２日目は、フィレンツェをあとにし、「アドリア海の女王」ヴェネツィアを訪れ、ドロミテの「黄金の盆地」コルチナ・ダンペッツォまで移動します。<br />世界に比類なき一大海上都市ヴェネツィアなのですが、今日は移動時間が長いため、過ごせる時間はたった３時間余り。欲張らず「雰囲気を楽しむ」ことと割り切りました。<br />また、フィレンツェには2泊しながらも、この街をろくに観光していなかったので、今日はフィレンツェの早朝散歩からスタートです。

アドリア海沿岸３カ国周遊2008 / ２日目(9/5)

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2008/09/05 - 2008/09/05

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#その他

旅行記グループアドリア海沿岸３カ国周遊 2008

キートンさん

２日目は、フィレンツェをあとにし、「アドリア海の女王」ヴェネツィアを訪れ、ドロミテの「黄金の盆地」コルチナ・ダンペッツォまで移動します。
世界に比類なき一大海上都市ヴェネツィアなのですが、今日は移動時間が長いため、過ごせる時間はたった３時間余り。欲張らず「雰囲気を楽しむ」ことと割り切りました。
また、フィレンツェには2泊しながらも、この街をろくに観光していなかったので、今日はフィレンツェの早朝散歩からスタートです。

エリア

ベネチア(イタリア)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.0

交通: 4.0

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 50万円 - 100万円

交通手段: 鉄道船

まだ薄暗い朝6時過ぎにホテルを出発し、目指すは街を一望できるミケランジェロ広場。
30分弱で到着した広場からはこんな風景が。
朝７時前の広場はまだ人影も３〜４人ほどでした。
しばしこの風景を堪能します。
イチオシ

ドゥオーモとジェットの鐘楼。
ヴェッキオ橋方向。
ミケランジェロ広場をあとに、次に目指すはヴェッキオ橋。
振り返れば朝日が昇っていくところです。
これがヴェッキオ橋。
橋の上はこんな感じです。
ちょうどこの延長上にドゥオーモのクーポラが。
橋の中間部。
フィレンツェのシンボルともいえるドゥオーモです。
なまで見ると大きさを実感しました。
ジェットの鐘楼も高いです。
ドゥオーモとジェットの鐘楼。
ドゥオーモをあとにホテルに帰って朝食をとりました。
フィレンツェ・サンタマリア・ノヴェッラ駅8:38発のエウロスターで、本日のメインの観光地ヴェネツィアへ。
約3時間で「アドリア海の女王」ヴェネツィアに到着。
ソフトスーツケースを駅の手荷物預り所に預けて観光に出発です。
ヴェネツィア・サンタルチア駅前の橋の上から東側を望む。

駅を出たとたん、ただならぬ活気を感じます。
それは、観光客が多いというだけの理由ではなさそうです。
同じ橋の上から西側を望む。

運河を行くヴァボレットに乗ろうとしましたが、駅前の乗り場は混雑しているので、1つ前の乗り場のローマ広場まで歩くことにしました。
?のヴァボレットに乗ってサンマルコ広場を目指します。
それにしても、天気が良過ぎて実に暑いのです。

ローマ広場まで歩くだけでも、一汗かきました。
様々な船が行き交います。
リアルト橋。
イチオシ

名物のゴンドラがたくさんあります。
各駅停車なので結構時間がかかりますが、その分運河からの街並みをじっくり見れます。
花や樹木も彩を添えます。
アカデミア橋。
路地にもボートが行きます。
サンマルコで下船。
鐘楼が見えます。
この都市の足はもっぱら船。
世界でも珍しい、車のない都市です。
ゴンドラの向うにはサン・ジョルジョ・マジョーレ島。
高さ96.8mの鐘楼です。
季節によっては水位が上がってサンマルコ広場が浸かることもあるようですが、今は大丈夫のようです。
サンマルコ寺院。
サンマルコ寺院には様々なフレスコ画が。
サンマルコ寺院の中央部。
サンマルコ寺院の左側部。
時計塔。
イチオシ

鐘楼とサンマルコ寺院。
サンマルコ広場。
じつに広いです。
イチオシ

旧政庁の裏側へ回ると、建物が水面に映りきれいです。
ゴンドラ停泊中。
ゴンドラが行く。
イチオシ

コンタリーニ・デル・ボーヴォロ階段。

ボーヴォロとはかたつむりのこととか。印象的な階段です。
リアルト橋は観光客でごったがえしています。
リアルト橋の上から。
サン・ジョバンニ・クリソストーモ教会？サン・ジョコモ・リアルト教会かも。
大きな時計の広場。
ヴェネツィアの中の中国。
今となってはどこの広場だったか思い出せません。
人通り（船通り？）の少ない運河。
もうどこを通っているのかわかりませんが、とにかく駅へ行く「PER FERROVIA」の標識に従って進んで行きました。
おそらくサンタ・マリア・グロリオーサ・デイ・フラーリ教会ではないかと思われます。

この後なんとかヴェネツィア・サンタルチア駅までたどり着き、15:02発のカラルツォ行きの列車に乗りました。
ヴェネツィアを後にします。

ヴェネツィアから、行先が「カラルツォ」の表示の列車に乗ったのですが、検札に回ってきた車掌から「ポンテ・ネル・アルピとヴィットリオ・ヴェネトで乗り換え」と言われました。
しかもポンテ・ネル・アルピからヴィットリオ・ヴェネト間は電車ではなくバスでした。
カラルツォの駅。
カラルツォからは再びバスに乗り、コルチナ・ダンペッツォを目指します。
山岳的な風景になってきました。
午後7時前コルチナ・ダンペッツォのバスターミナルに到着。

日本ではなじみの薄いこの街ですが、1956年この街で（というよりスキー場で）日本にとって記念すべき出来事が起こっています。
オリンピック史上初のアルペンスキー３冠にトニー・ザイラーが輝いたのです。いえ、それよりも、回転競技で猪谷千春がザイラーに次ぎ２位に入り、冬季オリンピック史上初の日本人メダリストとなったのです。
今日から２泊するホテルエウロッパは、バスターミナルから徒歩約５分でした。

このホテルでチェックインの受付していると、いきなり日本人の団体客と遭遇しました。
イタリアのアルプス地域はスイスアルプスに比べると日本では知名度が低く、ツアーも少ないと思っていたので、意外に感じました。