2011/04/30 - 2011/04/30
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ドクターキムルさん
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鎌倉市腰越・津の新鎌倉山住宅に鎮座する龍口明神社は欽明13年(552年)に創建されたとされ、鎌倉一の古社を標榜し、江島神社とは夫婦神社に当る。祭神は玉依姫命と五頭龍大神である。古来より片瀬・龍口山麓の津(鎌倉市の飛び地)(片瀬龍口寺横)にあったが昭和53年(1978年)、龍の胴に当たる腰越・津に遷座した。本殿などはその時に建てられ、昨年、化粧直しをして綺麗になっている。
五頭龍大神は水神であるが、祭神となる前は暴れて人の子を食らっていたようだ。住民が畏れて他の地に移って行ってしまい、「子死越」と呼ばれるようになったと腰越の名の由来を伝えている。
龍口明神社の創建時に江ノ島が隆起したと伝えられており、古代に地震があり、津波が襲ったのであろう。また、応安2年(1369年)には大仏殿を押し流すほどの津波が襲っている。地震は鯰(なまず)の仕業とされるが、五頭龍大神は津波も鎮める神であるという。
手水は龍の玉から出ていた。また、境内にはご神木があったが遷座以前からあったもののようだ。山を開発したために、町名を6年前あたりから検討しているらしい。地図には腰越・津とあるが、腰越は1丁目から5丁目となり、津西も1丁目と5丁目になってこの地区だけが取り残されている。津東ではという意見もあるようだが、未だ決まらないようだ。では、津村台などの案は出ているのであろうか。
なお、旧境内には今も社殿が残っている。片瀬では龍口寺の方が知られているが、創建は龍口明神社の方が800年近くも早いことになる。頼朝以前からの歴史を刻む神社であるのだ。
(表紙写真は龍口明神社拝殿)
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