2013/09/19 - 2013/09/19
3459位(同エリア6056件中)
susuさん
ここ数年はアジアばかり旅行していたので今度はヨーロッパに行きたくなりました。これまでヨーロッパにはツアーでしか行ったことがなく、個人旅行は初めてです。
いろいろ検討した結果、ブダペストINウィーンOUTの航空券を購入して周辺の数カ国を周遊することにしました。訪問する国・都市を増やしたり減らしたりしつつ各都市の滞在日数に頭を悩ませたり、各都市間の移動手段についても試行錯誤を繰り返しながら、以下のような日程ができあがりました。
9/12(木)成田→ドーハへ
9/13(金)ドーハ→ブダペスト
9/14(土)ブダペスト
9/15(日)ブダペスト→プラハへ
9/16(月)プラハ
9/17(火)プラハ→ブラチスラバ→ウィーン
9/18(水)ウィーン
9/19(木)ウィーン
9/20(金)ウィーン→ドーハ
9/21(土)ドーハ→成田
成田→ブダペスト、ウィーン→成田の航空券…123,700円
ブダペスト→プラハの寝台列車(クシェット6人部屋)…29EUR(3,880円)
MAV(ハンガリー国鉄)http://elvira.mav-start.hu/elvira.dll/xslvzs/index?language=2&ed=51E7EA5A
プラハ→ブラチスラバのバス…12EUR(1,582円)
czech transport.com(チェコのバス・鉄道)http://czech-transport.com/transport-service
ブラチスラバ→ウィーンのバス…7.87EUR(1,057円)
SLOVAK LINES(スロバキアのバス)http://online.slovaklines.sk/
ユーロラインズの存在、クシェットという用語、国際列車の切符のインターネットでの購入方法などなど、何もかもが初めて知ることばかりでした。あとオープンジョーの航空券を利用するのも初めて。
7泊分のホテルも全て予約して(ブダペスト②、列車泊①、プラハ①、ウィーン③)出かけました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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昨夜は夜更かししたので今朝は9時過ぎまで寝ていたら掃除の人にドアを開けられてしまい、謝る声で目を覚ましました。掃除の時間早っ!
カーテンを開けると、久しぶりに見る澄み渡った青空。こうしちゃいられないと慌てて仕度をして出掛けました。
朝食は昨日と同じカフェへ。
右に写っている大きめの建物が泊まっているホテル、左に見える茶色い建物がそのカフェです。駅は背後の方向。 -
今日もなんとなく見た目で選んだパン(2.25EUR≒300円)と誘導されるままに注文したコーヒー(2.25EUR≒300円)。これはミルク付きのエスプレッソかな。
パンは揚げてあるようで油臭く、中にはミキプルーンそっくりの味のジャムが大量に詰まっていて苦手な味でした。コーヒーにも合わないなあ〜。
残念ながら半分くらい残して朝食終了。 -
観光の前にウィーン西駅の郵便局に行きました。今度は行列がなくて良かった。
日本までハガキを送る切手代は驚愕の1.70EUR(約225円)。過去最高額です。この激高価格が影響しているのか、ウィーンから送ったハガキは一番最後に投函したにもかかわらず一番先に届きました。まあ単に直行便があるからかもしれませんが。
ついでに鉄道の乗り場に行って車両を見てきました。ザルツブルグやハルシュタットにも行ってみたかったなあ。 -
地下鉄を乗り継いでシュタットパーク(Stadtpark)駅へ。
市立公園の最寄り駅です。 -
公園には子供用の遊び場も充実していました。
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犬を散歩させている人も沢山。日本ではあまり見かけない犬種もいます。
今回旅行したエリアでは、犬を連れて地下鉄を利用する乗客の姿をよく見かけました。どの犬も全く吠えず落ち着いていて賢そうでした。 -
謎の銅像。打たせ湯をしている子供?
この公園で見たいのはヨハン・シュトラウス像です。近くに公園の地図の立て看板がありましたが前日の事があったので全く信用できず、ベンチに座っていたご婦人に道を尋ねました。
案の定、地図が指し示しているのとは反対の方向にあるようです。 -
前衛的なデザインの遊具ですね。
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公園内にはウィーン川が通っています。
ヨハン・シュトラウス像まではかなり距離がありましたが、天気も良いし公園内を歩くのは心地よかったです。 -
ヨハン・シュトラウスの他にも色々な像があります。
これは誰かな…。 -
池の水が凄く緑色で逆に綺麗。左の方に集団で丸まっているのはカモではなく鳩です。
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ツアー客の集団が見えたので、離れた所からでもヨハン・シュトラウス像の位置が分かりました。やっぱり定番スポットなんですね。
ヨハン・シュトラウスは1世(父)と2世(息子)がおり、この像はワルツ王と呼ばれた2世の方です。 -
地下鉄で隣のカールスプラッツ駅に移動し、国立オペラ座まで歩いていきました。ここからリンクに沿って散策します。
前を通るのがこれで3回目で説明するのも今更ですが、国立オペラ座はパリ、ミラノと並ぶヨーロッパ三大オペラ劇場の一つです。 -
国立オペラ座の前のこの大通りがリンクです。
リンクはウィーン旧市街を囲む一周約4kmの環状道路。1857年、フランツ・ヨーゼフ1世の時代にそれまであった城壁を壊して造られました。リンク沿いには重要な建築物が並んでいます。
リンク沿いのホテルに宿泊すると観光に便利だという情報を事前に得ていたんですが、地図上だとどこがリンクなのか分からなかったので、大体この辺かなと思ってウィーン西駅近くのホテルを予約したら全然違ったのでした。 -
リンクに沿って時計回りに歩いていきます。
まず見えてくるのはブルク公園の入口に鎮座しているゲーテ像。
完全に余談ですが、Wikipediaのゲーテ(ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ)のページに載っている70歳の時の肖像画がザッケローニ監督にそっくりでびっくりしました。 -
ブルク公園(王宮庭園)はシシィの夫フランツ・ヨーゼフ皇帝の私的な庭園だったそうですが、死後3年経った1919年に一般開放されたそうです。英国様式の美しい庭園です。
ブルク公園にはモーツァルト像を見る目的で立ち寄りましたが、この建物が見事で圧倒されました。何の建物だろう。 -
このガラス張りの建物はパルメンハウス。
温室で中はカフェになっているそうです。 -
ベンチが沢山あって居心地の良い公園です。
座ってのんびりするのも良いですが、私は意外にアップダウンのある公園内をモーツァルト像を探して行ったり来たりしていました。なかなか見つからない。 -
こちらはフランツ・ヨーゼフ皇帝。
こんな風に庭園内を歩いていたんでしょうか。 -
かなり探し回った末にモーツァルト像を発見しました。市立公園のように広くないものの、木が多く坂もあるのでなかなか死角の多い公園です。
像の前には花でト音記号が描かれています。モーツァルト像の画像を検索していて感動したんですが、この花は度々植え変えられるようで色(種類)が撮影時期によって違います。素晴らしい! -
モーツァルト像はリンク沿いの道から見える所にあるので、公園内に入らず柵越しに探していたらすぐに見つけられたようです。
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ブルク公園を出て歩いていると、何やら立派な建物が見えてきました。
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イチオシ
見た目がそっくりな2棟の建物の真ん中にあるのはマリア・テレジア像。
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マリア・テレジア像の左側にある建物が自然史博物館、
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右側にあるのが美術史美術館です。
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そっくりすぎて見分けがつきません。位置以外で見分けるポイントはあるのかな。
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イチオシ
自然史博物館には自然科学系の収蔵物が約3,000万点、美術史美術館にはハプスブルグ家の美術コレクションが収蔵されているそうです。
美術史美術館はヨーロッパ三大美術館の一つだそうで、展示物の目玉はブリューゲルの『バベルの塔』、『雪中の狩人』など。 -
マリア・テレジア像の視線の先には王宮がありました。
個人的にはシシィよりもマリア・テレジアに興味があります。「女帝」ってかっこいい。 -
マリア・テレジア像の背後にあるのはミュージアム・クォーター。
様々な様式で建てられた美術館やホール、カフェ、レストラン、ショップが集まった複合施設だそうです。 -
今度はマリア・テレジア像の目線の方向に進んでみました。
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新王宮の入口、ブルク門。
ライプチヒの戦いでオーストリア帝国、プロイセン、ロシア帝国、スウェーデンの連合軍がナポレオン率いるフランス軍に勝利したことを記念して建てられたそうです。 -
こちらが新王宮。
というか王宮と新王宮があるのを知らなかった。いや、新王宮を含めた周辺一帯をまとめて王宮(ホーフブルグ宮殿)と呼ぶようです。王宮の敷地内には18棟の建物があり、2,500以上の部屋があるそう。さっき行ったブルク公園も実は王宮の一部でした。
昨日見た王宮はミヒャエル広場に面しているほんの一部分だったようです。 -
新王宮の前の広場はヘルデンプラッツ(英雄広場)。2人の英雄の騎馬像が向かい合って立っています。
新王宮の方を向いているのはカール大公。1809年のアスペルン・エスリンクの戦いでオーストリア軍を率いてナポレオン軍を破った英雄です。その直後のヴァグラムの戦いでリベンジされてしまうのですが、ナポレオン軍に野戦での初黒星を付けた影響は大きかったようです。 -
新王宮寄りに立っているのはオイゲン公。ハプスブルグ家に仕官したフランス人で、対オスマン帝国戦の英雄だそうです。
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何やら物凄くドラマチックな感じの雲が湧いてきました。
日本の雨は空一面が満遍なくどんより曇ってから降るぞ降るぞ~…降り出した!という感じで降るのが殆どだと思いますが、こちらはこのくらい青空が見えていても普通に降るようです。
日本で通常見る、薄い雲を透かして太陽光が差す程度の天気雨と違ってこっちの天気雨は文字通りなんですね。なんとなくヨーロッパは冬の寒さ以外は気候が穏やかなイメージがありましたが、意外にパンチが効いてるな。 -
カール大公像の後ろに市庁舎が見えています。
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またブルク門をくぐってリンク沿いの道に戻りました。
にわか雨が降ってきたので、短い区間をトラムで移動。
トラムは新型車両も旧型車両も色々走っていますが、個人的には旧型車両の方が味があって好きです。トラムに限らず電車でも車でもレトロな方が好き。
この車両はわりと旧型。大抵は2つの車両が連結されていて、2車両目の先頭の席はこのように特等席といった感じになっています。もっと車両の両端部分が円形に窄まっていて、そこだけ左右の席が近い車両もありました。 -
これは観光用のリンクトラム。専用の切符を買わないと乗れません。
運行は10:00~18:00、環状のリンク沿いを1周30分でぐるぐる走っているようです。 -
ギリシャ神殿風の国会議事堂。楽友協会の建物を設計したハンセンによる設計だそうです。
正面にあるのはアテネの泉で、中央の高い所に立っているのは知恵の女神。 -
国会議事堂の隣にあるのはウィーン市庁舎。
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何やらイベントが行われているようで、色々なお店が入ったテントが並んでいました。
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どうやら乗馬関係のイベントのようです。テントの半分は食べ物を出すお店、もう半分は乗馬用品やグッズなどを販売しているお店でした。
市庁舎の建物の近くは幕で囲われており、そこから先にはチケットがないと入れないようです。聞こえてくる音から想像するに、幕の向こうには客席と馬が走るレーン?があるのかな。
幕の手前を左に曲がった所に無料のトイレがありました。今回の旅行中で無料の公共トイレを見たのはここが唯一でした。もしかしたら仮設だったのかもしれませんが。 -
会場外れの噴水の周りには子供の遊び場が。ポニーに乗れるエリアもありました。
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市庁舎の正面にあるのはブルク劇場。オーストリアの国立劇場です。
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今日の昼食はどこかのレストランでターフェルシュピッツ(牛肉の煮込み料理)を食べようと思っていたのでこの会場で食事をするつもりはなかったんですが、このお店の前を通るたびに店員さんが声をかけてくれるので往復3回目くらいでもういいかという気分になり、こちらで頂くことにしました。行くレストランの当てもなかったですし。
ヴィーナーシュニッツェル(9.50EUR≒1,280円)とファンタ(2.20EUR≒290円)を注文しました。
私は甘くないお酒が飲めないので、旅行中はコールドドリンクの選択肢がなく普段は全く飲まない炭酸飲料をやたら飲む羽目になります。本当は水の方がいいんだけどジュースより水が高いとちょっと抵抗が。
今回の旅一杯目の炭酸飲料、プラハで飲んだスプライトは久しぶりに飲んだ炭酸飲料だったからか美味しかったですが、流石に3杯目は飽きた。
ところでどうして海外のファンタはオレンジしかないんだろう。 -
ヴィーナーシュニッツェルは結構いい値段するな?と思ったら、なんと2枚!そして付け合わせのポテト。これ一人前ですか?
豚肉のシュニッツェルは揚げたてではありませんがほんのり温かい。揚げたてじゃないせいか衣も含めてなかなか噛み応えがあります。レモンでさっぱりして美味しい。
ポテトはお店の人にバルサミコ酢らしきものをかけるかどうか聞かれて断りましたが、かけなくても酢で和えてあるようです。あっさりしていて美味しい。上に乗っているルッコラはよく洗われた根っこまで付いていてフレッシュでポテトによく合います。
結局シュニッツェルはなんとか平らげましたがポテトは食べきれませんでした。 -
ブルグ劇場を眺めながらの爽やかな食事でした。
食後にテーブルで絵葉書を書いていると、花束を持った女性が来てバラを一本くれました。なんとなくこの先の展開が読めながらもお礼を言って受け取ると、案の定お金をねだられました。断ってバラをテーブルの上、私と女性の中間辺りに置いてハガキを書く作業に戻ると、女性はわりと控えめな態度でバラを回収して去っていきました。まあしつこくなかったのは良かった。
こんな風に言うのもどうかと思いますが、旅行する国(エリア)によって物乞いの仕方が様々なのは興味深いです。今回の旅ではプラハとブラチスラバで物乞いを見ましたが、このエリアの物乞いは土下座の姿勢で頭上に空き缶を掲げていたり、雨の中犬を抱えて座り込んでいたりと悲壮感を演出しているタイプが多いようでした。 -
フィアカーは普通に車道を走るんですね。後ろが渋滞しているけどどこまでこの調子で進むんだろう。後ろの車は順次追い越して行くのかな。
それにしても馬の蹄の音は良いものです。耳に心地よい。 -
また少しトラムに乗って移動。
トラム乗り場を始め、色々な所にこのゴミ箱が設置されていました。
煙草の箱をイメージしてるのかな。この写真ではよく見えませんが煙草の部分から薄く煙が出ていました。何だろう、煙草の部分は灰皿になってるのかな。 -
各ポイントで乗り捨てできるレンタサイクル。
右の黄色い自転車、プラハのホテルの前にあった銀行(Raiffeisen BANK、ウィーンでも見かけました)のマークが付いています。この自転車は広告にもなっているらしい。 -
ヴォティーフ教会。1853年に皇帝フランツ・ヨーゼフ1世がテロによる暗殺から無傷で逃れられたことを神に感謝して、弟のマクシミリアン (後のメキシコ皇帝)が建てた教会だそうです。
またにわか雨が降ってきましたが、教会前の芝生の上の人達は全く気にせず寛いでいます。ブダペストからウィーンまでずっと、地元の人達の雨に濡れることに対する無頓着さには驚かされっぱなしです。予告なしの『青空からにわか雨』が日常茶飯事だから気にしてもしょうがない、すぐ止むしって感じなのかな。でもどんより曇り空からの長期的な雨だろうと傘差さない人は差さないんだよな…。 -
イチオシ
ヴォティーフ教会の隣にレンガの素敵な建物が。ウィーンでは見ないタイプの建物ですが一目惚れです。
手前の花がまた素晴らしく綺麗な色だったので、フレームに一緒に収まるように撮影しました。 -
近くのショッテントール(Schottentor)駅から地下鉄に乗るつもりでしたが、ふと通りの向こうを見ると突き当たりに何やら変わった建物がちらりと覗いています。興味が湧いたのでちょっと行ってみよう。
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近くまで行っても何の建物なのか分かりませんが、入口にバーが下りていて自由に出入りは出来ない様子でした。一瞬これがウィーン大学なのかと思いましたが写真を見たら全然違う。
後から地図で調べてみると、どうやらRossauer Kaserneという建物のようです。日本語の情報は見つけることが出来ませんでしたが、オーストリア連邦政府の国防・スポーツ省が入っているらしい。 -
その前の通り沿いの花壇に植えてあった見たことのない花。
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駅に戻る途中で郵便局を発見したので、さっき書いた絵葉書を投函。たった5日で日本に届きました。
ショッテントール駅から地下鉄を乗り継いで旧市街中心のシュテファンスプラッツ駅まで戻ろうと思い、カールスプラッツ駅で乗り換えようとしたら思いがけず地下鉄U4号線のホームに出ました。シュテファンスプラッツ駅を通るU1のホームに行くにはここから階段を下りるか上るかするようです。
ふと、U4はシェーンブルン宮殿の最寄り駅を通る路線だなと思い、天気が良いバージョンのシェーンブルン宮殿も見ておきたいなと思ったので、そのままU4で昨日と同じくシェーンブルン駅1つ手前のマイトリングハウプトシュトラーセ駅に向かいました。今日も懲りずにバスでグロリエッテに向かいます。 -
この時の地下鉄の車内で面白い出来事が。私の向かいの席には忙しそうにメモを取りながら電話をしているビジネスマンが座っていました。彼が電話を切ったくらいのタイミングで思わずくしゃみをしたら、何やら短い言葉をかけられその後ニコッと笑われました。ああ〜!どこかの国ではくしゃみをした人に慰めの言葉?をかける習慣があるって聞いたことがあるけどこれか!初めて体験しました。
マイトリングハウプトシュトラーセ駅に着き、今回は行き先に気を付けてバスに乗ったらすぐに目的のバス停Stranitzkygasseに着きました。
この時点ではまだ晴れていましたが、バスに乗っているうちにどんどん曇ってきました。嫌な予感。 -
グロリエッテに辿り着いた時には空がどんより曇っていました。ああ~ついてない。
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しかし今日は昨日よりも暖かいので、グロリエッテの前の池ではカモが活発に泳いでいました。
シェーンブルン宮殿が正面に見える位置まで歩いている最中に、遂に雨が降り出しました。うわあ〜。 -
がっかりしながらも正面のポイントに着いて宮殿を振り返ると…
!!! -
虹が出てる!!
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薄いけど見えるでしょうか。
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庭園まで下りたら虹がちょっと濃くなっていました。
こんな光景が見られるならここまで来た甲斐があったというものです。 -
さらに青空が見えてきました。やった!
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どんどん雲が晴れて青空が広がっていきました。
晴れると日差しが強く、庭園の中央は日影一切なし。日傘を差したいくらいですが、こっちの人は本当に直射日光大好きなようで差している人は勿論皆無です。まあ雨傘すら使わないくらいだもんな…。
「景色を見るのに夢中で雨が止んでいるのに気が付かなかった!」という体で暫く傘を差していました。 -
日差しがあると庭園も建物も芝生もますます綺麗に見えますね。
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すっかり雲が晴れました。青空にテレジアイエローが映えています。
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木漏れ日が零れる木のトンネル。
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結婚写真を撮っているカップルがいました。晴れて良かったですね。
サングラスかけてる新郎って初めて見た。 -
地図によると手前にあるのはシェーナー・ブルンネン、奥に見えるのはローマ風の廃墟のはず。シェーナー・ブルンネンは歩き方に載ってる写真とは違う場所のようだけど。
シェーナー・ブルンネンはシェーンブルンの語源。17世紀初頭に皇帝マティアスが森の中で美味しい水が湧きだす『美しい泉(Schoner brunnen)』を発見したことからシェーンブルンという名前が付き、その後に皇帝レオポルト1世が宮殿造りを始めさせ、その更に後にマリア・テレジアが大改装を命じて今の姿になったんだそうです。
ローマ風の廃墟は元あった建物が風化して廃墟になった訳ではなく、初めから飾り用の廃墟を造ったらしい。 -
満足です。今日は正門の方まで行かず、マロニエの並木道を通って駅に向かいました。
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地下鉄に乗ってケッテンブリュケンガッセ(Kettenbruckengasse)駅で下車。カールスプラッツの隣の駅です。
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この駅の近くにマジョリカハウスという美しい建物があるはず。
マジョリカハウスに限らず、この辺りは綺麗な建物が多くて素敵な街並みでした。
この周辺には華僑が多いようで、駅を挟んで向かいの辺りには中華料理屋や中華食材を扱うスーパーなどが固まっていました。旅行者ではない東洋人の姿もちらほら。 -
こちらがマジョリカハウス。バラの花模様のマジョリカ焼きタイルを使った建物。集合住宅で普通に住人がいるので中には入れません。カールスプラッツ駅の駅舎を作ったオットー・ワーグナーの作品です。
想像していたよりくすんだ色合い。マジョリカ焼きのタイルはマットなタイプというか光を反射しないようで、遠くから見るとコンクリートのようにざらついた質感に見えました。
バルコニーの柵が素敵ですね?。よく見ると1Fに日本食レストランが入っていました。 -
その隣にあるのはメダイヨンハウス。上部にあるメダル型の装飾が名前の由来だそうです。こちらはコロマン・モーザーの作品。
壁の細かい金細工が綺麗。メダルには全て違う女性の顔が彫られています。
よく見ると屋根の両端に女性像が。 -
通り過ぎただけでしたが、ケッテンブリュケンガッセ駅前の広場には何やら出店が沢山並んでいました。売っているのは防寒着やバッグ、靴など地元の人がターゲットらしい商品。
後から考えるとこれは蚤の市だったのかも?この日は土曜日ではなかったので違うかもしれませんが。 -
そろそろ日が暮れますが、まだまだ見たいものがある。
今度はシュヴェーデンプラッツ(Schwedenplatz)駅まで行き、そこからトラムに乗って目的地へ。 -
ちょっと道に迷いながらも辿り着いたのはこちら、クンストハウスウィーン。
ウィーンのガウディと呼ばれた建築家で芸術家のフリーデンスライヒ・フンダートヴァッサーが設計した美術館です。
余談ですが、もしかしたらこの周辺の道は要注意かも。ここまでの旅で一切見たことがなかった犬のフンが道にちらほら落ちていました。 -
次に歩いて向かったのはこちら、フンダートヴァッサーハウス。
こちらもフンダートヴァッサーが設計した集合住宅です。住人がいるので中には入れませんが、1Fはショップになっているそう。
私が行った時にも結構観光客がいて写真を撮っていました。住人は落ち着かないだろうなあ。やっぱりそういうのを分かっているフンダートヴァッサーのファンとかが住んでいるんだろうか? -
室内の床はは大地のように起伏があるらしい。ますます住人が普通の人ではなさそうな感じがする。
テラスや屋上には沢山の木が植えられています。
この建物の周辺の歩道も石畳が小さな丘のように隆起していました。 -
この噴水を発見した辺りで、これまでになく大粒の雨が降り出しました。
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土砂降りの中、トラムに乗って駅に戻ります。
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シュテファンスプラッツ駅に戻る頃には雨は止んでいました。
「戻る」という表現を使うくらい何度も来たこの場所。旅行記に全部載せてないけどこの場所の写真を撮るのは何回目だろう。私にとってシュテファンスプラッツはブダペストのデアーク広場駅と同じ位置づけでした。私に限らず多くの旅行者にとってもそうだと思います。
中央のOMEGAが入っている建物が重厚で大好きです。 -
マックカフェが入っている建物もお洒落。
1Fにはカフェコンディトライ(ケーキが食べられるカフェ)が入っています。 -
今回の旅ではケーキを食べまくることになるかなと予想していましたが意外と機会がなく、行ったのは昨日のザッハーだけでした。どこかでもう1回くらいは食べたい。
上の写真のこのお店はテラス席が雨で濡れて使えないせいもあってか大混雑で、席が全く空いてないので諦めました。 -
漸く天気が良い状況でシュテファン寺院を見ることが出来ました。
北塔に上った時に見たのとは別の屋根タイル紋章が見えます。こちらも四隅に数字が書かれている。何だろう、年号? -
散歩している子犬が本当に小さくて可愛かった。殆どハムスターサイズです。
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西日に照らされたシュテファン寺院が綺麗でした。見られて良かった。
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確かカールスプラッツ駅の中にあるSushi屋ですが、写真左の入口に掲げられているのは韓国の国旗だ…。
地下鉄駅の構内には大抵トイレがあります。どこも使用料は0.50EUR(約67円)。ブラチスラバのバスターミナルのトイレと比べると2.5倍の価格ですが、割高な分なのか何なのか、係の人が個室まで先導してドアを開けてくれるという謎の(そして不要な)サービスがありました。 -
一駅だけ地下鉄に乗ってカールスプラッツ駅で下車。乗るまでもない距離だったようで、少し歩いたらすぐに通りの向こうにシュテファン寺院が見えてきました。
国立オペラ座の前を通ったらチケット売りの男性になんと日本語で声をかけられました。今回の旅で、普通に会話ができるほど日本語を喋る現地の人に会ったのはこれが初めてです。
「昨日行ったから」と断ると、残念そうなそぶりは一切無く逆に嬉しそうに、そしてちょっと誇らしそうに「良かった?」と尋ねてきました。本当に純粋に音楽が好きなんだなあとちょっと感動。
別れの挨拶が「大好き!」なのが新鮮でした。「I love you」的に使ってるのかな。 -
興味があったカフェモーツァルトへ。
なんと日本語のメニューも貼り出されていました。 -
入店して目の前にケーキの入ったショーケースがあります。店員さんと挨拶を交わしてからケーキを選んでいると、店員さんはどこかに行ってしまいそのまま放置。他の店員さんも素通りだし暫く待っても誰もショーケースの向こうに戻ってこないので諦めて店を出ました。
まあ全体的にケーキが高くて(5~6EUR、他のお店の倍くらい)面喰っていたので幸いだったかも。 -
とりあえずケーキが食べられればどこでもいいやと適当にその辺りで発見したお店に入りました。
入店してショーケース内からケーキを選び、席に着いてドリンクを頼んでから店内に観光客の姿があることに気が付きました。歩き方をチェックしてみると、このお店が載ってる。
店名はゲルストナーで、皇室御用達の歴史あるお店だそうです。なんと昨日行った楽友協会のビュッフェもこちらの運営なんだとか。 -
見た目で選んだナッツのケーキ(レシートに書いてあった商品名はTOR STK NUSS、3.80EUR≒500円)とマキアート(2.60EUR≒350円)を頂きました。
うーん甘い、重い。日本のケーキとの決定的な違いはやはり、表面に塗られているのがクリームではなくマジパンのようなねっとりした糖衣である所ですね。今夜も夕食が食べられない。
ドリンクだけ運ばれてきてケーキを持ってくるのを忘れられたり、そのことを伝えようとケーキを注文した店員さんに声をかけたら私が担当じゃないと手を振られたりとサービスはいまいちでしたが、レシートにわざわざ「チップは含まれていません」と書いてあったのでテーブルに0.40EUR置いて帰りました。
チップの払い方がよく分からず、毎回会計の時に多めに払ってお釣りの額を相手に任せる方針をとっていましたが勝手にチップを徴収する人はついぞおらず、今回の旅でチップを払ったのはここだけでした。全く面倒臭い習慣です。 -
ゲルストナーのトイレは地下にあり、店員さんに暗証番号を聞かないと入れないようになっていました。
店頭のショーケースにはギフト用のチョコレートが展示されていました。ザッハーのチョコプレートを食べて思いましたが、ケーキよりもチョコレートの方がはずれがなさそうな気がする。 -
閉まらないうちにスーパーに行きたかったので早めに帰りましたが、スーパーが閉まるのが思ったより早く結局買い物が出来ませんでした。ああ~残念!明日の朝食も買いたかった。
しかし帰国してから知りましたが、西駅には夜中まで空いているスーパーがあったみたいですね。 -
帰国してから色んな人に「どこの国が一番良かった?」と聞かれて答えに困りました。うーん、選べない!
しかし出国前に一番強く「まだ行きたい所がある、帰りたくない」と思ったのはウィーンでした。まあ最後の訪問国だったからというのもあるかもしれませんが。
しかし実は出発前に一番期待していなかったのもウィーンでした。他の都市には絶対行きたいと思っていた場所がいくつかありましたが、ウィーンはそうでもなかった。クラシックに特に興味がある訳でもありませんでしたし。行ってみないと分からないものです。
昨日と同じお店でピザを買って帰りました。 -
夜食用と明日の朝食用の2枚(2.00EUR≒270円)。
持ち帰り用の容器や袋もあるのかもしれませんが何と言って貰ったらいいのか分からず、昨日に引き続きデリバリーのようにトレイを掌に乗せてホテルの部屋まで帰りました。
明日は遂に帰国する日です。寝坊できないと思うと緊張でなかなか眠れず、テレビでスポンジボブやサウスパークを見ながら夜更かししてしまいました。スポンジボブは言葉が分からなくても内容が理解できて笑えるのが凄いな。
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