ノルウェーの二大フィヨルドと北欧４カ国 12日間　2009年7月

2009/07/11 - 2009/07/22

各国語で「こんにちは」
God dag グ・ダーク　（ノルウェー）
God Dag　グ・ダック　（スウェーデン）
Hyvaa paivaa　ヒュヴァー・パィヴァー　（フィンランド）
God dag ゴッ・ディ　（デンマーク）

北欧４カ国で思い浮かべるのはオーロラとフィヨルドですが、今回は７月の訪問なので、オーロラは諦めてフィヨルドと北欧各国の観光名所巡りをしました。
写真は、ガイランゲルフィヨルドの奥からの絶景です。

今回は成田からノルウェーのベルゲンまでの直行便だったので、わりと日本から北欧を近いと感じながら、「世界遺産の二大フィヨルドと珠玉の街 美しき北欧紀行１２日間〜２都市でゆとりの２連泊〜」と言う名前のツアーに参加し、夏の北欧を観光することが出来ました。

北欧４カ国の印象は
ダイナミックな自然と世界遺産の街並みのノルウエー(1Nkr=\17)
自然のなかで中世と近代が交錯する街並みのスエーデン(1Skr=\15)
森と湖に囲まれたムーミンとサンタクロースの美しい国フィンランド(1ユーロ=\130)
洗練されたデザインとかわいらしい街並みが広がるおとぎの国デンマーク(1Dkr=\20)

各国語で　「さようなら」
Ha det bra ハデブラ　（ノルウェー）
Hejda　ヘイドー　（スウェーデン）
Nakemiin　ナケミーン　（フィンランド）
Farvel ファヴェル　（デンマーク）

エリア ノルウェー

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 観光バス 船 飛行機
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

成田からノルウェーのベルゲンへ直行便で向かいました。

成田を昼前に出発し約１１時間のフライト後、ノールウェーのベルゲン・フレースランド空港に夕方着でした。（席はエクストラエコノミー）

旅行の行程
7/11（土）成田昼発、夕方ベルゲン着
7/12（日）フロム鉄道とソグネフィヨルドクルーズ
7/13（月）ベルゲン観光後、空路オーレスンへ
7/14（火）ガイランゲルフィヨルドクルーズ
7/15（水）ラウマ鉄道などでオスロへ
7/16（木）オスロ観光後、空路ストックホルムへ
7/17（金）ストックホルム観光後、タリンクシリア船でヘルシンキへ
7/18（土）ヘルシンキ観光
7/19（日）空路コペンハーゲンへ、コペンハーゲン観光
7/20（月）北シェラン島観光
7/21（火）午後コペンハーゲン出発
7/22（水）朝成田着

ベルゲン フレースランド国際空港 (BGO) 空港

ベルゲンで泊まったホテルの朝食ビュッフェの一例です。
サーモンを始め魚介類や畜肉加工品など好物が多くて北欧の食事は大満足でした。

Radisson Blu Royal Hotel Bergen ホテル

ベルゲンに夕方到着後、フロイエン山の展望台へケーブルカーで登りました。
写真は展望台から眺めるベルゲンの街です。

フロイエン山とケーブルカー 山・渓谷

その後、ベルゲンの町歩きをし、港にある魚市場を見学したり対岸からブリッゲン地区を眺めたりしてみました。

ブリッゲン 旧市街・古い町並み

ベルゲンの魚市場です。
平日は毎朝７時位から、北の海の魚介類をメインにお店が並び、地元民や観光客相手に活気あふれる声が飛び交っていました。

魚市場 市場

ベルゲンのブリッゲンの案内図です。
泊まったホテルが世界遺産ブリッゲンの中にあるので十分見学できました。
途中、ブリッゲンの中にあるハンザ博物館にも行きました。

ハンザ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

翌日はベルゲン駅から鉄道に乗りミルゲール経由フロム鉄道でソグネフィヨルドクルーズです。
ミルゲールまでの列車が大幅に遅延しましたが、何とかフィヨルド観光は出来ました。

ベルゲン駅 駅

フロム鉄道の途中下車で、観光シーズンに登場する滝上の妖精の踊りを見ました。

ショース滝 滝・河川・湖

フロムから多数のカモメが連れだってフィヨルドクルーズに同行していました。
昼食はフロムのホテル内レストランで、トマトスープ、白身魚のクリーム煮、チョコレートムースを食べました。

フロム港 その他の交通機関

フロムからグドヴァンゲンまで、静かで穏やかなフィヨルドクルーズでネーロイフィヨルドを含む世界最大のソグネフィヨルドを楽しみました。

ソグネフィヨルド 自然･景勝地

約２時間でグドヴァンゲンへ到着です。
この後バスでベルゲンへ戻りました。

グドヴァンゲン港 その他の交通機関

翌日は、市内観光のあとベルゲン郊外にあるグリーグの家を見学し、その後空路移動でオーレスンへ向かいました。

写真はグリーグが作曲の構想を練った部屋から眺める入り江です。

エドヴァルド グリーグ博物館（トロルハウゲン） 博物館・美術館・ギャラリー

オーレスンで泊まったホテルです。
オーレスンの町は優美な装飾のアール・ヌーヴォ様式の建物（ユーゲント・シュティール建築）が建ち並ぶ静かな港町で、散策するのに最適です。

クオリティ ホテル オーレスン ホテル

アクスラ山の展望台から眺めるオーレスンの町並み。

アクスラ山 山・渓谷

オーレスンの波止場に来ていたいつかは乗りたいノルウェー沿岸急行船（フッティルーテン）。

フッティルーテン博物館 博物館・美術館・ギャラリー

翌日はヘルシントへ向かい、昼食後、ガイランゲルフィヨルドクルーズで「フィヨルドの真珠」と称されているフィヨルドを見学しながらゲイランゲルへ行きました。
ヘルシントでの昼食は、アスパラガススープ、サーモンのロブスターソース、アップルナッツタルトなどでした。

ガイランゲル～ヘルシルトのフェリー 船系

ゲイランゲル到着後、ゲイランゲルの展望台からフィヨルドの入り江の景色を見学しました。

西ノルウェーフィヨルド群‐ガイランゲルフィヨルドとネーロイフィヨルド 海岸・海

ゲイランゲルの展望台から望むユニオンホテルと入り江に浮かぶクルーズ船です。
今晩は、ユニオンホテルに宿泊しました。
夕食はホテルで、スエーデンのスモーガス・ボードのような感じで、品数の多いヴァイキング料理でした。

ホテル ユニオン ガイランゲル バート & スパ ホテル

翌日は、バスで連続ヘアピンカーブの坂「トロルスティーゲン」を抜けてオンダルスネスへ向かいました。

トロルスティンゲン 山・渓谷

トロルスティーゲンの坂を通り抜けて「TROLLSHOP」で昼食です。
昼食は、カリフラワーのスープ、ローストポーク温野菜添え、ストロベリームースでした。

トロルスティンゲン 山・渓谷

夕方４時頃にオンダルスネスからラウマ鉄道に乗り、ドンボスで乗りかえてオスロまで４５７ｋｍの列車の移動です。

ラウマ鉄道 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

オスロへ向かう列車内でお弁当の夕食です。
チキン、サラダ、チーズ、パン、水などのボックスランチです。

ノルウェー国鉄 (NSB) 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

約１時間遅れて夜の１１時頃オスロに到着しましたが、空はまだ明るくて暗闇ではありませんでした。

オスロ中央駅 駅

オスロで泊まった駅前にあるアトリウムが開放的なホテル内です。

Clarion Hotel The Hub ホテル

翌日のオスロ市内観光はグスタフ・ヴィーゲランの彫刻が２１２点も展示されているフログネル公園からです。

フログネル公園 (ヴィーゲラン彫刻公園) 広場・公園

バイキング船博物館には、泥炭から発掘された８〜９世紀のヴァイキング船が展示されていました。

ヴァイキング船博物館 博物館・美術館・ギャラリー

毎年１２月１０日にノーベル賞が授与されるオスロ市庁舎です。
市庁舎内には地元アーティストによる作品が多数飾られています。
写真はセントラル・ホールの欧州最大級の油絵「働き楽しむ人々」です。

オスロ市庁舎 建造物

ビヨル湾に面しているユニークな国立オペラ・バレエ劇場です。

ノルウェー国立オペラ劇場 劇場・ホール・ショー

ムンクを初めとするノールウェーアートを中心に展示されているオスロの国立美術館です。
ムンクの「叫び」や「マドンナ」など２２点の他、ゴーギャン、ゴッホ、ピカソ、マティスなども展示されています。

国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー

その後空路、スエーデンのストックホルムへ向かいました。
機内で、パスタサラダやパンなどの軽食がでました。

オスロ空港 (OSL) 空港

翌日はストックホルムの市内観光です。
フィアールガーダン市展望台からガムラ・スタン（旧市街）を望む光景です。

ノーベル賞公式晩餐会の会場になる市庁舎内です。
リッダー湾に面して建つ赤茶色の煉瓦造りの建物です。

ストックホルム市庁舎 建造物

王宮での衛兵交替の模様です。
王宮は１８世紀に完成したオランダ・ルネッサンス様式の建物です。

ストックホルム王宮 城・宮殿

ストックホルム発祥の地、旧市街のガラム・スタンです。
中世の面影を色濃く残している街並みです。

ストックホルム旧市街 (ガムラスタン) 旧市街・古い町並み

ストックホルムの郊外にあるドロットニングホルム宮殿です。
北のベルサイユと呼ばれるバロック様式の宮殿や庭園を見学しました。

ドロットニングホルム宮殿 城・宮殿

ストックホルムの観光後、タリンクシリアラインの「シリア・シンフォニー号」に夕方乗船してヘルシンキへ向かいます。
タリンクシリヤ船内の「ビストロ・マキシム」で夕食（ネプチューンディナー）を食べました。
写真のシーフード盛り合わせの他、マッシュルームコンソメ、白身魚のムニエル、ベリータルトなどを食べました。

タリンク シリヤ ライン 船系

翌朝、船内から世界遺産スオメンリンナ要塞が見えました。
ヘルシンキ着後、市内観光です。
ここはヘルシンキのマーケット広場で、港に面した屋外市場です。
美味しそうなブルーベリーを売っていたのでデザート代わりに購入しました。

マーケット広場 (カウッパトリ) 市場

マーケット市場のそばにあるロシア正教のウスペンスキー寺院です。

ウスペンスキー大聖堂 寺院・教会

ヘルシンキのシンボルになっているヘルシンキ大聖堂です。
元老院広場を見下ろすように建っている大聖堂で、福音ルター派の総本山だそうです。

ヘルシンキ大聖堂 寺院・教会

岩山をくり抜いて造られたユニークなテンぺリアウキオ教会の内部です。

テンペリアウキオ教会 寺院・教会

少し郊外にあるシベリウス公園です。
ステンレスパイプの彫刻とシベリウスの肖像レリーフが印象的でした。

シベリウス公園 広場・公園

ヘルシンキ駅そばの美術館内のカフェで昼食です。
館内のショップで売っていたサンドイッチ（ツナサンドとチーズトマトサンド）を買い珈琲を飲みました。

ヘルシンキ現代美術館 博物館・美術館・ギャラリー

ヘルシンキ中央駅そばの泊まったホテル（ソコス・ホテル・プレジデンティ）の近くにあった公園では市民が日光浴をしていました。
夕食はホテル内のレストラン「Sevilla」で、トマトスープとタパス３品をシェアして食べました。

オリジナル ソコス ホテル プレジデンティ ヘルシンキ ホテル

翌日、空路ヘルシンキからコペンハーゲンまでの移動です。
Blue１のAvroRJ85機で、機内でチキンピクルスサラダとチョコバーがでました。

ヘルシンキヴァンター国際空港 (HEL) 空港

到着後、コペンハーゲン市内観光です。
以前は王の居城だったローゼンボー宮殿宝物殿です。

ローゼンボー離宮 城・宮殿

デンマークで一番有名とされている人魚姫の像とそれを見物している観光遊覧船です。

人魚姫の像 モニュメント・記念碑

人魚姫の像近くにあるゲフィオンの噴水です。
豪快に水の出ている噴水でした。

ゲフィオンの泉 モニュメント・記念碑

現在のロイヤルファミリーの居城になっているアマリエンボー宮殿前の衛兵です。

アマリエンボー宮殿 城・宮殿

コペンハーゲンらしい雰囲気があふれるカラフルな木造建築が並ぶニューハウン地域です。
他にも、アンデルセンの像が立っている市庁舎やチボリ公園などを見学しました。

ニューハウン 散歩・街歩き

泊まったホテル（ラディソンＳＡＳロイヤルホテル・コペンハーゲン）から見えるチボリ公園です。

ラディソン コレクション ロイヤル ホテル コペンハーゲン ホテル

翌日は、郊外にある北シェラン島巡りです。
初めに、ヘルシンゲルにある世界遺産のクロンボー城の見学です。

クロンボー城 城・宮殿

ヒレレズのパラス湖に浮かぶ小島の上あるルネサンス様式の宮殿で、写真はフレデリクスボー城内です。
現在は国立歴史博物館となっており、バロック様式の大きな庭園に隣接しています。

フレデリクスボー城 城・宮殿

午後はコペンハーゲン市内巡りをしました。
あいにくの雨の中でしたが、雨宿りをしながら運河クルーズにチャレンジしました。

カナル ツアー アクティビティ・乗り物体験

昼食はコペンハーゲン最古のマガジンデパートの５階でビュッフェを利用しました。

夕食は、チボリ公園そばのビアホール「BRYGGERIET APOLLO（ブリエリエット・アポロ）」でデンマークビールを飲みながらソーセージやシーフードなどを食ました。

アポロ 地元の料理

コペンハーゲンの町歩きの途中に「La Glace」 で一休みし、マカロン（ピスタチオとコーヒー味）と珈琲をいただきました。

ラ グラース パン屋

翌日の午後にコペンハーゲンからデンマーク上空を通過し、成田へと帰国の途へつき、翌日の午前中に成田到着しました。

カストルップ国際空港 (CPH) 空港