。そういうことでしたか。紅八重しだれが遅咲きってことなんですね。竜安寺の桜には紅八重しだれが多いから竜安寺の桜は遅咲きと言われるわけなんですね。
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玄関から、奥へ。
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はい、はい。確かに、見頃ですねえ。
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イチオシ
無機質な石庭に文字通り花を添える桜です。ピンクの色合いがとてもいいんですが、けっこういいのが、風にそよぐ花の枝。ゆらりゆらりとゆれる感じがいいんです。もう何年もみていませんでしたが、これなんですね。
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桜がないとさみしいんじゃないのかとかつぶやいてる人がいましたが、庭はいろんな顔があって、それぞれがいいんです。これを見ただけで、一番いいと時を見たと言ってもそれでわかったつもりになってもらったら困ります。
ただ、これを見てしまうと、ない時にさみしくなる感じは分からないでもないですが・・ -
竜安寺の石庭は、実は大きい。方丈を見ると
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逆にその大きさを実感します。
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竜安寺は石庭が有名ですが、その脇を裏手に回ったところに、水戸光圀の寄進とされる「知足のつくばい」があります。「われ、ただ足るを知る」と読む「吾唯知足」の4つの漢字の「へん」や「つくり」を真ん中の「口」が共有している、ちょっとしゃれっ気のあるものです。話の種にはなります
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方丈を出ると、ここでもシャクナゲ。これも見事に満開です。
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奥に進んで、桜の苑。これも、今の時期に竜安寺を代表する景色です。
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鏡容池もいつものようにきれいです。
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竜安寺を後にして、千本北大路まで帰ってきました。
交差点近くにある小さなパン屋さんは、たまやです。品数は多くないのですが、店の奥で、女の人が一生懸命パンをこねているのが見るし、清潔そうな印象だったので、寄ってみることにした次第。 -
サツマイモのパンをいただきましたが、これは黒砂糖で煮込んだサツマイモの角切りを仕込んだもの。全体は、カレーパンのように揚げてあって、表面のゴマの風味も聞いています。つまり、ひと手間もふた手間も余計に掛けたような京都らしい工夫にあふれたパン。さりげなく、こういうお店に出会えるのが京都なんですね。とても、うれしくなりました。
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そこから、今宮神社へ。
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境内を抜けて、あぶり餅の店に向かいます。
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今宮神社の門前には、あぶり餅のお店が二軒あって、これがここの名物になっています。そのうちの一軒が一和。正式には一文字屋和助と言うんだそうですが、それを略して一和だそうです。向かいは「かざりや」。値段も味も、ほとんど同じ。並べて食べるくらいじゃないと違いは分からないと思います。屋根から突き出た松の見事さと、開店時間は、こちらの方が少し早いような気がします。
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今宮神社の名物はあぶり餅。参道には、お店が二軒向かい合わせにありまして、かざりやはその一軒。もう一つが一文字屋和助(略して一和)。どちらも、値段・味など、全く同じと言っていいと思います。
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イチオシ
この日は、こちらで一服。かざりやは奥の方にも座敷があって、表の印象と違って、たくさんの人数が入れるんです。白い京都味噌を砂糖で溶かしたたれに小さなお餅を付けていただきます。じんわりうまさが伝わってきて、至福のひと品です。
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ただ、まともな食事をしていないので、京都岡崎にある超人気のうどん屋、岡元麺蔵へ。日曜の夕方でしたが、長い行列。30分以上は十分待ったと思います。少し雨混じりの天気で寒いし、大変でしたが、待っている人に肩掛けを配ったり、傘を貸したり、温かいお茶を出したり。なかなか、お客さんへの心配りも大したものです。うどんの方は、出汁がすばらしい。かつおだしの濃い味わいは、ちょっと他ではないレベルだと思いました。
辛みそうどんをいただきましたが、ちょっと私には辛過ぎ。選択を間違えたのが悔しいです。
さて、これで二日目はおしまい。明日は晴れるみたいだし、楽しみですねー。
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