MANOWAR LIVE前夜祭!!!(MAGIC CIRCLE FESTIVAL前夜祭編)パパのジャーマン・メタル&チェコ・クラシックツアー　VOL.23

2009/07/17 - 2009/07/19

小さな街、ザンクト・ゴアルスハウゼンの散策はあっという間に終了。妻と娘にお土産を買い店を出たところ、歩いてきたドイツ人カップルに声を掛けられた。

男「ハロー、MAGIC CIRCLE FESTIVALに行く日本人だろ?」
私「そうだよ」
男「宿(ｱﾊﾟｰﾄ)のおばさんから聞いたぞ。実は俺達もその宿にチェックインしたんだ」
私「?」
男「イャー信じられない。ちょうど偶然出会うなんて」
私「ホントだね。それにしても明日が楽しみだな」
男「オイオイ、これから前夜祭があるから一緒に行こうぜ!」
私「ちょっと待てよ。前夜祭は特別チケットがないと勝手に入れないってネットに書いてあったぞ。俺は普通のチケットしか持ってないぞ」
男「ノープロブレムだ。さぁバスが行っちゃうぞ、急ごう」

我々3人はローレライ行きのバスに乗り込んだ。(バス代出してくれた)
車内はメタル野郎ばかりですでにハイテンションだ。一般人なら確実に乗らないだろう。
誰かがくれたビールを飲みながら山道を5分ほど揺られると会場に到着した。

エリア ライン川流域周辺(ドイツ)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空

ドキドキしながら通常のチケットをゲートで提示。
なにしろプレミアムチケットは持っていないのだから。
しかし全く問題なく簡単なセキュリティチェックを受け入場できてしまった。

男「なっ?大丈夫だったろ?」


ステージではサウンドチェックが行なわれている。
日本なら関係者でなければ見るのは無理だろうな。

すでにTシャツ等マーチャンダイズの店が開店していた。

この「SPEEDY」というケルンの店舗がお気に入りとなり、何度も入り浸った。

子供用メタルTシャツも売っていた。

見づらいけど、このテントの後ろのポールに「WC←」と書かれたグリーンの看板がある。
因みに←の方向はただの草むらしかありません。
つまりトイレは存在していないのです。
ということは「立ちション場所」なのでした。

ひろ〜ぃ会場でビールばっかり飲んで、我慢できなくなったらココで!っていうことです。

女性達は遠く離れたトイレへ向かっておりました。

本日のお買い上げは
「DESTRUCTIONのTシャツ、17ユーロ」
「空気を入れて膨らますビニール製エアギター用フライングV、6ユーロ」
「TRINKHORNER、北欧ヴァイキングなんかが使いそうな水牛の角みたいなビール入れホルン、35ユーロ」

テント内の人がこの「SPEEDY」オーナーのようだ。
何度も見ているうちに仲良くなりました。

因みにテントの上から吊るされているのが「TRINKHORNER」

MANOWARのタトゥーを自慢気にポーズを決めてくれた。

街で私に声掛けしてくれたドイツ人カップル。
名前は忘れちゃったが男25歳の彼はMANOWAR命。
彼女は21歳でメタルはよく知らないそうだ。
ドイツ北部の小さな街からやってきた。
結局彼らと今日明日2日間行動をともにした。

MANOWARの自慢のタトゥーを見せてくれた。
その時はかなり痛かったそうだ。

ビール大好きドイツ人とビール飲めない日本人は、なぜかとても気が合ったのだ。

この直後、MANOWARメンバーによるサウンドチェックが始まった。
しかし信じられないな。
ビデオまで撮っていいっていうんだから。
ずっとビデオ撮らせていただきました。
でも明日の本番はビデオはダメだと。
ただデジカメ撮影はOK!なのだ。

みんなサウンドチェックを聞きながら、ゆったりと楽しんでいる。

マーチャンダイズ店舗の近くでは、ビールも売っているので飲みながらごろごろしている。

ベルギー人達とも仲良くなり、この日はずっと一緒にタムロしていた。

ヨーロッパのメタルフェスティバルへは、みんな車でやって来る。
郊外でやるケースが大半だからだ。

だからみんなキャンプしているのだ。
テントサイトで飲んで食べて騒いで・・・
そして夜が更けていくのだ。

フェスティバル会場はローレライのすぐ隣なのだ。

こちらはオフィシャル店舗。
会場内店舗より割高となっている。

ここではMAGIC CIRCLE FESTIVALオフィシャルTシャツと、MANOWARの今回ツアーTシャツを各30ユーロにて購入した。

会場横にはローレライセンターがある。
この先が岩壁の先端のようだ。

ローレライセンター 博物館・美術館・ギャラリー

PM9:30すぎに小さなステージにて前夜祭ライブが行なわれた。
でも全く知らないバンド。
日も落ちて寒くなってきたので3人で帰ることとなった。
街まではタクシー。夕食にケバブをテイクアウト。
すべてドイツ人の彼が用立ててくれた。
「日本へ行った時は頼む」と言って。

この旅行記へのコメント （2）

• 夏への扉さん 2010/03/27 02:51:57

  大変だけど頑張ったかいがあったし、しかもラッキー！

  TAKEさん、すごい！
  
  小さな町でどこのホテルも満室なのに、なんとかなったし、
  しかもそこに泊まったおかげでドイツ人のカップルと知り合って
  前夜祭も見にいけたなんて！ラッキーですね！
  このフェスを検索してみたら、昔々東京公演で見たバンドの名前が２つ。
  WHITE SNAKEとTED NUGENT。
  今、TED NUGENT なんて知ってる人いないだろな。
  TAKEさん見ました？
  
  ・・フライングＶのエアーギター欲しいです！
  
  ４月からfinnairのオイルサーチャージ上がります。
  まだ夏のプランもたてていないのに今月中（あと５日！）に航空券を
  買ってしまおうかと思いましたが、TAKEさんの旅行記見たら、サマーフェス
  に行きたくなりました。
  航空券高くなるけど、もう少し待って検討しようかな？
  
  だけどホテルの問題もあるし、深夜に終わって歩いて帰るとか、
  女性だとトイレの問題とか・・
  やっぱり野外フェス、しかも外国で見るのは大変ですね。
  
  なつ
  
  
  

  TAKEさん からの返信 2010/03/27 22:37:53

  大変だけど、そりゃサマーフェスでしょ!

  > なつさん、こんばんわ。
  >
  > ようやく
  　「パパのジャーマン・メタル&チェコ・クラシックツアー」が
  　完結いたしました。
  
  
  > このフェスを検索してみたら、昔々東京公演で見たバンドの名前が２つ。
  > WHITE SNAKEとTED NUGENT。
  > 今、TED NUGENT なんて知ってる人いないだろな。
  > TAKEさん見ました？
  >
  そのラインナップは2008年の時ですね。
  WHITE SNAKEは高校生の時に当時の西武球場。
  そして5〜6年前に最前列、デヴィッド　カヴァーデールのほぼ正面。
  TED NUGENTは名前だけ知っていますが・・・
  
  
  　サマーフェスに行きたくなりました。
  　やっぱり野外フェス、しかも外国で見るのは大変ですね。
  
  　WACKEN OPEN AIRは欧州各地からの
  　バスツアーがあるようです。
  　日本からのは以前はあったけど
  　かなり割高・・・
  　終演時刻がかなり遅いので
  　やはり「宿泊」が一番の悩みとなりますね。
  　現地にキャンプグッズ一式持っていけないし。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　TAKE