2012EU旅行・ウィーン編NO.2　：　ウィーンは広くて迷って泣きそう！　美術史博物館、王宮宝物館、コンサート

2012/09/07 - 2012/09/11

初めての町の町歩きを楽しもうと思っていたのに、思ったより広い上にわかりにくい〜。
元気な状態ならまだしも、体調は今までの旅で経験したことないほど不調。
道の名前もとっつきにくいドイツ語だし、西も東もよくわからない。
ゴールデンホールのガイドツアー、始まる1時間前に王宮あたりから歩いて行ったのに迷ってタイムアップ。
地下鉄・トラム・バスの24時間フリーチケットをようやく買って、行きたい方向に行きそうなトラムの停留所をやっと見つけて乗り、話に聞く刻印機を探して刻印を押してほっとしたのもつかの間、トラムがトラブルで動かない。
しょうがない、歩こう。あ”−、同じ所歩くの3回目！
それでも一日頑張っていろいろ観光して、コンサートまで聴いて、帰ろうとしたらホテルの場所がわからなくって泣きそう・・・

でも、ウィーンに行く大きな目的の一つ、美術史博物館でマルガリータに会うことができました！

表紙写真は、美術史博物館。ドームの下のカフェを見下ろしたところ。

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

こんなに立派な建物ばかりのウィーンの町。

楽友協会の方向をめざすけれど、道がカーブしているし自分がどこにいるのかさえ、わからなくなってしまいました。
楽友協会ってドイツ語で何と言うのかもわからず、調べて発音しても通じないでしょう。
後１０分でガイドツアーの始まる１３：００。
ついに家族連れを捕まえて自分の位置を聞きました。
どこへ行くの？と聞いてくれたので、地図を示すと、この道をまっすぐ行って右に曲がって１５分ぐらい。
で・・楽友協会あきらめました。

あきらめて、回りを見回すと、道の間にテントがずーっと並んでいます。

いつの間にかナッシュマルクトという市場に来ていました。

ここで、見たことのない果物発見！
他の観光客も興味深げ似見ています。
どんな味かな？決して美味しそうには見えませんが、一生疑問のままで終わるのは嫌なので買ってみました。
一切れ４ユーロ以上もしました。

ホテルに帰って食べてみると、見たまんま、パサパサで特に味もありません。
少し口にして、捨ててしまいました。

ベリーやら、ナツメヤシの実など売ってます。
あ、ここにもブラックカーラントあったんだ。

ブダペストで買って食べたので、その話は後日。

スペインでも、平たいモモ売っています。
今年は、このモモ食べる機会がなくて残念。

普通のモモと同じ味ですが、平たいので食べやすいんです。

手前にあるのは、ヤムイモです。

地理の時間に、南太平洋のあたりの島の主食として勉強しましたね。
ハワイで食べたことはありますが、形を見るのは初めて。

インゲンやマッシュルーム、パプリカ。

生カキは、その場で食べられるようです。

旅行中の生ガキなんて、ちょっと怖いです。
今の私は食べられるわけないですけれど。

あ、あの金色のドームは、セセッション。ここまでは来ないなあと思っていたのに。

で、地下鉄の駅があったのでトイレ休憩しようと思ったのに見つからず。
マックに入ってコーヒー飲んだのに、マックの中にもありませんでした。

とりあえず２４時間の交通チケットを売店で買って、すこし楽に移動しようと、行きたい方向を向いているトラムを探して乗って（表紙に書いたとおり）
待つことしばし。
なかなか出発しないし降りる人もいる。
もう待てずに降りてみると、トラムの運転手が降りて階段の所で当局？の人にライセンスらしきものを見せて何か書いている・・・

もう、歩く方が確かなので徒歩で移動します。

また、オペラ座に戻ってしまいました。
今度は遠くから見えたので、屋根ですぐわかりました。

お目当ては、ここ。

ではなかった。
こちらは、自然史博物館。

向かい合って、同じ建物があります。
こちらが、美術史博物館。

この前で、うろうろしているとコンサートのチケット売りにつかまりました。
楽友協会でのモーツアルトコンサートに行きたいと思っていたのに、楽友協会にたどりつけなかったので、もういいや〜
コンサート行きたいし、このコンサートはオペラやバレエもやるというので、今夜の公演チケット買ってしまいました。

美術史博物館と王宮宝物館のコンビネーション・チケット１８ユーロを買いました。
スペインで思ったより現金を使ってしまったので、なるべくカード払いです。
エントランス、正面の階段を上って

２階へ

クリムトの壁画がよく見えるように、階段とキャットウォークが設置されていましたが、そこでは撮影禁止。

２階のバルコニー。

ここから下を見たところが、表紙写真のカフェ。
入ってみたかったけれど、飲むのも食べるのも今は不安。
時間も限りあるし、先を急ぎます。

美術館は広いので、ゆったりと作品が飾られています。

ブリューゲルの絵画が充実しています。

バベルの塔

雪中の狩人

美術の教科書で見たような・・・

ジュゼッペ・アルチンボルド

この作品はWater、他にFire,Winter,Summerもならんでいました。

なかなか、スペイン絵画がでてこない・・・

と、一番角の部屋へ入ると、ありました！

これを見るのが、一番の目的。

ベラスケスの
白いドレスの王女マルガリータ

国立新東京美術館のハプスブルグ展で、一度見ています。

３日前に、プラド美術館でラス・メニーナスと、別の肖像画を見たばかりなので、感慨もひとしお。

王女マルガリータ（青いドレスの）

ムリーリョの作品もありました。

昨年は、スペインのセビージャ（セビリア）でムリーリョをたくさん見て、今年もセビージャのカテドラルで見ています。
ここでも見れるなんて、うれしい。

別の部屋に行くと、本格的に模写をしている人がいました。

ミュージーアム・ショップで、ウィーンなのにベラスケスの本を買ってしまいました。
たった１０ユーロだったし、重さも手ごろ。

美術史博物館の公式本も欲しかったけれど、重くなるのでやめました。

コンビネーション・チケットのもう一方の王宮宝物殿のチケットを使うため、道路を渡って王宮へ

なんだか、にぎやか

バンドも出て盛り上がってます。

飲み物や食べ物、ジャムやチーズの屋台がたくさん並んでいます。
収穫祭？

普通だったら喜んで買い食いするのに・・・お腹は空いているのに・・
残念。

王宮は、いろいろな建物が並んでいて・・どこへ行ったらいいのやら・・

ガイドブックと案内表示を照らし合わせて、やっと入り口発見。

ガイドブックに載っていた神聖ローマ帝国の帝冠かな？

マリア・テレジアのベッド

金のバラ

などなど・・・多数の財宝

こちらは、王宮の内側。

この門から出てきましたが、ここが入り口。

明日は、ここから入ってシシィ博物館と皇帝の部屋を巡ります。

いいお天気〜

今、１７時を過ぎた頃。

コンサートは１９時からですが１８時に開場するし、また道に迷うとあせるので会場に向かいましょう。

チケット買った時に、お兄さんが王宮の先だと道を説明してくれたけれど自分の中で消化していないので、じっくり見る。
また、美術史博物館の先まで行かなくてはならないんだ。

方向を定めるまでしばらくかかり、近道のつもりが遠回りして

たくさん立派な建物があるので、建物に書いてある名前とチケットの会場の名前を照らし合わせて・・
良かった！ここだ！

時刻はちょうど１８：００　会場は開場していました。

パレスといっていたけれど、ウィーンには、いろいろなパレスがあるみたい。
ここは、PALAIS AUERSPERG

りっぱな階段を登って気分は上々。

階段の上がホール

こじんまりしていますが、素敵なホールです。

早くいったので一番安い席でも、中央近く後ろから４列目でした。

途中、観光客の女性が乱入して歌いだしたのかと思ったら（普通の服着ていた）出演者でした。
男性も出てきて、パパパの二重唱

その後、若い男性がマネキンを運んできたと思ったら、コッペリア。
こんな狭い舞台でバレエも踊っていました。案の定バレリーナが譜面台蹴った！

休憩。

みんな、なんとなくムードにつられて飲み物を求めて階段ホールへ

私もオレンジジュース

ほとんど飲み食いしていないから、美味しかった！

結構楽しかった！

会場を出ると、次回２１時の公演の観客がたくさん待っていました。
日本人の団体もバスで来ていました。

第１回目の方が、外で待たなくていいのでお勧めです。

近くには、国会議事堂がありました。

昼に買って、刻印を押してしまった２４時間チケットをまだ使っていないので、とりあえず路面電車に乗ります。

でも、帰る方向が変わっただけで、そんなに近くへは行かなかった。

夜景を楽しみながら、歩きます。

途中。ショーウィンドー・コミュのために撮影。

ここは、なんていう教会でしょう？

やっとシュテファン寺院まで戻ってきました。

お腹ぺこぺこなので、どこかカフェに入ろうかと思いましたが、不安出し面倒なので、持ち帰りピザとファンタ買いました。
でも、なかなかホテルが見つからない。
ピザとファンタで手もふさがって地図が見れない。

周りは観光客らしき人ばかりなので道聞いてもだめだろうなあ
そこへ、バイオリン・ケースを持ちタキシードを着たコンサートに出演してきたらしき男性が歩いてきたので、アンカー（時計）はどこか聞いて教えてもらいました。

ホテルの周りを大きく一周していたようでした。

ホテルを出てからちょうど１２時間。体調悪いのにもかかわらず、よく観光しました。
あー・・疲れた・・・シャワー浴びて寝ようっと！

続く

この旅行記へのコメント （2）

• Mirabellaさん 2012/09/17 02:15:41

  お帰りなさい♪

  夏さん、こんばんは。
  
  旅行記はウィーンからスタートみたいですが、どうしてそんなに体調悪かったんですか？スペイン出てから、体調崩されたのでしょうか。
  一人になって肩の荷が下りたとたんに、疲れが出たのかしら。
  スペインの旅は、問題なく楽しまれました？
  
  ウィーンの町、夏さんでも迷われるってことは、私が行ったら迷いまくるでしょうね。ぞっとするな。
  夜に自分のホテルが見つからないって泣きそうになりそう。
  もう、疲れきってる時間ですよね。
  
  翌日からは、元気に快復されてたんでしょうか。
  
  Mirabella
  
  

  夏への扉さん からの返信 2012/09/17 03:14:34

  RE: お帰りなさい♪

  Mirabellaさん、ただいまー♪
  
  ウィーンとブダペストがいろいろな意味で強烈で、スペインにいたのが、遠い昔のことのように思えて、記憶のたしかなウィーンからUP始めました。
  
  いつもは体調悪いなんてことないのに、今回はなぜだかマドリードに戻った頃から、だんだん調子が悪くなったみたいです。
  子供たちに合わせて、ゆるい日程にしていたけれど、マイペースでなかったためかなあ。
  
  ウィーンに行って思ったことは、道を聞くにもスペインだったら楽なのに、スペイン語なら、道の名前も名所の名前も素直に頭に入るのに。
  ドイツ語はそういうわけに行かなかった・・・・
  
  そんなことで、スペインに行ってきたばかりなのに、ウィーンで既にスペインが懐かしくなりました。
  来年は、スペインを主に回りたいです。
  そして来年はスペイン語で話している時に「英語話せる？」って聞かれないようにするのを目標にしようと思います。
  
  
  > 翌日からは、元気に快復されてたんでしょうか。
  
  いえいえ、ウィーンにいる間はほぼダメでしたが、観光はしっかりしました。
  
  なつ