マクタン島で暇だった。（一人で来るところじゃないかも）

2012/09/14 - 2012/09/17

　ボホールでダイビングを楽しんだ後、どういう訳かセブへやって来た。

　一人でこんなところに泊まっていても退屈なだけである。ビーチリゾートへ泊まるなどもっと惨めになるだけだ。

　しかたが無いので、普通のツーリストが乗らないような乗り物でうろうろしてみた。

　マクタン島は真ん中辺りに空港があり、東南側がリゾートホテルエリア、西北側が地元の人の商業地域という感じだ。カップルで来れば迷わずリゾートホテルに泊ってまったり過ごすのがベストだろう。

　一人旅の私は西北の端のオポンマーケットという市場近くの安宿に泊まることにした。日本人経営のゲストハウスである。ここにはセブで働いている日本の方、何度も遊びに来ている年配の方が泊まっていた。彼らにいろいろ教えてもらいながら時間潰しにウロウロしてみた。

エリア セブ島(フィリピン)

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: ジェットスター・アジア航空 セブパシフィック
• 旅行の手配内容: 個別手配

　フィリピン初心者、いやベテランでも乗りこなすのは難しいのがジープ。地元の人でも危険だからと乗らない人たちもいる。

　だが、何といっても安いし歩くのが嫌いなフィリピーノにとっては無くてはならない乗り物がこれだ。

　ある程度土地勘がつき、どこに何があるか把握できると乗れるようになる。

　西のオポンマーケットと東のマリナモール間はほぼ一直線で途中にガイサノマクタンや愛用の日本食レストランだるま、さらには１時間２００ペソのトントンマッサージもある。

　一回８ペソ（１６円）なので気軽に乗れる。

　ドライバーや客引きに行き先を告げて確認、違っていれば「あっちの車」などと教えてくれる。

　降りる時は屋根をコインで叩いたり、「パラ」と叫んで停めてもらう。なので降りるべき場所を把握していないと利用は難しい。

　オポンマーケットは庶民の市場だ。露天では古着の下着まで売っている。歩道はあってないようなもので、道路上を露店とジープとトライとバイクと歩行者が渾然と混ざり合っている。

　トライは６〜７人乗ってるし、バイクも３ケツ日常茶飯事。

　市場内にあるチキンの丸焼きのお店。夕食を中で食べようと思ったが、あまりの汚さに加えビールも他の食べ物もないので断念。持ち帰ってホテルで食べた。

　途中のサリサリでレッドホースの５００ｍｌとコーラを買ったらビン代のデポ込みで５０ペソ。

　翌日ビンを返してビン代返してもらおうと思っていたら、ルームクリーニングの際処分されてしまっていた。

　チキンの丸焼き１４０ペソなり。

　市場の奥に教会があった。

　

　日曜日とあって人で溢れかえっていた。

　中へ入りきらないので入り口に群がる信者の皆さん。

　この協会を抜けるとセブ本島へ渡るフェリー乗り場がある。

　車だと渋滞もあるし遠回りして行くので、安くて近道のフェリーは庶民の足だ。

　その名も「メトロフェリー」。

　大人１４ペソ。安っ！

　ターミナルフィー１ペソ、合わせて１５ペソ、３０円也。

改札のお兄ちゃん。お姉ちゃんもいたけど写真撮らせてと言ったら逃げられた。

　大金両替するときには念入りに確認が必要だけど、１ペソのターミナルフィー払うのに「つり銭確認」と言われても何だかなーである。

　フィリピンでは後から「釣銭１ペソ足りなかったぞ」などと言うクレームが出たりするのだろうか？

　２００人位は乗れるのだろうか。

　この日のジモティ率は私が乗ったので９９．５％か。

　時刻表とかなかったようなので、適当にいっぱいになったら出発するのだろうか。

　この日は私が最後の乗り込み客で、乗ったらすぐに動き出した。ラッキー。

　それとも、時間が来ていたのだがのんびり写真など撮っている日本人が乗り込むのをイライラして待っててくれたのかも。

　上の棚には救命具が置いてあるのだが、どう見ても全員分ないぞ。

　万一の時は奪い合いの阿鼻叫喚地獄となるのか、それとも女子供優先でと紳士的な配慮がなされるのか、などと心配していたら２０分ほどでセブ本島の埠頭に着いた。

　踏み台渡って上陸。

　皆さんの後を付いていくと出口に到着。

　ここは観光客がいないのでボッタクリや、「タクシー」とか声を掛けてきて「イエス」と言うと「これに乗れ」とタクシーを指差し「紹介料のチップ呉れ」などという輩はいないが、他の埠頭では要注意！

　しばらく歩いて大通りへ出る。

　ＳＭ行きのジープがあった。

　近距離はワンライド８ペソ。

　ＳＭなど大型ショッピングセンターには、ＧＴエキスプレスという方面別直行バンが出ている。

　アヤラとかガイサノマクタンなど他のモールなどへも行ける。

　マクタンのガイサノまで２５ペソ、ダナオなど遠距離での５０ペソ。

　一般のジープと違い、途中乗り降りなしの直行便だ。

　ＳＭともなると行き先表示もしっかりしている。

　ショッピングモール巡りをしたい方には便利かと。

　「ガイサノマクタン？」と聞いたら助手席に乗せてくれた。ラッキーと思っていたら両手に荷物のおばさんが乗ってきて、結局真ん中の窮屈な席に追いやられた。

　途中で客も乗せない代わりきっちり満席になるまで出発しない。

　満席と言うのは定員ということではなく、これ以上は無理という状態のこと。１２席分に１６人＋幼児という感じだ。

　ＧＴexpress。

　さて、用事もないのにウロウロしているのも飽きた。

　せっかくリゾートへ来ているのに地元の乗り物に乗って喜んでいるのも何だかなーであるので、リゾートホテルへ行ってみることに。

　ホテルからリゾートホテルエリアまではジープが走っていないので、トライで行くことに。片道７０ペソ。

　携帯の番号聞いておいて帰りも迎えに来てもらった。

　高級リゾートホテルの前でタクシーやトライを捕まえようとすると、押し付けガイドみたいなおっさんがウロウロしているのでかわすのが煩わしい。

　人のよさそうなドライバーに当たったら、携帯聞いておいて呼ぶのが便利だ。先方も流しているより確実な客はありがたいようだ。

　ということで、マリバゴブルーウオーターのデイユースにやってきた。

　朝から夕方までプール、ビーチ、レストランなど出入り自由。お昼にはブュッフェ形式のランチが食べ放題。

　これでお一人様１３００ペソなので、泊まるのはもったいないけど結構いいかも。

　因みに、隣のアネモネリゾートは入場料１００ペソだった。

　ブルーウオーターのレセプション。

　タオルは５００ペソのデポジットを払えば無料で貸してくれる。

　１２年ぶりのブルーウオーターはすっかり模様替えされていた。

　プールの横には着替えの部屋もある。

　ビーチで一人日光浴とはさびしい限り。

　ビーチのバーで「サンミゲル幾ら？」と聞いたら何と１５８ペソ。

　いったん門を出て外にあるサリサリで買ったら６５ペソ。もっと離れたところまで探しにいけば安いビールが買えたかもしれないが、面倒なので購入。

　スタッフに見つからないようタオルで包んでこっそり飲む。

　あては２０ペソで買ったピーナツ。

　ブルーウオーターに来てまでせこい行動しか出来ないドラゴン、情けない！

　ブルーウオーターのプライベートビーチ。

　各種アクテビティある。

　さて、もうやることなくなった。

　皆さんも一人で来るのはやめましょう。

　時間潰し、もうひとつあった。日本ではもったいなくて絶対行けないマッサージ。

　こちらでは安いので気軽に行ける。

　多分セブシティにもあるチェーン店、タイボラン。

　トントンも安いけどこちら最強の破格値？

　１時間１５０ペソ。チップ５０上げても４００円。

　いつもボディとフットなど組み合わせて１〜２時間やってもらう。

この旅行記へのコメント （5）

• わんぱく大将さん 2012/10/11 00:47:05

  わかります

  熟年ドラゴンさん
  
  わかります。私もアマンリゾートぐんだりまで行って一人？と。
  いや、リゾートは一人の方が楽でいいのです。　ホテルのスタッフに雑誌の編集の人間かと間違えられましたが。　スタッフを雇って、あっちこっち連れまわしましたから。
  
  　大将

• waadsさん 2012/09/26 20:43:59

  えっ〜　一人旅ですか！？

  ドラゴンさん　こんばんは♪　おひさしぶりです
  
  いつもガイドさんとご一緒のドラゴンさんが今回は一人旅ですか…！？
  リゾート地でお一人は寂しいと思うのですが
  
  街でお一人で歩いてられ治安の面ではどうですか？
  マッサージ店に入っていかれボッタクリも気になるのですが…
  
  そういう意味でもやっぱりガイドさんは必要なんですね
  
  waads

  熟年ドラゴンさん からの返信 2012/09/27 07:15:30

  RE: えっ〜　一人旅ですか！？

  waadsさん、いつもありがとうございます。
  
  青春さんのことは知りませんが、熟年ドラゴンはいつも一人旅ですよ。
  
  田舎や庶民の町の治安は悪くはないと思いますよ。
  
  セブではフェンテオスメナ近辺や、マクタンのリゾートホテル周辺は確かに良くないですね。
  
  庶民のマッサージにボッタクリはありえません。
  
  日本では１０分千円などというマッサージですが、１時間３００円なら何度でも行きたくなります。

• ももであさん 2012/09/22 07:06:03

  Fishing

  おはようございます。
  
  確かに一人でリゾートはちょっときついですね。
  
  でも現地調達するのが、熟年ドラゴンさんの
  真骨頂だったのでは？
  
  最後の一枚のアクティビティにもありますよ。
  
  “Fishing”

  青春ドラゴンさん からの返信 2012/09/22 14:19:55

  RE: Fishing

  > でも現地調達するのが、熟年ドラゴンさんの
  > 真骨頂だったのでは？
  
  
  いつもありがとうございます。
  
  熟年ドラゴンはいつも一人旅の模範的紳士です。現地調達などとんでもないの恐妻家です。
  
  青春ドラゴンさんはそれなりに楽しまれているようですが。
  
  今後もよろしく！