2009冬、ベトナム旅行記3(21/36)：12月20日(6)：フエ、グエン王朝、王宮址、ガン門、大砲、フラッグタワー、午門

2009/12/17 - 2009/12/22

世界遺産のフエの建築群の内、グエン王朝の王宮の紹介です。ベトナム戦争時の激戦地となり、多くの被害を受けたとされます。

エリア フエ(ベトナム)

• 交通手段: 観光バス

昼食のフエ料理の紹介です。ナプキンは奇麗に織り込んでありました。やはりフランス文化の影響でしょうか。

朴葉のような大きな葉で包まれた料理です。最初は食べ方が分かりませんでしたが、お店の人が見本を見せてくれました。

これが、葉に包まれた料理を開いた状態です。もち米をベースに、味付けした具が乗っていました。中々繊細で美味しい料理でした。

サッパリ味の麺料理です。しかし、ちゃんとした味もあり、白ワインにもよく合いました。フォーの1種でしょうか。

お洒落な姿のチャーハンです。周りには胡瓜が奇麗に盛り付けてありました。味の方もさすがでした。これは3、4人前です。

鮭の切り身の塩や工夫です。これが4人前でしたから、ナイフで切り分けて食べました。日本ではない料理の出し方でした。レモン汁合いました。これも白ワイン向きです。

スープ料理です。チリソース風に見えましたが、辛くはない、甘酸っぱい甘酢あんかけの味でした。

野菜の炒め物です。ニンジンや青梗菜等でした。中華料理と言うより、味付けは日本人向きでした。

これはフエの典型的な地元料理のようです。植物の葉を使った箱の中に料理が入っていました。一人一個づつです。お店の人が開けてくれました。

中身を取り出したところです。透明感のあるヒスイ餃子の皮の中に具が入っていました。見ても楽しむことが出来る料理でした。

昼食の後は、フエで一番の見所、グエン王朝の王宮跡の見学です。越主ベトナム戦争時に大きな被害を受け、今も復興事業が進められています。

正面に見えるのが王宮跡の入口です。中国の影響を受けていた時代、北京の紫禁城を手本として造られました。

王宮跡の入口が近付いてきました。王宮跡は、1993年に世界遺産に登録されています。ベトナムの世界遺産は、全部で5つです。

王宮は、堅固な守りの構造にもなっていました。王宮を取り巻くお堀の光景です。水草が生い茂っていました。

王宮跡の入口に着きました。正面から見上げた光景です。『体二門』の額がありました。ネット情報では『ガン門』の呼び方の書き込みもありました。

王宮跡の城壁です。フエの町は、ベトナム最後の王朝、グエン王朝の首都として1802年に建設されたとされます。第二次大戦が終わる頃まで栄えました。

王宮の門を潜った後で、振り返っての撮影です。外堀に当たる部分でしょうか。この先に、午門と呼ばれる正門があります。

王宮の前には旧市街が広がります。その旧市街のランドマークとされるフラッグタワーの遠景です。

同じく採集に潜った門を振り返っての撮影です。王宮の敷地は、520ヘクタールとされる広大なものです。

門を潜って、最初に見ることが出来るのは青銅製の時代がかった大砲です。グエン王朝(1802〜1945年)の初代皇帝時代のものとされます。

大砲の側面の光景です。装飾が施された優雅な造りです。グエン王朝の初代皇帝の嘉隆帝の在位は、1802-1820年です。

更に筒先のアップです。砲弾の展示は見当たりませんでした。丸い球だった時代でしょうか。

大砲の筒の側面のアップです。ここにも繊細な文様が施されていました。フランスの影響を受ける前の大砲のようです。

200年ほど前の時代の大砲を見学した後、王宮の入口までは、広場の中を暫く歩きました。

よく整備された通りでした。天気の良い日ですと、散策にもってこいかも知れません。

前にも紹介した、旧市街のランドマークとされるフラッグタワーの遠景です。

赤い横断幕がありました。何かのスローガンが記されているのでしょうが、その文字は分かりません。文字がない飾りの横断幕かも知れません。

外堀のガン門を潜って、王宮の正門、午門に向かう途中の光景です。観葉植物が密植されていました。千日草の花も咲いているようです。

内堀に面した建物です。王宮正門の午門の右手に位置する建物です。

2つ目の門が見えてきました。これが王宮の正門、午門です。内堀に架かる橋を渡って潜ります。色彩も北京の紫禁城を連想させます。