2008/06/19 - 2008/06/19
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中国の風景さん
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——曹操の20万余におよぶ軍勢が、呉の国に向かって進軍してくるなか、孔明は逡巡する孫権に対して断じて曹操に立ち向かうべきと主戦論を主張する。その孔明に対して周瑜(しゅうゆ)は孔明の智恵を試すために、10日間で10万本の矢を作れと命令する。濃霧にけむる長江を、藁束を満載したおとりの船を敵陣に走らせる孔明。敵陣から10万本の
矢を受けた船は何事もなかったように無傷で凱旋する——。そして天下分け目の戦い「赤壁の戦い」のクライマックスがやってくるのです。赤壁は呉と魏の2国が激突した戦いです。 蜀の軍師孔明の力添えにより魏の船団は壊滅的な打撃を受け、ほとんどが燃えてしまいましたその炎が川岸の崖を赤く染めた事が赤壁の由来です。新野を一時的な拠点としていた劉備は曹操の南下を防げるすべもない。民とともに劉備は逃げた。退却の途中、長阪での張飛や当陽での趙雲の活躍などにより、なんとか逃げ延びることが出来た。破竹の勢いで南進する曹操軍、その数20数万人。呉を滅ぼすための拠点とすべく、曹操は江陵(現在の荊州)をとった。
詳しくは「中国の風景68」をご覧下さい。
http://members3.jcom.home.ne.jp/masa-aze3594/htm/azemi68.htm
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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情報(皆チャーター車でバス利用が無い)が少なく苦労した。まず宿泊した武漢―漢口のバスターミナルからは出ていない。武漢―武昌から列車かバスが良いらしい。ホテルで武昌駅から列車が始発なので座っていけると薦められた。朝6時、10番の市内バス(1.5)元で武昌駅へ、6時30分到着
しかしバス停から駅まで15分近く歩く、駅は工事中で前の道路も工事中、キップ売り場が分からない。駅の中でなく離れた道路端の仮設売り場で売っていた。 -
やっと買えたのが9時33分発の赤壁行き、(9元)2時間以上先である、再度確認するがこれしかない。
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バスはどうなのか?駅前にはバスターミナル(行く先別)が1kmほど並んでいる。聞きながら探すが「行かない」、「知らない」、30分ほど掛かり、宏基バスターミナルに着く。最近蒲圻市から赤壁市に名前が変わった為、蒲圻で探せば良かったかも?
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宏基バスターミナルで8時20分発(39元)、のキップを買う、高速バスが1時間に1便出ている。所要時間2時間。看板にもバスにも赤壁の文字が入っている。一安心。 -
しかし高速道路で事故渋滞に巻き込まれ3時間掛かって浦圻バスターミナルに着く。
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浦圻バスターミナルで赤壁古戦場へ行くバスターミナルが分からない、広い道路に出て市内バス6番、陸水湖行き(1元)に乗れば良い、右に行けと教えられる。終点まで行くがここから40km離れ交通手段は無い。また市内まで戻りバスの運転手に教えてもらい城西停車場(バスターミナル)で降りる。ローカルな名前です。
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三国赤壁、赤壁鎮行と書いてある。やっとの思いでマイクロバスに乗り40分、(8元)着いた時には1時を過ぎていた。現地の人々は観光などしない為、日本人が思っているほど赤壁古戦場を知らない。
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今日中に武漢に戻らなければと浦圻バス駅 五時発のキップを持っているので約2時間しかない。昼飯を食べる時間も無い、急いで見て回り赤壁鎮3時45分発、城西に4時20分着、タクシーに乗り浦圻バス駅へ、なんと3元、5分だった。時間が出来たので四川そばを食べて一休み、ふと見ると浦圻バス駅内に赤壁鎮の看板があった(未調査)。無事武漢―漢口に夜の8時に戻ってきました。
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一時あきらめ掛けたが、やっとたどり着いたテーマパーク。右がキップ売り場
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江澤民の手によるものです。
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三国赤壁古戦場入場券
入場料 60元 -
赤壁山なので登り降りがある。どこでも案内図が少なく、あっても文字が小さくて、薄いので読み取れない。 -
山の入口の牌楼、孔明他の顔が描いてある。
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さらに金鸞山には、龐統が隠棲していた場所。ほう統が曹操を欺く連環の計を成功させたことを称え「鳳雛庵」がある(ほう統お手植えという「1000年銀杏樹」もある)。しかし、諸葛亮もほう統も赤壁大戦では活躍していないため、両方ともフィクションによって作られた遺跡である。
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拝風台がある。これは祈祷によって風向きを変えるという諸葛亮の神業からできたものだ。孔明が東南の風を呼ぶために祈祷した場所。
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只今建設中の三国赤壁古戦場景区二期
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只今建設中の軍船、二期工事は09年5月完成予定
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また、赤壁大戦勝利は完全に周瑜の戦功であるにもかかわらず,三国志演義では諸葛亮やほう統にかなり活躍させている。赤壁山につらなる南屏山には「武候宮」があります。
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武候とは孔明のおくり名、
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三人の神を祭る
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東南の風がこの戦いの鍵である。
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周瑜の妻の名前を使った喫茶店。
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孔明が開発した蓮弩の試射をしたところ。
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孔明が考え出した陣構え、これは遊び用の迷路。
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南船北馬と言って呉の水軍は強かった。
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魏は騎馬戦が得意で船は弱い。
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結果は少数の呉が魏の大軍を破る。
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当時の呉の軍師が周瑜でここ赤壁にも巨大な周瑜像があります。周瑜はハンサムだったと伝えられていますが、像もなかなかハンサムに作られています。呉の軍師周瑜の像
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実はこの像、後ろは真っ平ら。高さ6.5m、台座をあわせると9.2mにもなる巨大な像だ。一本角のヘルメットと巨大マントが特徴的だ。この像は長江対岸の曹操軍を見据えず、長江を背にして立っているのはなぜ?
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有名なのが長江の崖に刻まれた「赤壁の文字」である。このあたりの崖には、古来よりここを訪れる文人たちが題字、詩、絵などを刻んでおり、今でもそれらが残っているが、崖をよじ登らない限り見ることはできない。
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写真は、「赤壁」の二文字を書いたもののうち、一番大きいものに色を塗り重ねたもの。周瑜が書いたというが、実は宋代の詩人が書いたものだという説が本当らしい。
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文字は崖の途中に書かれており、側まではいけない。正面から見るには遊覧船から見るしかない。
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1998年長江が大洪水に見舞われた。勿論赤壁の文字も水中に沈んだ。
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赤壁大戦のとき曹操が陣を敷いた場所。赤壁遺跡の対岸にある。当時、ここは長江が赤く染まるほどの曹操軍のおびただしい死体で埋まり、いまだに人骨や武器が出土すると言われている。また、この地ではたびたび曹操軍の霊が出て船舶に災いを起こすため、南岸に霊を鎮めるために「赤壁」の文字が書かれた。
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そのほか赤壁山には周瑜が全軍を指揮した場所だという「翼江亭」という六角形の東屋がある。 -
赤壁山を望江亭に登る山道
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周瑜像の近くにも「望江亭」という東屋がある。また、黄蓋が曹操軍の様子を観察し、船が連環されているのを見て、火計を思いついた場所。
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長江は赤壁山の崖にぶつかり大きく方向を変える。
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