2009.10ギリシア・トルコ旅行35-（9日目）アヤソフィア

2009/10/13 - 2009/10/13

昨日のベリーダンスショーをOrient Houseで遅くまで見ていたため，今日の出発は遅く1005．まずトプカプ宮殿に行こうと思ったが，Gulhane公園で道に迷い，結局アヤソフィアから見学にした．イスラムが改修しているが，もとは6世紀の建物．大きさに圧倒．イスラムの陰に隠れたビザンチン美術に感激．聖母子や大天使ガブリエルの美しさ，ディーシスのイエス，マリア，ヨハネの憂いと内面に満ちた顔，すばらしかった．コンスタンチノプールの陥落後，良くここまで残っていたものだ．イスラム独特の文様がかさなり，不思議な印象を受ける．アヤソフィアの歴史がすなわち古代ローマ，中世十字軍，イスラムをつなぐ連綿とした重さにも感動した．

エリア イスタンブール(トルコ)

• 同行者: 友人
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ

1005にホテルを出て，Gulhane方向へ歩く．

目の前をトラムが通る

トラムGulhane電停

さらに登っていく

横に行く道があった

門だ，ここからトプカプ宮殿にいけるのかなあ．ともかく入ってみよう．

きれいな公園だ，若いアベックがたくさんいる．イスラム圏でも開放的なんだな．

きれいな公園，しかし宮殿には行けそうもない．ここはGulhane公園で，右に曲がれば古代オリエント博物館の脇を通っていけるのだが，このときはわからなかった．

ともかく来た道まで戻る．

脇道をあがっていく，途中でAyasofiaと書いてあったので右に曲がった．宮殿には行けそうもない．

1036，正門だ，予定を変えてAyasofiaから見学しよう．

入場券を並ぶ．20TL

礎石がたくさんある，何度も修復されているが元の建物は537年から6年かけて建設．ギリシャ語ではハギアソフィアという．

重厚だ．

1453年コンスタンチノープルが陥落するとモスク（ジャーミー）に変えられた．

1931年以後アメリカの調査隊に発見されるまでビザンツ時代のモザイクは漆喰で塗りつぶされていた

大きさに驚く，私のカメラでは狭角すぎて全貌をとらえきれない

大ドームだ！ロードス島の軽石でできていると，かつてはキリストを中心としたモザイク画があったと．

イスラムの文様がおもしろい．

聖母子のモザイクがみえる．

ただただ圧倒される

聖母子と大天使ガブリエルのモザイクが見える

ビザンツ皇帝が戴冠した場所と，修理中でよくわからなかった

ミフラープ　メッカの方向を表す

スルタンムラッド3世によって作られたMuezzin，勧行の時刻を知らせる．

スルタンの部屋

でかく豪華

16−17世紀のモザイク

ベルガマの壺，ベルガモン遺跡の大理石でつくられている．清めの水が入っていた

天井の文様

後ろに隠れているのは十字架ではないのか

ただただ大きさに圧倒，ビザンチンの上にイスラム文化が塗りたくっている感じ

二階に

二階も圧倒

大天使ガブリエル

拡大した聖母子

拡大した大天使ガブリエル

回廊

大理石から十字架がはぎ取られている

拡大

二階も壮大だ

天国の門と地獄の門

ディーシス（請願）マリアとイエスとヨハネ

憂いにみちた深い内面を漂わせる

元の絵はこんなだったという想像図

聖母子と皇帝家族のモザイク．皇帝ヨアンネス2世と皇后イレーネ

右角に息子のアレクシス

キリストと女帝ゾエ夫妻，ゾエだけ若い

ギャラリーになっている

1階に戻る．円盤のアラビア文字はアッラーやムハマンド，カリフの名前が書いてあるそうだ．

湿った支柱．親指をいれて1回転できれば願い事が叶うと．同伴者は挑戦！

成功！もう一人も成功！

皇帝の書斎，片隅にある．

そろそろでよう．拝廊の上にある，祝福を与えるイエスのモザイクは修理中のため見ることはできなかった．その下にある売店でハギアソフィアという本を買う．ビザンチンの歴史がわかる．一番馬鹿なことは十字軍，ラテン帝国の所行だ！

出口のところにある聖母子にアヤソフィアを献上するモザイク．これらのモザイクは聖像破壊運動後の9−10世紀のもの

みやすいよう鏡に映している

その上の文様も見事

1200に外に出る．けっこう時間かかった．前庭のモスクの泉亭1728年．

でかい建物だった．サンピエトロ，ミラノのドゥオモ，ロンドンのセントポールに続いて4番目と．しかし断然古い！，次はブルーモスクに行ってみよう．