2009冬、ベトナム旅行記3(24/36)：12月20日(9)：フエ、グエン王朝、王宮址、王室劇場、太平楼

2009/12/17 - 2009/12/22

グエン王朝の王宮址紹介の続きです。王室劇場は立派に改装されて、今でも演奏会等に使われているようです。太平楼の建物装飾も見事でした。

エリア フエ(ベトナム)

• 交通手段: 観光バス

閲是堂紹介の続きです。玉座のような椅子のアップです。普通ですと、こんな高い一ではゆっくりと音楽鑑賞はし難いものです。

閲是堂の額のアップです。その下に小道具らしいものが並んでいました。

的外れかも知れませんが、大きな団扇のように見えます。皇帝や皇后を少し離れた場所から仰ぐものでしょうか。外周りには鶏の羽根があります。

閲是堂の額の左下にあった小道具です。本物の武器ではなく、武器に似た造り物です。劇に使われるのか、あるいは単なる飾りものかもしれません。

劇場にあった看板風のものです。王室劇場の沿革についての説明でした。20世紀初頭、木造で建設され、最終的には1995-1998年にかけて修復工事が行われたようです。

劇場の傍らにあったアートショップです。展示即売がされていました。アオザイ姿の女性像の油絵です。

同じく、アートショップの展示品です。フランスのモンサンミッシェルを思わせる風景画です。

少し小振りのブロンズ製の狛犬風の置物です。顔は志氏ですが、体は龍でした。

一対になっていた狛犬風の置物の、もう一方です。大理石のような石台の上に置いてあった、台座付のブロンズ像でした。

石造の床に描かれていた文様です。この文様はインドの文化、あるいは偶像を排したイスラム文化等を連想させました。

撮影した場所と画少し離れますが、石造の彫刻を纏めて紹介します。階段の手すりの部分です。龍の体の狛犬風の彫刻です。

同じく、上から見下ろした龍の体の狛犬風の彫刻です。階段の手すりの一番下の部分です。

同じく龍の体をした狛犬風の彫刻です。階段の手摺の最下部です。

階段の上部の部分の彫刻です。力強く、ダイナミックな紋様の彫刻です。

階段以外の彫刻部分も纏めて紹介します。年代を感じさせる彫刻です。彩色がほとんど消えかけていました。

細かい文様が施された柱の下部です。劇場の見学を終えて帰る途中、目に入りました。

柱の下部の彫刻のアップです。焼き物をモザイクの陽に使って文様が描かれていました。この造り方は、タイやインドでもよく見かけました。

目を転じて、王宮の庭園風の光景です。水は怪我良くないのでしょうか、長雨で水溜まりが出来ていました。

廃墟のように見える石造りの建造物です。明らかにヴェトナム戦争時の被害のようです。

同じく空き地になった光景です。下草の緑が、戦争被害の光景を和らげているようです。ゴミ箱の蛙はご愛敬です。

大きな破壊の後は見られない石塀ですが、自然の風化とは思われない煤けた光景です。

屋根飾りのアップです。色濃く中国文化の影響を受けた造りに見えます。

同じく屋根飾りのアップです。外見上は木造建築のようにも見えます。

太平楼のオレンジ色の文字です。隙間なく装飾が施された建物です。

どの場面を切り取っても絵になるような建物の飾りでした。龍の飾りのアップです。

戦禍を免れた施設のようです。壁には漢字をデフォルメしたような大きな文様がありました。

文字はほとんど消えかけていますが、入口の柱には漢字が記されていました。ベトナムはフランスの影響でローマ字表記となりましたが、元々は日本などと同じく、漢字圏の国です。

通路の潜り戸の枠で切り取った庭の光景です。塀などの古い遺跡と修復が済んだ回廊の建築とが混在する光景です。

象嵌風の装飾を施した古いアーチ門から眺めた、下草の緑以外に何もない庭の光景です。前方に古い石塀が見えました。

王宮跡にマッチするようにデザイン化された外灯です。ポールに龍が巻き付いていました。グエン王朝の王宮跡の紹介はこれでお終いです。