鬼平犯科帳の世界・８・王子駅前・王子稲荷

2011/05/18 - 2011/05/18

ＪＣＯＭケーブルテレビの時代劇専門チャンネルで「鬼平犯科帳」を毎日見ています。同じ物を何回見ても良い物は良いです。「鬼平犯科帳」の原点ともいうべき"盗賊"を描いた短編集「にっぽん怪盗伝」の一篇、「白浪看板」をドラマ化した「鬼平外伝　夜兎の角右衛門」（主演：中村梅雀）が2011年3月21日よる8時から時代劇専門チャンネルにて放送されました。また、番外として原作者・池波正太郎氏関係の施設や記念碑も紹介されましたので現地に行って見ました。今回は王子駅前ですので歩いて行けます。王子稲荷は関東稲荷総社の格式を持ち、江戸時代より庶民に親しまれてきました。 大晦日、稲荷の使いである狐が、近くの榎の下で身なりを整え、この神社に初詣をするという言い伝えがあります。

エリア 王子・十条(東京)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

王子駅前ですので歩いて行けます。

王子駅前ですので歩いて行けます。

都電荒川線王子駅

当線のほぼ大部分は専用軌道を持ち、各道との平面交叉点を除けば、車道と区分されていない純粋な併用区間は明治通り（国道122号）上に設けられた王子駅前 - 飛鳥山間に見られるのみである。

飛鳥山公園（あすかやまこうえん）は、東京都北区にある公園。

ふと京浜東北線の車窓を見ると，飛鳥山公園の王子駅近くのところに見える昭和時代から変わらぬ姿で残っている「さくら新道飲食店街」のある。

王子駅から西へ少し行けば、かっての音無川が親水公園になっています。

親水公園の脇の階段を上がれば、もうそこが王子権現（王子神社）です。「山吹屋お勝」には王子権現と王子稲荷について、次のように書かれています。

王子神社は中世に熊野信仰の拠点となった神社です。

北区指定無形民俗文化財民俗芸能「王子田楽」を奉納する８月の祭礼や、 １２月の熊手市などの風物詩をはじめ、天然記念物として東京都指定文化財となった大イチョウ、 理容業界の神様とされる関神社と毛塚があります

王子神社から西北へ７分ほど歩くと、王子稲荷です。表門は閉鎖中裏門へ廻ります。

坂の下のほうに幟が見えてきました。あそこが王子稲荷の入り口（裏門）です。

徳川家康が王子稲荷、王子権現、両社の別当であった金輪寺に宥養上人を招いて以降、江戸北域にあって存在を大きくした。

王子稲荷の社殿の天井画

昔から狐、狸は人を化かすなんていわれている。狐は７化け、狸は８化け、狐と狸とくらべると、狸のほうがひと化け多い。

境内にある「狐の穴跡」は、落語「王子の狐」の舞台にもなっています。

王子稲荷の表門の前の道を少し行くと、名主の滝公園があります。

地震の節電で水の循環が出来ません。みずなしの滝です。

地震の節電で水の循環が出来ません。みずなしの滝です。