初ものづくしの八ヶ岳（３）～きっかけは南の島での出会いから～

2012/09/07 - 2012/09/09

9月7日～9日の行程で信州へ。
2日間は登山、最終日は小淵沢周辺をドライブ。

そもそも今回の旅行のきっかけは、今年の6月に西表で出会った長野県在住のご夫妻からのお誘いによるもの。
『西表　2012　海と山を堪能する　～海編その１～』（http://4travel.jp/traveler/sham203/album/10685496/）
『西表　2012　海と山を堪能する　～海編その２～』（http://4travel.jp/traveler/sham203/album/10685960/）

はるか遠方の西表で、偶然同じダイビングサービスを利用し、ダイビングの合間に「山」の話で盛り上がり、ならば今度是非一緒に登りましょう、なんてことになり･･･
こんな素敵な出会いがあるから、旅はやめられないのだ。

今回、山のほうのプランは全てその後夫妻にお任せ。
初めての八ヶ岳に、初めての山小屋泊。山頂からのご来光も初めてで、正に“初モノづくし”の山行となった。
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3日目、前夜はこのご夫妻の自宅に泊めていただいた。
登山の心地良い疲れで9時過ぎには就寝！おかげで6時半にはすっきりと眼が覚めたのだが、私が一番寝坊だった(汗)

エリア 小淵沢(山梨)

• 同行者: その他
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: JR特急 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝食までの時間に散歩をしようと誘われ、近所にある大きな公園にご主人と共に出かける。
その公園にはリスがいるというので、カメラを持参。
そのリス、今どき大繁殖しているタイワンリスではなく、正真正銘のニホンリスとのこと。

この辺にいつもいる、、、と案内された場所に、さっそく出た！

さかんに木の実を拾い、せっせと食べている。

一心不乱に皮を剥く姿がかわいい。

今度はその木の実を、穴を掘って隠す算段。
でも忘れてしまうらしい(笑)

ようやくまともに撮影できた一枚。
とにかくすばしっこくて、じっとしていない。
結局この場所で5個体を観察。

ちなみにこのエリアに入る前に、アカゲラ！
なんとも羨ましい環境である。

朝食後、清里･小淵沢方面へドライブ。
まずは、何はともあれ清泉寮。
天気も良く、観光客もいっぱい。

これが目当て。
まだ子供が小さい頃に来て食べて以来だから、かれこれ20年ぶりだ。
当時と味は変わっていないのだろう。ただ、こちらの味覚が変わったのか、普通のソフトクリームの質が上がったのか、初めて食べた時の感激はなく、言われるほどの濃厚さも感じなかった。

清泉寮のひまわり畑
これだけの量になると圧巻

八ヶ岳倶楽部
観光客向けにこんな施設もあるよ、と連れて行ってもらった。
森の香り満載の店構えは、確かに観光客が好んで寄りそうだ。

店の裏手には散策路があると言う。
今回は時間の関係で断念。

中庭にも趣向を凝らしたオブジェが･･･

店内には偶然、オーナーの柳生博氏が接客中。
意外と横柄な口のきき方には少々驚き。

そろそろ腹もすいた、とご夫妻が選んだのは、地元でもそこそこ有名らしい『月舎（つきや）』。http://www.crytus.co.jp/tsukiya/

ここの十割蕎麦「生粉打ちせいろ」は、山形の板蕎麦のような強いコシで非常に美味しい。
生粉打ちせいろ：920円
せいろ：700円
良心的な価格。

店の外観
木立の中の板張りの家。
店内も木を基調にした落ち着いた造り。

腹ごしらえの後は、これも20数年前に訪れた『えほん村』へ。

木立の中に建てられた、文字通り絵本のための家

建物も看板も「木」、ぬくもりがある。

入館料は800円。
昔は八ヶ岳に遊びに来て、行く所がなくなったり、雨が降ったりするとここに来て絵本を読ませた。
でも今回は大人だけ。充分、“異質”な来訪者。
外を眺めるだけで早々に退散。

そこから「道の駅こぶちさわ」へ。
ここは本来の道の駅だけでなく、足湯施設や食事処、体験工房等々が併設された複合施設。

駐車場も大きい分、施設も大きい。
観光客で賑わっていた。

スモークチーズとベーコンジャーキーを購入。

その後、通りからちょっと入った、ひっそりとした喫茶店で、のんびりとお茶･･･

さて、楽しい山旅もそろそろ終わり。
夫妻には小淵沢の駅まで送ってもらいお別れ。

小海線の列車が停車していた。

はるかかなたの西表で、ひょんなことから登山の話で盛り上がり、誘われるままに訪れた八ヶ岳。
縁とは正に異なもの、妙なもの。
再会を約束して、帰路に着く。