2011/07/05 - 2011/07/05
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SUR SHANGHAIさん
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前日、上海から烏魯木斉(ウルムチ)に到着した後、長距離バスに乗って辿り着いた克拉瑪依(カラマイ)。
カラマイは、一大石油生産地のジュンガル盆地に1950年代後半に造られた新しい街。
周辺の荒野には無数と言っていいほどの石油掘削ポンプや石油関連の施設や基地がびっしり。街には石油管理局も置かれています。
カラマイの名も、≪黒い油(=石油)≫を意味するウイグル語から来ているんだそう。
カラマイの詳細を知りたい方は、次のウィキペディアのページで見てみるといいですよ。位置図も載っています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%82%A4%E5%B8%82
この日は、カラマイの街から100kmほど北にある烏爾禾(ウルホ)の町近くの魔鬼城で独特のヤルダン地形を見てから阿勒泰(アルタイ)へ、と思っていたら大番狂わせが。(;^ω^)
でも、全然予定に無かったカラマイの街外れにある露天油田の黒油山やカラマイの市街地も見られたのはそのお陰かも。
禍福はあざなえる縄の如し、と言ったらちょっと大げさ?(^◇^)
上記の大番狂わせの詳細は、この旅行記の中でご紹介していこうと思います。
表紙の画像は、上記の黒油山の露天油田の一つ。
そのほとりに立っているのは、この油田を発見したと言われるサイリム老人とそのロバの像。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
前日克拉瑪依(カラマイ)に到着して、今日はこのまま烏爾禾(ウルホ)の魔鬼城経由で阿勒泰(アルタイ)まで行こうと思っているSUR SHANGHAI。
それだとカラマイの街は全然見られなくなってしまうので、ちょっと早起きして克拉瑪依賓館前の友誼路をちょっと歩いてみた。
中国の新しい街によく見られるような、ちょっと味気ない街並み。
その中で、≪愛の心西餅≫店の看板が笑える。(^◇^)
中国では、≪○○ の ××≫と、間に≪の≫を付ける日本語風の命名をしたお店や商品名が多いんです。
で、お次の≪西餅≫とは何ぞや、とお思いでしょうが、中国語の餅は日本語の餅とは違って、小麦粉+いろんな具を使って焼き上げた食品と思えば当たらずと言えども遠からず。たとえば、日本では月餅が有名。
で、≪西餅≫というのは、西洋風焼き菓子になるんだと思います。
よって、このお店の名は、≪愛の心洋菓子≫店?
そのお店の入口右手に碑の様なものがありますが、これは泰山石敢当。
新疆ウイグル自治区でも出会うとは!(◎o◎)
石敢当についてのウィキペディアのページはこちら。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%B3%E6%95%A2%E7%95%B6
新しく造られた街と言っても、石油関連業で働きに押し寄せた人々は多いらしく、その子どもたちが通う学校も数多くて立派。
画像の校舎のスローガン以外にも、≪石油の街の子どもたち≫というスローガンも見かけました。 -
この日は克拉瑪依(カラマイ)から烏爾禾(ウルホ)の魔鬼城へとまず行ってみようと思っているSUR SHANGHAI。
その後はそのまま阿勒泰(アルタイ)へ移動しようと目論んでいるので、克拉瑪依賓館をチェックアウト。
魔鬼城のあるウルホへは国道217号線を北へ100km余り。車での所要時間は1時間半ほど。
2011年7月上旬現在、カラマイからウルホへのバスは9:00発と16:00発の2本のみ。途中下車できそうな長距離バスも極端に便が少ないのが不便。
出来れば朝一番に魔鬼城に入場したかったSUR SHANGHAIは、まずタクシーで片道行ってもらいました。交渉したお値段は150元。
(一応メーターも使ってもらったところ149元だったので、適正なお値段だったようです。)
カラマイを出発したのは朝の7時半。
きれいに舗装された国道217号線は走りも快適。
カラマイを出て北上し始めると、道の両脇に石油掘削ポンプや石油生産施設が見えてきます。 -
克拉瑪依(カラマイ)から烏爾禾(ウルホ)への217号線沿いは、石油生産・備蓄関連施設があれこれ並んでいます。
上段の画像のように無数の掘削ポンプが荒野を埋め尽くしているかと思えば、合間には精製工場らしき大工場もあって、タクシーの運転手さんが言うには、「夜になると明かりであたり一面まぶしい位。」だそうです。
下段の画像のバスはそういった施設で働いている人々の送り迎えに使われているようで、運転手さんは「これは夜勤帰りのバス。」と言っていました。
同じようなバスが何台も連なって通っていった217号線。 -
中国の一大石油生産地のジュンガル盆地。
その合間を国道217号線は続く。
さっきまであんなに石油生産関連の施設が並んでいたのに、烏爾禾(ウルホ)への途中でそんな眺めがしばらく途切れた。
ここはまだ開発が進んでいない地区なのかも。
こうして眺めると、いかにも荒野という言葉が似合う土地。 -
烏爾禾(ウルホ)が近づくと、またジュンガル盆地の荒野の中に石油掘削ポンプが増えてきた。
石油産業で景気はよさそうなのに、開発の計画倒れで放棄された町が廃墟になっている所もあったのは悲しげ。
遥か向こうにゴツゴツした山が見えてきた。
「あのあたりが魔鬼城だよ。」と教えてくれた運転手さん。 -
石油生産施設が並ぶ荒地ばかりを通ってきた217号線。
行く手に見えて来たのは緑のオアシス。
出ていた看板によると、このオアシスは烏爾禾(ウルホ)の137開拓団の農地になっていて、無公害の果物や野菜を生産しているようでした。 -
烏爾禾(ウルホ)の町辺りは思いがけなく街路樹の緑が濃かった。
その街路樹の途切れるあたりからは、魔鬼城あたりのヤルダン地形が行く手に見える。
ヤルダン地形というのは、風や水によって侵食・風化された独特の景観を持つ岩砂漠のことを言うんだそう。新疆ウイグル自治区では、あちこちで見られます。
タクシーの運転手さんにはウルホの町は素通りしてもらって、その魔鬼城入口まで行ってもらいます。 -
国道217号線のすぐ脇に見えて来た魔鬼城の一部。
遠くから見ると、崩れかけた古代の遺跡のよう。
烏爾禾(ウルホ)近郊のヤルダン地形が魔鬼城と呼ばれているのは、大風がこれらの岩山の間を通り抜ける時に出す音が、魔物の声にたとえられているからだそうです。
SUR SHANGHAIは、もう少し人里離れた辺鄙な場所かと思っていたのでちょっと拍子抜け。 -
克拉瑪依(カラマイ)からは1時間半の道のり。
魔鬼城への入口は国道217号線のすぐ脇にあった。
左上の画像がその入口遠景。
右上の画像はチケット売り場やトイレ、売店がある入口のあたり。
タクシーの運転手さんとはここでお別れ。お疲れ様!
ガッカリしたのは、魔鬼城はもうすっかり観光地化された場所だった事。
それに、同じ新疆ウイグル自治区のヤルダン地形と言っても、以前庫車(クチャ)周辺で見た荒々しい姿のヤルダン地形とは全然違う…。(−−〆)
それでもせっかくここまで来たからには、気を取り直してご入場。
魔鬼城入場チケット46元+見所を1時間で回る遊覧車のチケットが30元。
まずは見所を車で回って、後は自分が気に入った場所を徒歩でと思い、SUR SHANGHAIは遊覧車のチケットも購入してみました。
その遊覧車や舗装された魔鬼城内の通路を見て、更にがっくり。
まるで、遊園地のよう…。。゚(゚´ω`゚)゚。ピー -
イチオシ
魔鬼城の遊覧車駐車場から見たヤルダン地形。
こんな乾いた土地にも根を下ろして花を咲かせている植物があった。 -
待つほども無く、観光バスで到着した中国人団体さんと一緒に遊覧車に押し込まれて魔鬼城を回り始める。
敷地内の舗装された道を、音楽+説明入りテープを大音響で流しながら進む遊覧車。
そんな魔鬼城の敷地内には、石油掘削ポンプがずらりと並んでいた。
もうこの時点で、これまで持っていた人里離れて鬼気迫る魔鬼城のイメージは完全に風化崩壊してしまったSUR SHANGHAI。(−−〆) -
魔鬼城の舗装された車道を遊覧車は進む。
遠く近く見えるヤルダン地形は、崩れかけた古代文明都市のよう。
それはいいんですが、チョイと気になるのはテープから流される大音響の音楽と…、 -
イチオシ
…一緒に乗り合わせた中国人団体さんの賑やか過ぎるほどのはしゃぎ声。(;^ω^)
う〜ん、そのエネルギーはどこから来るんだろ。
ちょっと変わった形の岩がある場所を通るたびに、右へ左へと大騒ぎしながらシャッターを切る姿もいとおかし。 -
魔鬼城の見所をゆっくり1周1時間で回る遊覧車は、途中で2度停まります。簡単なトイレや飲み物くらいの屋台あり。
最初の休憩場所にはラクダ君が待機。
一緒に付いて来たスタッフの女性の、「はい、10分休憩!」の合図。
みんなあちこちへ写真を撮るために走り去って、有料ラクダ君たちは放置状態。
10分経って、「もうすぐ出ますよ〜!」の合図で、慌てて戻ってくる人たち。 -
遊覧車の行く手に見えて来たのは、≪泰坦尼克号(タイタニック号)≫と名付けられた岩山。
そう言われると、なるほどこの角度から見上げたその形が巨大客船のように見える。
中国の人って、こういう自然物に名を付けるのがうまいなあと思う。
で、静々とその脇を通りつつ、関連映画のテーマソングを流すのもお得意。 -
魔鬼城のヤルダン地形。画像をクリックして元画像にすると大きく表示されます。
以前同じ新疆ウイグル自治区の庫車(クチャ)の郊外で見たヤルダン地形と比べると迫力が今ひとつ。
ここでも遊覧車を降りて10分だけ見学。
それぞれに近くの岩の周辺で写真を撮る人たち。
クワッド・バイクが置いてあったので、個人で行く人はここで時間を取って乗り回してみるのもいいかも。
魔鬼城は映画などの舞台にも使われたようで、その登場人物のコスプレ撮影も出来るようになっていました。 -
魔鬼城周辺のヤルダン地形。画像をクリックして元画像にすると大きく表示されます。
中には、本当は仏塔や民家だったんじゃないのと思わせる形の岩も混じる眺め。
後は、出発点の魔鬼城入り口で遊覧車を降りて解散。
団体さんたちはそのまま観光バスで次の目的地へと出発。
SUR SHANGHAIはと言えば、魔鬼城の風景が想像していたものとはずいぶん違っていたので、個人で歩くのは取りやめ。
烏爾禾(ウルホ)の町のバス・ターミナルへ行って阿勒泰(アルタイ)へのバス情報をゲットしてみようと思います。 -
魔鬼城入口のお土産屋さん内のカウンターに預けておいた荷物を受け取って、烏爾禾(ウルホ)の町へのタクシーも呼んでもらったSUR SHANGHAI。
荷物の預かりは有料で10元。
ウルホへのタクシーは20元。
魔鬼城の感想は?
…う〜ん、個人的には景観は今ひとつ。
克拉瑪依(カラマイ)からの公共の足の便が悪いし、個人でわざわざ訪れることも無いかなあ…。後述しますが、ウルホ発着のバスも少なくて不便。
カナス湖あたりを目指すツアーの途中、ちょっとだけ寄る位がいいかもです。
で、この画像の景色はと言うと、ウルホの町と魔鬼城の間にある荒地。
ここで恐竜の化石が発掘されたそうで、その後着いたウルホの町にはちょっとした恐竜公園もあるようでした。 -
烏爾禾(ウルホ)は克拉瑪依(カラマイ)に属する人口1万ほどの町。
町を貫く国道217号線がそのままメイン・ストリート。
これがウルホの町のバス・ターミナル。
建物は新しいんですが、各地へのバス時刻表を確かめに中に入って行くと…、 -
…一応立派な時刻表があって、行き先の地名もびっしり書いてある割りに、実際に出発時刻が書いてあるのは克拉瑪依(カラマイ)行きと奎屯(クイトゥン)という町へ行く便だけ。(;^ω^) それも便数が極端に少ない…。
画像をクリックして元画像にすると大きく表示されます。
その他の町への便はと言うと、別の街始発のバスがウルホを通りかかった時に、空席があれば乗れるというシステムらしい。
へ? そんなのあり? (◎◇◎)!
SUR SHANGHAIが今日行ってみようと思っている阿勒泰(アルタイ)も、上記と同じ状況。しかも、別の街からやって来るアルタイ行きのバスが何時に通りかかるのかも分からないし、その時に確実に乗れると言う保証も無し。
周りを見れば、どこに行こうとしているのか、大荷物を抱えた人たちが当ても無く待っているし…。(;^ω^)
う〜ん、ウルホに一泊しても、明日もこの状態じゃいつアルタイに着けるのか…。
じゃ、大きなターミナルのあるカラマイに戻って、明日確実にアルタイ行きのバスに乗ればよし、と見てみれば、この日のカラマイ行きはあとはもう午後の6時だけ。今まだ午前の11時を過ぎたばかりなんだけど…。(;^ω^)
クイトゥン行きはカラマイを通過するはず、と思っても、もう今日の便は全部出てしまっていた。(−−〆)
さあ、どうする? -
結局は、またタクシーで、朝出て来た克拉瑪依(カラマイ)へ戻ることに。
もちろん、阿勒泰(アルタイ)方面にある大き目の町へタクシーで移動することも考えたんですよ。
ただ、距離がありすぎてずいぶん割高。
烏爾禾(ウルホ)からカラマイへの言い値は150元で、今朝と同じ。
ここは大人しく、カラマイへと逆戻りします。 -
上記の大番狂わせで、烏爾禾(ウルホ)から克拉瑪依(カラマイ)へととんぼ返り。
その国道217号線上で見たトラックとその積荷。
周辺のジュンガル盆地は一大石油生産地だから、と思っても、そのドラム缶の数には驚く。
荷造り、大丈夫?
中国では、トラックの荷造りがいい加減だったりして、都市間の幹線道路ではよく積荷が落ちています。
新品の自転車が数kmに渡って落ちていた事もありました。(;^ω^)
トラックの後はあんまり走らない方が身のため。 -
烏爾禾(ウルホ)から克拉瑪依(カラマイ)へと戻る100kmあまりの道。
この区間の217号線沿いは一面に乾いた荒地が続きますが、上の方でも言ったように一大石油生産地で…、 -
…217号線のすぐ脇でも石油掘削ポンプが稼動している姿が見られます。
その石油掘削ポンプも、開発された油田の新旧によって機種が違う、とタクシーの運転手さんが言ってました。 -
地平線まで石油掘削ポンプや石油生産施設が密集している場所もあって一大奇観。
画像をクリックして元画像にすると大きく表示されます。 -
何を建設するためのパーツを運んでいるのか、こんなトラックとも何台もすれ違った217号線。
新疆ウイグル自治地区のジュンガル盆地あたりは、開発が進んでいるというのが実感できた。 -
克拉瑪依(カラマイ)の市街地が近づくと、半人工的な岩山がポツリと荒野の行く手に見えて来た。
「あれ、何だか分かる?」と運転手さん。
「う〜ん、何だろう。 (・・?」と答えると、
「あれはね、スキー場。 (^◇^)」
「え、そうなの? (◎o◎)」
カラマイのあたりでは、冬にはスキーができるほどの雪が積もるらしい。
そう言われてよく見ると、リフト設備もちゃんとありました。 -
さて、戻って来た克拉瑪依(カラマイ)の街。
カラマイの街は、ご覧のように緑地化が出来ていて、空気もしっとり。
217号線周辺の見渡す限りの乾いた土地に、よくぞこんな街を造り上げた!と感心します。
この後SUR SHANGHAIはまずカラマイのバス・ターミナルに行ってもらい、翌日の阿勒泰(アルタイ)行きチケットを購入。
そのバス・ターミナルやチケットについては、次編のカラマイ→アルタイ編でご紹介します。 -
思いがけなく戻って来た克拉瑪依(カラマイ)の街。
当初は見学予定の無かったこの街も、時間が出来たのでちょっと見てみます。
烏爾禾(ウルホ)からの料金とは別に、同じタクシーの運転手さんに行ってもらったのは、カラマイの街外れにある黒油山。
なんと、原油の湧いている露天油田が見られる場所なんですよ。 -
克拉瑪依(カラマイ)は、これまでに言ったように、周辺は重要な石油生産地で、カラマイはウイグル語で≪黒い油≫=石油の意味。
そんなカラマイの街外れには、原油が湧いている露天の油田≪黒油山≫があります。この街まで来たら行ってみるといいですよ。
山と言っても、コールタールになった石油が土と混じり合って緩やかに盛り上がっている丘状の荒地。高さは13m、面積は200?ほど。
黒油山の場所はカラマイ市内から数km北東の街外れで、その名も油泉路という道のどん詰まり。小さな駐車場があって、駐車も見学も無料。
ここへは公共のバスは走っていないようなので、タクシーで行って待っていてもらうといいですよ。見学は30分もあれば充分だと思います。
タクシーでの料金は、市内との往復+見学のための待ち時間30分程度で25元くらい。
駐車場にトイレはありましたが、売店は無し。夏場は飲み物を買ってから出かけましょう。
日差しをさえぎるものは何もないので、紫外線・熱中症対策もお忘れなく。
●注: 黒油山敷地内は火気厳禁です。 -
原油が湧き出す露天油田のある黒油山の敷地内案内図。
画像をクリックして元画像にすると大きく表示されます。
赤い○を付けた場所が駐車場。
上の方でも言ったとおり、山と言っても高さは13mの丘状の土地なので、あとは緩い石段をちょっと上っただけで黒油山の頂上です。(^◇^)
油池と書いてあるのは露天油田で、桟道や小道で繋いであります。 -
黒油山の敷地には原油が湧いている池のような油田が散在。桟道や小道を辿って一周できるようになっていました。
油田から溢れた原油を吸い込んだ地面は、あちこちでベタベタした泥状になっています。
決められたルートから外れて歩かないほうがいいですよ。 -
高さ13mの黒油山の頂上には碑が立っていて、中国語やウイグル語で黒油山の説明が書いてありました。
画像をクリックして元画像にすると大きく表示されます。
あれ? この黒油山は成吉斯汗山の麓に位置するって書いてあるけど、ジンギスカン山って言う山があるの?
周りは平らな荒地みたいだけど…。
成吉斯汗山も黒油山と同じように低いのかも?
駐車場には英語版の説明看板もありました。
英語版と中国語版にちょっと食い違いがあるみたいだけど…、と思ったSUR SHANGHAIですが、英語版の説明によると;
100万年ほど前、地殻変動の影響で噴き出した原油が土と入り混じって徐々に盛り上がり、今見る高さ13m、面積200?ほどの黒油山を形成したのだそう。
古くは『魏書 西域伝』や、清光緒年間に編纂された『新疆図志』にもその記述があるんだそうですが、発見者とされているのはウイグル人のサイリムという名の老人。
1940年代に入ってからこの地にやって来た老人は、このあたりで湧き出ていた黒い液体が燃えることに気づき、それからは壺に入れた原油をロバに乗って周辺の町へ売りに行っていたんだそうです。
何だかのどかな光景が目に浮かぶ。(*^。^*)
その後、50年代に入ってからは石油地質探索も行われ、中国最初の大油田としてこのあたりが知られるようになったということです。 -
テレビの旅番組(?)を撮影に来ていた一行もいた黒油山。
カメラが追っているかつらを着けたおにいちゃんが、その番組の主役らしい。
SUR SHANGHAIはテレビ番組に詳しくないので、有名なおにいちゃんだったらお許しを〜。
ここでは、「ボクもとうとう黒油山にやって来ました〜!!」的な場面を撮っているみたい。
暑い中をお疲れ様!(。≧з≦)ノ⌒☆
このあと、克拉瑪依(カラマイ)市街地を一人歩きした時にもこの一行に出会ったSUR SHANGHAI。
文化街の人工水路沿いを歩きながら、このおにいちゃんが撮影とは関係なく、「這里的水真清。(ここの水はホントきれい。)」と言ったのが聞こえて来た。
その声の調子が、何だかとても印象的だった。 -
イチオシ
黒油山周辺は、どこまでも続く荒野。
そこかしこからふつふつと湧き出して、黒々とした原油を湛えた露天油田。
その油田の一つ一つの規模はちょっとした池くらい。
右下の画像のほとりに立っている人と比べてみると、大きさがよく分かると思います。
中にははっきりした形を成さずに、土と入り混じって泥状に見える場所も。
そんな環境でも、根を下ろしている植物の強靭さには驚き。
左上の画像の奥に見えているピラミッド状の岩山は、上の方でもちょっとご紹介した克拉瑪依(カラマイ)近郊のスキー場。 -
黒油山には、黒い鏡のように静かに横たわる露天油田もあった。
あふれ出して流れた跡もあるし、今も地下の奥から原油が湧いているに違いない。
空の青さを映し込んで、一層黒々と見えるその露天油田の表面。
深さについての説明は無かったのが残念。
黒油山敷地の一番奥には、この油田を発見したとされるウイグル人のサイリム老人の像がありました。 -
イチオシ
黒油山敷地の一番奥の露天油田のほとりに立つのは、この油田を発見したと言われるウイグル人サイリム老人の像。
この地に移り住んで来て、湧き出ている黒い水が燃えると知った老人は、壺に詰めたその黒い水をロバに乗って売り歩いていたんだそう。 -
イチオシ
黒油山の露天油田のほとりに建てられたサイリム老人とそのロバの像。
楽器をかき鳴らしながら、のんびり鼻歌でも歌っている様子?
サイリム老人がここで採れる≪燃える黒い水≫をこうして売り歩いていた時には、まさか自分が中国でも屈指の大油田の発見者だとは思ってもいなかっただろうな。 -
克拉瑪依(カラマイ)の市街地へ戻って来たSUR SHANGHAI。
今朝チェックアウトした克拉瑪依賓館に舞い戻ると、
「あれ? 阿勒泰(アルタイ)に行ったんじゃなかったの? (◎o◎)」
「実は、烏爾禾(ウルホ)で…。」と言い始めたところ、「バスが無かったんでしょ。」
それ、分かってるなら今朝出る前に言って欲しかった…。 (−−〆)
またまたチェックインした後は、克拉瑪依賓館がある友誼路沿いを北に向かって歩いてみます。
ここはカラマイの人民公園。周辺の緑地化もきれいに出来ていて、街の外には茫漠たる荒地が広がっているとは信じられない。
シロツメクサが一面に咲いている場所もあって、久々にその花の香りを感じた午後。
そう言えば、シロツメクサの花の香りを最後にかいだのは、いつどこの事だっただろう。 -
克拉瑪依(カラマイ)の人民公園からさらに数分北方向へ歩いて行くと、突然人工水路と公園風の遊歩道が目の前に現れてびっくり。
この水路沿いは、文化街と名付けられた市民の憩いの場になっているようでした。 -
これは、克拉瑪依(カラマイ)の文化街の一部の地図。
画像をクリックして元画像にすると大きく表示されます。
元々は林園路という道だったのを再開発したらしい歩行者専用道で、人工的な小川の両脇が緑化されていたり、街角アートの像や遊具が並んでいたり。
全長は1065m、幅は50〜70mあるそうで、ゆったりした公園風空間でしたよ。
一昔前の中国の街はどこも埃っぽかったのに、最近は緑を増やすためにずいぶんお金をかけているというのがよく分かる道でした。 -
克拉瑪依(カラマイ)の文化街沿いの街並み。
一歩、街の外に出ると一大石油産地の石油掘削ポンプだらけの荒野が広がっているのがウソのように、水と緑でしっとりした公園風の街角。
緑化って、本当に大切なのね。
これからは、この道筋にしゃれたお店が集まってくれば言うこと無し。 -
文化街の人工水路に面して立っていたアパート。
このアパートも文化街造成と一緒に計画的に建てられたのかも?
窓を開けたら、毎日水の流れと緑が見えて気持ちよさそう。 -
克拉瑪依(カラマイ)の文化街の通路。
見た目も、以前の「歩ければそれでいい。」という味気無さを脱却しています。 -
克拉瑪依(カラマイ)の文化街の一角に集まって何かしている女の人たち。
何だろう? (・・?
近寄って行ってみると、白く焼いた陶器の像に絵付け作業中。
これは商品を作っているのではなく、一種のアトラクション。
自分で好きな像を買い取って、用意してあるポスターカラーで色を塗るお遊びでした。 -
克拉瑪依(カラマイ)の街でも、繁華街の人民路と准?爾路の角そばに肯徳基(KFC)発見。
もう中国中、ある程度の大きさの街では、麦当労(マクドナルド)も肯徳基(KFC)も見かけるようになった。
SUR SHANGHAIが初めて中国に来た1987年の夏には、北京の人民広場近くにKFCの1号店が出来ていたけど、一般の中国の人たちは入れない高級店だった。
その時に比べたら…、今や中国全土には何店舗あるのやら!
で、カラマイ周辺の塩辛い味付けの料理に参っていたSUR SHANGHAIはご入店。
「これもご当地風に相当しょっぱい味付け?」と香辣鶏腿包(日本だとジンガー・チキン・サンドって言うのかな)を試してみたところ、知っているとおりの味でホッと一息付けました。
付けてもらったオレンジジュースがホットだったのにはびっくり。(^^ゞ
この7月上旬だけのプロモーションだったのかどうか、月曜から金曜の午後1時から4時までのセットメニューがあってお徳でしたよ。
営業時間は、午前9時から深夜の1時までというのは驚き。これは後で行ってみた伊寧(イーニン)の街のKFCでも同じでした。
これで、翌日の阿勒泰(アルタイ)行きの前にちょっと一息付けたSUR SHANGHAI。(*^。^*)
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