2008/05/15 - 2008/05/25
42位(同エリア89件中)
kojikojiさん
- kojikojiさんTOP
- 旅行記1780冊
- クチコミ1205件
- Q&A回答73件
- 3,494,459アクセス
- フォロワー171人
今日も早朝の出発です。朝霧に浮かぶ棚田の中を車は走り、ようやく着いた大唐村は幹線道路に面していました。一瞬こんな所?と思いましたが車道から一歩中に入るとそこには素朴な村が残されていました。田植えの忙しい時期でなかなか妻と背格好の似たおばさんはいません。ようやくみつけたおばさんにも「忙しいからね。」と念を押されました。その方がお嫁に来るときに着て来たという衣装はとても素晴らしいものでした。「着させてもらってもいいですか?」と尋ねると、久し振りに出したせいか懐かしかったのか、「いいわよ。」と二つ返事でした。簡単に着させてもらえればと思っていたのですが、着付けを始めたら顔は真剣になって、ズボンの裾を巻くって脚半のように藍染の布を巻いたり、靴もそれはだめだと自分のを持ってきます。中途半端は許してもらえません。おばさんの結った髪もかっこ良かったです。この旅で4回目の民族衣装に挑戦した妻の奮闘振りをご覧ください。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
早朝の朝霧の中から天空まで続くのではないかと思えるほどの棚田が現れます。
-
田圃が1枚1枚が嵌め込まれていくジグソーパズルのピースのようです。
-
途方も無い時間の集積がそこにあるのだろうという事が感じられます。1日に1回往復するだけでも無理な気がしてきます。
-
街道沿いの集落で車が止まりました。一瞬エッこんな所?と思いました。村の入り口には拙い文字で「短裾苗第一村」と書かれてあります。
-
ところが一歩足を踏み入れると素晴らしい村が残っていました。田植えの忙しい時期なので、民族衣装を見せてくれるような人の姿がありません。我々は諦めかけていたのですが、ガイドさんが俄然乗り気で、妻と背格好の似たおばさんを探してくれました。「忙しいのよね。」と言われますが、自分が嫁入りに着ていた民族衣装を出してきてくれました。
-
あれ、午後の洋服もここの衣装に合ってますね。
腰に巻いているのが短裾苗族の名前の由来でもあるミニスカートです。膝上25センチ!昔はパンツを穿かなかっただろうにと思っていると、前掛けと後ろ掛けが出てきました。 -
だんだんおばさんの顔が真剣になってきました。娘に着つける気持ちになってきたのかもしれませんが、妻の方がかなりの年上だと思います。
-
視線の先は何を見ているのでしょう。
自分がお嫁に来たときを思い出しているのでしょうか? -
上着の襟を思いっきり抜きます。ちょっと日本の着物の着つけにも似ている気がしました。
-
ズボンの裾を思いっきり捲り上げられます。妥協は許されなさそうです。
おばさんの髪の結い方がカッコイイです。長角苗族にも合い通じる物を感じます。 -
おばさんによって妻のズボンは膝上まで捲り上げられてしまいました。
-
藍染めの脚半を巻くと足が細く見えるような気がしました。
-
でも全部巻くと歩きにくいと思うし、巻いて隠すなら裾を長くした方が良いのではと思います。スニーカーがミスマッチだなと思っているとちゃんと靴も出てきました。
-
最後に銀の頭飾りを被らせてもらいます。
-
何とか短裾苗族の花嫁さんの出来上がりです。おばさんも満足げに笑っていました。
-
村を巡っても自分から楽しみを見出さないとただ通過するだけになってしまいます。今回の旅はガイドさんも面白がってくれたし、村の人達も面白がってくれたので良かったです。村に入るたびに着せ替え人形にされる妻は疲れていましたが。
-
本人もまんざらではなさそうです。
-
男の場合は民族衣装を着させてもらってもあまり変化はないですが、女性の場合は美しく着飾れるので羨ましいと思いました。
-
本物の文化に触れられるし、その重さも感じる事が出来るでしょう。
-
おばさんなんて書いてしまいましたが、妻より全然お若い方ですね。髪の結い方がすごいかっこいいです。
-
村に一軒のよろず屋のある広場は子供の遊び場です。子供が子供を背負う姿なんて久し振りにと言うか40年振りでしょうか。中国でも都市部では一人っ子政策のために有り得ない姿です。貴州省には日本人の年配の方が多く旅行するそうで、何でこんな不便な山の中にと思いましたが、40代の我々でも懐かしい生活がそこにあります。60代70代の方は郷愁もあって来られるそうです。
-
先ほどの格好で村の中を歩いてもらいたかったですね。お姉さんには5元ほどお礼を渡しました。民族衣装を着る体験が無ければ、ただ古い村の中を散策しただけでしたが、実に充実した滞在でした。
-
街道に戻り先を急ぎますが、どこまでもどこまでも棚田は続きます。
-
貴州省を表す格言に「天に三日の晴れの日なし、地に三里の平地なし、民に三分の銀もなし」というものがありますが、本当にその通りだと思いました。
-
モデルさん日焼けしますよ。妻がいなければ今回の貴州省の旅は楽しさが半減したと思います。それくらい民族衣装を着させてもらえる体験は貴重でした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2008 貴州省の少数民族の旅
-
前の旅行記
貴州省少数民族之旅(4)西江の千戸苗塞の坂道の集落に大汗をかき、民家で休憩させてもらった後に美しい刺繍を買い...
2008/05/15~
凱里
-
次の旅行記
貴州省少数民族之旅(6)塔石の水族村で藪の中から出てきた子と仲良くなり、ハメルーンの笛吹き男のように子供たち...
2008/05/15~
凱里
-
貴州省少数民族之旅(1)四川大地震直後の貴州省の旅は「天龍屯堡古鎮」「黄果樹瀑布」「竜宮鍾乳洞」と「石頭寨」...
2008/05/15~
貴陽
-
貴州省少数民族之旅(2)少数民族の村巡りは「長角苗族」と「四印苗族」から始まり、妻は民族衣装を着させてもらい...
2008/05/15~
貴州省
-
貴州省少数民族之旅(3)季刀苗塞を村ひとつ貸切って2人のために村人総出の歓迎のお祭りを開いてもらう。
2008/05/15~
凱里
-
貴州省少数民族之旅(4)西江の千戸苗塞の坂道の集落に大汗をかき、民家で休憩させてもらった後に美しい刺繍を買い...
2008/05/15~
凱里
-
貴州少数民族之旅(5)短裾苗族の住む大唐村で妻と背格好の似たおばさんをみつけ、嫁入りの民族衣装を着せてもらう...
2008/05/15~
凱里
-
貴州省少数民族之旅(6)塔石の水族村で藪の中から出てきた子と仲良くなり、ハメルーンの笛吹き男のように子供たち...
2008/05/15~
凱里
-
貴州省少数民族之旅(7)溶江の美味しい料理に舌鼓みの後は三宝のトン族の村を訪ね、再び美味しい料理をいただきな...
2008/05/15~
貴州省
-
貴州省少数民族之旅(8)溶江から従江のトン族村を訪ね、中国の少数民族の中でもワイルドな巴沙村で歓迎式に参加さ...
2008/05/15~
貴州省
-
貴州省少数民族之旅(9)ようやく到着した肇興で民族衣装を買い求め、たった2人でトン族の歓迎式を開いてもらい恐...
2008/05/15~
貴州省
-
貴州省少数民族之旅(10)肇興の村を散策してから堂安のトン族の村を訪ね、溶江の美味しいレストランを再訪してか...
2008/05/15~
貴州省
-
貴州省少数民族之旅(11)凱里の市場を散策して、石橋村で手漉紙の体験をするもチェキが大活躍して村の人たちと友...
2008/05/15~
凱里
-
貴州省少数民族之旅(12)貴陽に戻る途中の青曼村で偶然歓迎式に出くわし、飛び入り参加して最後の踊りを楽しむ。
2008/05/15~
凱里
-
貴州省少数民族之旅(13)旅の終わりは貴陽の甲秀楼で恋愛豆腐を食べ、一緒に旅した4人で晩ご飯を楽しんだ後にド...
2008/05/15~
貴陽
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (1)
-
- trip-kgさん 2010/09/07 12:02:07
- 広西三江、貴陽周辺の苗寨の少数民族を尋ねて。
- 風雨橋や鼓楼の木造文化財とそこに居住する人達の生活を体験すると
便利な現代生活の側面と清時代やもっと古い時代から引き継ぐ稲作や
森林・畑作の低い生産性のはざ間で近隣の高層住宅や高速道路での
文化的な落差を解消する方法は思い当たらない。
衣装写真や地元の生活様式写真で、いろいろ見えて来るように思います。
稀少な情報を有り難うございます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2008 貴州省の少数民族の旅
1
25