スーズダリには、３０の修道院と、２００以上の古い木造建築が残り、街全体が野外博物館のようです。スーズダリのクレムリンは、１１世紀に建設され、カーメンカ川のカーブを利用した、約１.４ｋｍの土塁が今も残っています。内部には、スーズダリで最も古い建築物で、１３世紀に建てられたラジヂェストヴェンスキー聖堂や鐘楼、府主教宮殿などが、博物館として保存されています。また、クレムリン南部のカーメンカ川を渡った所には、２つの木造教会や風車などが保存され、木造建築博物館となっています。<br /><br />ウラジーミルは、キエフ・ルーシ王朝のウラジーミル公が、１１０８年に要塞を築いたことから始まる歴史の町です。１１６９年以降ルーシ王朝の首都がウラジーミルに移り全盛期を向かえます。この頃に、今に残る白石（石灰岩）の建築群が盛んに建設されました。しかし、１２３８年にバトゥ・ハーン率いるモンゴル軍により町は破壊され、それ以降はかっての勢いを取り戻すことはなく、ロシアの実質的支配権は、新興モスクワへと移っていきました。

ロシアの旅（４）・・ロシアの古都、スーズダリとウラジミールを訪ねて

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2012/07/16 - 2012/07/16

95位(同エリア151件中)

#世界遺産

YAMAJIさん

スーズダリには、３０の修道院と、２００以上の古い木造建築が残り、街全体が野外博物館のようです。スーズダリのクレムリンは、１１世紀に建設され、カーメンカ川のカーブを利用した、約１.４ｋｍの土塁が今も残っています。内部には、スーズダリで最も古い建築物で、１３世紀に建てられたラジヂェストヴェンスキー聖堂や鐘楼、府主教宮殿などが、博物館として保存されています。また、クレムリン南部のカーメンカ川を渡った所には、２つの木造教会や風車などが保存され、木造建築博物館となっています。

ウラジーミルは、キエフ・ルーシ王朝のウラジーミル公が、１１０８年に要塞を築いたことから始まる歴史の町です。１１６９年以降ルーシ王朝の首都がウラジーミルに移り全盛期を向かえます。この頃に、今に残る白石（石灰岩）の建築群が盛んに建設されました。しかし、１２３８年にバトゥ・ハーン率いるモンゴル軍により町は破壊され、それ以降はかっての勢いを取り戻すことはなく、ロシアの実質的支配権は、新興モスクワへと移っていきました。

エリア

その他の観光地(ロシア)

旅行の満足度: 3.5

観光: 3.5

ホテル: 3.0

グルメ: 3.0

ショッピング: 3.5

交通: 3.0

スーズダリの案内図です。
スーズダリの、スパソ・エフフィミエフ修道院の中央門です。
スパソ・エフフィミエフ修道院は、１３５２年創建で１７世紀にリトアニア・ポーランド軍に破壊された後、高さ約８ｍ、長さ約１.５ｋｍ、１２の塔をもつ城壁が築かれました。入場観光が出来なくて残念でした。
南側の城壁です。
西側の城壁です。
城壁沿いの展望台からの眺めは素晴らしい。
ポクロフスキー修道院が、正面に見えます。ピョートル大帝が、最初の妻である、エヴドキャ・ロプーヒナを離婚し、この修道院に幽閉したのは、１６９８年のことでした。

城壁のすぐ近くを流れる、カーメンカ川です。
ノコギリソウです。
カーメンカ川の土手には、沢山の野草が咲いていました。
ノハラアザミです。
フウロです。
気になる花です。
キク科の花だと思いましが、誰か花名を教えて下さい。
ラズベリーです。
ちょうど食べごろでした。
ナナカマドの実も、赤く色づいてきています。
素敵な木造の民家です。
街全体で２００以上の、古い木造建築が残っています。
カーメンカ川で、川遊びするカップルです。
コウホネです。

イチオシ

木造建築博物館の木造教会です。
木造博物館には、２つの木造教会や風車などが保存されています。
スーズダリのクレムリンに残る土塁跡です。
カーメンカ川の湾曲を利用した、１.４ｋｍほどの土塁が今も残っています。
クレムリンの府主教宮殿です。
スーズダリのクレムリンは、１１世紀に建設されています。
府主教宮殿の鐘楼です。
イチオシ

ラジヂェストヴェンスキー聖堂です。
スーズダリで一番古い建物で、１３世紀に建てられています。浮き彫りが施された教会下部が、当時のもので、上部は１６世紀に建てなおされています。
ラジヂェストヴェンスキー聖堂の、青い尖塔と十字架です。
町の中心地にまで広がる、クレムリンの土塁跡です。
スズダリの消防署です。
カンゾウが一面咲いていました。
スーズダリの、トルゴーヴァヤ広場の露店です。
蜂蜜酒やナナカマド酒は、お土産として人気があるようです。
民芸品などを売る、お土産屋が並んでいます。
民族衣装のお人形も並んでいました。
ベリー売りの少年です。
グズベリーとクロスグリ（カシス）を売っていました。
ウラジーミルの黄金の門です。
１２世紀半ばに造られた城門です。当時、ウラジミールの街を囲んでいた城壁の門の一つで、正門として防衛の機能を果たしていました。
黄金の門と今に残る、城壁の一部土塁跡です。
黄金の門の尖塔と十字架です。
門の上部には、教会が造られていました。
トロイツカヤ教会です。
黄金の門のすぐ近くに建っています。
ボリシャヤ・モスコフスカヤ通りです。
黄金の門から聖堂広場までの直線道路です。
素敵な建物が多く残っています。
イチオシ

ウラジーミルのウスペンスキー大聖堂です。
１１５８年に建設が始められ、１４世紀初めまでは、ロシアの大聖堂の最高位にあった教会です。
礼拝堂です。
中の見学が出来なくて残念です。
鐘楼です。
ウスペンスキー大聖堂の展望台です。
展望台のウラジミールの像です。
ウラジーミルの歴史は、１１０８年にキエフ・ルーシ王朝のウラジーミル・モノマフ公が、要塞を築いたことに始まります。
展望台の花壇です。
セイタカアワダチソウが、大事に育てられていました。
ロシアでは、まだまだ繁殖していないのか、珍しいようです。
展望台からの眺めです。
クリャジマ川と鉄橋です。
シベリア鉄道です。
左奥にウラジーミル駅があります。
火力発電所です。