三国志の合肥新城遺址

2008/04/17 - 2008/04/17

魏の征東将軍満寵が明帝・曹叡に建議し、青龍元年（233年）に老朽化した合肥城にかわって建てられた前線基地。孫呉は233、234、253年など幾度も進攻しているがいずれも撤退を余儀なくされている。（234年には明帝・曹叡が親征して防いでいる。）1995年に土地の基礎整備が始められ、2003年に公園の基礎施設を建設し、三国新城遺址公園としてオープンした。安徽省重点文物保護単位。三国文物陳列館では合肥新城遺址を巡る攻防について非常に詳細な解説・展示がなされており、見ていて楽しい。（ジオラマあり、解説あり、出土物の展示あり。）広い公園内は本物の遺址を基礎に整備されており、もちろん三国志関連の塑像・彫刻なども満載。まさに三国志テーマパーク。城壁外側にある陳列館を見逃さないように。ジオラマなどあり貴重な写真なども拝める。土産物を充実させれば完璧だ。魏呉の攻防に特化しているのもファンにはうれしいが、普通の人民も憩いの場として楽しめる環境。

エリア 合肥(中国)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 2.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

市西15km州里崗郷古城村南、省博物館前の小バスターミナルから３００路のバスに乗り「三国新城遺跡公園」下車（約５０分）。（１元）下車後、左の道を進み１０分ほど歩くと公園の入り口に到着。「逍遥津」からタクシー（３５元）場所を知らない運転手が多い。

合肥市の郊外、周りに何も無い所です。三十岡郷

バスを降りて左に曲がると公園入口まで両側に商店街５００ｍが続く、但し食堂が１件営業するのみで、なんとも寂しい。

公園前の彫像

入場料２５元。

いよいよ魏と呉の戦場へ。

まずは吊橋を渡り城内へ。

有事には橋を吊り上げる、側面から見ると縄が見える。

三国文化広場

兵器鋳造工場跡

征東門

征東門前の路

征東門前の路脇の戦士像

発掘跡

伏波橋。文物陳列館への路

三国文物陳列館

合肥新城の模型

発掘した器

魏と呉の合肥の戦い

戦いの壁画

戦いの壁画

三国の文官、武官が切絵で描かれている。

満寵の草櫨

観濤亭

広い公園を維持するには労力を要する。

聚賢堂、現在内装工事中

飲馬池

練兵指揮台

石橋

魏武楼、閉鎖されていて不明、宿泊施設？

舟師塢、船着場