ロシアの旅（２）・・噴水群が見事な、ピョートル大帝夏の庭園を訪ねて

2012/07/14 - 2012/07/14

ペテルゴーフ（ピョートル大帝の夏の宮殿）は、サンクトペテルブルクの南西約３０ｋｍにあり、美しい庭園と噴水を備えた宮殿です。スウェーデンとの北方戦争で勝利したロシアの偉大さを誇示すべく、ピョートル大帝が建築を命じ、１７２３年に完成しています。ペテルゴーフの起こりは１７１０年に、クロンシュタート要塞とサンクトペテルブルク間の停泊地に、ピョートル大帝が館を建てたことに始まります。海から段々とテラス状に高くなるペテルゴーフの地形に注目した彼は、ここに水を活かした宮殿を構想し、１７１４年に建設を開始されています。建設には、フランスやイタリアを始め世界中から優秀な建築家、技術者が集められ、ピョートル大帝自身も積極的に参画し、指示したといわれています。

ペテルゴーフは、フランス式の「上の庭園」と噴水群が見事な「下の庭園」、そしてその間に建つ大宮殿からなっています。最も人気が高いのが「下の庭園」の噴水群で、５月から１０月中旬まで噴水が見られます。「下の庭園」のハイライトは、大宮殿前のテラスを利用した「大滝（大カスケード）」です。大宮殿前の広場から一段低くなったテラスの両側に７段の階段があり、光り輝く金箔の彫像が建ち並びます、水は中央階段に集まり、ライオンの口を引き裂くサムソン像の噴水が中央にある、大池を通り、運河へと流れ、フィンランド湾（バルト海）へと注いでいます。大滝全体で３７体の彫像と６４の噴水、１４２ケ所の水の噴き出し口があるそうです。

下の公園には、このほかに１５０以上の噴水があります。木立を抜けて「アダムの噴水」に向かいます。運河を挟んで対で「イヴの噴水」があり、噴水の中央にそれぞれ、アダムとイヴの像が建っています。海のテラスでは、フィンランド湾（バルト海）が広がります。この海辺には、モル・プレジール宮殿があり、ピョートル大帝は大宮殿よりも、海の広がるこちらの宮殿にいることを好んだといいます。この他、「いたずらの噴水」２ケ所と、「太陽の噴水」、「イタリアの噴水」などを見学しました。

エリア サンクトペテルブルク(ロシア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.0

昼食に寄ったロシア村です。
子どもの遊具が並んでいます。

木造の教会もあります。

木造の風車です。

露店も沢山出ていました。
民族衣装を着て、装飾品を売っています。

剣の露店です。

民芸品の露店が並んでいます。

マトリョーシカも売っていました。

ロバに乗ることも出来るようです。

アトラクションを演じる騎馬兵です。

槍で小さなリングを通す、アトラクションです。
成功は半分くらいでした。アルゼンチンのガウチョショーでは、ほとんど成功でしたが。

ロシア村のフウロです。

とても綺麗な花でした。
誰か花名をご存じでしたら教えて下さい。

ヤナギランです。

上の庭園から見た、ピョートル大帝の夏の宮殿です。
ピヨートル大帝の夏の宮殿は、噴水群が見ものです。

上の庭園の「ネプチューンの噴水」です。

ネプチューンの彫像と噴水です。

上の庭園の「樫の噴水」です。

礼拝堂の横から下の庭園に入ります。

大滝前の大宮殿のテラスです。
ここからピョートル大帝は、下の庭園の噴水を眺めたのでしょうか。

お子様も記念撮影です。

「大滝」の正面です。
噴水の水は運河を通り、フィンランド湾（バルト海）へ注いでいます。

「大滝」の左側です。

「大滝」の右側です。

大滝の右下には「フランスの噴水」があります。

下の庭園から、「大滝」の全景を見たところです。

「大滝」の階段は左右７段あります。

「大滝」の中央噴水です。

「大滝」を取り囲む彫像の、中心にいるのがサムソン像です。
ライオンの口を引き裂き、２０ｍの高さまで水を噴き上げます。

下の庭園の木立です。

噴水の中央にアダム像が建つ、「アダムの噴水」です。
運河を挟んで「イヴの噴水」があります。

海のテラスにやってきました。

海のテラスからは、フィンランド湾（バルト海）が見渡せます。

海のテラスのネプチューン像です。

カラフルな服装の、気になる少女です。

運河先端に船着場があります。

モル・プレジール宮殿です。
フィンランド湾を見渡せるこちらの宮殿を、ピョートル大帝は、大宮殿よりお気に入りだったようです。

庭園の並木道です。

「いたずらの噴水」です。
突然、人を囲むように水が噴き出ます。

「太陽の噴水」です。

ピョートル大帝の銅像です。

「いたずらの噴水」です。
突然、ベンチ裏から水が噴き出ます。

「ローマの噴水」です。

「チェスの山の滝」です。
現在改修中で彫像も無く、水も流れていません。