三国志の亳州・３/３

2009/02/18 - 2009/02/18

中国ではよくある三国志のテーマパーク。“ハイテク”人形を使って三国志の名場面を再現！ここ２〜３年でつくられたこのテーマパークは曹操一族墓の隣に位置する。明らかに「曹操の街」としての変貌を狙っている。同じくハイテクテーマパークと化した官渡とどっちが上であろうか？亳州火車駅から西へ。歩いて約１０分で到着。俗に「曹家弧塚」と呼ばれている。周囲５ｋｍの広大な土地に、曹操の祖父曹騰・父の曹嵩らが葬られている。１９７４年から
１９７７年に渡って発掘調査された本物。装飾品なども発見され、その歴史的価値は高い。今は人民が集まる公園のようになっている。昔の写真を見るともっと墓らしかったのだが、今はこぎれいになって雰囲気が崩れてしまったのが残念。塚の周りもちゃんとコンクリートで整備されている。亳州火車駅から西へ。三国テーマパークの隣。

エリア 中国

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

２８元

「三国志」のテーマパーク。魏、呉、蜀の旗がたなびく、漢代の宮殿の中には、官渡の戦い、赤壁の戦いなど「三国志演義」の名場面が人形によって再現されている。

人形が首を振る程度の動きだけ、音と照明の演出だがスポットの当て方がへたです。人形の後からライトを当てたり、主役にライトが当たっていないなど、撮影し難い。

なぜか兵馬俑が置いてある。

象が見える。孔明は南蛮王孟獲を七たび生け捕りにし七たび釈放する。これで孟獲は心服する。

諸葛孔明が台上から敵陣を見る。

曹操が烏林陣地から敵陣を見る。

船が燃えている様子を赤い照明の点灯で表す。

曹操が皇帝を許都に迎い入れる。この後曹操は皇帝を擁する将軍として頭角を挙げていく。

皇帝の前面に並ぶ百官。

皇帝の前面に並ぶ百官。

曹操と劉備が天下の英雄について語る場面。曹操に「天下に英雄は私と貴方だけ」と言われ、思わず箸を落とす劉備。

曹操と劉備が酒を飲む姿を影で見守る、関羽と張飛。

鳳義亭で紹蝉と睦まじく戯れていた呂布が、董卓に見つかり、嫉妬した董卓が呂布を追い回す。

匈奴に政略結婚させられた悲劇の女性。曹操が不憫に思い連れ戻す。文姫は二人の子供を残し泣く泣く戻る。

曹操は武だけでなく、文にも強く良く詩を詠んだ。

逃げ惑う群集の中から劉備の息子「阿斗」を助け出した趙雲が単騎阿斗を懐に抱きいれ、敵兵を討ち払いつつ当陽をめざす。彼の武勇を愛した曹操が生け捕りを命じ、矢を放たせなかったのも幸いし、無事劉備に再開する。

亳州は曹操の故郷です。どうしても曹操の出番が多くなる。戦いに勝って天下統一を誓う凛々しい姿。

曹操は袁紹軍の食糧基地烏巣を急襲して淳于瓊を捕らえる。食糧の無くなった袁紹軍は大敗する。

左手が破損してます。早く華陀の治療をしてください。

荊州返還を話し合う為、関羽が一人で呉の魯粛に会いに行く。

若い時の曹操、三国演義では悪者だが、三国志では能力の高い政治家でした。地元では勿論、曹操が一番人気です。

亳州市内の南にあたり、亳州駅からも近い。ここには、曹操の祖父で宦官の曹騰、その養子で曹操の父曹嵩、大伯父の曹褒らの曹氏一族の墓がある。

曹操自身の墓は遺言で質素なもので良いと言ったそうです。その為曹操墓は残っていません。

俗に「曹家弧塚」と呼ばれている。周囲５ｋｍの広大な土地に、曹氏宗族墓が点在している。参道も長い道です。

１９７４年から７７年にかけて五つの墓の調査を行ったところ、銀縷玉衣や石碑、印、装飾品などが発掘された。

銀縷玉衣（曹操一族の墓から出土した玉片を銀糸で綴った葬衣）

この像もまた数年前につくられた。駅前にある巨大な像はまさに「曹操の街」亳州のシンボルにふさわしい。三国志関連で、ここまで巨大な像は（５ｍはあるか？）珍しい。亳州火車駅前。

駅前は広い広場で真ん中に曹操像が置いてある。

一時間１０元でチャーター。８時前から１２時過ぎまでの５時間で５０元。地元民でも知らない場所もあるのでバイタクは効率的に廻ることが出来る。

５.５元とバスより安い。しかし本数が少ないので利用者は少ない。

１３時１５分発の商丘行があったので列車で帰りました。（商丘南経由が多いので注意すること。）商丘着１４時２５分。商丘発１５時４５分発上海行き新幹線に乗る。上海着２１時３０分。