2012/05/27 - 2012/05/27
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日本の女優第1号・川上貞奴所縁の二葉館紹介の続きです。(ウィキペディア)
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城山三郎の書斎を再現した展示のようです。二葉館が開館したのは2005年(平成17年)2月、城山三郎が死去したのが、2007年(平成19年)3月22日ですから、遺族から寄贈されたもののようです。
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生前の城山三郎さんのスナップ写真です。手前の写真は、自宅書斎でのものです。この展示にも参考にされたようです。
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『男子の本懐』の第一章の書き出し部分の自筆原稿です。『内閣が倒れた。(改行記号)かねてより経済運営の手づまり、汚職の続発、重要法案の流産などでゆさぶられてはいたが、内閣総辞職の直接の原因となったのは、一軍人の謀略であった。(改行記号)』で始まっていました。『その男』の見出しは、『序章』に改められたようです。金解禁政策に賭けた濱口雄幸と井上準之助を描いた作品です。
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『知られざる作家の横顔』のタイトルでの文芸評論家の国司通氏の一文です。『城山三郎は誠実の人である』で始まる評論です。
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上の段が『小谷剛について』と題する戸田鎮子氏による文芸活動の紹介です。同人誌での後輩に当たる方です。下の段は、『「下々の女」の頃』と題する三田村博史氏の一文です。こちらは江夏美好さんの追悼文です。『文体もそうだったが、体当たりの作家だった』で締め括られていました。
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寄贈された地元の同人誌の数々のようです。一番上の段は、左から中部ペン、家、シャトル、民主文学と弦、その下の段にも、各種の同人誌が並んでいました。
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城山三郎氏が若い頃に参加した同人誌の展示コーナーです。略歴によれば、『1954年(昭和29年)、丸山薫の紹介で、永田正男、宇佐美道雄、国司通、岩崎宗治と月一回の読書会『クレトス』を始める』と紹介され、同時期に名古屋の『近代批評』の同人にも加わっています。
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江夏美子(江夏美好)さん編集・発行の『東海文学』と、小谷剛さん編集・発行の『作家』の同人誌の展示です。
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ステンドグラス風の室内の飾りです。楓の紅葉が表現されているようです。ステンドグラスの飾りは一階や、吹抜けになった二階部分に多くありました。
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二階から眺めた街並み光景です。敷地内の新緑光景もありました。建築規制があるのでしょうか、視界を遮るような高い建物は見当たりません。
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寄贈された本などが仕舞われた本棚のようです。杉本苑子さんの著書『マダム・貞奴』などの表紙が見えていました。
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城山三郎さん関係の展示コーナーです。生前に城山さんが資料を寄贈し、この文学資料館の設立に協力されたことが偲ばれる資料の数々です。
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寄贈された地元の同人誌の展示状況です。一度散逸したら、2度と集めることが難しそうな資料の数々です。
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静かな雰囲気が漂う和室の光景です。和室のデザインは、福沢桃介の注文でしょうか、あるいは意外と貞奴の好みでしょうか。
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和歌が揮毫された懸け軸のようですが、達筆過ぎて読み取れません。堅い筆が使われたようです。直感で思い浮かんだのは、小野小町の『花の色は移りにけりないたずらに我が身世にふるながめせしまに』の和歌です。
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不思議な段差があった光景は、複数個所にありました。この扉の反対側は、開閉禁止の表示があったようです。
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小さ目の座卓が置かれた和室の光景です。小さ目の座卓でも、かなり高価な品のように見えます。床の間もありますが。飾りや銃器類は一切省略されていました。
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畳敷きの部屋の片隅にあった、ちょっと変わった狭い空間です。推測ですが、座布団や寝具などを仕舞って奥押入れが左手にあるようです。
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明るい光が差し込んでいた、2階の通路の光景です。低い階段を上った先が、吹き抜けがある建物の中心部分のようです。
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新築された大正時代以来、増改築が行われたことで必要となった段差をカバーするための階段でしょうか。ただし、これは勝手な推測です。
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それほど広くはありませんが、何とも言えない雰囲気が漂う1室です。中央に休憩用の背もたれのないソファーが置かれていましたが、これは見学者用のもののようです。
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[郷土ゆかりの近現代文学史略年h等』のタイトルの年表です。スタートは安政六年(1859年)の坪内逍遥の誕生、最後は平成19年(2007年)の天野純希さんの、小説すばるの新人賞受賞です。
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主に地元所縁の文学資料館の2階の見学を終えて、次は1階です。映画に出てきそうなクラシックな階段を降りての移動です。
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今降りてきた階段を見上げての撮影です。慎重に移築と、失われた部分の再現工事が行われ、開館翌日の2005年(平成17年)2月9日には主屋と蔵が、国の登録有形文化財に登録された建物です。
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1階の展示コーナーです。文化のみちの紹介と、文化のみちにある主な建造物等の紹介です。棚には、各種の無料パンフレットが並べられていました。
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1階の窓辺の光景です。当時の建築の粋を凝らした建物であったことが偲ばれる光景です。大正時代のロマンティシズムが溢れているようです。
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お案寺窓辺の光景です。大きく広い窓には、上の方には須天語グラスが嵌め込まれ、長く薄いカーテンが柔らかな光を採り入れていました。
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紹介が遅れてしまいましたが、かつてのこの家の主人、川上貞奴の紹介です。川上 貞奴の本名は小山貞、1891年(明治24年)に川上音二郎と結婚し、川上姓となりした。のちに実を結んだ福沢桃介との出会いは、桃介がまだ慶応の学生だった頃です。
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川上貞奴(明治4年7月18日(グレゴリオ暦1871年9月2日)〜昭和21年(1946年)12月7日)の関する資料の展示です。年表にも記された『川上児童演劇園』を創立し、園長として交付した辞令や卒業証書などが展示してありました。
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同じく、川上貞奴に関する展示資料です。川上座で公演していた時代の絵葉書、写真や台本等が展示してあります。
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