2017/06/29 - 2017/07/06
1262位(同エリア1805件中)
kouseiさん
- kouseiさんTOP
- 旅行記62冊
- クチコミ19件
- Q&A回答3件
- 66,200アクセス
- フォロワー4人
日本を出てから三日目、サンクトペテルブルク観光の二日目です。
今日は下船してからバスで市内観光をした後、エミルタージュ美術館をメインに観光します。
エミルタージュ美術館はピョーテル大帝の冬の宮殿、大小エミルタージュ、エミルタージュ劇場の建物群から構成されています。
現在は帝政ロシアの皇帝の御所として使われた豪華な建築物と世界中に知れ渡る美術品のコレクションを持つ美術館として公開されています。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス 船
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
PR
-
ベッドは少し小さ目でしたが程良い硬さで寝心地は最高でした。
朝3時半に起きて洋上から出る日の出を期待していましたが、時々小雨の降る肌寒い朝になってしまいました。
太陽は見えませんでしたがすっかり夜は明けていました。 -
聖イサク大聖堂。
サンクトペテルブルグの中心にあるロシア正教会の大聖堂です。
ドームの高さは101.5メートル。聖イサーク大聖堂、聖イサーク寺院とも表記されます。 -
血の上の教会。
この名称は、1881年3月13日(ユリウス暦3月1日)のロシア皇帝アレクサンドル2世暗殺によるもので、教会が建つ場所は、皇帝遭難の地です。高さは94m。 -
青銅の騎士像。
ロシア皇帝ピョートル1世大帝の騎馬像で、この都市を創建したピョートル大帝の偉業を称えたプーシキン作の叙事詩『青銅の騎士』が有名になったため、この名で呼ばれるようになりました。
馬の後ろ脚には蛇が巻き付いています。 -
ネヴァー川対岸にペトロパヴロフスク要塞が見えます。
-
エルミタージュ美術館前の広場側から入る美術館の入口。
-
広場中央に建つアレクサンドルの円柱。
後方は新宮殿。 -
小雨が降る中沢山の見学者が並んでいます。
-
広場側入口から入場し、中庭を通ってメインエントランスから館内に入ります。
-
正面階段。
正面階段は、「大使の階段」と呼ばれています。
観光客で大混雑していました。
私達もこの階段を上って入館しました。 -
豪華な正面階段。
白い大理石、金色の装飾、三階まで吹き抜けになっている空間に圧倒されます。 -
正面階段の天井画。
-
正面階段を上がった部屋の天井から三台の巨大なシャンデリヤが下がっていました。
一番大きなシャンデリヤの重さは3トン、三台で合計5トンあるそうです。 -
ピョートル大帝の間。
ピョートル大帝がこの部屋で各国の大使と謁見した所です。
現在飾られている玉座はアンナ・ヨアノヴナ女帝の玉座。 -
紋章の間。
ロシアの戦士をあらわした彫像が置かれ、その手にロシア帝国の各県の紋章が描かれた旗が握られていました。現在は彫像は喪失してしまい、金箔されたブロンズのシャンデリヤが残っているだけです。 -
中庭には入場券を求める人達の長蛇の列が出来ていました。
-
1812年戦争のギャラリー。
宮殿の中の回想的意味を持つ部屋の中で最も有名な部屋です。 -
戦闘時将軍だった人と戦闘の終結時に将軍の称号受けた人の肖像画332枚が掲げられています。
戦死者と肖像画が見付からなかった将軍の場所は名前だけ表示されています。 -
ゲオルギーの間(大玉座の間)
イタリヤから輸入された白い大理石が使われています。
白い大理石と金色の装飾品が豪華さを演出しています。 -
玉座、この椅子に座って臣下と謁見しました。
-
天井は金箔された模様で飾られています。
-
天井の模様と同じ模様を16種類の木を使った寄木細工で造った床。
-
フランス美術の間、15世紀から20世紀のフランス美術・工芸品が展示されています。
-
小エミルタージュパビリオンホール、貴重な寄せ木とモザイクの床、金箔のブロンズとクリスタルで作られたシャンデリアが豪華に飾られています。
現在ホールには19世紀のモザイクのテーブルのコレクションと18世紀の有名な技師コックスが制作したからくり時計「孔雀」が展示されています。 -
寄せ木細工で作られたモザイクの床。
-
金色に輝く孔雀のからくり時計。
テレビで何回も見て、一度は直接見て見たいと思っていたからくり時計です。
毎日決められた時間にからくりが動いて時を奏でます。 -
レオナルド・ダ・ヴィンチのホール、沢山の見学者が押し寄せて近寄るのも一苦労でした。
-
レオナルド・ダ・ヴィンチ作、ベヌアのマドンナ(花を持つマドンナ)、1478年に描かれた。
-
レオナルド・ダ・ヴィンチ作、リッタのマドンナ、1480年代初頭に描かれた。後ろから手を伸ばしてやっと撮ったので呆けてしまいました。
二点の作品は想像以上に小型の作品でした。 -
鼈甲に象嵌細工を施したユニークな扉絵。
-
ティツィアーノ作、ダナエ
-
新エルミタージュのラファエルロ回廊
-
マジョリカの間、イタリアのマジョリカ焼きの陶器が展示されています。
イタリアの多色使いの陶器に囲まれて、ラファエロの傑作絵画が展示されていると後で知りましたが、どうやら見落としてしまったようです。 -
大天窓の間(イタリヤ天窓、スペイン天窓からなる続き部屋)
イタリアとスペインの大型絵画や壺や床置き燭台、テーブル等が展示されています。 -
隣接したミケランジェロの間に、ミケランジェロの彫像「うずくまる少年」が展示されています。
-
大理石製で未完成の作品とも言われています。
-
騎士の間、15世紀から17世紀の西欧の武具が展示されています。
-
馬にも甲冑を付けて
-
鉄製の甲冑。
-
古代絵画史の画廊。
-
大理石製の彫像と壁には絵画がはめ込まれていましたが殆ど素通りでした。
-
正面玄関上の踊り場。
-
イタリアの風景画家カナレットの描いた作品。
「ヴェネチアにおけるフランス大使の出迎え」 -
「フローラ」は花と庭園の女神の姿で描かれたレンブラントの妻。お祭り用の豪華な服を着せ頭には花冠を飾っている。
一瞬日本人かと目を疑いました。
レンブラントは17世紀、オランダ絵画の最高峰の画家でした。 -
レンブラント一生の締めくくりとなった「放蕩息子の帰還」
この美術館でしか見る事が出来ない絵画で、一度も外部に貸し出されたことがないそうです。 -
レンブラントの「ダナエ」
他にも数々の名画ひゃ名作が数え切れないほど展示されていましたが、絵心のない私にはガイドさんの説明が無ければ全て眺めるだけで終わってしまいました。
展示されているコレクションを全て丁寧に鑑賞するには時間が余りにも少な過ぎました。 -
帰りに再度正面階段を下から眺めて観ました。
ツアー時間に組み込まれた観光時間は一時間半、オプション観光の2時間半を追加して合計四時間では一部の展示品を見たに過ぎなかったと思います。
現地ガイドさんの案内があったから主要な展示品を見る事が出来たと思いますが、個人では何回も訪れないと見る事は難しいと実感する一日でした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
kouseiさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
47