2009冬、ベトナム旅行記3(30/36)：12月21日(4)：ミト―川クルージング、ビンロウ椰子、地鶏、椰子林

2009/12/17 - 2009/12/22

ホーチミン近郊のミトーでの、メコン川クルージング紹介です。島では楽器演奏で日本の歌を聴き、各種のフルーツをご馳走になりました。地鶏が餌を探して回る、のどかな島でした。

エリア ミトー(ベトナム)

• 交通手段: 観光バス 船

ジャックフルーツの実です。ジャックフルーツは、クワ科の植物で、常緑高木です。原産地は、インドからバングラデシュとされます。

またまた睡蓮の花です。紫の花が満開でした。熱帯産と温帯産がありますが、これは熱帯睡蓮です。温帯産は水面のすぐ上に花を付け、熱帯産は水面から突き出て花が咲きます。

島でのイベント紹介です。楽器の演奏と歌です。この方は、琴のような楽器を爪弾いていました。

コーラスはこのお二人です。地元の民謡の他、日本の曲も何曲も歌ってくれました。千昌夫さんの北国の春、坂本九さんの上を向いてあるこうや、荒城の月などでした。

後ろには、ギターの伴奏をする人がいました。唯一の男性です。女声コーラスの人は、お店の看板娘さんでした。

黄色くなったヘチマです。日本では、食する地域は少ないですが、九州以南では食用にされています。東南アジアでは普通に食用に使われています。ウリ科の1年草です。

ベトナムでは、本当によく鶏が飼われています。この島も例外ではありませんでした。一生懸命、餌を探していました。

真っ白のブーゲンビリアの花です。オシロイバナ科の植物です。『魂の花』の別名があるようです。

鮮やかな紫色の花です。ノボタンかと思って近寄りましたが、別の植物でした。

島のメインストリートです。車は通りませんので安心です。せいぜい単車か自転車です。

檳榔(ビンロウ)椰子の花が、咲き終えたところです。ずっと昔、台湾で口に含んだことがあります。びっくりして、すぐに吐き出しました。

ビンロウ椰子の実です。台湾を始め、東南アジアでは煙草の代わりに使われますが、日本へは輸入禁止にされています。

演奏と歌を聴かせて戴いたお店は、いろんなお土産も売っていました。島一番のお店のようです。本革製のバッグです。1個500円以下がほとんどですから、お値打ちです。

こちらも本革の手提げ袋風のバッグです。買う予定があれば、品選びをしたところですが、その予定はありませんでした。

島での見学を終えて、ミニのジャングル・クルージングです。4人乗りの小舟で支流を下ります。その船着き場です。

椰子の樹の間に係留された小舟です。3、4年前の旅行の時にお聞きした話ですが、この椰子は食用にはならない種類とされます。

定員の4人が乗り込んだところで、次々に支流を下って行きました。見た目には分からないほどの緩やかな流れです。

小舟に乗る時の注意は、不用意に立ち上がらないことです。それと、この支流では船縁に手を出さないことが肝心です。狭い場所を行き交う船に挟まれて、大怪我をします。

船着き場を離れて、暫くして木の橋を潜りました。もう1箇所、石の橋があります。これは前回の旅行で覚えた光景です。

すれ違った小舟です。その横には別の桟橋がありました。川に向かって階段になっていました。

通り過ぎたところで、振り返って撮影した階段になった桟橋です。水位に自在対応できる構造です。

食用にはならないとお聞きしてい、椰子の根元の光景です。葉は、屋根葺きなどの建築資材には使えそうです。

カメラを上に向けて、感を頼りの撮影です。両側から川に覆い被さった椰子の葉の光景です。

すれ違った小舟です。観光客を送り届けての帰りのようでした。空の小舟でも、上りは力がいるようです。

暫くは同じような光景が続きます。両岸は、づっと椰子の林でした。

支流には急な曲がりはありませんが、時々、左右に緩やかな曲がりがありました。今度は左方向への曲がりです。

小舟の向こう側には、半身を水に使った男の人がいました。小魚や海老等の漁をしているようです。顔を見合わせた時、笑顔の挨拶が返ってきました。

もう一度コンパクトデジカメを上方向に向けての撮影です。予想した通りの椰子の林の光景です。他には青空以外、何もありません。

左手に作業船が見えてきました。推測ですが、浅くなったところの浚渫でしょうか。

更に椰子林の間を進みます。ホーチミン旅行の際はお勧めしたいツアーです。5千円程度で昼食付の現地ツアーもあります。