2010/09/22 - 2010/09/25
19910位(同エリア49517件中)
琉球熱さん
これまた古いネタです。
毎度のことながら“潮切れ”を発症して本島へ。
今回は、沖縄本島の中でも、生物に関する知識についてはトップクラス(だと私は思う)のダイビングガイドのところへ。
spitz dive center(http://www.cosmos.ne.jp/~spitz/)
この人、生物への愛着が高じて海の中だけでは収まり切らず、リバートレッキングのサービスも始めた。
沖縄広しといえども、海も山も川も、というサービスを一人で担当しているガイドはそういないだろう。
私が絶対の信頼を置いているガイドである。
その代りかなりマニアック・・・(笑)
このサイトでは、これでもかと言うくらい知らない魚やエビ、ウミウシが登場する。要はそこにいる生き物に気付くか気づかないか。そして「?」と感じたらとことん調べるか否か、そんなことを痛感させてくれるサイトだ。
正直、こんなサイトを運営しているダイビングサービスは滅多にない。
本島で曲がりなりにも相当数潜り、「本島はもういいか・・・」と思い始めていた私を、再び本島に戻したのは、間違いなくこの人だ。
・・・というわけで、今回もマニアックダイビング、そしてその足でリバートレッキングもしてしまうという、ハチャメチャな行程となった。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー JALグループ
-
まずは恩納村の万座の海へ。
今回はナカモトイロワケハゼ狙い。
ドリフトもどきでボートから一気に潜行。
いきなり古い漁網の中で休息中のアオウミガメに遭遇。
岸からそれほど離れていない場所で、ずい分呑気な奴だ。 -
砂地を進んでいく。
小さな根に群がる魚たち、ポツンとハタタテダイ。 -
水深32mの深場。
海底に放置された何かの管を覗くと、いた!
しばらく入り口付近で待機。すると2匹目も顔を出し、徐々に警戒心を解いた一匹がするするっと全身を出してくれた。 -
これが見たかった!
ナカモトイロワケハゼ
体長は2cmくらいだろうか。
鮮やかな黄色、腹部のオレンジ色、そして背中の白の絶妙な“色分け”。
完全標本を採集した人の名前を冠して「ナカモトイロワケハゼ」と呼ばれる。
ミジンベニハゼ属 -
アカククリ
名前の由来は赤い縁取り=赤くくりである。
これは若魚ともいうべき個体で、わずかに赤い縁取りの名残り。
幼魚は体がほぼ黒一色でもっとはっきりした赤い縁取りが見られる。
また、縦に長い体型も特長。成長につれ体はずんぐりとして行き、完全な成魚はツバメウオのような体型になる。
若魚の時代までは、このような暗がり(岩陰)を好む。 -
ヤマブキスズメダイ
同じように全身黄色一色の種としてネッタイスズメダイがいる。
最初、これもネッタイかと思ったが、ガイド氏によればおそらくヤマブキだろうと。
実は日本では珍しい種でもある。恐るべし万座の海。 -
ヤマブキハゼ
意外に寄れました。
オレンジのドット柄がオシャレ。
しかもアイラインは縞模様! -
この大きなウミウチワの枝の隙間に、前出のヤマブキスズメダイの幼魚がいる。
あまりに小さく、私のカメラではピントが合わせられなかった。
さて、どこにいるか、わかりますか? -
キンチャクガニ
透明に近い白い体を持つこのカニ。
15mmくらいと小さい上に、良く逃げ回るので写真が撮りにくいことこの上ない。
甲羅部分の亀甲状の紅白模様も不思議だし、アシがストライプ+ドットというのも、粋である。
しかも!ハサミの部分にイソギンチャクを持っているのだ。それを振って身を守っているというが、その姿から「チアガール」なんて言われている。
このイソギンチャクは、「カニハサミイソギンチャク」という、そのまんまの名で、その生態は不明。
どこに生息しているのか分からず、カニがどこからか探して持っているらしい・・・(笑)。
また、イソギンチャクはカニに付着しているのではなく、あくまでカニが自分の意思?でハサミで挟んで持っているというのも笑える。 -
ソリハシコモンエビ
ボケボケになってしまったが…
岩穴のような暗がりの中層をフワフワ漂っている。
写真ではわからないが、透明の体に紅白の模様が入るという出で立ち。
。地味だが、よく見るとなかなかキレイ。
また、彼らはクリーニングシュリンプと呼ばれ、他のサカナやウツボなどの口やエラの中に入り、寄生虫を食べる。
見つけると嬉しい種なのだが、小さい上に透明で、写真に収めるのは意外に難しい。 -
シリウスベニハゼ
こちらもちょっとぼけてしまった。体長2cmくらい。
ベニハゼの類だろうとは思ったが、シリウスベニハゼだそうだ。
そんな名前、私の持っている『ハゼガイドブック』に載っていないよ。
さすがだ・・・ -
テンクロスジギンポ
かな?
岩穴を見つけて器用に体を入れる。愛嬌のある顔をしているが、その実、他のサカナのひれや皮膚を食べる“肉食系”だ。 -
突如、我々の前を飛ぶように過ぎ去った飛行物体。
マダラトビエイ!
もうびっくり!
これにはガイド氏も驚いていた。
おそらく迷い込んだ個体だろう。 -
オニハタダテダイ
チョウチョウウオの仲間。
こんな感じの場所でじっとしていることが多い。
かなり大きいのでよく目立つ。 -
ハタタテシノビハゼ
当然、シノビハゼと言う種もいて、こちらは背びれの一部が非常に長く、これが名前の由来となっている。
体色は淡く、そこにオレンジの斑紋が全身にある。
極彩色ではないがとてもきれいなハゼだ。
じっと待機していいたら、穴から出てきた。 -
さて、海が終われば次は山!というわけで、昼食を済ませてそのままやんばるに車を走らせた。
目指すは『ター滝』と呼ばれる、地元ではちょっと名の通ったヒーリング&水遊びスポット。
スタート地点はこんな感じ。
当然、水の中をじゃぶじゃぶと歩いていく。 -
歩を進めていくとどんどん山っぽくなってくる。
場所によっては川の中を歩けず、両側の土手に上がって道なき道を行く。 -
これはリュウキュウハグロトンボ
メタリックなボディが美しい。 -
オキナワハンミョウ
ハンミョウは本州から屋久島までが生息域らしい。
沖縄本島で見られるこの種は、オキナワハンミョウと呼ばれるが、オキナワハンミョウはハンミョウの亜種ではなく、別種との意見もあるそうだ。 -
さぁ、ター滝に到着。
すでに何組かのグループや家族連れが水遊びをしていた。
早速滝の下まで行ってみる。 -
かなりの水量で、滝の直下は水圧で潰されそう。
-
-
意を決して真下まで行き、そこから滝を見上げてみた。
-
滝壺、というほどのものではないが、そこにはやんばるの生き物がたくさん。
あいにく透明度が悪いので、ガイド氏が持参した容器にちょっとの間だけ移動してもらった。
丸い頭のサカナはヨシノボリ。
腹の部分に吸盤があり、川底の石などに張り付くことができる。
川を遡上する時などは、流れの横の濡れた岩場をさかのぼることもあるそうだ
その様子から「葦にも登る」という意味でこの名がついたという。
沖縄の川では比較的普通に見られる種。
写真を撮ったら、当然この後はリリース。 -
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