2012/07/19 - 2012/07/19
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YAMAJIさん
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新エルミタージュ2階のほぼ半分を占める、イタリア美術から見学開始です。ダ・ヴィンチの間は、かってニコライ1世の書斎だった所で、バロック様式の天井にクラシック様式の円柱をもち、ロココ調の扉が用いられています。ここには、ダ・ヴィンチの「リッタの聖母」と「コネスタビレの聖母」が展示されています。次にラファエロの間です。ルネサンス芸術をモチーフとした室内装飾で、ラファエルの「コネスタビレの聖母」と「聖家族」が目玉です。また、マジョリカ焼きの陶器などが展示されています。ミケランジェロの「うずくまる少年」を見て、ラファエロの回廊です。ラファエロの回廊には、ラファエロの手によるヴァチカンのフレスコ画が、壁一面に模写されています。次に、赤い壁と豪華な彫刻が施された丸天井が特徴的な天窓の間です。カナレットの「ヴェネツィアにおけるフランス大使のレセプション」と「孔雀石の花瓶とテーブル」が見どころです。
スペイン美術に充てられているのは2部屋だけですが、ゴヤの「アントニア・サテラの肖像」やベラスケスの「朝食」、エル・グレコの「使徒ペテロとパウロ」が迎えてくれます。オランダ美術は、なんといってもレンブラントの作品が見逃せません。エルミタージュ美術館には、彼の作品が20点以上所蔵されています。「放蕩息子の帰還」や「キリストの十字架降下」、「ダナエ」、「フローラに扮したサスキア」、「老人」などを鑑賞することが出来ました。この他、ルーベンスの「バッカス」を見て、新エルミタージュの3階へ移動、19~20世紀ヨーロッパ美術の鑑賞です。エルミタージュ美術館の近代美術のコレクションは、19世紀後半に活躍した収集家シチューキンとモロゾフのコレクションが元になっています。なかでもシチューキンが早くから傾倒し、援助を惜しまなかったマティスやピカソの絵は、多く、そのスケールに圧倒されます。
まず、ルノワールの作品が迎えてくれます。5点ほど展示してありましたが、「ジャンヌ・サマリーの肖像」や「扇子を持つ女」などの代表作は、出張中のようで見ることが出来ませんでした。ピサロの「パリのモンマルトルの並木道」とモネの「ジヴェルニーの千草」を鑑賞し、セザンヌの作品は、「サント・ヴィクトワール山」や「水浴する男」など10点ほどありました。ゴッホも「アルルの女たち」や「アルルの競技場」など6点ほど展示されていました。ゴーギャンは、「果実を持つ女」が出張中で、「タヒチの牧歌」と「奇跡の泉」などを鑑賞、いよいよ、マティスとピカソです。
エルミタージュ美術館には、マティスの作品が37点所蔵されており、3部屋に分かれて展示されています。初期の重要作品が多く、質量ともに世界最大級です。「ダンス」や「音楽」、「画家の家族」、「赤いチェストの上のピンクの小像と水差し」、「会話」、「マティス夫人の肖像」等々、感動するばかりです。「赤い部屋」は日本に出張中です。最後にピカソです。エリミタージュ美術館には、ピカソの作品が30点あまり所蔵されています。青の時代を中心に、青年期の作品を多数所蔵しています。「姉妹」や「アブサンを飲む女」、「扇子をもつ女性」、「友情」、「ギターとヴァイオリン」、「楽器」などその充実ぶりが伺えます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.5
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新エルミタージュ2階の絵画鑑賞からスタートです。
最初にダ・ヴィンチの間からです。
ニコライ1世の書斎だったところです。 -
ダ・ヴィンチ、「リッタの聖母」。1452〜1519年、イタリア生まれ、ルネサンスの画家・彫刻家・科学者。
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ダ・ヴィンチ、「ベヌアの聖母」。
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新エルミタージュの中から見たネヴァ川です。
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イチオシ
幾重にも繋がる廻廊です。
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ラファエロの間です。
ルネッサンス芸術をモチーフにした、室内装飾となっています。 -
ラファエロ、「コネスタビレの聖母」。1483〜1520年、イタリア生まれ、ルネサンスの画家。
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ラファエロ、「聖家族」。
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ミケランジェロ、「うずくまる少年」。1475〜1564年、イタリア生まれ、ルネサンスの画家・彫刻家・建築家。
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ラファエロの廻廊です。
ラファエロの手による、ヴァチカンのフレスコ画が、壁一面模写されています。 -
壁には鳥達も描かれています。
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天井画「十戒」の場面です。
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カラヴァッジオ、「リュートを弾く若者」。1571〜1610年、イタリア生まれ、バロックの画家。
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天窓の間です。
赤い壁と豪華な彫刻が施された丸天井が特徴的な部屋です。 -
カナレット、「ヴェネチアにおけるフランス大使のレセプション」。1697〜1768年、イタリア生まれ、景観画家・版画家。
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孔雀石の花瓶です。
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孔雀石のテーブルです。
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ベラスケス、「朝食」。1599〜1660年、スペイン生まれ、バロックの画家。
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ゴヤ、「アントニア・サテラの肖像」。1746〜1828年、スペイン生まれ、ロマン主義の画家。
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エル・グレコ、「使徒ペテロとパウロ」。1541〜1614年、ギリシャ生まれ、マニエリストの画家。
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レンブラント、「放蕩息子の帰還」。1606〜1669年、オランダ生まれ、バロックの画家。
エルミタージュ美術館には、レンブラントの作品が20点以上所蔵されています。 -
レンブラント、「キリストの十字架降下」。
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レンブラント、「ダナエ」。
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イチオシ
レンブラント、「フローラに扮したサスキア」。
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レンブラント、「老人」。
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ルーベンス、「バッカス」。1577〜1640年、ドイツ生まれ、バロックの画家。
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新エルミタージュ3階に移動してきました。
19〜20世紀のヨーロッパ絵画の鑑賞スタートです。 -
ピサロ、「パリのモンマルトルの並木道」。1830〜1903年セント・トーマス島生まれ、印象派の画家。
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モネ、「ジヴェルニーの千草」。1840〜1926年、フランス生まれ、印象派の画家。
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イチオシ
セザンヌ、「サント・ヴィクトワール山」。1839〜1906年、フランス生まれ、印象派の画家。
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セザンヌ、「水浴の男たち」。
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セザンヌ、「エクサ付近の大松」。
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セザンヌ、「青い服の座る女性」。
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ゴッホ、「茅葺きの小屋」。1853〜1890年、オランダ生まれ、印象派の画家。
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イチオシ
ゴッホ、「アルルの女たち」。
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ゴッホ、「アルルの競技場」。
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ゴーギャン、「タヒチの牧歌」。1848〜1903年、フランス生まれ、印象派の画家。
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ゴーギャン、「奇跡の泉」。
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イチオシ
マティス、「ダンス」。1869〜1954年、フランス生まれ、野獣派の画家。
エルミタージュ美術館には、マティスの作品が37点所蔵されています。 -
マティス、「音楽」。
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マティス、「ボール遊びをする人々」。
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マティス、「 Ladia DelectorsKaya の肖像」。
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マティス、「ダンスのある静物」。
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マティス、「テラスの女性」。
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マティス、「花」。
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マティス、「画家の家族」。
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マティス、「立てるゾラ」。
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マティス、「赤いチェストの上のピンクの小像と水差し」。
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マティス、「会話」。
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マティス、「マティス夫人の肖像」。
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マティス、「ムーア人のカフェ」。
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ピカソ、「姉妹」。1881〜1973年、スペイン生まれ、キュビスムの画家。
エルミタージュ美術館には、ピカソの作品が30点あまり所蔵されています。 -
ピカソ、「ベネ・ソーラの肖像」。
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イチオシ
ピカソ、「アブサンを飲む女」。
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ピカソ、「扇子を持つ女性」。
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ピカソ、「3人の女性」。
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ピカソ、「友情」。
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ピカソ、「裸婦」。
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ピカソ、「ヴェールの踊り」。
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ピカソ、「ギターとヴァイオリン」。
-
ピカソ、「楽器」。
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