2012夏パリ美術館巡りの旅～22．東洋美術にあふれるギメ美術館

2012/08/21 - 2012/08/27

今回はフリーツアーでオペラ座近くのプチホテル滞在、飛行機はANA。
現地では美術館パスという各種美術館や観光スポットに無料で入れるパスと地下鉄やバスなど1週間（厳密には月曜～日曜日）乗り放題パスNavigo d?・couverte（ナヴィゴ・デクベルト） 買っていざ観光に出発です。

パリには多種多様の美術館があります。
美術館パスを買えばたいていの美術館に行くことが出来るので、時間があればこんな東洋美術にあふれるギメ美術館もオススメです。
日本だと仏像ばかりとなりそうですが、東洋美術の奥は深く、広々とした美術館で鑑賞すると印象が変わりそう。

東洋文化に心酔した大金持ちのギメさん、すごいです。
お金持ちの娯楽の範囲を優に超えるような充実のコレクションでした。

エリア パリ(フランス)

こちらの駅が最寄り駅です。

地上に出ると、トップ写真のように美術館がすぐに見えてくるのでわかりやすい。

ではさっそく入場。

広々しているし、さほど混雑してないのでゆっくり鑑賞できます。

展示物の間隔も広いので撮影しやすいですね。最初はカンボジアやアフガニスタンあたりの作品だったか・・

入り口近くの大きな作品。

大きい、船の形。

アンコールワットで見られそうな凝った彫刻ですね。

仏像というか、王様とかえらい人の姿でしょうか・・？

う〜む、独特の像。
スクワットしてますかね？

光の当たり方がさらにダイナミックな動きを引き立ててますね。

動物の像もちらほらありました。
象さん。

中国の像だったかな？
手がいっぱい。

中国の女性像。埴輪のようなお姿。団体さんです。

正倉院宝物にありそうなキレイなガラスです。
青の発色がいいですね。

写真写りがわるいですが、透明感のあるガラスでできた魚の像。

お次はチベット仏教の美術も登場です。

曼荼羅。

絵巻物のような横長の形態。

で、大金持ちで東洋美術大好きでたくさん美術品を収集したギメさんの図書室だそうです。

さすがにこちらの造りは西洋風ですね。

書物がいっぱいです。
なんかいい雰囲気です。

日本美術コーナーもありました。

人気の伊藤若冲の索引もあってびっくり。

なんかずんぐりした神様？？

みていてホッとする素朴な埴輪。

千手観音、安定感がありますね〜

好みによりますが、こちらのギメ美術館の鑑賞にかかるのは1-1.5時間位。
美術館はセーヌ川沿いでエッフェル塔も近いです。
日本でもあまりこのタイプの美術館はなさそうなので、パリでじっくり東洋美術鑑賞、いいかもしれません。