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2008年の春の旅行は中国の貴州省の旅を予定していました。あまり日本では情報が集められず、ガイドブックにも詳しい情報も無いのでいつもお願いしている現地旅行社に旅程とホテルと車とガイドさんも合わせてお願いしました。ところが旅行直前の2008年5月12日14時に「四川大地震」がありました。行き先の貴州省は四川省の隣で、地震でたくさんの方が亡くなっているのに不謹慎と思い中止も考えましたが、現地に確認した所「風評で旅行を中止されるよりも来て現実を見てもらったほうが、経済効果も含めて現地のためになるのではないでしょうか。」とメールもいただいたので予定通りの旅行となりました。地元の人にとっては震源地から500キロ離れていましたし、山間部は田植えの時期でもあり、地震の事はテレビの中の出来事のようでした。<br />広州経由で貴陽に入り、翌日は「天龍屯堡古鎮」と「黄果樹瀑布」、「竜宮の鍾乳洞」を見て「石頭寨」の布依族(プイ)のロウケツ染の体験もさせていただきました。その後何時間走ったでしょうか。六枝に着いたのは午後10時くらいでした。そのままガイドさんと運転手さんも一緒に料理屋を探して長い1日が終わりました。

貴州省少数民族之旅(1)四川大地震直後の貴州省の旅は「天龍屯堡古鎮」「黄果樹瀑布」「竜宮鍾乳洞」と「石頭寨」の布依族の村から始まる。

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2008/05/15 - 2008/05/23

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旅行記グループ 2008 貴州省の少数民族の旅

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kojikoji

kojikojiさん

2008年の春の旅行は中国の貴州省の旅を予定していました。あまり日本では情報が集められず、ガイドブックにも詳しい情報も無いのでいつもお願いしている現地旅行社に旅程とホテルと車とガイドさんも合わせてお願いしました。ところが旅行直前の2008年5月12日14時に「四川大地震」がありました。行き先の貴州省は四川省の隣で、地震でたくさんの方が亡くなっているのに不謹慎と思い中止も考えましたが、現地に確認した所「風評で旅行を中止されるよりも来て現実を見てもらったほうが、経済効果も含めて現地のためになるのではないでしょうか。」とメールもいただいたので予定通りの旅行となりました。地元の人にとっては震源地から500キロ離れていましたし、山間部は田植えの時期でもあり、地震の事はテレビの中の出来事のようでした。
広州経由で貴陽に入り、翌日は「天龍屯堡古鎮」と「黄果樹瀑布」、「竜宮の鍾乳洞」を見て「石頭寨」の布依族(プイ)のロウケツ染の体験もさせていただきました。その後何時間走ったでしょうか。六枝に着いたのは午後10時くらいでした。そのままガイドさんと運転手さんも一緒に料理屋を探して長い1日が終わりました。

旅行の満足度
5.0
観光
3.5
ホテル
4.0
グルメ
5.0
ショッピング
3.0
交通
2.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
レンタカー
航空会社
ANA
旅行の手配内容
個別手配

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  • 2008年5月12日の「四川大地震」の3日後に貴州省に向かいます。四川省の隣ということよりも、たくさんの方が亡くなっている国へ旅行へ出掛けるのは気が引けたので、現地の旅行会社にもその旨訪ねましたが、「今後風評で旅行されることが減ることを考えると、現地へ来てお金を使ってもらった方が良いのではないでしょうか。」と背中を押されたので予定通りの出発です。

    2008年5月12日の「四川大地震」の3日後に貴州省に向かいます。四川省の隣ということよりも、たくさんの方が亡くなっている国へ旅行へ出掛けるのは気が引けたので、現地の旅行会社にもその旨訪ねましたが、「今後風評で旅行されることが減ることを考えると、現地へ来てお金を使ってもらった方が良いのではないでしょうか。」と背中を押されたので予定通りの出発です。

  • 昨年の雲南省の旅に続いて、今回もANAの特典航空券で広州へ向かいます。隣のゲートにはANAのB747が停まっていました。今では見ることの出来ないANAの機体です。

    昨年の雲南省の旅に続いて、今回もANAの特典航空券で広州へ向かいます。隣のゲートにはANAのB747が停まっていました。今では見ることの出来ないANAの機体です。

  • 成田と広州間は燃油サーチャージ他で13,065円で済みました。広州から貴陽の往復と8日間の専用車とドライバーさんと日本語ガイドさん、ホテルと食事と2つの村での歓迎式を含めて1人155,000円でした。利用した現地旅行会社はアラチャイナという桂林の会社でした。2006年以降ずっとお世話になっています。

    成田と広州間は燃油サーチャージ他で13,065円で済みました。広州から貴陽の往復と8日間の専用車とドライバーさんと日本語ガイドさん、ホテルと食事と2つの村での歓迎式を含めて1人155,000円でした。利用した現地旅行会社はアラチャイナという桂林の会社でした。2006年以降ずっとお世話になっています。

  • 成田を予定通りの9時50分に成田を出たNH923は定刻の午後1時25分に広州白雲空港に到着しました。ここ数回ここまでは良いのですが、昆明や桂林などいつもディレイになるので要注意です。

    成田を予定通りの9時50分に成田を出たNH923は定刻の午後1時25分に広州白雲空港に到着しました。ここ数回ここまでは良いのですが、昆明や桂林などいつもディレイになるので要注意です。

  • 3年連続の広州です。今回は春の旅行なのでありませんが、秋の中秋の前は空港中が「月餅」売り場に変わるのが見事です。

    3年連続の広州です。今回は春の旅行なのでありませんが、秋の中秋の前は空港中が「月餅」売り場に変わるのが見事です。

  • 見慣れたターミナルで搭乗時間を待ちます。この当時でも中国はEチケットなど日本より進んでいるようで、予約番号も必要無くパスポートを提示するとチケットが発券されました。

    見慣れたターミナルで搭乗時間を待ちます。この当時でも中国はEチケットなど日本より進んでいるようで、予約番号も必要無くパスポートを提示するとチケットが発券されました。

  • 貴陽へのフライトHU7171は時間通り午後6時50分に出発しました。前回の雲南省周遊に比べたら楽なものですが、ディレイの時に供されるお弁当が出ないのも寂しいものです。海南航空は初めてでしたが機内では簡単な食事が出ました。空港にはガイドさんが迎えに来ていて、市内まで約30分のドライブでした。この日は貴陽の貴陽華美達神奇酒店に宿泊しました。<br />

    貴陽へのフライトHU7171は時間通り午後6時50分に出発しました。前回の雲南省周遊に比べたら楽なものですが、ディレイの時に供されるお弁当が出ないのも寂しいものです。海南航空は初めてでしたが機内では簡単な食事が出ました。空港にはガイドさんが迎えに来ていて、市内まで約30分のドライブでした。この日は貴陽の貴陽華美達神奇酒店に宿泊しました。

  • 翌朝は朝食の後に「天龍屯堡古鎮」に向かいました。貴州省は貴陽を中心に東西には高速道路が整備されています。主要幹線道路は良いのですが、そこから外れると物凄いダートが始まります。ドライバーさんは携帯で運転手仲間から情報を集めてルートを決めていました。

    翌朝は朝食の後に「天龍屯堡古鎮」に向かいました。貴州省は貴陽を中心に東西には高速道路が整備されています。主要幹線道路は良いのですが、そこから外れると物凄いダートが始まります。ドライバーさんは携帯で運転手仲間から情報を集めてルートを決めていました。

  • 「天龍屯堡古鎮」では村の中だけのガイドさんがつきます。可愛い女の子でしたが、村の貴重な現金収入になるのだと思います。ガイドの候君もここよりまだ先の山に入った「老漢族」の村の出身だそうです。

    「天龍屯堡古鎮」では村の中だけのガイドさんがつきます。可愛い女の子でしたが、村の貴重な現金収入になるのだと思います。ガイドの候君もここよりまだ先の山に入った「老漢族」の村の出身だそうです。

  • 屯堡の屯は屯田兵の屯で、800年ほど前の明の時代に、漢族の人がに南方の蛮族(苗族とか)から国土を守るために派遣された子孫とされます。そしてそのまま漢族の伝統を守り伝えた所で、最近は緩くなったそうですが、以前は他の民族との結婚なんてありえなかったそうです。

    屯堡の屯は屯田兵の屯で、800年ほど前の明の時代に、漢族の人がに南方の蛮族(苗族とか)から国土を守るために派遣された子孫とされます。そしてそのまま漢族の伝統を守り伝えた所で、最近は緩くなったそうですが、以前は他の民族との結婚なんてありえなかったそうです。

  • 貴州省の西部は石炭の採掘が盛んで、その石炭の粉を突き固めて燃料にしていました。ヴェトナムのハノイ郊外のバッチャン村でも陶器の窯用に同じ物を使っていました。

    貴州省の西部は石炭の採掘が盛んで、その石炭の粉を突き固めて燃料にしていました。ヴェトナムのハノイ郊外のバッチャン村でも陶器の窯用に同じ物を使っていました。

  • カルスト山地なので、どこでも天然の片岩板材(スレート)を切り出すことができるため、石板造りの家屋は珍しくはないです。外から見ると粗野な感じがする屯堡の石板の家ですが、内部はきれいに整えられています。

    カルスト山地なので、どこでも天然の片岩板材(スレート)を切り出すことができるため、石板造りの家屋は珍しくはないです。外から見ると粗野な感じがする屯堡の石板の家ですが、内部はきれいに整えられています。

  • この村には幾つかの名士がいて、その1つ沈萬三の故居も見学できました。この方は明代の中国南部の最初の大富豪で、明の始祖である朱元璋が南京の城壁を建設する際にその三分の一の費用を負担したそうです。

    この村には幾つかの名士がいて、その1つ沈萬三の故居も見学できました。この方は明代の中国南部の最初の大富豪で、明の始祖である朱元璋が南京の城壁を建設する際にその三分の一の費用を負担したそうです。

  • 村の中央には「茶驛」があります。旅人はここでお茶の接待を受けられます。驛=宿場の意味だそうで、昔は村に立ち寄る旅行者に供したものです。炒った茶に蜂蜜やら何やらを混ぜたもので、ちょっと甘い漢方茶といった印象です。

    村の中央には「茶驛」があります。旅人はここでお茶の接待を受けられます。驛=宿場の意味だそうで、昔は村に立ち寄る旅行者に供したものです。炒った茶に蜂蜜やら何やらを混ぜたもので、ちょっと甘い漢方茶といった印象です。

  • 屯堡の女性の服装は明の太祖である朱元璋の夫人「馬大脚」からの伝承で、俗に「鳳陽漢装」と呼ばれます。このような服装は安徽省から伝わったとされますが、安徽省ではかなり以前に失われ、屯堡で完全な形のまま保存されてきたそうです。

    屯堡の女性の服装は明の太祖である朱元璋の夫人「馬大脚」からの伝承で、俗に「鳳陽漢装」と呼ばれます。このような服装は安徽省から伝わったとされますが、安徽省ではかなり以前に失われ、屯堡で完全な形のまま保存されてきたそうです。

  • おばさんが蒸篭の中から茶碗を出してお茶を入れてくれます。

    おばさんが蒸篭の中から茶碗を出してお茶を入れてくれます。

  • このおばさんはとても有名な方で数々のブログやHPで登場しています。いつもニコニコした姿を見習わなければいけませんね。

    このおばさんはとても有名な方で数々のブログやHPで登場しています。いつもニコニコした姿を見習わなければいけませんね。

  • 「石の屋根に石の部屋、石の町並みと石の壁、石のふみ臼と石のひき臼、石の井戸枠と石の甕」こう言った口調のよいことばが屯堡鎮の建築上の特色を言い表しています。屯堡人は防御を砦作りの基本として黒い石板を敷いた路地がまるで長く続く隙間のない蜘蛛の巣のようです。

    「石の屋根に石の部屋、石の町並みと石の壁、石のふみ臼と石のひき臼、石の井戸枠と石の甕」こう言った口調のよいことばが屯堡鎮の建築上の特色を言い表しています。屯堡人は防御を砦作りの基本として黒い石板を敷いた路地がまるで長く続く隙間のない蜘蛛の巣のようです。

  • この村に来たら絶対に外せないのが「地劇」です。元々小学校だった建物が博物館と劇場になっていました。村内を案内してくれた女性も子供の頃はここに通っていたと言っていました。

    この村に来たら絶対に外せないのが「地劇」です。元々小学校だった建物が博物館と劇場になっていました。村内を案内してくれた女性も子供の頃はここに通っていたと言っていました。

  • 小学校も四合院のような建築で、中庭が劇場や土産物屋や茶館になっていました。

    小学校も四合院のような建築で、中庭が劇場や土産物屋や茶館になっていました。

  • 「跳神」は「地劇」の伝統的な言い方で、顔に面を着けて下半身に色つきのスカート状のものをまとい、銅鑼や太鼓の音に合わせて踊ったり、立ち回りをしたりする伝統的な戯劇です。

    「跳神」は「地劇」の伝統的な言い方で、顔に面を着けて下半身に色つきのスカート状のものをまとい、銅鑼や太鼓の音に合わせて踊ったり、立ち回りをしたりする伝統的な戯劇です。

  • 元々は上演する場所は舞台ではなく、山村の広場や山の前の露天で行われるため、「地劇」あるいは「跳地劇」または「跳劇」と呼ばれたそうです。地劇は「軍儺」に起源があり、古代に軍隊が出征する際に兵士を奮い立たせ、敵を震え上がらせるための一種の追儺(ついな)のような儀式だったようです。

    元々は上演する場所は舞台ではなく、山村の広場や山の前の露天で行われるため、「地劇」あるいは「跳地劇」または「跳劇」と呼ばれたそうです。地劇は「軍儺」に起源があり、古代に軍隊が出征する際に兵士を奮い立たせ、敵を震え上がらせるための一種の追儺(ついな)のような儀式だったようです。

  • 「面」は地劇の魂でこれがなければ地劇は踊れません。丁子やポプラや松材を彫って作りますが、色分けは京劇と似ていて、白いのは勇ましさ、赤は忠誠心、黒は勇猛、黄色は悪賢さを表しているそうです。

    「面」は地劇の魂でこれがなければ地劇は踊れません。丁子やポプラや松材を彫って作りますが、色分けは京劇と似ていて、白いのは勇ましさ、赤は忠誠心、黒は勇猛、黄色は悪賢さを表しているそうです。

  • 屯堡人は兵士の後裔なので「地劇」もまた忠君愛国がテーマとされるそうです。したがって「三国志演義」や「楊家将」などの忠義の物語を繰り返し演じるようです。

    屯堡人は兵士の後裔なので「地劇」もまた忠君愛国がテーマとされるそうです。したがって「三国志演義」や「楊家将」などの忠義の物語を繰り返し演じるようです。

  • 儺(ヌオ)は中国特有の古い文化であり、3000年前の商(殷)代にあったとされるそうです。地劇は儺文化の一種の継承と発展であり、完全な形で保存されているために「中国戯劇の生きた化石」と称えられているそうです。

    儺(ヌオ)は中国特有の古い文化であり、3000年前の商(殷)代にあったとされるそうです。地劇は儺文化の一種の継承と発展であり、完全な形で保存されているために「中国戯劇の生きた化石」と称えられているそうです。

  • 中庭では村に伝わる古い文字で名前を書いて額に入れてもらえます。1セット15元なので250円もしない安さでした。

    中庭では村に伝わる古い文字で名前を書いて額に入れてもらえます。1セット15元なので250円もしない安さでした。

  • 劇が始まるまで風情のある元小学校の中庭をぶらぶら歩いて回りました。

    劇が始まるまで風情のある元小学校の中庭をぶらぶら歩いて回りました。

  • 劇が始まりました。題材は三国志の一場面で、最初に長い口上から始まります。

    劇が始まりました。題材は三国志の一場面で、最初に長い口上から始まります。

  • これを見てお気づきの方もいるでしょうが、張芸謀(チャン・イーモウ)監督の「単騎千里を走る」で高倉健が病気の息子の代わりに雲南省の山の中に撮影しに行く劇です。実際は雲南省にこの劇は無く、貴州省の安順市で撮影されたそうです。麗江の納西族や周辺の蔵族の文化とは全く違うものです。

    これを見てお気づきの方もいるでしょうが、張芸謀(チャン・イーモウ)監督の「単騎千里を走る」で高倉健が病気の息子の代わりに雲南省の山の中に撮影しに行く劇です。実際は雲南省にこの劇は無く、貴州省の安順市で撮影されたそうです。麗江の納西族や周辺の蔵族の文化とは全く違うものです。

  • 演目は「三国志演義」(さんごくしえんぎ)の一場面で、中国の明代に書かれた後漢末から魏・蜀・呉の三国時代を舞台とする時代小説・通俗歴史小説です。<br />

    演目は「三国志演義」(さんごくしえんぎ)の一場面で、中国の明代に書かれた後漢末から魏・蜀・呉の三国時代を舞台とする時代小説・通俗歴史小説です。

  • 「三国志演義」の戦いは華々しい猛将同士の一騎討ちが多く、呂布や関羽や張飛や趙雲らが卓越した武勇を発揮しています。史書に一騎討ちの記録はほとんど無く、名勝負とされる一騎討ちのほとんどは後世作られたものようです。

    「三国志演義」の戦いは華々しい猛将同士の一騎討ちが多く、呂布や関羽や張飛や趙雲らが卓越した武勇を発揮しています。史書に一騎討ちの記録はほとんど無く、名勝負とされる一騎討ちのほとんどは後世作られたものようです。

  • 張飛は身長八尺で豹のようなゴツゴツした頭にグリグリの目玉、エラが張った顎には虎髭、声は雷のようで、勢いは暴れ馬のようと表される容貌に、一丈八尺の鋼矛「蛇矛(だぼう)」を自在に振るって戦場を縦横無尽に駆ける武勇を誇る武将として描かれています。

    張飛は身長八尺で豹のようなゴツゴツした頭にグリグリの目玉、エラが張った顎には虎髭、声は雷のようで、勢いは暴れ馬のようと表される容貌に、一丈八尺の鋼矛「蛇矛(だぼう)」を自在に振るって戦場を縦横無尽に駆ける武勇を誇る武将として描かれています。

  • 関羽は見事な鬚髯(あごひげ)をたくわえていたため、諸葛亮からは「髭」殿と呼ばれ、「三国志演義」では「美髭公(びぜんこう)」などとも呼ばれます。「熟した棗の実のような」と形容される紅顔で重さ八十二斤の青龍偃月刀と呼ばれる大薙刀を持っているので分かります。

    関羽は見事な鬚髯(あごひげ)をたくわえていたため、諸葛亮からは「髭」殿と呼ばれ、「三国志演義」では「美髭公(びぜんこう)」などとも呼ばれます。「熟した棗の実のような」と形容される紅顔で重さ八十二斤の青龍偃月刀と呼ばれる大薙刀を持っているので分かります。

  • 長さ九尺(約3メートル)の「涯角槍」(がいかくそう)は槍を得意としていた趙雲が「生涯に敵う者なし」という意味で名付けたとなっています。この槍で張飛と互角に一騎討ちをしたと伝わっています。

    長さ九尺(約3メートル)の「涯角槍」(がいかくそう)は槍を得意としていた趙雲が「生涯に敵う者なし」という意味で名付けたとなっています。この槍で張飛と互角に一騎討ちをしたと伝わっています。

  • 登場人物や「三国志演義」の物語を知っていると楽しめると思います。

    登場人物や「三国志演義」の物語を知っていると楽しめると思います。

  • 15分から20分ほどの一騎打ちは迫力があって興奮しました。ほとんど目の前で演じてくれるので臨場感があります。

    15分から20分ほどの一騎打ちは迫力があって興奮しました。ほとんど目の前で演じてくれるので臨場感があります。

  • 最後に大きな銅鑼が鳴って劇は終わりました。

    最後に大きな銅鑼が鳴って劇は終わりました。

  • 最後に記念写真を撮っていただきました。頭の上に仮面を被るといういで立ちで大きく見えますが、実際は小柄な方が演じています。仮面の左右から延びる雉の羽根が揺れる姿も優雅でかっこいいです。

    最後に記念写真を撮っていただきました。頭の上に仮面を被るといういで立ちで大きく見えますが、実際は小柄な方が演じています。仮面の左右から延びる雉の羽根が揺れる姿も優雅でかっこいいです。

  • 劇場の中央には憤怒の表情の巨大な仮面が置かれてありました。

    劇場の中央には憤怒の表情の巨大な仮面が置かれてありました。

  • 「三教寺」は仏教と道教と儒教の3つの宗教を祭っているお寺です。おばあさんたちが寺守りをしていました。灯明をあげて今回の旅の無事をお参りしました。何しろ四川大地震があった4日後ですから。

    「三教寺」は仏教と道教と儒教の3つの宗教を祭っているお寺です。おばあさんたちが寺守りをしていました。灯明をあげて今回の旅の無事をお参りしました。何しろ四川大地震があった4日後ですから。

  • 村の中には仮面を作っている工房もありました。材料はそこらに生えている松を使うそうです。特に寝かせて乾燥させて狂いを無くすとかは考えないみたいです。丸太を40センチに切って半割にしておもむろに彫るそうです。出来上がりで20元(600円)しないのですから。憤怒の顔をした黒いのを1面買いました。今から思えば全種類買って来れば良かったと後悔しています。

    村の中には仮面を作っている工房もありました。材料はそこらに生えている松を使うそうです。特に寝かせて乾燥させて狂いを無くすとかは考えないみたいです。丸太を40センチに切って半割にしておもむろに彫るそうです。出来上がりで20元(600円)しないのですから。憤怒の顔をした黒いのを1面買いました。今から思えば全種類買って来れば良かったと後悔しています。

  • 全く迷いのないノミの使い方で、下書きも当りも無く一気に彫っていきます。

    全く迷いのないノミの使い方で、下書きも当りも無く一気に彫っていきます。

  • 劇で使っているものよりは簡素な造りですが、同じ大きさで1面40元という値段でした。日本円にして当時のレートで600円でした。

    劇で使っているものよりは簡素な造りですが、同じ大きさで1面40元という値段でした。日本円にして当時のレートで600円でした。

  • 黄果樹瀑布のある風景区で昼食になりました。初めての貴州料理ですが、田舎の家庭料理は俗に言う「中華料理」ではありません。日本で食べる普通の家庭料理の惣菜のようです。この後の1週間は何を食べても美味しかったです。店の入口には食材が並んでいて、この中から材料を選んで組み合わせ、味付けを決めれば注文は終わりです。観光客相手ではない店はほとんどメニューはありませんでした。あれこれ食べたい我々にとっては天国みたいな土地です。<br />

    黄果樹瀑布のある風景区で昼食になりました。初めての貴州料理ですが、田舎の家庭料理は俗に言う「中華料理」ではありません。日本で食べる普通の家庭料理の惣菜のようです。この後の1週間は何を食べても美味しかったです。店の入口には食材が並んでいて、この中から材料を選んで組み合わせ、味付けを決めれば注文は終わりです。観光客相手ではない店はほとんどメニューはありませんでした。あれこれ食べたい我々にとっては天国みたいな土地です。

  • 1皿目は茄子と葱と青唐を豚肉と生姜と炒めた料理です。不味くなる訳がありません。

    1皿目は茄子と葱と青唐を豚肉と生姜と炒めた料理です。不味くなる訳がありません。

  • 2皿目は茄子がムカゴに変わって生姜から大蒜の味に変わりますが、このニンニクで炒めたムカゴの美味しかったこと。写真を見ただけで当時の味が脳内に蘇ります。ここではガイドさんとドライバーさんと別々に食事しましたが、以降は4人一緒に食事していたので、旅の終わりには家族のようになっていました。

    2皿目は茄子がムカゴに変わって生姜から大蒜の味に変わりますが、このニンニクで炒めたムカゴの美味しかったこと。写真を見ただけで当時の味が脳内に蘇ります。ここではガイドさんとドライバーさんと別々に食事しましたが、以降は4人一緒に食事していたので、旅の終わりには家族のようになっていました。

  • レストランからしばらく走って「黄果樹瀑布」の入口に着きました。奥の渓谷からドドドッと低く響くような振動音が聞こえてきます。

    レストランからしばらく走って「黄果樹瀑布」の入口に着きました。奥の渓谷からドドドッと低く響くような振動音が聞こえてきます。

  • 美しいブーゲンビリアの花を見ていたら前の年の雲南省の昆明の旅を思い出しました。

    美しいブーゲンビリアの花を見ていたら前の年の雲南省の昆明の旅を思い出しました。

  • 見事なブーゲンビリアです。

    見事なブーゲンビリアです。

  • 黄果樹瀑布(こうかじゅばくふ)は東アジアにおける最大級の滝の1つで、安順市鎮寧布依族苗族自治県の六枝河にかかる滝で、全体の高さは77.メートルで、幅は101メートルで、「亜州第一大瀑布」(アジアで1番の滝)とも呼ばれるそうです。

    黄果樹瀑布(こうかじゅばくふ)は東アジアにおける最大級の滝の1つで、安順市鎮寧布依族苗族自治県の六枝河にかかる滝で、全体の高さは77.メートルで、幅は101メートルで、「亜州第一大瀑布」(アジアで1番の滝)とも呼ばれるそうです。

  • 滝を落ちた水は水煙となって対岸の山肌を登っています。

    滝を落ちた水は水煙となって対岸の山肌を登っています。

  • 滝の正面に来るとその轟音と天然のミストに包まれます。

    滝の正面に来るとその轟音と天然のミストに包まれます。

  • この辺りでは涼しいと感じるくらいでした。

    この辺りでは涼しいと感じるくらいでした。

  • 正面まで来るとスティーブン・キングの小説「ミスト」を思い出させるような状態です。フランク・タラボンの映画は怖かったですが、頭の中をデッド・カン・ダンスの「The Host of Seraphim」が蘇ります。

    正面まで来るとスティーブン・キングの小説「ミスト」を思い出させるような状態です。フランク・タラボンの映画は怖かったですが、頭の中をデッド・カン・ダンスの「The Host of Seraphim」が蘇ります。

  • 更に滝が近づいてくるとこんな状態です。雨が降っているわけではなく、左側の滝から霧雨のように水が舞い上がってきます。用意してきた雨合羽が役に立ちました。

    更に滝が近づいてくるとこんな状態です。雨が降っているわけではなく、左側の滝から霧雨のように水が舞い上がってきます。用意してきた雨合羽が役に立ちました。

  • 滝を通り過ぎてもミストは襲ってきます。

    滝を通り過ぎてもミストは襲ってきます。

  • 雲南省の麗江郊外の「虎跳峡」の展望台で泥水を頭から被ったことが思い出されます。

    雲南省の麗江郊外の「虎跳峡」の展望台で泥水を頭から被ったことが思い出されます。

  • 横から見ると斜面を登る水しぶきが見えます。

    横から見ると斜面を登る水しぶきが見えます。

  • 「水簾洞」という滝のすぐ近くまで来ました。「西遊記」に登場する孫悟空の最初の敵でもある混世魔王(こんせいまおう)という妖怪が住んでいたところです。

    「水簾洞」という滝のすぐ近くまで来ました。「西遊記」に登場する孫悟空の最初の敵でもある混世魔王(こんせいまおう)という妖怪が住んでいたところです。

  • 元々は花果山水簾洞(かかざんすいれんどう)の真下にある坎源山水臓洞(こんげんざんすいぞうどう)に棲み、山中の小妖怪達を支配していましたが、悟空が仙術修行のために水簾洞を留守にしているその隙に手下を連れて水簾洞を占拠しようとします。

    元々は花果山水簾洞(かかざんすいれんどう)の真下にある坎源山水臓洞(こんげんざんすいぞうどう)に棲み、山中の小妖怪達を支配していましたが、悟空が仙術修行のために水簾洞を留守にしているその隙に手下を連れて水簾洞を占拠しようとします。

  • 混世魔王は悟空が何も武器を持っていないことを確認すると、自らも素手で勝負を挑みますが、素手で敵わないと悟ると刀で襲い掛かかりますが、悟空の作り出した分身に気を取られている隙に刀を奪われ、逆に自分が切り裂かれてしまいます。

    混世魔王は悟空が何も武器を持っていないことを確認すると、自らも素手で勝負を挑みますが、素手で敵わないと悟ると刀で襲い掛かかりますが、悟空の作り出した分身に気を取られている隙に刀を奪われ、逆に自分が切り裂かれてしまいます。

  • とうとう滝の裏側までやってきました。ものすごい爆音です。

    とうとう滝の裏側までやってきました。ものすごい爆音です。

  • 既に全身びしょびしょになりました。

    既に全身びしょびしょになりました。

  • 滝の周りを1周しましたが、体験してみると最高に面白かったです。

    滝の周りを1周しましたが、体験してみると最高に面白かったです。

  • 何もなかったような記念写真。

    何もなかったような記念写真。

  • 駐車場に戻るには吊り橋を渡らなければなりませんが、揺らす人がいるのでスリル満点でした。揺れよりも安全性に疑問がありますから。前の年に橋が崩落した事故のニュースを見たことがありました。

    駐車場に戻るには吊り橋を渡らなければなりませんが、揺らす人がいるのでスリル満点でした。揺れよりも安全性に疑問がありますから。前の年に橋が崩落した事故のニュースを見たことがありました。

  • また車に乗って布依族の村「石頭塞」に来ました。ここの人達はロウケツ染めが有名な村です。

    また車に乗って布依族の村「石頭塞」に来ました。ここの人達はロウケツ染めが有名な村です。

  • 村のあちこちで老毛と染めをしている人を見掛けます。琺瑯のタライの中には灰が敷き詰められ、中には炭が入っています。その上に器を置き溶かした蝋が入っています。

    村のあちこちで老毛と染めをしている人を見掛けます。琺瑯のタライの中には灰が敷き詰められ、中には炭が入っています。その上に器を置き溶かした蝋が入っています。

  • ジャワ島のバティックだとチャンチンと言う特殊なロウ描きのペンを使いますが、同じようなペンを使って模様を描いていきます。

    ジャワ島のバティックだとチャンチンと言う特殊なロウ描きのペンを使いますが、同じようなペンを使って模様を描いていきます。

  • 布依族のおばちゃんに混ざって日本のおばちゃんも健闘しますが、まったくペンが使えません。もちろん私もトライしましたが線一本引けませんでした。

    布依族のおばちゃんに混ざって日本のおばちゃんも健闘しますが、まったくペンが使えません。もちろん私もトライしましたが線一本引けませんでした。

  • あれれ、このおばさんも有名な人です。凄い技術の持ち主ですし、いろいろな本やブルグやHPで見たことがあります。

    あれれ、このおばさんも有名な人です。凄い技術の持ち主ですし、いろいろな本やブルグやHPで見たことがあります。

  • 一つの丸が4センチくらいです。幅8ミリ程の銅製のヘラのようなものに紺色の蜜蝋を着けて描いていきますが、素人には曲線は描けません。直線も引けません。全然出来ません。

    一つの丸が4センチくらいです。幅8ミリ程の銅製のヘラのようなものに紺色の蜜蝋を着けて描いていきますが、素人には曲線は描けません。直線も引けません。全然出来ません。

  • 「この民族衣装・・・。」と言い掛けたが最後、おばさんは訳の分からないことを言いながら妻に民族衣装を着せてしまいました。ちなみに頭に巻いている三編みの髪はおばさんのものです。

    「この民族衣装・・・。」と言い掛けたが最後、おばさんは訳の分からないことを言いながら妻に民族衣装を着せてしまいました。ちなみに頭に巻いている三編みの髪はおばさんのものです。

  • あら、可愛らしい布依族のおばさんが出来上がりました。

    あら、可愛らしい布依族のおばさんが出来上がりました。

  • 以外に似合うのでガイドの候君も「似合いますね。」と絶賛してくれました。

    以外に似合うのでガイドの候君も「似合いますね。」と絶賛してくれました。

  • 本人もまんざらではないようです。

    本人もまんざらではないようです。

  • 実はここから貴州省少数民族の文化の重みを知る旅が始まったのです。この後に立ち寄ったほとんどの村で、妻と背格好の近いおばさんを探しては民族衣装を借りて着せてもらいました。盛り上がってしまい帰ろうとしてから風呂敷を買うのを思い出しました。陶器の木箱を包むのに風呂敷は何枚あっても足りません。日本で買ったらとんでもない値段ですからね。

    実はここから貴州省少数民族の文化の重みを知る旅が始まったのです。この後に立ち寄ったほとんどの村で、妻と背格好の近いおばさんを探しては民族衣装を借りて着せてもらいました。盛り上がってしまい帰ろうとしてから風呂敷を買うのを思い出しました。陶器の木箱を包むのに風呂敷は何枚あっても足りません。日本で買ったらとんでもない値段ですからね。

  • 布依族(プイ)は現在でも古代越人の風俗習慣を残していて、欄干式の家屋や銅製の太鼓などに特徴があるそうです。古くから水稲栽培に従事し、ろうけつ染めにも長じ、特にろうけつ染めは、「布依錦」と呼ばれる布依族独特の錦織と共に国内外で有名で、近年では日本や欧米にも紹介されています。おばさんにお礼を言って別れました。

    布依族(プイ)は現在でも古代越人の風俗習慣を残していて、欄干式の家屋や銅製の太鼓などに特徴があるそうです。古くから水稲栽培に従事し、ろうけつ染めにも長じ、特にろうけつ染めは、「布依錦」と呼ばれる布依族独特の錦織と共に国内外で有名で、近年では日本や欧米にも紹介されています。おばさんにお礼を言って別れました。

  • この日最後の観光地である「竜宮」に到着しましたが、夕方になりつつあるので観光客の姿はほとんど見えません。ここから一山越えて行くほど広大な敷地です。

    この日最後の観光地である「竜宮」に到着しましたが、夕方になりつつあるので観光客の姿はほとんど見えません。ここから一山越えて行くほど広大な敷地です。

  • 目的の湖の下に着きました。ここでも水しぶきの洗礼を受けます。更に右側の橋を渡って、大きく回りこんで水の流れ口に向かいます。

    目的の湖の下に着きました。ここでも水しぶきの洗礼を受けます。更に右側の橋を渡って、大きく回りこんで水の流れ口に向かいます。

  • この高低差は後で人工的に造られたのだと分かります。

    この高低差は後で人工的に造られたのだと分かります。

  • 「竜宮」は典型的なカルスト地形に囲まれ中国観光地の中でも国家AAAAAクラスの景勝地です。最大の魅力は5000メートル続く竜宮鍾乳洞で、鍾乳石が垂れ下がる様は「天下第一の水洞」と呼ばれているそうです。<br />

    「竜宮」は典型的なカルスト地形に囲まれ中国観光地の中でも国家AAAAAクラスの景勝地です。最大の魅力は5000メートル続く竜宮鍾乳洞で、鍾乳石が垂れ下がる様は「天下第一の水洞」と呼ばれているそうです。

  • 現在は鍾乳洞のうち1240メートルが一般公開されていて、鍾乳洞の中を観覧ボートで約30分のクルーズが楽しめます。

    現在は鍾乳洞のうち1240メートルが一般公開されていて、鍾乳洞の中を観覧ボートで約30分のクルーズが楽しめます。

  • 小型の手漕ぎ舟に乗って対岸の鍾乳洞を目指して池を渡ります。

    小型の手漕ぎ舟に乗って対岸の鍾乳洞を目指して池を渡ります。

  • 桂林で初めて中国風のカラフルなライトアップした鍾乳洞に魅了されて以来、昆明郊外の鍾乳洞へも行きましたし、この後も張家界の巨大な鍾乳洞へも行きました。

    桂林で初めて中国風のカラフルなライトアップした鍾乳洞に魅了されて以来、昆明郊外の鍾乳洞へも行きましたし、この後も張家界の巨大な鍾乳洞へも行きました。

  • このようなボートに乗っての鍾乳洞巡りは日本では体験することは出来ません。

    このようなボートに乗っての鍾乳洞巡りは日本では体験することは出来ません。

  • 中はこんな世界が続きます。どこまでが実物でどこからが水に映っているのか分からなくなります。

    中はこんな世界が続きます。どこまでが実物でどこからが水に映っているのか分からなくなります。

  • かなり狭い水路を進んでいきます。

    かなり狭い水路を進んでいきます。

  • 鍾乳洞好きにはたまりません。

    鍾乳洞好きにはたまりません。

  • 水路を抜けた先には広い池のようなエリアがありました。

    水路を抜けた先には広い池のようなエリアがありました。

  • 水面には映り込んだ鍾乳洞、見上げてもカラフルな鍾乳石が見えます。

    水面には映り込んだ鍾乳洞、見上げてもカラフルな鍾乳石が見えます。

  • 幻想的な空間を楽しみました。

    幻想的な空間を楽しみました。

  • 30分ほどのクルーズでしたが楽しめます。

    30分ほどのクルーズでしたが楽しめます。

  • 堂内には我々と船頭さんだけで、空間を占有していました。

    堂内には我々と船頭さんだけで、空間を占有していました。

  • 先ほどの滝の流れ口を通過しました。滝は人工的に水位をあげるように高くしてあるようです。つまりダム状にして湖を大きくして鍾乳洞を半分水没させているようです。そのお陰で船で幻想的な景色を見る事が出来ます。

    先ほどの滝の流れ口を通過しました。滝は人工的に水位をあげるように高くしてあるようです。つまりダム状にして湖を大きくして鍾乳洞を半分水没させているようです。そのお陰で船で幻想的な景色を見る事が出来ます。

  • 「竜宮」を出て今晩の宿泊地である六枝に向かいます。車窓から山に空いた大きな穴が見えます。周辺のカルスト台地の景色は飽きることがありません。

    「竜宮」を出て今晩の宿泊地である六枝に向かいます。車窓から山に空いた大きな穴が見えます。周辺のカルスト台地の景色は飽きることがありません。

  • 今度は池が現れました。周囲の形状からコロッセオと呼ばれているそうです。大きさも近いかもしれません。ローマのコロッセオでも昔は水を溜めて模擬海戦を見せたらしいのでこんな感じだったのだろうかと思いました。不思議なのは水は流れ込んでいますが流れ出る川はありません。地中に吸い込まれていくようです。

    今度は池が現れました。周囲の形状からコロッセオと呼ばれているそうです。大きさも近いかもしれません。ローマのコロッセオでも昔は水を溜めて模擬海戦を見せたらしいのでこんな感じだったのだろうかと思いました。不思議なのは水は流れ込んでいますが流れ出る川はありません。地中に吸い込まれていくようです。

  • 5時間以上のドライブを経て六枝に着きました。ホテルにチェックインした後はみんなで食事が出来る店を探して歩きました。ようやく見つけた店の厨房であれが食べたいこれが食べたいと指差し発注します。

    5時間以上のドライブを経て六枝に着きました。ホテルにチェックインした後はみんなで食事が出来る店を探して歩きました。ようやく見つけた店の厨房であれが食べたいこれが食べたいと指差し発注します。

  • 厨房はこんな感じでガスでは無くて石炭が燃料です。この辺りは石炭で潤っています。凄い火力と一酸化炭素で呼吸が苦しくなります。

    厨房はこんな感じでガスでは無くて石炭が燃料です。この辺りは石炭で潤っています。凄い火力と一酸化炭素で呼吸が苦しくなります。

  • 自分の食べたいのを注文すると妻はもうテーブルに座って待っています。

    自分の食べたいのを注文すると妻はもうテーブルに座って待っています。

  • もちもちの玉蜀黍はもぎ立てのようで、モチモチの食感がたまりません。

    もちもちの玉蜀黍はもぎ立てのようで、モチモチの食感がたまりません。

  • みんなお腹ペコペコです。さあ食べましょう。

    みんなお腹ペコペコです。さあ食べましょう。

  • 長い一日が終わりました。4人でビールを飲んで大宴会になりました。こんな食事もツアーに含まれているので安く感じます。

    長い一日が終わりました。4人でビールを飲んで大宴会になりました。こんな食事もツアーに含まれているので安く感じます。

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