宇都宮散歩 ～大谷資料館探検

2009/01/04 - 2009/01/04

日帰りで宇都宮へ行ってきました。
目的は餃子の食べ歩きと大谷資料館。
大谷資料館はテレビやミュージックＰＶなどでも使われる巨大地下空間。
昔の大谷石採掘場跡です。
大谷資料館まではＪＲ宇都宮駅からバスで30分ほど。
（東武宇都宮駅も経由しました）
近づいてくると石材店や石造りの蔵を持つ家などが現れました。
「資料館入口」というバス停で下りて少し歩くと到着です。

大谷資料館：http://www.oya909.co.jp/

エリア 宇都宮(栃木)

この近辺には奇岩群もあるようです。
岩の削れ方がちょっとカッパドキアみたい。

人工的なのか自然なのか判断しかねる岩壁も。

小川が流れて気持ちのよい場所です。

道路の脇には絶壁。
でこぼこしていて手彫りのようです。

さらに道を進みます。

なかなかおもしろい景色です。

あそこまで行けるんでしょうか？

資料館へは小川の流れる広場の辺りからのびる道へ。

車も資料館のすぐ側まで入れますが、バスなのでてくてく歩いて行きます。

資料館前の駐車場。ちょっと千葉の鋸山みたい。

しかしすごい削られ方をしています。

坑内に入る前に、まずはすぐ側の売店の喫茶エリアで腹ごしらえ。
トーストとぶどうパンとくるみパンとジャムが選べます。
私はトースト+ぶどうパンとあんずジャムにカフェオレ。
パンもジャムも手作りでおいしく、コーヒーも何種類かありました。
おしゃべりをしながら思わずのんびり。

本来の目的を忘れそうなので資料館へ。
階段を下りていくと広がる巨大空間。
左へと進みぐるっと１周していきます。

そして壁には白いふわふわしたものが。
「寒いから霜柱だよ」と言っていましたが、触ると冷たくなくふわふわです。

これはゼオライトの結晶だそうで、冬に現れるのだそうです。
それにしてもこの案内板、出口付近にありました。
気づかなかったらなんだかわからないまま終わったところです。
ほら今も入ってきた人たちが「霜柱？」って言っているし…。

突き当たりになにか見えます。

祭壇のようなシンボルのような…。
地図が描かれているのでしょうか？

その左右にも空間が広がっています。

ステージのような場所が。
時々コンサートなども行われているようです。
非公開エリアでは結婚式も挙げられるらしいです。

採掘後は貯蔵庫としても使われているとか。

この日の坑内温度は２度。
歩いているし、冬で着こんでいるのでそれほど寒くはありません。
夏でも10度以下なので、夏に来ると涼しさが実感できるかも。

当時使われていた機械のようです。

地上に戻ってきました。
すぐ脇の部屋には、当時使われていた道具などが展示されていました。

坑内の地図のようです。

こんな装置で石を地上に運んだわけですね。

掘削機などの道具に混じって囲炉裏が。
その辺にある石を削って作ったのでしょうか。
中は寒いからね。

ＰＲ用の模型だそうです。
どうしても顔にしか見えない…。

入口付近には模型が。

この後バス停に戻りました。
バスは20分近く遅れて到着。どうやら駅前が混んでいたらしいです。

ＪＲ宇都宮駅に戻ってきました。
有名な餃子像はバスターミナルの歩道橋下にあります。
以前の場所は知りませんが、こういうシンボルは駅構内や開けた場所にあって待ち合わせに使われてたりするものなのでは…。

因みにこれも大谷石で出来ています。
デザインについては何も言うまい。

餃子の食べ比べはこの近くの「宇都宮餃子館」から。
これもテレビでやっていましたが、この「スタミナ健太くん」像は海外でまとめて発注した際に大きなミスが。

「スタミナ」が「スタシナ」になっています…。
修正するにはコストも日数もかかるそうで、赤い文字で無理矢理「スタミナ」にしてしまったそう。

食べたのは「健太餃子」と「かんぴょう餃子」。
具が大きめです。

続いて駅構内にある餃子屋エリアへ移動。
「来風」で焼き餃子と水餃子を注文。
こちらの水餃子はスープの中に入っていました。
具が細かく刻んであり甘め。

そろそろお腹いっぱいなので最後に「宇味家（うまいや）」。
こちらでも焼餃子と水餃子を食べました。
皮のもっちり感と具のしっかり感がおいしいです。
３件の中ではいちばんのお気に入り。

水餃子のスープには味がついていなくてこれも好き。
ただタレはどのお店も自分で調合するようです。
水餃子は濃い目がいいと思うので、秘伝のタレを多めに醤油にあわせましたが、水餃子用のタレがあってもいいかも。

おまけの日光線。

車体に大きく「Ｎ」の字が。

シンボルでしょうか。
ヘッドマークもこれもシールのようです。

左右に開く扉は「プシュ」と言ってから手で開けます。

日光までは１時間もかからず行けるようです。

夕飯は駅弁を買って電車の中で食べました。
お惣菜がひとつひっくりかえっていますがおいしかったです。