2011/07/06 - 2011/07/06
53位(同エリア231件中)
SUR SHANGHAIさん
- SUR SHANGHAIさんTOP
- 旅行記919冊
- クチコミ6826件
- Q&A回答49件
- 5,826,947アクセス
- フォロワー234人
ジュンガル盆地の一大石油基地の街の克拉瑪依(カラマイ)から、この日は新疆ウイグル自治区最北の阿勒泰(アルタイ)へ。
新疆ウイグル自治区のアルタイ地区は、国境を隔ててモンゴルやロシア、カザフスタンとも接する地域。
なんだかユーラシア大陸のど真ん中に行く気分。
2011年の7月上旬には1日に1本だけだったバスのチケットも、前日には買えたのでいざ出発。
石油生産施設が地平線まで覆い尽くすようなジュンガル盆地の荒地を過ぎると、今度はだんだんと緑の多い土地になって行く。
その道筋とアルタイの街の第一印象をアップしようと思います。
表紙の画像は、アルタイ到着後に行ってみた露天ヨーグルト屋さん。テーブルの上に積み上げられている石のようなものはチーズの一種。
- 旅行の満足度
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ここはまだ、思いがけなく2泊してしまった克拉瑪依(カラマイ)の街。
この朝のバス便で、北新疆の内でもさらに北のはずれに近い阿勒泰(アルタイ)へ向かう手はずのSUR SHANGHAI。
その前にちょっと街歩き。
昨日見つけた人民広場や文化街では、朝の運動をしに来る人がいるだろうなと思ったら、案の定いましたいました。
この北新疆のカラマイでも、朝の体操や運動は必須項目。 -
克拉瑪依(カラマイ)の人民広場からちょっと北にある文化街の一角でもこの通り。
お元気で何よりです。 (^◇^)
さあ、SUR SHANGHAIも、そろそろ阿勒泰(アルタイ)行きのバスに乗りに行かなくちゃ。
それでは皆さん、今日も1日お元気で。(@^^)/~~~
…って、ラジオ体操か。(;^ω^) -
上海のような都会では、ちょっと位過激な看板を見てもたじろがないSUR SHANGHAIも、新疆ウイグル自治区の克拉瑪依(カラマイ)だと、紳士服の≪性感男人(SEXY MEN)≫程度の看板でも、何だか気恥ずかしくなってしまう雰囲気があると思う。(;^ω^)
例えて言えば、日本の片田舎でやけに不釣合いにお色気のある看板を見てしまった時のなんとも気まずい気分にも似ている…。(ノω`*)
いや、カラマイにもセクシーな男性はいらっしゃるんでしょうけど、SUR SHANGHAIはお目にかからなかったので…。
で、隣の窓からどんな人が顔を見せるかな、おもしろい写真が撮れそう、と待つことしばし。
誰も顔を見せなかったのは残念。 -
さ、SUR SHANGHAIが乗る阿勒泰(アルタイ)行きのバスは北京時間9時発だから、ホテルをチェックアウトしたら余裕を持ってターミナルへ行こうっと。
克拉瑪依賓館に戻る道筋は、北京時間の朝8時だというのにガラガラ。
新疆ウイグル自治区は、北京との時差が2時間。
オフィシャルには北京時間を採用していますが、現地時間をも取り入れた暮らしをしています。
SUR SHANGHAIが泊まった克拉瑪依賓館の朝ご飯が北京時間9時(新疆ウイグル時間では7時)スタートなのもそのせい。
そのお陰で、2泊してもその時間にはもう外に出ていたSUR SHANGHAIは朝ご飯は食べられなかった…。(;^ω^) -
克拉瑪依(カラマイ)の長距離バス・ターミナルは、友誼路と崑崙路との角。
SUR SHANGHAIが泊まった克拉瑪依賓館からは徒歩10分程度。
チケットは前日のうちに買っておいたとは言え、早めに行ってあれこれ確かめるのがSUR SHANGHAIの一人旅ルール。
中国のその他の街と同じように、カラマイのバス・ターミナルも新しい建物だった。
90年代までの古びて灰色の味気無いターミナルは、今ではもうほとんど見かけません。 -
これは、克拉瑪依(カラマイ)の長距離バス・ターミナルの時刻表の前半。
画像をクリックして元画像にすると大きく表示されます。
それでも細部が見えにくい場合は、更に拡大してご覧ください。
今日、カラマイからSUR SHANGHAIが行こうとしているのは、新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州北部の阿勒泰(アルタイ)。
そのアルタイへのバスは、2011年7月上旬時点では1日に1本しかなかったのでご注意を。
カラマイ→アルタイの距離は402kmで80元。
夏季は朝8:30発、冬季は朝9:00発と時刻表には出ていたのに、2011年7月上旬は朝9:00発になっていました。
所要時間は、休憩時間も含めるとぴったり6時間。
この画像の時刻表には、烏魯木斉(ウルムチ)やその他の街へ行く便も載っています。ウルムチへの便は夜行も含めると1日14便。 -
これは、克拉瑪依(カラマイ)の長距離バス・ターミナルの時刻表の後半。
画像をクリックして元画像にすると大きく表示されます。
それでも細部が見えにくい場合は、更に拡大してご覧ください。
こちらも、実際に出発時刻が書いてある行き先が少ない…。
あったとしてもやはり1日1便だったり。
めぼしい行き先としては、同じ北新疆の伊寧(イーニン)、それに南新疆の和田(ホータン)。
あとは、主要道路の交差点付近の街が載っています。 -
これは、克拉瑪依(カラマイ)から阿勒泰(アルタイ)へのバス・チケット。今ではどこでもこんなバーコード付きのプリントアウトされたチケットになっています。
画像をクリックして元画像にすると大きく表示されます。
售出時間(チケット販売時間)が13:20になっていますが、これは前日の午後に買ったため。
全票80.0と出ているのは、割引無しのノーマル・チケット80元という意味。
行き先のほかに確かめておきたいのは:
*乗車日期(乗車する年月日): 2011年7月6日
*開車時間(発車時刻): 北京時間9:00。 上の方で言ったように、新疆ウイグル自治区では北京時間と現地時間を併せて使っているので、どちらの時間なのか確認するのが大事です。
*車次(便の番号): 00290。 ナンバープレートの番号は、これとは別に新H-08005と出ています。
*座号(シート番号):17
*售票口(発券窓口):108
*検票口(ゲート):04号 -
克拉瑪依(カラマイ)の長距離バス・ターミナル内。
今はどこでも新しくなったなあ。
チケットの内容も再確認したら、あとは出発前にターミナル内の売店で飲み物やスナックを購入しておくのが大切。
この時の克拉瑪依(カラマイ)→阿勒泰(アルタイ)行きの便は6時間かかるのに、途中の食事休憩はありませんでした。
一旦発車すると、次はどこでトイレ休憩になるのか分からないので、トイレの用事も済ませておくのが正解です。
お腹の調子は整えておくのがベスト。
SUR SHANGHAIは、ホテルのトイレを使って来たので、このターミナルのトイレは未確認。
ペーパーやウェット・ティッシュは、常に持ち歩くと憂い無し。 -
中国では、バスに限ったことではないんですが、子どものチケットのお値段は年齢ではなくて身長でお値段が違ってきます。
克拉瑪依(カラマイ)の長距離バス・ターミナルにもこんな背比べ表示が出ていて、身長120〜150cmの児童は半票(半額のチケット)購入、身長150cm以上の児童は全票(割引なしのノーマル・チケット)を購入しなければいけません。
これだと不公平と思う人は多いんじゃないでしょうか。 -
これが、今日克拉瑪依(カラマイ)から阿勒泰(アルタイ)に向かう長距離バス。
一昔前と比べると、地方を結ぶバスの車体もずいぶん新しくなったなあと改めて思う。
大きい荷物は荷物入れに入れてもらいます。埃まみれになるのは覚悟したほうがよし。
貴重品は自己責任で管理。 -
2011年7月上旬現在だと、1日に一本しか走っていなかった克拉瑪依(カラマイ)→阿勒泰(アルタイ)行きの長距離バス。
ちょっと座席は狭いけれど、文句なし。
外の景色を楽しみたい方は、早めに手配して窓側席を取りましょう。
SUR SHANGHAIは前日の午後にチケットを買ったところ、通路側の席しか残っていませんでした。 -
克拉瑪依(カラマイ)から阿勒泰(アルタイ)へは、前日烏爾禾(ウルホ)との往復を走ってもらったのと同じ国道217号線をまず北上して行きます。
このバスでは最初通路側の座席に座ったので217号線沿いの写真は撮れませんでしたが、荒地に石油採掘&製造施設が密集している様子が印象的。
その様子を見てみたい方は、下記の旅行記をご参照下さい。
★夏の北新疆(2) −ウルホの魔鬼城とカラマイの黒油山
http://4travel.jp/traveler/casa/album/10630194/
SUR SHANGHAIの座席の前には、カザフ族のおじさんとおばさんが乗っていた。
この子はお孫さん?
大きな目とくりくり頭がご愛嬌。(*^。^*) -
イチオシ
トイレ休憩の時に、普通話(北京語)でSUR SHANGHAIに話しかけてきたカザフ族のおばさん。
「アイヤ〜! あんた日本人?(◎o◎) 春の地震では大変だったね。みんな日本に同情してるよ。」
今では一瞬の内にニュースが世界を駆け巡る時代。
東日本大震災の事はこのカザフ族のおばさんも知っていた。
新疆ウイグル自治区の中でも最北の阿勒泰(アルタイ)地区へ向かう途中でこんな言葉を掛けられるとは思わなかったから感激。
「うん、おばさん、ありがとう。(*^。^*)」 -
克拉瑪依(カラマイ)から阿勒泰(アルタイ)へは、地図によると布爾津(ブルチュン)経由の国道217号線一本で行けるんですが、SUR SHANGHAIたちを乗せたバスは途中から省道318号線に入ったらしい。
居眠りしている内に、北屯(ベイトゥン)という町に着いていた。
町は小さいながらも、省道318号線、省道319号線と、国道216号線が交わる交通の要衝になっているらしかった。
鉄道の奎北線もここまで通っているようだし。
十字路に立つ≪阿勒泰市北屯鎮にようこそ≫と書かれた標識塔が、町の規模と不釣り合いに立派。 -
北屯(ベイトゥン)は小さい町ながら交通の要衝になっているせいか、上述したカザフ族のおばさんやおじさん+くりくり坊主の男の子のほかにも、降りる人が結構多かった。
ほんの短い縁だったけど、この後もお気を付けて。(@^^)/~~
SUR SHANGHAIの隣に座っていたおにいちゃんも降りたので、窓側席に移動。
ベイトゥンを出た後は、今度は国道216号線で阿勒泰(アルタイ)を目指す。
あ、国道217号線沿いの乾いた荒地とは違って、216号線沿いは水気のある風景。
ベイトゥンの近くには、大きな烏倫古湖(ウルング湖)があるからだろうな。地図を見ると、他にも小さい湖が点在しているようだし。 -
北屯(ベイトゥン)から阿勒泰(アルタイ)までは国道216号線であと一息の距離。
道沿いにはこんな緑の草原の広がる場所もあって、ホッとする。
やっぱり、緑って目にも心にも優しい。 -
国道216号線上の小さい集落に差し掛かると、「あ! ここで停まって!」と言って降りていった地元の家族。
克拉瑪依(カラマイ)のお店で買ってもらったのかな?
新しい自転車を荷物入れから出してもらった子は大喜び。
お父さんもお母さんもうれしそうな笑顔。
よかったねえ。(*^。^*)
でも、自転車で国道に飛び出したりしちゃ危ないから気を付けて。 -
北屯(ベイトゥン)から国道216号線を更に北上して、阿勒泰(アルタイ)まではもうすぐという場所では、今度は乾いた岩山が多くなった。
車窓からの景色も、次々に変化した今日のこの道。 -
さ、もうすぐ阿勒泰(アルタイ)の市街地に入る、という場所では、岩山の斜面に≪金山にようこそ≫の文字が。
アルタイの別名は金山。
これは、アルタイの語源になったモンゴル語や突厥語のアルトンが、≪黄金の山≫を意味しているからなんだそう。
…という事は、阿勒泰(アルタイ)は発音から名付けた街の名で、金山は元々の言葉の意味から付けた名前になるんだな、と勝手に納得。 -
阿勒泰(アルタイ)に到着したのは、克拉瑪依(カラマイ)を出発してからちょうど6時間後の午後3時。
アルタイの長距離バスターミナルについては、後日の出発編でご紹介することにして、まずはタクシーでそそくさと宿探しに。
アルタイで気を付けなくてはいけないのは、2011年の7月上旬時点では外国人が泊まれる宿が少なく、アルタイ地区旅游賓館、金橋大酒店、陽光酒店の3軒のみだという点。
7月中旬から始まるというカナス湖周辺の観光シーズン真っ盛りの時には、アルタイの宿は事前に予約して確保して行くといいと思います。
最初にSUR SHANGHAIが行ってみたアルタイ地区旅游賓館は、すでに団体さんで満室。 ドキッΣ(ノ)゚д゚(ヾ)。
じゃあ、と次に向かったのは、克蘭河のほとりに立つこの画像の金橋大酒店。
果たして、部屋はあるのか…。┣¨キ(*゚Д゚*)┣¨キ
こんなシチュエーションになったのは久々。 -
外国人が泊まれる宿の少ない阿勒泰(アルタイ)に予約も入れずにやって来たSUR SHANGHAI。(;^ω^)。
もし、アルタイで宿が取れなかったら、烏魯木斉(ウルムチ)からカナス湖を直接目指すツアーが泊まる布爾津(ブルチュン)の町に移動しようと考えてました。
それでも、この画像の金橋大酒店には部屋の余裕があって一段落。
所在地: 阿勒泰市文化路2号 アルタイの客運站(バス・ターミナル)までタクシーだと10分足らずで5元くらい。
電話: 0906-2127588
街を南北に貫いて流れる克蘭河とそこに架かる駝峰橋がすぐそこ。同時に街の中心部にもなっているので何かと便利。
地元の人々が集まる河濱広場、旅行社、ネットカフェ、各種商店、食堂街の≪特色餐飲一条街≫なども、徒歩数分以内のエリアにまとまっています。
この時は玄関の外回りやロビー階が補修工事中で見栄えは悪かったですが、客室がある階には影響はありませんでした。 -
金橋大酒店は、2011年7月上旬現在の阿勒泰(アルタイ)では一番のホテル。
朝食ブッフェ付きツインが300元。
できれば、克蘭河と駱駝峰に面したお部屋にしてもらうといいですよ。せせらぎの音や川と山の眺めが楽しめます。
左手の画像の2枚が部屋から見えたその景色。
画像をクリックして元画像にすると大きく表示されます。
床のカーペットの汚れが多少気になりましたが、お部屋は広いし、お値段を考慮に入れるとあとの設備には特に不満はありませんでした。
浴室はシンプルな構造。シャワーのお湯はよく出てよかったと思います。
SUR SHANGHAIは使わなかったのですが、部屋からのネット接続可。
今回の北新疆の旅では、どこのホテルでもスタッフの応対がとても親切でよかったと思います。
ただ、出発日の朝、7時半に金橋大酒店のフロントに行ってみたところ誰も出勤していなかったのはマイナス。
警備のおにいさんに泊まりのスタッフを起こしてもらいました。
朝早く出発予定の方は、前もって伝えておくのがいいですよ。
●注: オフィシャルには北京時間を使用している新疆ウイグル自治区ですが、日常では現地時間を取り入れた生活スタイルになっているので、出勤時間がどこも遅め。ホテルの朝食も9時スタートなどと言うところもあります。金橋大酒店では、朝食は8時スタートだったと思います。
朝食は、大きい丸テーブルで見知らぬ人とも一緒になる古典的スタイルの席。
食事の内容は、中華の前菜的おかずに炒め野菜、ゆで卵がメイン。それに蒸し饅頭やドーナツ風揚げパン、それにおかゆでシンプル。
揚げパンにはお砂糖を振るととてもおいしくなります。揚げたてをゲットしましょう。
で、食堂入口の水槽には、暗くてはっきりとは分からなかったんですが、チョウザメのような魚が。 -
阿勒泰(アルタイ)での宿も決まった後は、街の雰囲気を確かめに出るのが楽しみ。
金橋大酒店を出て左手にちょっと進んだ所の広場には、何やら山盛りに乗せたテーブルがいくつもずらり。
テーブルの上に盛り上げてあるのは、これまでにも見たことあるぞ。
これは硬く乾燥させたチーズの一種。
ん? バケツ風のホーロー容器に入っているのは何だろう。(・・?
気になって聞いてみたところ…、 -
イチオシ
…ホーロー容器の中身は飲むヨーグルト。露天ヨーグルト屋さんでした。
テーブルに積んである乾燥チーズは売り物。量り売りをしてくれます。
右側の物が脂肪分が多くてお値段はちょっと高め。
久々にこんなチーズを見たなあと眺めていると、売り子さんが「ちょっと食べてみて。」とどちらも小さなかけらを渡してくれました。ありがとう。(*^。^*)
どちらも硬いので、歯にご用心。食べてすぐにその味わいが分かると言うよりも、何度も食べていくうちにジワジワと味が分かるようになると言った感じ。
初めから「おいしい!」と思う人はあまりいないんじゃないでしょうか。
で、最初に出してもらったのは、牛乳から作ったヨーグルト。5元也。
甘みの無いプレーン・ヨーグルト・ドリンク風であっさり。
お砂糖が欲しい方はお店の人に言って出してもらいましょう。 -
牛乳から作られたヨーグルトを飲み終えたSUR SHANGHAIがもう1杯所望したのは、初体験の駱駝の乳から作られたヨーグルト。こちらは1杯8元也。
こういうのは試さずにはいられないSUR SHANGHAIでございます。
う〜ん、どんな味かなあ(~_~;)と思いつつ、おっかなびっくり一口飲んでみると…、
…泡立って酸味が強めでしたが、意外にも癖が無くて飲みやすかったですよ。
駱駝の乳は牛乳より栄養価が高いそうなので、旅の途中で元気を付けたい方はお試しを。
●注: お腹に自信がある方限定のお勧め品です。 -
前置きが長くなりましたが、阿勒泰(アルタイ)市が管理しているアルタイ地区は、新疆ウイグル自治区の内でも最北の地。
モンゴルやロシア、カザフスタンと国境を接している地区と聞くと、ユーラシア大陸のど真ん中という印象を持つのはSUR SHANGHAIだけではないはず。
今朝出てきた克拉瑪依(カラマイ)の街周辺のような大油田は無いようですが、水資源、森林資源、鉱産物が豊富なのだとか。
アルタイの別名の金山の名の通り、金も採れるんだそうですよ。
明日のカナス湖方面へのお出かけの手配を済ませたSUR SHANGHAIが歩いてみたのは、アルタイ市街地を南北に流れる克蘭河沿い。
川に沿った公園風遊歩道がきれいに整備されてあって驚き。
今どきはどこに行っても街角アート風銅像があるけれど、アルタイでも事情は同じだった。
この羊を連れたおじいさんは?と思っても説明が出ていないので、どちら様なのか…。 (・・?
有名なおじいさんだったら、お許しを。<(_ _)> -
阿勒泰(アルタイ)市街地を南北に貫いて流れる克蘭河。
…と言うより、克蘭河に沿って、アルタイ市街地が南北に細長く出来たと言うのが正しいでしょうね。(;^ω^)
克蘭橋に立って眺めるのは、今朝までいたカラマイ周辺の乾いた荒地とは正反対のしっとりと瑞々しい風景。
これは北京時間午後9時の様子。
アルタイの街のすぐ周囲には岩山が連なっていて、平らな土地が続く克拉瑪依(カラマイ)よりも日が翳るのが早い。
画像奥の川上方向に見えている赤っぽい建物は、SUR SHANGHAIが泊まった金橋大酒店。
そのそばに架かっているのは駝峰橋。 -
克蘭河を隔てて金橋大酒店のお向かいにある駱駝峰の影に入った阿勒泰(アルタイ)市街地。
ここは金橋大酒店そばにある大きな河濱広場。
朝夕は地元の人たちが散歩がてら集まって来て賑やかになる社交の場。
入口の碑に≪金山銀水≫と出ているのは、アルタイの別名の金山と克蘭河を表わしているんでしょうね。 -
その河濱広場の入口に立っていたトラとライオンの像。
この写真を撮ったら、「はい、5元。」と言って手を差し出してきた人がいた。
どうやら、この像は一緒に記念写真を撮るために置かれた有料モデルさんらしかった。(;^ω^)
でも、そんなのどこにも書いて無いじゃない?
「え〜、でも〜、撮ったのはこの像だけだし〜。」で回避。 -
克蘭河沿いの公園風遊歩道。
水気たっぷりの緑が多くて目に優しい。
お! 塀には落書きアートのグラフィティまである!
(◎◇◎)
漢字を使ったグラフィティって、なんだかずいぶん雰囲気が違う。 -
克蘭河沿いには、アパートも並ぶ阿勒泰(アルタイ)の街。
こういう古い造りの建物は今後取り壊されて、現代的マンションに変身するんでしょうね。 -
上の方で出した克蘭河沿いの様子を見ながら、東岸をしばらく上流方向に歩いて行ってみたSUR SHANGHAI。
と、行く手に見えて来たのは、結構大きな吊り橋。
後で阿勒泰(アルタイ)市街地の地図を買って見てみたら、団結橋という名前らしかった。
その向こうに立ちはだかっているのは駱駝峰。
この岩山には遊歩道が付いていて上れますよ。
市街地を見下ろしたり夕景が楽しめるので、足腰に自信のある方はどうぞ。
後日SUR SHANGHAIが行って見た様子は、これから続く旅行記でご紹介しようと思っています。 -
イチオシ
阿勒泰(アルタイ)市街地を流れる克蘭河には、大きな橋ばかりではなく、こんな吊り橋も。
一見、観光用のようですが、地元の人たちが普段使っている橋。
無料で渡れます。
結構揺れるので、足元にはご用心。SUR SHANGHAIは楽しめましたが。(^◇^)
この橋の対岸(西岸)周辺には、水力発電所施設もありました。 -
団結橋を渡り切って、暗くなりはじめた駱駝峰を見上げる。
その右肩上がりの斜面の遊歩道を上っていく人が点々と写っています。
ここには写っていない岩壁には、ロッククライミング人形も取り付けてあったりして、最初はギョッ!?(゚ω゚ノ)ノ
後日上ってみたところ結構きつい斜面でしたが、休み休み行って、てっぺんの金光宝塔まで30分かかりました。
ちなみにSUR SHANGHAIは普通の体力の持ち主(一応女性 (^^ゞ)です。
駱駝峰の詳細は、今後に続く旅行記で。 -
克蘭河は、阿勒泰(アルタイ)市街地でも結構流れが速い。
川原になった場所でも遊泳は禁止です。
そろそろ暗くなってきたし、明日のカナス湖行きに備えた方がいいかもね。
と、また団結橋を逆戻りすると…、 -
イチオシ
…阿勒泰(アルタイ)市街地は駱駝峰の陰になっても、その向こうの岩山にはこの日の夕日が当たっていた。
画像奥の赤っぽい建物が、これから帰っていく金山大酒店。
克蘭河の流れの音を聞きながら、遊歩道を戻ります。 -
阿勒泰(アルタイ)の街では、アルタイ特色餐飲一条街で食事をしてみては?金橋大酒店隣にある華麗商城をコの字に取り巻く小さい食堂や屋台が並んでいます。
手ごろなお値段の麺類や、羊肉の串焼きなどのお店もあるんですが、アルタイ周辺の河川で獲れる冷水魚の数々がお試しできますよ。
SUR SHANGHAIが試してみたのは、狗魚の一種の白斑狗魚。
アルタイ山脈に流れを発し北極海へと注ぐ額爾斉斯(アルチス)河で獲れる魚で、性格は獰猛なんだそうですが、細身で脂気が少なくさっぱりとした白身魚でした。
このアルタイ特色餐飲一条街では、二枚に開いて香辛料を振り、串刺しにしてから炭火で焼いているお店が多数。
画像のものは軽く30cmの長さがあり50元。
香辛料がたっぷり振りかけてありましたが、辛いというより香ばしい仕上がり。
翌日カナス湖近くで立ち寄った食堂では紅焼(醤油煮)で丸ごと出されましたが、個人的には上記の炭火焼がお勧めです。 -
これは、阿勒泰(アルタイ)周辺の河川で獲れる冷水魚紹介のポスター。結構色が鮮やかな魚もいて驚き。
画像をクリックして元画像にすると大きく表示されます。
SUR SHANGHAIが食べてみた狗魚も、上の段にその姿が見えています。
カナス湖あたりでも食べられますが、観光地だとびっくりするようなお値段だったりします。
お店の人の言いなりにならず、お値段を確かめつつ注文するのがいいですよ。
さ、これで腹ごしらえも済んだSUR SHANGHAIは、翌日のカナス湖に思いを馳せながらこれでリタイアします。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
★夏の北新疆
-
前の旅行記
★夏の北新疆(2)ウルホの魔鬼城とカラマイの黒油山
2011/07/05~
新疆ウイグル自治区
-
次の旅行記
★夏の北新疆(4) アルタイからカナス湖へ現地ツアーで行ってみた
2011/07/07~
新疆ウイグル自治区
-
★夏の北新疆(1)ウルムチ到着、そしてカラマイへ
2011/07/04~
新疆ウイグル自治区
-
★夏の北新疆(2)ウルホの魔鬼城とカラマイの黒油山
2011/07/05~
新疆ウイグル自治区
-
★夏の北新疆(3)カラマイからアルタイへ
2011/07/06~
新疆ウイグル自治区
-
★夏の北新疆(4) アルタイからカナス湖へ現地ツアーで行ってみた
2011/07/07~
新疆ウイグル自治区
-
★夏の北新疆(5) 賈登峪からカナス湖を見下ろす観魚亭へ
2011/07/08~
新疆ウイグル自治区
-
★夏の北新疆(6)ブルチュンの五彩灘、アルタイの駱駝峰
2011/07/08~
新疆ウイグル自治区
-
★夏の北新疆 (7)チェムルチェク古墳群のあたり
2011/07/09~
新疆ウイグル自治区
-
★夏の北新疆(8)長距離夜行バスでアルタイからイーニンへ
2011/07/09~
新疆ウイグル自治区
-
★夏の北新疆(10)伊寧(イーニン)にて 伊犁(イリ)河大橋の夕景
2011/07/10~
新疆ウイグル自治区
-
★夏の北新疆(9)イーニンの街を歩いてみる
2011/07/10~
新疆ウイグル自治区
-
★夏の北新疆(11)現地ツアーでサイラム・ノールとコルガス国境ゲートへ行ってみる
2011/07/11~
新疆ウイグル自治区
-
★夏の北新疆(12、完) −雪山と氷河を眺めながら新疆ウイグル自治区を去る
2011/07/12~
新疆ウイグル自治区
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (2)
-
- kioさん 2012/01/03 21:14:58
- 賀正
- あけましておめでとうございます。
本年もよろしくおねがいいたします。
新彊ウイグル自治区ってタクラマカン砂漠の際にある場所でしたっけ?
ゴビ砂漠やあちらの方から日本に黄砂が舞い落ちるって
考えてみるとなんかすんごいですよね
<何千キロも旅する砂> ←なんか変?な表現(^_-)
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2012/01/06 07:35:01
- RE: 賀正
- 明けましておめでとうございます。
こちらこそ今年もよろしくお願い申し上げます。<(_ _)>
新疆ウイグル自治区は、中国の北西部一帯に広がる広大な地域で、タクラマカン砂漠も入ってます。
中国も、ここまで来るともはやシルクロードの世界。
旅という言葉が似合う土地だと思います。
砂も旅人となって、はるばる日本まで飛んで行くんですよ〜。(^◇^)
同じ新疆ウイグル自治区でも、この旅行記で行ってみた北新疆は旅行先としてはマイナーな場所。
この春はこの北新疆旅行記アップにいそしみたいと思います。
> あけましておめでとうございます。
> 本年もよろしくおねがいいたします。
>
> 新彊ウイグル自治区ってタクラマカン砂漠の際にある場所でしたっけ?
>
> ゴビ砂漠やあちらの方から日本に黄砂が舞い落ちるって
> 考えてみるとなんかすんごいですよね
>
> <何千キロも旅する砂> ←なんか変?な表現(^_-)
>
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ ★夏の北新疆
2
39