2010/09/01 - 2010/09/05
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青森・函館フリーきっぷの旅、3日目のレポートです。
3日目は竜飛崎を訪れた後、北海道に上陸します。
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<3日目:9月3日(金)>
3日目の天気は、青森に台風が直撃して大荒れになるという予報がでていた。津軽線の始発列車に乗るために早起きをし、ホテルでの朝食をとらずに駅へと向かう。空はどんよりしているもののまだ雨は降っていない。このままなんとかもってくれれば… -
【津軽線[323M]:青森(06:03)⇒蟹田(06:42)】
蟹田行きの各駅停車は、なんと特急型車両485系の間合い運用。朝から快適な移動ですな。 -
蟹田では折り返しの青森行きとなり、多くの学生が乗り込んでいきました。特急型車両で通学とは、なんともうらやましいですな。
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【津軽線[325D]:蟹田(07:17)⇒三厩(07:56)】
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津軽線の終着駅であり、津軽半島最北端の駅である三厩に到着しました。
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駅から町営バスに乗って、竜飛崎へと向かいます。
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しかしその道中では、数日前の豪雨の影響により随所で土砂崩れが発生し、その復旧作業が行われていました。
どうやらこの区間は昨日までは通行止めだったらしい。土砂で押しつぶされている家もあったし、やはり自然の猛威は恐ろしいですね。
バスは竜飛漁港から急坂を登り、竜飛崎へと到着。風の岬と言われているだけあって、強風に見舞われる日が多いらしいけど、この日は台風の影響もあってか本当に風が強い。 -
バス停の前には、これまた津軽海峡冬景色歌謡碑がありました。
竜飛岬は2番の歌詞ででてきますね。ボタンを押すと大音量で曲が流れる仕組みになっています。 -
実はこの竜飛崎には、もう一つ観光の目玉があります。それは、階段国道。
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国道339号の一部区間は、国道なのにも関わらず階段になっています。もちろん、車では通行できません。
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362段の階段を下りて、竜飛漁港へとやってきました。
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竜飛漁港には、太宰治の小説「津軽」の一文が刻まれた石碑があり、その反対側には竜飛岬観光案内所「竜飛館」があるのだけど、ここにも土砂崩れの爪あとが見られました。
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さすがに中に入って見学できるような雰囲気ではなかった。
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階段を下りたからにはまた上らなければなりません。ボストンバックを肩にかけて一段ずつ上っていると、とうとう小雨が降り出しました。
しかも、「天災のため役所の業務を午後から休止する」というアナウンスまで聞こえてきて、なんか不安。 -
竜飛崎灯台へ行くには、さらに階段村道なるものを上らなければなりません。というか、完全に階段国道に便乗してるよね、これ…。
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それにしても、ここで傘をさすのはかなり危険である。風にあおられて海へと放り投げられそうになる。
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竜飛崎を一通り見てまわったので、歩いて10分ほどのところにある青函トンネル記念館へと向かう。しかしその途中、突然雨風が非常に強くなる。いよいよ台風が本格的に到来しやがった。
折りたたみ傘も役目を果たさない状態になってしまったので、このまま強行して歩き続けるのは無理であると判断し、近くにあった小屋の壁にはりついて雨宿り。 -
しばらく待っていると、雨は小康状態に。今がチャンスと判断し、青函トンネル記念館までダッシュ。
なんとか無事ついたものの、全身びしょぬれ。このときは、はやくお風呂に入って温まりたいと思った。 -
青函トンネル記念館のベンチで濡れた体をある程度自然乾燥させてから、ケーブルカー・青函トンネル龍飛斜坑線に乗車して、海面下140メートルの世界へ。
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体験坑道には、青函トンネルの掘削に使用された機器が展示され、パネルで完成までの様子が説明されていました。ただし、竜飛海底駅のホームへ行くことはできません。
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地下から地上へ戻ると、またまた外は大荒れ。屋外にも機械等が展示してあったが、こんな天候じゃゆっくりと見てまわることもできない。
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館内を一通り見学して、バスで三厩駅へと戻る。
当初の予定では、もう少し記念館でゆっくりして津軽線津軽二股駅から海峡線津軽今別駅への乗り換えを経験したかったのだが、天候の影響でこの先どうなるか分からなかったし、特に靴の中が冷たくてあまり履いていたくなかったので、早めにきりあげました。
この二つの駅、隣接していながら前者はJR東日本の管轄、後者はJR北海道の管轄なので、駅名が違うんです。しかも津軽今別駅に停車する列車は1日2往復しかありません。
その前提で今回の行程を組んでいたのだけど、今回は渋々諦めました。ちなみに数年後には、北海道新幹線奥津軽駅ができるらしい。
携帯している時刻表を開き、今後の行程を練り直す。海峡線への乗換を蟹田駅ですることで、ほぼ2時間前倒しで今日の宿泊地である函館へと到着できそうだ。 -
【津軽線[336D]:三厩(12:53)⇒蟹田(13:34)】
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台風の影響で列車が運行しているか若干心配していたが、ダイヤの乱れはないようだ。やっぱりあの暴風雨は竜飛崎オンリーだったのだろうか。
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再び蟹田駅で乗り換え。
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【特急スーパー白鳥9号[4009M]:蟹田(13:46)⇒木古内(14:36)】
先行する津軽線の普通列車が遅れていた影響で、数分遅れてスーパー白鳥がホームへと入ってくる。
この列車に乗って、人生初となる北海道上陸を果たすことに。もちろん、青函トンネルを通過するのも人生初。最深地点の青と緑の蛍光灯の目印をしっかりとこの目で確認することができました。 -
【江差線[4174D]:木古内(15:01)⇒江差(16:08)】
北海道で初めて降り立った駅は、北の大地の始発駅である木古内駅。江差線の各駅停車に乗り換え、終着駅の江差駅へ。この頃になると台風一過といった感じで、列車の中にも日差しが注ぎ込んできました。 -
【江差線[4177D]:江差(16:16)⇒木古内(17:22)】
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折り返し時間が8分間しかなかったので、駅前を軽く見てまわって再び列車に乗り込む。駅構内に観光パンフレットが置いてあったので、それなりにスポットはあるらしい。
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木古内駅では、函館方面への列車まで時間があったので、周辺を散策する。木古内は、日本で最初の太平洋横断を成し遂げた威臨丸が眠る町であり、寒中みそぎの町でもあります。
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【特急スーパー白鳥19号[4019M]:木古内(18:36)⇒函館(19:20)】
特急で、函館までラストスパート。JRの函館駅から市電乗り場までは改札を出てからちょっと歩く感じ。この日は、五稜郭公園近くのホテルで体を休めました。
≪3日目に新たに乗車した区間≫
津軽線(青森⇒三厩):55.8km
海峡線(中小国⇒木古内):87.8km
江差線(江差⇒五稜郭):79.9km
函館本線(五稜郭⇒函館):3.4km
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