2010/04/10 - 2010/04/10
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ドクターキムルさん
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鎌倉市山ノ内にある明月院の開山堂左手には「明月院やぐら」と呼ばれる鎌倉最大級(間口約7m、奥行き6m、高さ3m)のやぐらがある。やぐら内中央の宝篋印塔が山内上杉家の祖・上杉憲方の墓とされ、壁面には釈迦如来、多宝如来が浮き彫りされ、その周りに十六羅漢の浮き彫りもあるため「羅漢洞」ともいわれている。
一方、国の史跡に指定されている「伝上杉憲方墓」が鎌倉市極楽寺1にあり、国指定文化財等データベースの詳細解説には「極楽寺門前ノ直路傍ノ畝地ニアリテ高サ九尺五寸ノ多重塔ナリ上杉憲方ノ墓ト傳フ傍ニ同形ノ塔及五輪塔数基アリ」とある。
「明月院境内」も国の史跡に指定されており、指定基準は「社寺の跡又は旧境内その他祭祀信仰に関する遺跡」とされる。国指定文化財等データベースには詳細解説がないために詳細は不明であるが、明月院境内には第5代執権・北条時頼の墓もある。
一方、最明寺は時頼が山ノ内の邸宅の傍らに建立した寺であったが、子の第8代執権・北条時宗が再興して禅興寺と称した。後年、鎌倉公方が足利氏満のときに関東管領を務めた上杉憲方が、氏満の命によって、禅興寺を中興した。明月院は禅興寺の塔頭であり、上杉憲方自身が建立したものである。名は憲方の法号「明月院天樹道合」から採っている。そのときに憲方が時頼の塔所を建立した。しかし、禅興寺は明治初年に廃仏毀釈によって廃寺となり、明月院境内に時頼の墓の宝筐印塔が残った。
(表紙写真は「明月院やぐら」)
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明月谷のやぐら。
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明月院境内のやぐら。墓石が並び、赤い前掛けが見えるからお地蔵さまもあるのだろう。
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明月院境内の2つのやぐら。赤い前掛のお地蔵さま(左のやぐら)と墓石(右のやぐら)が並んでいる。崖の壁面に小さな穴が沢山掘られている。
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墓石と赤い前掛のお地蔵さまが並んで立つやぐら。
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墓石が並ぶやぐら。
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「明月院やぐら」。茶色の石塔(香台か)の奥に宝篋印塔が立っている。これが上杉憲方の墓とされる。さらに奥の壁面には釈迦如来、多宝如来、その周りに十六羅漢が浮き彫りされている。
「明月院やぐら」は「鎌倉最大」との記述もあるが、覚園寺のやぐら、本田家のやぐら(扇ノ井のあるところ)とこの「明月院やぐら」を鎌倉最大級としておく。 -
「明月院やぐら」。茶色の石塔(香台か)の奥に宝篋印塔が立っている。これが上杉憲方の墓とされる。さらに奥の壁面には釈迦如来、多宝如来、その周りに十六羅漢が浮き彫りされている。
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茶色の香台と思しき石塔と上杉憲方の墓とされる宝篋印塔。
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墓石がずらりと並んだやぐら。墓石はほとんどが無縫塔であり、歴代の明月院住職の墓か?
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五輪塔と無縫塔が並んだやぐら。五輪塔と無縫塔は新しいもののようだ。
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無縫塔が立っているやぐら。
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明月院境内のやぐら。
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