韓国慶州の世界遺産紀行・良洞村

2012/12/03 - 2012/12/06

韓国ドラマの歴史物でも撮影するような李王朝時代にタイムスリップしたような村です。実際に生活をしていながら村の建物を保存しています。今日も藁葺屋根を葺き替える為に村人が集まり、屋根に登り作業をしています。建物の中に入って見学はできませんでした。村の入り口には良洞村文化館があり、村の歴史、文化や、使われた調度品、農作業の道具などが展示してあります。世界文化遺産に認定されました。

良洞村は雪蒼山を主峰として「勿」の字形で走る三つの丘陵と谷川にある。この村は上流層のヤンバン（両班）が代代住み着いた両班村として、朝鮮時代の伝統の家屋が１５０軒あまり保存されている。そのうち、宗家や瓦葺きの屋敷の殆どが高台に位置し、藁葺き屋は平地に位置する。この村には宝物３点、重要民俗資料１２点、慶尚北道の有
形文化財３点などがある。この村からは朝鮮時代の清白吏の孫仲敦と性理学者の李彦迪をはじめ多くの人材が輩出された。
案内パンフレットより。

エリア 慶州(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: エアプサン
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

朝食はホテルのバイキングです。

飲み物。パンが並ぶ。

スープ類。

料理が並ぶ。

朝一から皆さん食べてます。

朝食後ホテルの周りを散策して見ましょう。ホテルのうらは普門湖があります。

普門湖に掛る橋。

普門湖の畔にはホテルが並んでいます。

ヒルトンホテル。湖の畔には桜の木が植えられています。慶州は桜の並木が多くシーズンには釜山から慶州まで交通渋滞になるそうです。

こんな橋もあります。潜水橋。

スターバックスもあります。

紅葉が赤い。

普門塔。

ホテルの隣は食堂街、普門塔の周りにお店が集まっています。
普門湖
慶州東部に位置した１６０万坪の人口湖である。遊覧船の船着き場をはじめ、遊園地、ゴルフ場、温泉、観光ホテル、など各種レジャー施設が密集している。湖に沿って散策や、自転車熱気球を楽しむことができる最高の観光リゾートであり、春には桜の名所としても有名である。観光パンプレットより。

オフシーズンですのでお客さんが少ない。

世界遺産の石碑。

今日は慶州郊外の良洞村へ行きます。まずは良洞村文化館へ入りました。

昔の村の様子

慶州両班の家。

慶州両班の家の調度品。

良洞小学校の校庭。

南の斜面に民家が並んでいます。実際に生活をしています。両班の家は高台の瓦屋根です。

河の両側に民家が並ぶ。

藁葺屋根を修理する人が集まっています。藁葺屋根を維持するのは大変です。

藁葺屋根が葺ける人が少ないのは韓国も同じです。

屋根の葺き替えに使うのでしょうか。

北側には大きな川が流れています。

坂を上って大きな両班の屋敷に行きました。

ボタンを押すと説明音声が流れる。(韓国語）

４大お屋敷の１つ、観稼亭に着きました。

観稼亭は朝鮮時代の成宗の時、大臣であった愚斎孫仲敦（1463~1529）が分家をして暮らしたあずま屋である。建物の平面構造はは「ロ」の字形をとっている。景観が最も美しい立地条件を利用してあずま屋の機能を生かした居間は優れた住宅建築として評価されている。さらに母屋空間の構成も異彩である。案内パンフレットより

建物の入り口。

建物の側面。

民家の軒下には味噌が干してある。

坂を上って大きな両班の屋敷に行きました。

塀で囲まれていて中に入れません。

塀が高くて見えません。

離れて見ますと大きなお屋敷です。

香壇は朝鮮時代の中期の性理学者晦斎李彦迪（1491〜1553）先生が慶尚監司を努めていたとき、彼の母親の看病が出来るよう、王の中宗が配慮して建てた家である。邸宅の構造は居間と母屋、門脇部屋に当てられた建物が「輿」の字形をとってあり、上流層の住宅の格式をととのえている。本来は９９間であったが、焼失され、現在は５６間が保存されている。案内パンフレットより。

他にも無添堂、月城が大きな屋敷です。

瓦屋根は両班。

これは祖廟でしょうか？

車は景色に合いません。

藁葺の屋根の部分は小作人、使用人の部屋か？