ヴィランドリー旅行記(ブログ) 一覧に戻る
午前中2つ目の古城は「ヴィランドリー城」です。ここは広大なので2時間の見学時間になりました。ところが我々とフランス人のおじさんは午後のコースに引き続き参加するので、ここに残っても良いと言われました。フランス人のカップルとメキシコのおばさんは午前だけの参加だったようで、車に乗ってトゥールに戻ります。我々は1日ツアーを予約しましたが、これは半日コースを2つ組み合わせたものだと分かりました。一緒にトゥールに戻ってお昼を食べてから、午後のツアーに参加するのでも良いと言う事です。勿論ここに残る事にしましたので、トータル3時間のフリータイムになりました。この城で驚いたのは、城館の中に生花がふんだんに飾られていることと、暖炉に実際に火を入れていることと係員が全くいないことです。まるで知り合いのお城を自由に見せてもらっているような感覚になりました。そして何といってもこのお城の魅力は広大で美しい庭園でしょう。お城1時間と庭園1時間でちょうど2時間の見学でした。残りの1時間はお城近くの集落を散歩してホテルの朝食時にもらってきたクロワッサンやデニッシュとコーヒーで軽くすませました。午後の部はまた違うお客を乗せたミニバンが時間通りに迎えに来ました。我々だけでは心配だったかもしれませんが、フランス人のおじさんがいたので安心でした。このおじさんとは翌日もご一緒させていただきました。

晩秋のロワール渓谷古城巡り(4)暖炉の火が優しい「ヴィランドリー城」を彷徨い、美しく甦ったルネサンス様式の美しい庭園を散策する。

11いいね!

2011/10/22 - 2011/11/06

3位(同エリア4件中)

kojikoji

kojikojiさん

午前中2つ目の古城は「ヴィランドリー城」です。ここは広大なので2時間の見学時間になりました。ところが我々とフランス人のおじさんは午後のコースに引き続き参加するので、ここに残っても良いと言われました。フランス人のカップルとメキシコのおばさんは午前だけの参加だったようで、車に乗ってトゥールに戻ります。我々は1日ツアーを予約しましたが、これは半日コースを2つ組み合わせたものだと分かりました。一緒にトゥールに戻ってお昼を食べてから、午後のツアーに参加するのでも良いと言う事です。勿論ここに残る事にしましたので、トータル3時間のフリータイムになりました。この城で驚いたのは、城館の中に生花がふんだんに飾られていることと、暖炉に実際に火を入れていることと係員が全くいないことです。まるで知り合いのお城を自由に見せてもらっているような感覚になりました。そして何といってもこのお城の魅力は広大で美しい庭園でしょう。お城1時間と庭園1時間でちょうど2時間の見学でした。残りの1時間はお城近くの集落を散歩してホテルの朝食時にもらってきたクロワッサンやデニッシュとコーヒーで軽くすませました。午後の部はまた違うお客を乗せたミニバンが時間通りに迎えに来ました。我々だけでは心配だったかもしれませんが、フランス人のおじさんがいたので安心でした。このおじさんとは翌日もご一緒させていただきました。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
5.0
グルメ
4.0
ショッピング
4.0
交通
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス 観光バス 徒歩
航空会社
中国国際航空
旅行の手配内容
個別手配
  • 「アゼ・ル・リドー城」から「ヴィランドリー城」へはトゥールへ向かって10キロほど戻る感じになります。ここで運転手さんに見学の後トゥールへ戻るか、ここに残るか聞かれました。最初は意味が分からなかったのですが、ミニバンは一度トゥールへ戻るようです。我々とフランス人のおじさんが残ることになりましたが、ほかの3人は半日ツアーだったようです。残る人は3時間、帰る人は2時間の自由見学になります。

    「アゼ・ル・リドー城」から「ヴィランドリー城」へはトゥールへ向かって10キロほど戻る感じになります。ここで運転手さんに見学の後トゥールへ戻るか、ここに残るか聞かれました。最初は意味が分からなかったのですが、ミニバンは一度トゥールへ戻るようです。我々とフランス人のおじさんが残ることになりましたが、ほかの3人は半日ツアーだったようです。残る人は3時間、帰る人は2時間の自由見学になります。

  • ここでも入り口まで運転手さんが来てくれて団体料金でチケットを買います。入場料は城の見学と庭園で7ユーロでしたが、2時間の見学でも充分に庭園まで見学できます。

    ここでも入り口まで運転手さんが来てくれて団体料金でチケットを買います。入場料は城の見学と庭園で7ユーロでしたが、2時間の見学でも充分に庭園まで見学できます。

  • 訪れたのは10月下旬だったので、あと数日でハロウィーンでした。ヨーロッパではあまりハロウィーンは盛んでないと聞いていましたが、ちゃんとかぼちゃが並べてありました。もっともこの城の場合は庭でかぼちゃを作っているので、ハロウィーンとは関係ないかもしれません。

    訪れたのは10月下旬だったので、あと数日でハロウィーンでした。ヨーロッパではあまりハロウィーンは盛んでないと聞いていましたが、ちゃんとかぼちゃが並べてありました。もっともこの城の場合は庭でかぼちゃを作っているので、ハロウィーンとは関係ないかもしれません。

  • ヴィランドリー城の小史をパンフレットから抜粋すると、元々はフランソワ1世の財務大臣だったジャン・ル・ブルトンが建造したとあります。ロワール川沿いではルネッサンス期の最後を飾る城だそうです。ブルトン家は18世紀まで城を所有しますが、プロヴァンスのカステラーヌ伯爵の手に渡り翼棟が増築されたそうです。

    ヴィランドリー城の小史をパンフレットから抜粋すると、元々はフランソワ1世の財務大臣だったジャン・ル・ブルトンが建造したとあります。ロワール川沿いではルネッサンス期の最後を飾る城だそうです。ブルトン家は18世紀まで城を所有しますが、プロヴァンスのカステラーヌ伯爵の手に渡り翼棟が増築されたそうです。

  • 19世紀には伝統的な庭園が取り壊され、イギリス式の庭園に変わったそうです。20世紀になってヨアヒム・カルバロ博士が購入して城の修復に生涯を費やしたそうです。そして庭園はルネッサンス様式に戻され今日に至ります。またカルヴァロは歴史的邸宅協会を設立して一般公開するための先駆者となりました。

    19世紀には伝統的な庭園が取り壊され、イギリス式の庭園に変わったそうです。20世紀になってヨアヒム・カルバロ博士が購入して城の修復に生涯を費やしたそうです。そして庭園はルネッサンス様式に戻され今日に至ります。またカルヴァロは歴史的邸宅協会を設立して一般公開するための先駆者となりました。

  • 城の見学を始めて驚いたのが部屋ごとに飾られた花が全て生花で、それも今朝生けたようにみずみずしいことと、暖炉に本当に火が入れられていることです。しかもこの内装ですから、知り合いの城館に招かれて来ているような錯覚にとらわれます。

    城の見学を始めて驚いたのが部屋ごとに飾られた花が全て生花で、それも今朝生けたようにみずみずしいことと、暖炉に本当に火が入れられていることです。しかもこの内装ですから、知り合いの城館に招かれて来ているような錯覚にとらわれます。

  • いろいろな国の城館で感じる博物館的な雰囲気はここには無くて、数日泊っていきたいような気持にさせます。それはこの城を管理している方のポリシーのようなものを感じました。

    いろいろな国の城館で感じる博物館的な雰囲気はここには無くて、数日泊っていきたいような気持にさせます。それはこの城を管理している方のポリシーのようなものを感じました。

  • ジェローム・ボナパルの手による18世紀のプロヴァンス風のスタイルが保たれた食堂はテーブルセッティングが済まされ、今にもベルが鳴らされ食事が始まりそうな気配さえ感じます。

    ジェローム・ボナパルの手による18世紀のプロヴァンス風のスタイルが保たれた食堂はテーブルセッティングが済まされ、今にもベルが鳴らされ食事が始まりそうな気配さえ感じます。

  • 普通はロープが張ってあって、見学通路から眺めるだけの施設が多いですが、ここでは部屋の中を自由に歩き回れることができます。そんなところも好感が持てて屋敷の中を見学できます。

    普通はロープが張ってあって、見学通路から眺めるだけの施設が多いですが、ここでは部屋の中を自由に歩き回れることができます。そんなところも好感が持てて屋敷の中を見学できます。

  • 本当に館の主と使用人がいないだけで、時間が止まっているようです。今回10の城館を巡って、ここまで感じたのは「ヴィランドリー城」だけでした。ほとんど見学者がいなかったせいもありますが、人が住んでいるような温もりを感じました。

    本当に館の主と使用人がいないだけで、時間が止まっているようです。今回10の城館を巡って、ここまで感じたのは「ヴィランドリー城」だけでした。ほとんど見学者がいなかったせいもありますが、人が住んでいるような温もりを感じました。

  • そうまるで静物画の中にいるようなヴァニタス(はかなさ)という言葉が似合いそうな城でした。秋の気配を感じさせる植栽も壁の色と花の色を同系色に合わせて見事です。

    そうまるで静物画の中にいるようなヴァニタス(はかなさ)という言葉が似合いそうな城でした。秋の気配を感じさせる植栽も壁の色と花の色を同系色に合わせて見事です。

  • ダイニングの横にはキッチンがあり、温かい料理をそのままサービスできたのだと分かります。銅製の鍋などもきれいに磨き込まれていて気持ちよいくらいです。

    ダイニングの横にはキッチンがあり、温かい料理をそのままサービスできたのだと分かります。銅製の鍋などもきれいに磨き込まれていて気持ちよいくらいです。

  • ここの暖炉にはさすがに火は入っていませんでしたが、今にも調理が始まりそうです。調理人は表で鶏でも絞めに行っていないのでしょうか。ここに並んだ野菜もすべて本物でした。床のタイルと天井の梁は16世紀のオリジナルです。

    ここの暖炉にはさすがに火は入っていませんでしたが、今にも調理が始まりそうです。調理人は表で鶏でも絞めに行っていないのでしょうか。ここに並んだ野菜もすべて本物でした。床のタイルと天井の梁は16世紀のオリジナルです。

  • 朝焼きあがったパンと庭園で採れたであろう野菜がカゴ一杯に積み上げられています。

    朝焼きあがったパンと庭園で採れたであろう野菜がカゴ一杯に積み上げられています。

  • 本当に使いこまれたかまどです。今でもそのまま使えそうな感じがします。手前に置かれた鞴(ふいご)の形が面白いです。

    本当に使いこまれたかまどです。今でもそのまま使えそうな感じがします。手前に置かれた鞴(ふいご)の形が面白いです。

  • この館の女主人の肖像画でしょうか。ここにも素晴らしい花が捧げられています。

    この館の女主人の肖像画でしょうか。ここにも素晴らしい花が捧げられています。

  • やっぱり数日後のハロウィーンを意識しているのでしょうか。日持ちもするのでかぼちゃなのかもしれませんが、ディスプレイのセンスの良さを感じます。

    やっぱり数日後のハロウィーンを意識しているのでしょうか。日持ちもするのでかぼちゃなのかもしれませんが、ディスプレイのセンスの良さを感じます。

  • この部屋は「ジェローム王子の寝室」と呼ばれ、19世紀初頭にこの城の所有者だったナポレオン1世の弟に因んでいるそうです。2000年に帝政様式に修復されたそうです。

    この部屋は「ジェローム王子の寝室」と呼ばれ、19世紀初頭にこの城の所有者だったナポレオン1世の弟に因んでいるそうです。2000年に帝政様式に修復されたそうです。

  • ベットの反対側には大理石のマントルピースと鏡が据えられています。青い空が写り込んでいる様子が、ルネ・マグリッドの絵画のように思えました。

    ベットの反対側には大理石のマントルピースと鏡が据えられています。青い空が写り込んでいる様子が、ルネ・マグリッドの絵画のように思えました。

  • 図書室とギャラリーのように使われた部屋にもインテリアに合わせた色合いの花が飾られています。今回のフランスの旅で菊の花、と言ってもスプレー菊やスプレーマムですが、日本の仏花としてのイメージがだいぶ変わりました。

    図書室とギャラリーのように使われた部屋にもインテリアに合わせた色合いの花が飾られています。今回のフランスの旅で菊の花、と言ってもスプレー菊やスプレーマムですが、日本の仏花としてのイメージがだいぶ変わりました。

  • ミリオンバンブー(萬年竹)とアンテリウムの組み合わせが面白いですね。どちらもビニールかプラスティックぽい質感です。

    ミリオンバンブー(萬年竹)とアンテリウムの組み合わせが面白いですね。どちらもビニールかプラスティックぽい質感です。

  • 屋敷の窓から初めて幾何学模様の庭園が見えました。はやる気持ちを抑えて城館の見学を続けます。

    屋敷の窓から初めて幾何学模様の庭園が見えました。はやる気持ちを抑えて城館の見学を続けます。

  • 灰色の頭巾つきの修道服に帯ひもをしめ、裸足にサンダル履きの質素な身なりはフランチェスコ会の修道士のようです。ローブを縄(コルド)によって締めていたためにコルドリエという名で呼ばれることもありますが、コルドリエはフランスでフランシスコ会原始会則派に付けられた名前でもあります。

    灰色の頭巾つきの修道服に帯ひもをしめ、裸足にサンダル履きの質素な身なりはフランチェスコ会の修道士のようです。ローブを縄(コルド)によって締めていたためにコルドリエという名で呼ばれることもありますが、コルドリエはフランスでフランシスコ会原始会則派に付けられた名前でもあります。

  • 菜園の部屋のニッチのように壁に収められたベットはこの辺りの冬の寒さを物語っているようです。この部屋のファブリックもプロヴァンスの雰囲気を感じさせます。

    菜園の部屋のニッチのように壁に収められたベットはこの辺りの冬の寒さを物語っているようです。この部屋のファブリックもプロヴァンスの雰囲気を感じさせます。

  • この部屋はこの女の子の部屋だったのでしょうか。

    この部屋はこの女の子の部屋だったのでしょうか。

  • 部屋からの庭園の眺めも素晴らしいです。こちらからは菜園とヴィランドリーの集落が遠くに見えます。

    部屋からの庭園の眺めも素晴らしいです。こちらからは菜園とヴィランドリーの集落が遠くに見えます。

  • 18世紀スタイルの「緑の間」はジョアキム・カルヴァロの妻であるアン・コールマンの部屋でした。床の寄せ木細工が素晴らしいです。

    18世紀スタイルの「緑の間」はジョアキム・カルヴァロの妻であるアン・コールマンの部屋でした。床の寄せ木細工が素晴らしいです。

  • 淡いパステルグリーンが美しい部屋です。ここまで部屋ごとに趣味が違うということは、そこに住んだ女性たちの好みを反映しているのでしょう。

    淡いパステルグリーンが美しい部屋です。ここまで部屋ごとに趣味が違うということは、そこに住んだ女性たちの好みを反映しているのでしょう。

  • ベットに掲げられた肖像画はアン・コールマンでしょうか。19世紀から20世紀の変わり目にヨアヒム・カルバロ博士と妻のアン・コールマン(アメリカの大手鉄鋼メーカーの相続人)は「ヴィランドリー城」を買収しました。

    ベットに掲げられた肖像画はアン・コールマンでしょうか。19世紀から20世紀の変わり目にヨアヒム・カルバロ博士と妻のアン・コールマン(アメリカの大手鉄鋼メーカーの相続人)は「ヴィランドリー城」を買収しました。

  • パリの医学部の研究室を離れ、チャールズ・リシェ教授(1913年ノーベル賞)の弟子として、消化の生理学に関する高度な研究を行い、ヨアヒム・カルバロは「ヴィランドリー城」を元の状態に戻すために全力と財産を捧げています。

    パリの医学部の研究室を離れ、チャールズ・リシェ教授(1913年ノーベル賞)の弟子として、消化の生理学に関する高度な研究を行い、ヨアヒム・カルバロは「ヴィランドリー城」を元の状態に戻すために全力と財産を捧げています。

  • またヨアヒム・カルバロはスペイ出身だったのでスペイン絵画や彫刻のコレクションも充実していました。17世紀のスペイン絵画がフランスにほとんど無い時代に約40点の絵画と彫刻をコレクションしています。

    またヨアヒム・カルバロはスペイ出身だったのでスペイン絵画や彫刻のコレクションも充実していました。17世紀のスペイン絵画がフランスにほとんど無い時代に約40点の絵画と彫刻をコレクションしています。

  • 彩色された木彫も素晴らしいものがありました。首に縄を掛けられて自ら磔になる十字架を背負うキリストの姿です。後ろには香油壺を持ったマグダラのマリアかと思いましたが次の場面で聖母マリアだと分かりました。「ヴィア・ドロローサ(苦難の道)」と呼ばれる14の場面の1つです。

    彩色された木彫も素晴らしいものがありました。首に縄を掛けられて自ら磔になる十字架を背負うキリストの姿です。後ろには香油壺を持ったマグダラのマリアかと思いましたが次の場面で聖母マリアだと分かりました。「ヴィア・ドロローサ(苦難の道)」と呼ばれる14の場面の1つです。

  • 十字架降架の後の「ピエタ」と呼ばれる、死んで十字架から降ろされたキリストを抱く聖母マリアを表したものです。アリマタヤのヨセフとユダヤ人の学者であるニコデモと弟子のヨハネが立ち会ったとされます。

    十字架降架の後の「ピエタ」と呼ばれる、死んで十字架から降ろされたキリストを抱く聖母マリアを表したものです。アリマタヤのヨセフとユダヤ人の学者であるニコデモと弟子のヨハネが立ち会ったとされます。

  • そしてキリストを抱き抱え嘆き悲しむ聖母マリアの姿が痛々しいです。後ろに控える女性がマグダラのマリアと、クロパの妻マリアだと思います。

    そしてキリストを抱き抱え嘆き悲しむ聖母マリアの姿が痛々しいです。後ろに控える女性がマグダラのマリアと、クロパの妻マリアだと思います。

  • この絵に似たものをスペインのどこかの美術館で見た記憶があるのですが思い出せません。

    この絵に似たものをスペインのどこかの美術館で見た記憶があるのですが思い出せません。

  • 個人的には絵画よりも彫刻が印象に残りました。

    個人的には絵画よりも彫刻が印象に残りました。

  • そして1番奥の部屋はアンダルシアを思い出させるようなムデハル様式の天井が残されています。スペインに行った方ならアルハンブラの姉妹の部屋かセゴビアのアルカサルを思い出すでしょう。

    そして1番奥の部屋はアンダルシアを思い出させるようなムデハル様式の天井が残されています。スペインに行った方ならアルハンブラの姉妹の部屋かセゴビアのアルカサルを思い出すでしょう。

  • これは20世紀の初めに取り壊されたスペインのトレドのマクダ侯爵の宮殿から移築されたものだそうです。4つあったサロンの内の1つで、残りはルーブル美術館とマドリッドの美術館と、海を渡ってサンフランシスコに移築されたそうです。

    これは20世紀の初めに取り壊されたスペインのトレドのマクダ侯爵の宮殿から移築されたものだそうです。4つあったサロンの内の1つで、残りはルーブル美術館とマドリッドの美術館と、海を渡ってサンフランシスコに移築されたそうです。

  • この部屋も印象に残った子供部屋です。春に姪が生まれたこともあってこの旅行中も子供服のお店などに目が行ってしまいました。そんな中でこの部屋ですから…。薄いブルーの濃淡とピンクのパイピング、それに合わせた壁のクロスとカーテンはセンスの良さを感じさせます。

    この部屋も印象に残った子供部屋です。春に姪が生まれたこともあってこの旅行中も子供服のお店などに目が行ってしまいました。そんな中でこの部屋ですから…。薄いブルーの濃淡とピンクのパイピング、それに合わせた壁のクロスとカーテンはセンスの良さを感じさせます。

  • 天蓋のクロスもカーテンと合わせながら裏地はベットカバーと一緒です。シーツに揺り籠のカバーにエプロンと子供服の白さがインテリアにマッチしています。

    天蓋のクロスもカーテンと合わせながら裏地はベットカバーと一緒です。シーツに揺り籠のカバーにエプロンと子供服の白さがインテリアにマッチしています。

  • 部屋の反対側にはマントルピースで、乳母が今までそこにいたような感じがします。「アザーズ」というニコール・キッドマン主演の映画を思い出しました。<br />見学者の眼には見えない過去の館の人々が暮らしているのかもしれません。お互いに見えないだけで…。

    部屋の反対側にはマントルピースで、乳母が今までそこにいたような感じがします。「アザーズ」というニコール・キッドマン主演の映画を思い出しました。
    見学者の眼には見えない過去の館の人々が暮らしているのかもしれません。お互いに見えないだけで…。

  • 購入当時の庭園はヨアヒム・カルバロの趣味ではなく、1908年から1918年の間にルネッサンス様式の庭園に戻すことに専念しました。彼はヴィランドリー城を復元するには調和した庭園が必要があると考えていました。

    購入当時の庭園はヨアヒム・カルバロの趣味ではなく、1908年から1918年の間にルネッサンス様式の庭園に戻すことに専念しました。彼はヴィランドリー城を復元するには調和した庭園が必要があると考えていました。

  • カステラーヌ侯爵やナポレオンのように過去の計画で残された遺構は、彼が装飾的な菜園に置き換えることを可能にし、レ・プラス・エクセレント・ビルディング・ド・フランスや修道院ガリカヌムなどは、ルネッサンスの造園のアイデアを彼に与えました。

    カステラーヌ侯爵やナポレオンのように過去の計画で残された遺構は、彼が装飾的な菜園に置き換えることを可能にし、レ・プラス・エクセレント・ビルディング・ド・フランスや修道院ガリカヌムなどは、ルネッサンスの造園のアイデアを彼に与えました。

  • 彼は復元した観賞用のサロンのために画家のロザノとハビエル・デ・ウィントゥイセン、十字架のサロンと愛のサロンを作成したスペインの芸術家と造園家を呼び寄せました。音楽室はヨアヒム自身のデザインによるものです。

    彼は復元した観賞用のサロンのために画家のロザノとハビエル・デ・ウィントゥイセン、十字架のサロンと愛のサロンを作成したスペインの芸術家と造園家を呼び寄せました。音楽室はヨアヒム自身のデザインによるものです。

  • 部屋の見学を終えて屋上に登って庭園を俯瞰してみます。

    部屋の見学を終えて屋上に登って庭園を俯瞰してみます。

  • 美しく手入れされた庭園は驚異的です。この庭園のツゲは全長で52キロにもなり、ツゲの木は根が弱いので、除草はすべて手作業だそうです。

    美しく手入れされた庭園は驚異的です。この庭園のツゲは全長で52キロにもなり、ツゲの木は根が弱いので、除草はすべて手作業だそうです。

  • この庭園は「愛の庭園」と呼ばれ、手前の噴水を中心に4つの正方形の庭ごとにテーマがあります。「情熱の愛」は植込みがハート形がダンスをするかのように手を繋いでいます。その奥は「優しい愛」で小さな炎で囲まれたハート形になっています。そして「移り気な愛」と「悲劇的な愛」に続いていきます。

    この庭園は「愛の庭園」と呼ばれ、手前の噴水を中心に4つの正方形の庭ごとにテーマがあります。「情熱の愛」は植込みがハート形がダンスをするかのように手を繋いでいます。その奥は「優しい愛」で小さな炎で囲まれたハート形になっています。そして「移り気な愛」と「悲劇的な愛」に続いていきます。

  • 「愛の庭園」の右手には水路が設けられ、菜園までもが見渡せます。

    「愛の庭園」の右手には水路が設けられ、菜園までもが見渡せます。

  • 菜園には毎年25万本の花や野菜の苗が植えられているそうです。

    菜園には毎年25万本の花や野菜の苗が植えられているそうです。

  • 水路には左右に違う色に色づいたブドウ棚が見えます。

    水路には左右に違う色に色づいたブドウ棚が見えます。

  • 奥の池の周りと一番低い城の周りでは30メートルの高低差があるそうですが、実際に歩いてみてもそれほどの高低差は感じませんでした。

    奥の池の周りと一番低い城の周りでは30メートルの高低差があるそうですが、実際に歩いてみてもそれほどの高低差は感じませんでした。

  • どこを見ても完璧に手入れが行き届いています。

    どこを見ても完璧に手入れが行き届いています。

  • グリーンの部分がツゲの木で、中の赤い植え込み部分は季節によって植え替えられるようです。この方形はマルタ十字の形をしています。

    グリーンの部分がツゲの木で、中の赤い植え込み部分は季節によって植え替えられるようです。この方形はマルタ十字の形をしています。

  • 「情熱的な愛」写真からは切れてしまっていますが、白い木箱に植えられたオレンジの木は、18世紀当時は大変貴重な物で、冬の寒さから守る工夫が必要だったそうです。パリのオランジェリー美術館やリュクサンブール美術館の前身もオレンジを育てる温室でした。

    「情熱的な愛」写真からは切れてしまっていますが、白い木箱に植えられたオレンジの木は、18世紀当時は大変貴重な物で、冬の寒さから守る工夫が必要だったそうです。パリのオランジェリー美術館やリュクサンブール美術館の前身もオレンジを育てる温室でした。

  • 円筒形に刈り込まれたトピアリーが高低差を生み出してアクセントになっています。

    円筒形に刈り込まれたトピアリーが高低差を生み出してアクセントになっています。

  • ヴィランドリー庭園の「オーナメントガーデン」のルネッサンス風のレイアウトは、最初のサロンのためのロザノとセビリアの画家ハビエル・デ・ウィントゥイセンのコラボレーションによるもので、第2はヨアヒム・カルバロ自身によって設計されました。これらのサロンの花壇の構成は明らかにアンダルシアのインスピレーションを呼び起こします。

    ヴィランドリー庭園の「オーナメントガーデン」のルネッサンス風のレイアウトは、最初のサロンのためのロザノとセビリアの画家ハビエル・デ・ウィントゥイセンのコラボレーションによるもので、第2はヨアヒム・カルバロ自身によって設計されました。これらのサロンの花壇の構成は明らかにアンダルシアのインスピレーションを呼び起こします。

  • ツゲばかりの緑色だけの庭も美しいです。噴水のあるグロッタのようなニッチがアクセントになっています。ここのトピアリーは同じデザインでもイチイの木のようです。

    ツゲばかりの緑色だけの庭も美しいです。噴水のあるグロッタのようなニッチがアクセントになっています。ここのトピアリーは同じデザインでもイチイの木のようです。

  • 屋根裏にはいろいろなパネルの展示がありましたが、細かく見ている時間はありませんでした。この館の小屋組みも最初に見学した「アゼ・ル・リドー城」のように立派でした。

    屋根裏にはいろいろなパネルの展示がありましたが、細かく見ている時間はありませんでした。この館の小屋組みも最初に見学した「アゼ・ル・リドー城」のように立派でした。

  • 城館の見学だけで1時間以上かかってしまいましたので、庭園の見学に移ることにします。

    城館の見学だけで1時間以上かかってしまいましたので、庭園の見学に移ることにします。

  • このゲートを出ると庭園の見学になります。2階部分から表に出るので庭園を上から眺めながら散歩が楽しめます。

    このゲートを出ると庭園の見学になります。2階部分から表に出るので庭園を上から眺めながら散歩が楽しめます。

  • このタイプのフェンスは金属製のものはポピュラーですが、このような木製の物は初めてでした。

    このタイプのフェンスは金属製のものはポピュラーですが、このような木製の物は初めてでした。

  • 「愛の庭園」の脇の小高い歩道から一番奥の温室に向かって歩いていきます。

    「愛の庭園」の脇の小高い歩道から一番奥の温室に向かって歩いていきます。

  • 10月も終わるというのにまだバラが咲いています。奥の温室では先々の植え替え用の草花の準備をしていました。

    10月も終わるというのにまだバラが咲いています。奥の温室では先々の植え替え用の草花の準備をしていました。

  • 石積みの壁の前に咲く赤いバラを見るとシャモニーから電車を乗り継いでいったスイスのレマン湖沿いのサン・サフランという村の駅を思い出します。この村のオーベルジュ・デ・ロンドというレストランの食事は忘れられません。

    石積みの壁の前に咲く赤いバラを見るとシャモニーから電車を乗り継いでいったスイスのレマン湖沿いのサン・サフランという村の駅を思い出します。この村のオーベルジュ・デ・ロンドというレストランの食事は忘れられません。

  • 一番奥の東屋は「謁見の小亭」と呼ばれ、ミッシェル・アンジェ・カステラーヌ伯爵が18世紀の1754年にこの城を購入した後に建てられた新古典主義様式のパビリオンです。

    一番奥の東屋は「謁見の小亭」と呼ばれ、ミッシェル・アンジェ・カステラーヌ伯爵が18世紀の1754年にこの城を購入した後に建てられた新古典主義様式のパビリオンです。

  • 「ウィーターガーデン」の上の小道は芝生が見えなくなるほど落ち葉が積もっていました。

    「ウィーターガーデン」の上の小道は芝生が見えなくなるほど落ち葉が積もっていました。

  • 「ウォーターガーデン」は18世紀のフランス庭園を20世紀初頭のヨアヒム・カルバロの時代に修復されたものです。

    「ウォーターガーデン」は18世紀のフランス庭園を20世紀初頭のヨアヒム・カルバロの時代に修復されたものです。

  • 池には白鳥のつがいが優雅に泳いでいました。白鳥は意外に凶暴で、以前スイスのルツェルンで餌をやりながらからかっていたら、自ら出てきて追いかけられましたが、立ち上がると人間の背丈ほどもあります。

    池には白鳥のつがいが優雅に泳いでいました。白鳥は意外に凶暴で、以前スイスのルツェルンで餌をやりながらからかっていたら、自ら出てきて追いかけられましたが、立ち上がると人間の背丈ほどもあります。

  • こんな広大な庭園ですが見学者は20人くらいしかいませんでした。午前中のツアーで一緒だったフランス人カップルとメキシコのおばさんはもう出発したころです。一度トゥールに戻ったミニバンは午後のお客を数名乗せて、我々を迎えに来ます。

    こんな広大な庭園ですが見学者は20人くらいしかいませんでした。午前中のツアーで一緒だったフランス人カップルとメキシコのおばさんはもう出発したころです。一度トゥールに戻ったミニバンは午後のお客を数名乗せて、我々を迎えに来ます。

  • 先ほど登った城館の屋上も見えました。ゆっくり庭園を楽しむにはトゥールへ戻らず、ここへ残って3時間見学するのがベストだと思いました。

    先ほど登った城館の屋上も見えました。ゆっくり庭園を楽しむにはトゥールへ戻らず、ここへ残って3時間見学するのがベストだと思いました。

  • 見る角度と位置によって新たな発見がたくさんある庭園です。こちらは綺麗に落ち葉が取り除かれています。この庭園のプラタナスの木々が色づくにはまだ少し時間がかかりそうです。ちょっと新宿御苑を思い出しますが、私塾御苑は日本のプラタナス並木発祥の地と言われます。

    見る角度と位置によって新たな発見がたくさんある庭園です。こちらは綺麗に落ち葉が取り除かれています。この庭園のプラタナスの木々が色づくにはまだ少し時間がかかりそうです。ちょっと新宿御苑を思い出しますが、私塾御苑は日本のプラタナス並木発祥の地と言われます。

  • ウォーターガーデンから城館を見ると、高低差があるのを感じる事が出来ます。

    ウォーターガーデンから城館を見ると、高低差があるのを感じる事が出来ます。

  • 池にはマガモも遊んでいました。フランスに来て1週間が過ぎていますが、ジビエみたいなものはまだ食べていません。

    池にはマガモも遊んでいました。フランスに来て1週間が過ぎていますが、ジビエみたいなものはまだ食べていません。

  • 妻は池のほとりのベンチに座って動こうとはしませんでした。朝早くからツアーがスタートして、ミニバンの移動以外は巨大な情感と庭園を歩き続けているので疲れたようです。

    妻は池のほとりのベンチに座って動こうとはしませんでした。朝早くからツアーがスタートして、ミニバンの移動以外は巨大な情感と庭園を歩き続けているので疲れたようです。

  • 「ヴィランドリー城」だけで2時間は歩き続けているので、少し休憩することにしました。

    「ヴィランドリー城」だけで2時間は歩き続けているので、少し休憩することにしました。

  • 庭園の一番高い塔の上から見た水路を反対に見返します。

    庭園の一番高い塔の上から見た水路を反対に見返します。

  • これだけの池を持つ庭園だと噴水が数多く配置されそうですが、この庭園には小さいイスラム風の噴水がいくつか置かれただけでした。

    これだけの池を持つ庭園だと噴水が数多く配置されそうですが、この庭園には小さいイスラム風の噴水がいくつか置かれただけでした。

  • 妻も少し休憩したので元気になりました。

    妻も少し休憩したので元気になりました。

  • 水路と十文字に交差する道は庭園の裏手の山の上まで続いています。この森は3ヘクタールの広さがあり、自然のままの風景を見せてくれます。

    水路と十文字に交差する道は庭園の裏手の山の上まで続いています。この森は3ヘクタールの広さがあり、自然のままの風景を見せてくれます。

  • 城から一番離れた第2のテラスには生垣迷路がありました。それはルネサンス庭園には必要な要素として造園されました。ラビリンスというとミノタウロスが出てこれないようにダイダロスが造ったクレタ島のクノッソス宮殿のラビリンスを思い出させます。ギリシャの迷路は人間が迷子になり、待ち伏せと行き止まりの中で無限に抜け出す方法を模索する場所ですが、キリスト教の精神に満ちたルネサンスの迷路は歩行者の人生の道を象徴し、迷路の中心を象徴する進歩の場であり、道よりも高く、神との出会いを示しています。

    城から一番離れた第2のテラスには生垣迷路がありました。それはルネサンス庭園には必要な要素として造園されました。ラビリンスというとミノタウロスが出てこれないようにダイダロスが造ったクレタ島のクノッソス宮殿のラビリンスを思い出させます。ギリシャの迷路は人間が迷子になり、待ち伏せと行き止まりの中で無限に抜け出す方法を模索する場所ですが、キリスト教の精神に満ちたルネサンスの迷路は歩行者の人生の道を象徴し、迷路の中心を象徴する進歩の場であり、道よりも高く、神との出会いを示しています。

  • 人生の迷路に嵌まっているうちに妻はあっという間に中心部の展望台まで行ってしまいました。

    人生の迷路に嵌まっているうちに妻はあっという間に中心部の展望台まで行ってしまいました。

  • クレタ島のクノッソス宮殿の地上部分だけは見学することが出来ましたが、ロープが掛って入れないようになっていた地下への階段が気になったこと思い出します。ラビリンスは古代ギリシャやローマの床のモザイクのモチーフにもなっています。ただ、このような生垣迷路を見るとキューブリックの映画「シャイニング」を想像してしまいます。

    クレタ島のクノッソス宮殿の地上部分だけは見学することが出来ましたが、ロープが掛って入れないようになっていた地下への階段が気になったこと思い出します。ラビリンスは古代ギリシャやローマの床のモザイクのモチーフにもなっています。ただ、このような生垣迷路を見るとキューブリックの映画「シャイニング」を想像してしまいます。

  • 迷路を抜け出した妻はさっさと菜園の方に向かっています。装飾的な菜園は「ヴィランドリー庭園」のハイライトです。純粋にルネッサンス様式で同じサイズの9つの正方形で構成されていますが、野菜と花を混ぜた幾何学模様は正方形によって異なります。これらは青いネギや赤キャベツとビートルートにニンジンなど、色のある野菜が交互に植えられ、多色のチェッカーボードのようです。

    迷路を抜け出した妻はさっさと菜園の方に向かっています。装飾的な菜園は「ヴィランドリー庭園」のハイライトです。純粋にルネッサンス様式で同じサイズの9つの正方形で構成されていますが、野菜と花を混ぜた幾何学模様は正方形によって異なります。これらは青いネギや赤キャベツとビートルートにニンジンなど、色のある野菜が交互に植えられ、多色のチェッカーボードのようです。

  • 途中の植え込みに砥草(とくさ)があったのでビックリしました。調べてみるとヨーロッパにもあったのだと知りましたが、日本的に見えてしまいます。

    途中の植え込みに砥草(とくさ)があったのでビックリしました。調べてみるとヨーロッパにもあったのだと知りましたが、日本的に見えてしまいます。

  • ここ「薬草の庭」は中世に見られた伝統的な庭で、香草や薬草や香辛料が植えてあります。トピアリーの並木道も歩いていて楽しいです。

    ここ「薬草の庭」は中世に見られた伝統的な庭で、香草や薬草や香辛料が植えてあります。トピアリーの並木道も歩いていて楽しいです。

  • 「薬草の庭」の一番手前から菜園を通って城に戻ることにします。城館の塔の上から見ても広大な庭園でしたが、その場に立つとその広さを実感できます。

    「薬草の庭」の一番手前から菜園を通って城に戻ることにします。城館の塔の上から見ても広大な庭園でしたが、その場に立つとその広さを実感できます。

  • 「ヴィランドリー城」をバックに写真を撮っておきます。

    「ヴィランドリー城」をバックに写真を撮っておきます。

  • 菜園と言いながら真っ赤なバラも植えてありました。子供の頃庭で母が手入れしていたバラの花を思い出しました。庭は潰して家を建て替えてしまったので見る事は出来ません。

    菜園と言いながら真っ赤なバラも植えてありました。子供の頃庭で母が手入れしていたバラの花を思い出しました。庭は潰して家を建て替えてしまったので見る事は出来ません。

  • この季節は葉牡丹が一番カラフルな植込みでした。多分これから寒くなるので耐寒性を考えているのでしょう。日本でもお正月の頃に見掛けます。

    この季節は葉牡丹が一番カラフルな植込みでした。多分これから寒くなるので耐寒性を考えているのでしょう。日本でもお正月の頃に見掛けます。

  • 庭園を全体全部歩くと何キロになるのでしょうか?城を望むにはこの辺りからが一番きれいに見えると思いました。

    庭園を全体全部歩くと何キロになるのでしょうか?城を望むにはこの辺りからが一番きれいに見えると思いました。

  • この菜園を見ていると観賞用の草花と食用の野菜との差は人間が勝手に決めているだけだなと思いました。食べられる野菜でも整然と植えると植え込みのように見えます。

    この菜園を見ていると観賞用の草花と食用の野菜との差は人間が勝手に決めているだけだなと思いました。食べられる野菜でも整然と植えると植え込みのように見えます。

  • アーティチョークもこんな風に茂ってしまいます。こうなるとチョウセンアザミという感じがしますね。16世紀にフランスに輿入れしたカトリーヌ・ド・メディシスによってフランスに伝播したといわれ、彼女の悪評の1つとして、当時は媚薬として考えられていたアーティチョークを結婚初夜の日に食べ過ぎたという逸話が残っています。

    アーティチョークもこんな風に茂ってしまいます。こうなるとチョウセンアザミという感じがしますね。16世紀にフランスに輿入れしたカトリーヌ・ド・メディシスによってフランスに伝播したといわれ、彼女の悪評の1つとして、当時は媚薬として考えられていたアーティチョークを結婚初夜の日に食べ過ぎたという逸話が残っています。

  • ここはポロ葱の植え込みで、よく見ると奥は茄子が植えられています。野菜も庭園に植え込むとそれなりの美しさを感じます。

    ここはポロ葱の植え込みで、よく見ると奥は茄子が植えられています。野菜も庭園に植え込むとそれなりの美しさを感じます。

  • 手前にはセロリが植えられ、奥に植えられているのは葉牡丹の一種でしょうか。

    手前にはセロリが植えられ、奥に植えられているのは葉牡丹の一種でしょうか。

  • こんな菜園を歩いているとサイモン&ガーファンクルで有名な「スカボロー・フェア」という曲を思い出します。美しい曲に対して難解な歌詞ですが、イングランド民謡である 「スカーバラ・フェア」は、一説によると魔界の妖精と人間のやり取りとされ、魔界の妖精が旅人に無理難題を問いかけ、旅人がまともに返答すると魔界にさらっていくというものです。その企みを見抜いた旅人は、「パセリ、セージ、ローズマリー、タイム」 と魔よけ効果のある植物の名を唱えて難を逃れたと言われます。

    こんな菜園を歩いているとサイモン&ガーファンクルで有名な「スカボロー・フェア」という曲を思い出します。美しい曲に対して難解な歌詞ですが、イングランド民謡である 「スカーバラ・フェア」は、一説によると魔界の妖精と人間のやり取りとされ、魔界の妖精が旅人に無理難題を問いかけ、旅人がまともに返答すると魔界にさらっていくというものです。その企みを見抜いた旅人は、「パセリ、セージ、ローズマリー、タイム」 と魔よけ効果のある植物の名を唱えて難を逃れたと言われます。

  • 菜園の交差点には小さな噴水が設けられていましたが、上のウィーたーガーデンから水を引いているのでしょうか?バラの花の形が可愛らしいです。

    菜園の交差点には小さな噴水が設けられていましたが、上のウィーたーガーデンから水を引いているのでしょうか?バラの花の形が可愛らしいです。

  • 20世紀初頭の主だったヨアヒム・カルバロは、新しく復元された城に調和する庭のデザインに特に注意を払いました。考古学的発掘や古代の計画、ジャック・イ・アンドルー・デュ・セルソーのレ・エクセレント・ド・フランスや修道院ガリカヌムなどは、彼に16世紀の庭園が何であったかについての洞察を与えました。

    20世紀初頭の主だったヨアヒム・カルバロは、新しく復元された城に調和する庭のデザインに特に注意を払いました。考古学的発掘や古代の計画、ジャック・イ・アンドルー・デュ・セルソーのレ・エクセレント・ド・フランスや修道院ガリカヌムなどは、彼に16世紀の庭園が何であったかについての洞察を与えました。

  • 菜園の起源は中世にまでさかのぼり、修道士たちは野菜を幾何学的な形で並べることを好んだそうです。ヴィランドリーの菜園の多くの十字架は修道院を起源としたことを想像させます。修道士は聖母マリアの彫像を想像することができるバラも追加しました。

    菜園の起源は中世にまでさかのぼり、修道士たちは野菜を幾何学的な形で並べることを好んだそうです。ヴィランドリーの菜園の多くの十字架は修道院を起源としたことを想像させます。修道士は聖母マリアの彫像を想像することができるバラも追加しました。

  • 16世紀のフランスの庭師はフランスとイタリアの修道院の2つのインスピレーションを組み合わせ、「装飾菜園」と呼ばれる新しいアメリカのバラと野菜のために必要な庭を造り上げました

    16世紀のフランスの庭師はフランスとイタリアの修道院の2つのインスピレーションを組み合わせ、「装飾菜園」と呼ばれる新しいアメリカのバラと野菜のために必要な庭を造り上げました

  • これも庭の装飾の一部です。じかに置くと痛むので素焼きのタイルや煉瓦の上に置くと書かれてありました。菜園では毎年2回の植栽が行われ、1回は3月から6月までの春に行われ、1回は6月から11月までの夏から秋にかけて続き、毎年8種の植物科に属する40種の野菜が使用されています。

    これも庭の装飾の一部です。じかに置くと痛むので素焼きのタイルや煉瓦の上に置くと書かれてありました。菜園では毎年2回の植栽が行われ、1回は3月から6月までの春に行われ、1回は6月から11月までの夏から秋にかけて続き、毎年8種の植物科に属する40種の野菜が使用されています。

  • 城の敷地の外には小さい集落があります。教会堂もありこの城と共に現在に至っているのだと感じました。

    城の敷地の外には小さい集落があります。教会堂もありこの城と共に現在に至っているのだと感じました。

  • やがて来る冬に立ち向かうように薔薇一輪咲いています。

    やがて来る冬に立ち向かうように薔薇一輪咲いています。

  • 他の花壇は近くまで入れないようになっていますが、菜園は比較的近くまで入れます。菜園と言いながら一番カラフルなエリアでした。

    他の花壇は近くまで入れないようになっていますが、菜園は比較的近くまで入れます。菜園と言いながら一番カラフルなエリアでした。

  • 葉牡丹はフランスでも人気のようです。

    葉牡丹はフランスでも人気のようです。

  • 盛りを過ぎていてもバラは美しい花ですね。またこんな城の庭では映えます。

    盛りを過ぎていてもバラは美しい花ですね。またこんな城の庭では映えます。

  • 2011年度の菜園の見取り図です。年間を通して植栽計画が出来ているのですね。一体年間どれだけの人が園丁として働いているのでしょうか。

    2011年度の菜園の見取り図です。年間を通して植栽計画が出来ているのですね。一体年間どれだけの人が園丁として働いているのでしょうか。

  • 来る前からヴィランドリー城の庭園は期待していましたが、それを上回る広大で手入れの行き届いた気持ち良い所でした。3時間と言うゆっくりとした見学時間があったのも良かったです。

    来る前からヴィランドリー城の庭園は期待していましたが、それを上回る広大で手入れの行き届いた気持ち良い所でした。3時間と言うゆっくりとした見学時間があったのも良かったです。

  • ウォーターガーデンの池から水路を通った水は城館の掘割りとなっていました。

    ウォーターガーデンの池から水路を通った水は城館の掘割りとなっていました。

  • ここから見上げる城館の姿はとても美しいです。

    ここから見上げる城館の姿はとても美しいです。

  • 水路のぶどう棚の近くまで戻ってみました。フランスの庭園というよりもイタリアの庭園を思い出させる雰囲気です。

    水路のぶどう棚の近くまで戻ってみました。フランスの庭園というよりもイタリアの庭園を思い出させる雰囲気です。

  • 城館に入るのは左手からだったので、このような堀があることは分かりませんでした。掘割にはたくさんの鯉がいました。

    城館に入るのは左手からだったので、このような堀があることは分かりませんでした。掘割にはたくさんの鯉がいました。

  • これで城館と庭園の見学が終わりました。ちょうど2時間かかりました。

    これで城館と庭園の見学が終わりました。ちょうど2時間かかりました。

  • 城を出る前にミュージアムショップへ立ち寄り、城と庭園を詳しく紹介した本を1冊購入しました。

    城を出る前にミュージアムショップへ立ち寄り、城と庭園を詳しく紹介した本を1冊購入しました。

  • 城を出た所にレストランがありましたが、表のクレープ屋台で飲み物を買って休憩しました。非常用に妻が持って来たクロワッサンとデニッシュ(ホテルの朝食から失敬してきました)を食べて集落の方へ散歩してみます。

    城を出た所にレストランがありましたが、表のクレープ屋台で飲み物を買って休憩しました。非常用に妻が持って来たクロワッサンとデニッシュ(ホテルの朝食から失敬してきました)を食べて集落の方へ散歩してみます。

  • 城の前は牛が放牧されていました。周囲にはのどかな風景が続きます。

    城の前は牛が放牧されていました。周囲にはのどかな風景が続きます。

  • シャロレー牛という種類の牛でしょうか。パリの「ル・ルレ・ドゥ・ラントレコート」というステック&フリッツの店に2週連続で食べに行ったくらいフランスのステーキは美味しかったです。

    シャロレー牛という種類の牛でしょうか。パリの「ル・ルレ・ドゥ・ラントレコート」というステック&フリッツの店に2週連続で食べに行ったくらいフランスのステーキは美味しかったです。

  • 「ヴィランドリー城」を出て15分くらいで集落に到着しました。牧草地にも秋草が咲いてとてもきれいでした。

    「ヴィランドリー城」を出て15分くらいで集落に到着しました。牧草地にも秋草が咲いてとてもきれいでした。

  • タイヤメーカーのミシュランはこんなプレートもフランスじゅうに設置したのでしょうか。

    タイヤメーカーのミシュランはこんなプレートもフランスじゅうに設置したのでしょうか。

  • ヴィランドリーの村はロマネスク様式の教会や魅力的な路地に接する小さな15世紀の家屋などが点在して、素通りするにはもったいない集落でした。

    ヴィランドリーの村はロマネスク様式の教会や魅力的な路地に接する小さな15世紀の家屋などが点在して、素通りするにはもったいない集落でした。

  • サン・エティエンヌ(聖ステファノ)に捧げられた11世紀と12世紀のロマネスク教会には19世紀の終わりに当時の城の所有者であったハインゲロット男爵の妻ステファニー・ウディノによって美しいグランドスタンドオルガンが寄贈されました。20世紀の所有者だったヨアヒム・カルバロが1936年に埋葬されたのもこの教会でした。残念ながら教会を見学している時間はありませんでした。

    サン・エティエンヌ(聖ステファノ)に捧げられた11世紀と12世紀のロマネスク教会には19世紀の終わりに当時の城の所有者であったハインゲロット男爵の妻ステファニー・ウディノによって美しいグランドスタンドオルガンが寄贈されました。20世紀の所有者だったヨアヒム・カルバロが1936年に埋葬されたのもこの教会でした。残念ながら教会を見学している時間はありませんでした。

  • 昼下がりの集落には人影は全くありませんでした。教会や広場もありましたが店などは表の通りに数件あるだけでした。

    昼下がりの集落には人影は全くありませんでした。教会や広場もありましたが店などは表の通りに数件あるだけでした。

  • こんな村で過ごしのはどんな気分なのでしょうか。

    こんな村で過ごしのはどんな気分なのでしょうか。

  • 綺麗な風景の中を散歩しながら城に戻ります。

    綺麗な風景の中を散歩しながら城に戻ります。

  • フランスでもススキは秋を感じさせます。

    フランスでもススキは秋を感じさせます。

  • とても満足のいく「ヴィランドリー城」の見学でした。2日間で行った8つの古城のどことも違う印象に残るところでした。王家にゆかりの無いお城だったのも豪華でありながら生活感が感じられたところが良かったです。ミニバンは時間通りに迎えに来て、次のユッセ城へ向かいます。午後のメンバーは新たにフランス人の女の子たち3人と午前中から一緒のフランス人のおじさんとなりました。

    とても満足のいく「ヴィランドリー城」の見学でした。2日間で行った8つの古城のどことも違う印象に残るところでした。王家にゆかりの無いお城だったのも豪華でありながら生活感が感じられたところが良かったです。ミニバンは時間通りに迎えに来て、次のユッセ城へ向かいます。午後のメンバーは新たにフランス人の女の子たち3人と午前中から一緒のフランス人のおじさんとなりました。

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