百済を扱った韓国ドラマは少なくクンチョゴワン近肖古王(346年即位)が百済の最盛期ドラマです。百済最後の将軍ケベクは妻子を自分の手で殺し戦争に出かけるドラマの２つがあります。ドラマで韓国の歴史を学んで見ましょう。「扶餘の博物館」で百済の歴史を勉強しましょう。歴史の流れを学ぶと観光がより楽しく成るでしょう。百済には倭国（日本）との関係も深く興味が増すでしょう。<br />百済の歴史　ウイッキペディアより。<br />■建国神話　(前18年〜)<br />韓国の三国史記によると、百済の建国は、紀元前18年となり、高句麗の祖である朱蒙(チュモン)の三男、温祚によって建国された。<br />■前期　漢城時期（〜475年）<br />中国の史料の上では第13代の近肖古王(346年即位)から。475年、高句麗・長寿王に攻め入られ、ついに首都・漢城は落城、時の第21代蓋鹵王は捕らえられ、討死しました。<br />■中期　熊津（公州）時代（475年〜 538年）<br />第24代東城王は、新羅、倭国（日本）との関係を密にし、南へ領土を移し、百済王権と国力の回復に成果を挙げる。第26代聖王は、高句麗からの攻撃を受け、538年、都を熊津から、南の泗比（サビ)、今の扶余へ遷都しました。<br />■後期　泗比（扶余）時代（538年〜 660年）<br />551年、聖王は、新羅・加羅諸国と連合して高句麗と戦い、旧都の漢城地方を取り戻しますが、翌年、高句麗と連合した新羅に奪われ、同盟関係にあった新羅と対立します。そのため聖王は、倭国に援軍を要請、その後、百済はかつての宿敵・高句麗と同盟を結び百済最後の王となる第31代義慈王は、執拗に新羅に攻め入ります。新羅は、善徳女王が唐に救援を求め、唐は新羅と同盟を結び、百済を攻撃する「百済-高句麗」VS「新羅-唐」の対立構造となり、日本(倭国)が加わる。<br />■百済滅亡と白村江の戦（660-663年）<br />660年、ついに唐は13万人の大軍を動員、新羅の5万の兵と連合して、百済に攻め入ります。百済軍は、黄山之原（現在の忠清南道論山）において決戦に挑み、善戦するも新羅軍に大敗してしまいます。唐軍に泗比城（扶余・扶蘇山城）を包囲されてしまいます。義慈王は降伏し、百済は滅亡しました。百済の遺臣が663年「白村江」で倭国の3万7千人余りの軍が送られ、唐・新羅の連合軍と戦いますが、大敗に終わりました。唐・新羅連合軍は、668年に高句麗を滅ぼし、これによって三国時代は終わり、統一新羅の時代が始まりました。

扶餘の博物館・百済の歴史・仏教文化

10いいね！

2016/02/19 - 2016/02/19

35位(同エリア98件中)

中国の風景さん

百済を扱った韓国ドラマは少なくクンチョゴワン近肖古王(346年即位)が百済の最盛期ドラマです。百済最後の将軍ケベクは妻子を自分の手で殺し戦争に出かけるドラマの２つがあります。ドラマで韓国の歴史を学んで見ましょう。「扶餘の博物館」で百済の歴史を勉強しましょう。歴史の流れを学ぶと観光がより楽しく成るでしょう。百済には倭国（日本）との関係も深く興味が増すでしょう。
百済の歴史　ウイッキペディアより。
■建国神話　(前18年〜)
韓国の三国史記によると、百済の建国は、紀元前18年となり、高句麗の祖である朱蒙(チュモン)の三男、温祚によって建国された。
■前期　漢城時期（〜475年）
中国の史料の上では第13代の近肖古王(346年即位)から。475年、高句麗・長寿王に攻め入られ、ついに首都・漢城は落城、時の第21代蓋鹵王は捕らえられ、討死しました。
■中期　熊津（公州）時代（475年〜 538年）
第24代東城王は、新羅、倭国（日本）との関係を密にし、南へ領土を移し、百済王権と国力の回復に成果を挙げる。第26代聖王は、高句麗からの攻撃を受け、538年、都を熊津から、南の泗比（サビ)、今の扶余へ遷都しました。
■後期　泗比（扶余）時代（538年〜 660年）
551年、聖王は、新羅・加羅諸国と連合して高句麗と戦い、旧都の漢城地方を取り戻しますが、翌年、高句麗と連合した新羅に奪われ、同盟関係にあった新羅と対立します。そのため聖王は、倭国に援軍を要請、その後、百済はかつての宿敵・高句麗と同盟を結び百済最後の王となる第31代義慈王は、執拗に新羅に攻め入ります。新羅は、善徳女王が唐に救援を求め、唐は新羅と同盟を結び、百済を攻撃する「百済-高句麗」VS「新羅-唐」の対立構造となり、日本(倭国)が加わる。
■百済滅亡と白村江の戦（660-663年）
660年、ついに唐は13万人の大軍を動員、新羅の5万の兵と連合して、百済に攻め入ります。百済軍は、黄山之原（現在の忠清南道論山）において決戦に挑み、善戦するも新羅軍に大敗してしまいます。唐軍に泗比城（扶余・扶蘇山城）を包囲されてしまいます。義慈王は降伏し、百済は滅亡しました。百済の遺臣が663年「白村江」で倭国の3万7千人余りの軍が送られ、唐・新羅の連合軍と戦いますが、大敗に終わりました。唐・新羅連合軍は、668年に高句麗を滅ぼし、これによって三国時代は終わり、統一新羅の時代が始まりました。

エリア

扶余(韓国)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.0

交通: 4.0

同行者: カップル・夫婦（シニア）

一人あたり費用: 3万円 - 5万円

交通手段: 観光バス

航空会社: 大韓航空

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

利用旅行会社: 阪急交通社

国立扶餘博物館。
国立扶餘博物館入り口。
日本語パンフレットがあります。
１階ホールの展示物。
一押しの展示物。百済金剛大香炉、扶餘　陵山里寺址　高さ74.0? 国宝２８８号。後期　泗比（扶餘）時代（538年〜 660年）扶餘　陵山里寺院の工房跡から出土した。蓋の上端には天から舞い降りた鳳凰があり、五方の峰には人間、想像上の動物、猛獣が描写されている。胴体部は蓮華の蕾のように装飾が施され、台部には天へのぼろうとする龍の姿が表現されている。香炉は神仙の住むと伝えられる神山を象徴する形である博山香炉の伝統を受け継ぐと同時に、百済ならではの要素を加えている。古代の伝統的な世界観と道家思想が精巧に表現されている。（博物館日本語案内書より）
百済金剛大香炉の中の五楽士。院威を演奏する楽士、縦笛をを演奏する楽士、鼓を演奏する楽士、玄琴を演奏する楽士、排簾を演奏する楽士、（博物館日本語案内書より）
香炉の台座には力強く体をくねらせ、天に昇ろうとする龍が配置されている。龍には神仙の世界、つまり神聖な山岳世界へ導いてくれる代表的な想像上の動物であり、地上と天上を結ぶ重要なシンボルとしての役割をはたした。（博物館日本語案内書より）
展示物、陶器。
展示物、陶器。
展示物、瓦。
扶餘　陵山里寺址　石造舎利龕。扶餘　陵山里寺址　高さ74.0?　国宝２８８号。後期　泗比（扶餘）時代（538年〜 660年）
虎子　扶餘　軍守里　高さ25.7?　後期　泗比（扶餘）時代（538年〜 660年）
扶餘　砂宅智積碑　扶餘　官北里　高さ109.0?　後期　泗比（扶餘）時代（538年〜 660年）
百済の仏教文化　山水山景文搏　扶餘　外里　高さ29.0?　宝物３４３号、
百済の仏教文化　金剛観音菩薩立像　仏陀が刻まれた冠を被った「観音菩薩」である。右手を肩の高さまで上げ、小さな宝珠を持っている姿勢が特徴的ある。丸みを帯びた童顔で、そっと目を閉じ、ギュッと結んだ口元には微かな微笑みを湛えている。体の屈曲やボリューム感が自然に表現されており、優雅で洗練された造形技術が引き立ち、百済の彫刻の高いレベルを示している。（博物館日本語案内書より）
百済の仏教文化　金剛観音菩薩立像　後姿。
百済の仏教文化　鴟尾　扶餘　扶蘇山　高さ90.5?　
百済の仏教文化　鴟尾　扶餘　扶蘇山　高さ90.5?　
博物館売店。
展示物
展示物、陶器。
展示物、陶器。
絵画。
野外遺物展示場。石像。
野外遺物展示場。石塔。
野外遺物展示場。石像。
野外遺物展示場。石像。
野外遺物展示場。石物。