昆虫博士さんのクチコミ(4ページ)全130件

ノース・バンクーバーのキャピラノ渓谷にかかる吊り橋を中心とした公園です。自然そのものを味わうというよりは、自然をテーマにした観光客向けのテーマパークです。

大きく下記の3種類のアドベンチャーが手軽に体験できます。中でも、崖歩きはスリルがありました。

? 吊り橋 （サスペンション・ブリッジ）
? 林冠歩き （ツリートップ・アドベンチャー）
? 崖歩き （クリフ・ウォーク）

この他にも猛禽類のデモンストレーションや音楽の生演奏などもあります。
また、12月の夜はクリスマス・イルミネーションがきれいです。

BC州住民は入場料と同額で年間パスを購入できるので、購入しました。しかし、何回も訪問して楽しむという施設ではないので、この年間パスで夏と冬1回ずつしか行きませんでした。

渓谷にかかる吊り橋は、キャピラノの近くのリン渓谷では無料で楽しめます。そのリン渓谷公園では、吊り橋の他にも温帯雨林でのハイキング、川遊びもできます。なので、夏に行くのであれば、キャピラノよりもリン渓谷公園の方がお勧めです （旅行記： リン渓谷公園 吊り橋＆自然のプール http://4travel.jp/travelogue/10927449）。

植村直己の定宿だったタルキートナのモーテルです。彼が1984年に世界で初めてマッキンリー山冬季単独登頂に成功（その後、遭難死）する前に宿泊していたのも、このモーテルの5号室です。

バス・トイレ付きで1泊 99.75ドル（99ドル＋税0.75ドル）と、アラスカにしてはかなり安いのですが、部屋はとても古く 古家の臭いがします。しかし、清掃はしっかり行われていて、タオルなどの備品も清潔でした。値段重視の人には選択肢の1つになると思います。

このモーテルでの一番のお勧めはレストランです。もちろん宿泊客以外でもOKで、朝8時から晩まで地元客で賑わっています。アラスカにしてはリーズナブルな値段で、ボリュームのあるアメリカ料理が食べられます。レストランに関しては、☆4.5個です。

スワードのベッド＆ブレックファストです。部屋もきれいで、女主人リンダも親切で、朝食も美味しく、ここはお勧めです。

スワードはキーナイ・フィヨルド国立公園の玄関口ですが、宿泊施設がそれほど多くなく 全体的に高いです。しかし、ここは1泊116.65ドル（100ドル＋税16.65ドル）とリーズナブルな値段でした。

場所はスワードのダウンタウンから車で5分ほどの住宅街のなかにあります。レンタカーでないと行きにくいです。また、看板はないので、住所を頼りにたどり着く必要があります。

民家のベースメント（地階）の2部屋を旅行客に貸しています。2部屋ともバス・トイレは共用です。共用スペースも広く、食卓、電子レンジ、ソファ、テレビ、テーブル・フットボール（サッカーゲーム）などがあります。私が泊まったときは、もう1部屋には客がいなかったので、すべて自由に使うことができました。

朝食は、こちらの指定の時間に各種トースト、ベーコン/ハム、コーヒー、ジュースなどを準備してくれます。フレンチトーストとベーコンを頼み 美味しかったので、2日連続同じものにしました。

また、裏庭の山の上にはドールシープが住んでいて、食事の時間に望遠鏡で探して見せてくれます。

シアトル・タコマ（シータック）空港の目の前にあるホテルです。

このホテルの利点は下記の2つです。

１） 空港・ホテル間の無料シャトルバス
早朝から深夜まで20分おきに無料シャトルバスが空港・ホテル間を往復しています。ホテルから乗る場合は受付で予約する必要がありますが、まったく混んでいなかったので希望の時刻に乗れました。空港から乗る場合は、バス乗り場に直通電話が置いてあり、連絡ができます。私の場合は、電話中にシャトルバスが通りかかり、乗ることができました。

２）駐車場パッケージ
シアトル近郊に住んでいる人が空港近くに車を停めて旅行に出る場合に、駐車場パッケージを利用するとお得です。1泊＋7日分の駐車場のパッケージで147.75ドル（129.99ドル＋税17.76ドル）でした。シータック空港外の駐車場（MasterParkなど）では1週間で84ドル、空港内では1週間で130ドル程度するので、このパッケージは割安です。

デナリ国立公園のとなり町ヒーリーにあるモーテルです。国立公園の入口近くにも宿泊施設がありますが 高いです。なので、レンタカーが必要ですが、節約したい人には北のヒーリー、南のキャントウェルなど近郊の町の宿がよいです。

このモーテルは1泊 127.33ドル（119ドル＋税8.33ドル）と、夏期のアラスカにしてはリーズナブルな値段でした。バス・トイレはもちろん、コーヒーメーカー、冷蔵庫、ドライヤーがあり、快適に過ごせました。

私が滞在したときは毎日 満室だったので、早めの予約をお勧めします。

ソルトスプリング島にはB＆Bはたくさんありますが、ホテルは3つしかありません。そのうちの1つです。海が見える側は満室だったので、海と反対側の部屋に2泊しました。

ホテルにはオーガニック・ファーム（有機農園）とレストランが併設されています。オーガニック・ファームでは、ヤギ・ニワトリ・羊、各種野菜が植えられた畑、ハチミツを取るための養蜂箱が見れます。宿泊者は自由に出入りでき、ここだけでけっこう楽しめます。農園の前には無人の野菜、卵、パンなどの販売所があります。そして、レストランでは裏のファームで採れた野菜、果物、卵を使った料理が食べられ、どれも美味しいです。

部屋は設備がやや古かったです。特に、空きコンセントがなく、カメラや携帯電話の充電に苦労しました。そして、車があれば問題ないのですが、ソルトスプリング島の中心ガンジスまで歩いて15分くらいかかり、やや遠いです。

オーシャン・ビューの部屋も見せてもらいましたが、マリーナがとてもきれいに見えます。空室があり、予算が許せば、オーシャン・ビューの部屋がよいと思います。

ウィッティア発着のプリンス・ウィリアム湾のクルーズです。アンカレッジから車でも鉄道でも日帰りできるように、12:30発・17:30着です。チュガッチ国立森林公園のレンジャーが同乗していて、ずっと説明をしてくれます。

26ヶ所の氷河がクルーズ中に見えることから このクルーズ名が付けられたそうですが、確かに数えきれないほどの氷河が見れます。キーナイ・フィヨルド国立公園のクルーズと比べると、こちらの方が氷河の数は圧倒的に多いです。逆に、野生動物の種類は こちらの方が少なかったです。

船に双胴船を使っているのと、内海をずっと航行するので、ほとんど揺れません。酔い止めなしでも大丈夫でした。

席は指定席ですが、1階席がお勧めです。氷河の前や動物が出てきたときは、1階のデッキが開放されます。なので、1階にいると外に出やすいです。2階からも外に出れますが、2階からは進行方向が見にくいです。

昼食付きのクルーズですが、やや量が少なかったです。コーヒーなどは無料です。

アンカレッジ郊外にある、アラスカ先住民の文化を紹介する施設です。博物館とは異なり、先住民の “生きた” 文化を体感することができます。

アラスカには少なくとも20の先住民族がいますが、この施設ではわかりやすいように 大きく5つのグループに分けています。そして、屋内の展示や屋外に再現した伝統的住居で、それぞれのグループの文化が紹介されています。

一番の見どころは、ダンスショーです。夏期は2時間おきに1日4回あるので、急いでない限り見逃すことはないと思います。私が訪問したときは、1回目が極北アラスカの先住民のダンス、2回目はアリューシャン列島の先住民のダンスだったので、4回ともダンスの内容が異なるのかも知れません。ダンスショーは写真撮影・ビデオ撮影ともに可です。

ダンスの他にも、ホールでは 先住民のスポーツの紹介なども行われています。また、施設内には軽食を取れるカフェも併設されています。

アンカレッジのダウンタウンにあるベッド＆ブレックファスト（B＆B）です。バス・トイレ共用で1泊 175ドル（現金）、185ドル（クレジットカード）でした。

結論から言うと、このB＆Bは大ハズレでした。

大ハズレの理由は下記です。
１） ベッドメイキングはもちろん、タオル交換もなし。
２） 値段の割に朝食がいまいち。セルフサービスのマフィンやシリアルを台所横の小さい簡易テーブルで、静かに食べないといけない。冷蔵庫の中のものも自由に取れるが清潔感なし。
３） くつろげない。リビングなどを宿泊客に開放していないので、狭い自分の部屋にいるしかない。
４） 宿泊前にメールでやり取りしたが、メールに書かれていた“Total price”がよく読むとそうではなく、現地で本当の“Total price”を聞き、驚愕。そして、現金で払ったが、宿泊代の領収書をもらえず。

夏のアンカレッジは宿泊料金が高いのでB＆Bもよい選択だとは思いますが、この宿は避けて 別のB＆Bやモーテルを探した方がよいです。

シアトルから車で北に45分くらいのところにあるアウトレット・モールです。各種ブランドのアウトレットが軒を連ね、フードコート、コーヒー店、アイスクリーム店もあります。

靴を買うために立ち寄りましたが、どの店も扱っているサイズが大きく日本人に合う靴がなかなか見つかりませんでした。値段もそこまで安くなかったです。さらに、店員の応対が全体的にホスピタリティがなく、残念でした。

バンクーバー・シアトル間の休憩に立ち寄るにはよいかも知れませんが、短期旅行であれば わざわざ立ち寄らなくてもよいと思います。

ハドソン・ベイ社が建設した毛皮交易所の1つで、ここで現在のブリティッシュ・コロンビア州（BC州）が英国植民地であることを宣言したために “BC州発祥の地” と言われています。現在はカナダ国立公園局が管理しています。

史跡は丸太の高い柵で囲まれ、中には歴史的な建物が10棟ほどあります。そのうち1つは 先住民のものを除くとBC州最古の建物で、当時は倉庫として使われていました。スタッフは当時の服装で、樽を作るために板を削ったり、鍛冶を実演してくれます。歴史が好きな人には、お勧めです。

この史跡はフレーザー川に面しているために、蚊やブヨが大量にいます。衣服の上からも噛まれ、1週間ほど腫れあがって痛かったです。虫除けを持参することをお勧めします。

史跡内にはカフェがあり、軽食を取ることもできます。ただし、サンドイッチやマカロニくらいしかないので、ちゃんと食べたい人は史跡を出てすぐのフォートラングレーの町にいくつかお洒落なレストランがあるので そこで食べるとよいと思います。

バンクーバーからシアトルに陸路でアメリカに入国する場合、ESTA（電子渡航認証システム）の事前取得は不要です。その代わり、国境で入国管理局の建物に入り、I-94W（出入国カード）を取得する必要があります。1回6ドルで90日間有効です。このI-94W 取得は混んでいると2時間とか待つらしいので、申請が必要なときは早朝に国境に着く方がよいと思います。

車でアメリカに入ると道路標識がキロメーター表示からマイル表示に変わるので、運転に注意して下さい。アメリカはカナダ以上に交通違反に厳しいです。特に、国境近くには警官が多く配置されていると言われ、下記の2点に要注意です。

１） スピード違反 （私は入国直後に捕まり、罰金を払いました）
２） 追い越し車線は追い越す時だけ、追い越したら走行車線に戻る

また、アメリカもカナダも出国審査はありません。

マヤ末期の遺跡で、カリブ海をバックに撮った写真で有名です。カンクンからは日帰りツアーが出ていますが、自力でも簡単に行けます。タクシーやレンタカーを除くと、2つの行き方があります。

１） ADOバス
ADOバスは大型バスなので、快適です （その分、運賃も高い）。しかし、セントロのADOバスターミナルからトゥルム遺跡に行くバスは本数が多くないです。昼前にADOバスターミナルに行きましたが、往復を考えると時間が合う便がありませんでした。

２） ミニバス
この方法で、待ち時間ほぼなしで 遺跡まで行くことができました。まずは、セントロのADOバスターミナルの前からは、 プラヤ・デル・カルメン行きのミニバスが10分おきくらいに出ているので、それに終点まで乗ります（所要1時間15分、30ペソ＝3米ドル）。プラヤ・デル・カルメンに着くと、そのすぐ近くからトゥルム行きのミニバスが頻繁に出ているので、それに乗ります（所要45分、40ペソ＝4米ドル）。終点まで乗ってしまうとトゥルムの町まで行ってしまうので、途中の遺跡（Ruinas Tulum）の前で降ろしてもらう必要があります。帰りは幹線道路に面した遺跡入口あたりからプラヤ・デル・カルメン行きのミニバスが出ていて、満員になりしだい出発します。

ツアーでも、ADOバスでも、ミニバンでも片道2時間（往復4時間）かかるので、けっこう遠いです。しかし、マヤ遺跡とカリブ海の組み合せは、トゥルム遺跡でしか味わえないので、行ってみる価値は十分にあります。

バーナビーにある飲茶の店です。日曜日の昼に予約なしで行き 満員でしたが、10分ほど待つと入れました。テーブルはいっぱいあり、客の回転は早いです。

この店は代表的な点心を乗せたカートを店員が押して回り、気に入った点心を取るシステムです。餃子・しゅうまいなどの蒸し物、中国粥（コンジー）、春巻きなどの揚げ物、炒めもの、卵タルト・マンゴプリンなどのデザートなどいろんなカートが回っています。実物を見て食べるかどうか決めるのでハズレが少ない印象です。焼きそば（チョウメン chaw mein）が塩辛かった以外は、美味しかったです。

代表的な点心以外が食べたいときはウェイトレスに注文しますが、いろんな種類の料理が回っているので 巡回している中から選ぶだけで十分でした。

残念だったのは、カートを押す店員の中に愛想が極端に悪く、サービス精神が全くない人が少数ながらいて、中華人民共和国の食堂の店員（小姐 [シャオジェ]と当時呼んでいた）を思い出しました。

ホワイトホースから車で1時間南下したところにある犬ぞり施設です。

この犬舎（ケンネル）の素晴らしいところは以下の3点です。
１）犬ぞりレースのための本物の施設
オーナー女性が過酷な長距離犬ぞりレースに毎年参加しているマッシャーです。なので、観光用ではない本物の雰囲気が味わえます。また、スタッフも犬と犬ぞりを心から愛する人たちで、皆フレンドリーかつホスピタリティがあります。
２） 犬ぞりが1人1台
ハスキー犬 4匹を率いて、マッシャー（犬ぞり操縦者）を体験できます。施設によっては、2人で1台の犬ぞり（1人が操縦している間、もう1人はそりに乗る）のことがありますが、ここは最初から最後までずっと1人1台です。
３） 値段がリーズナブル
犬ぞりはどの施設も料金が高いです。その中でも、この施設はリーズナブルだと思います。往復15キロの半日ツアーで大人1人150ドル（＋税5%＋チップ）でした。

この施設の短所は、ホワイトホースからやや遠く、施設からの送迎もしくはレンタカーがないと行けないことです。アラスカ・ハイウェイを南下し、クロンダイク・ハイウェイに入り、しばらく行ったところで右の脇道に入ったところにあります。

日程が決まっているのであれば、早めに予約をしておいた方がよいです（断られている人がいました）。また、ロッジに宿泊することもできます。心から犬を愛する人には、ロッジ宿泊もよいと思います。日本人も来ているのか、トイレの説明が英語、フランス語、日本語でした。

犬ぞりは一生に一度の素晴らしい体験になります。一生のうちに何回もすることはないと思うので、せっかくなら良い施設で乗った方がよいと思います。ここはお勧めです。

ホワイトホースから車で南に1時間のところにある “砂漠” です。カークロスの村からは北に2キロです。

“世界最小の砂漠” と言われ、大きさは2.6平方キロしかありません。“砂漠” という名前が付いていますが、厳密には “砂丘” です。氷河期にあった湖が干上がり、その湖底であった部分が砂漠のように残りました。

冬は一面雪に覆われていますが、ところどころ砂が露出していました。地元の人は、丘の上からソリで降りて遊んでいました。夏は砂丘滑りができるようです。

また、砂丘の上からは周りの山々や湖が見渡せ、絶景です。なので、駐車場から距離がありますが 登ってみる価値は十分にあります （実は、遠かったので途中で引き返そうとしましたが、遊びに来ていた地元の人に絶景だと言われて頑張って登ってみました）。

ボーエン島のオーガニック・チョコレート店です。スナッグ・コーブの港から少し離れた高台にあるアーティザン・スクエア内にあります。2つのトレイルをハイキングする間の休憩地点として車で立ち寄りました。港から歩いて行くこともできると思いますが、それなりに距離があります。

チョコレート以外にもコーヒーやアイスクリームも売っていて、店の前にいくつかテーブルがあるので 日陰で休憩するのによい場所です。暑かったのでアイスクリームを食べ、かなり美味しかったです。後から気付きましたが、肝心のチョコレートは食べ忘れました。

ホワイトホースのダウンタウンにある評価の高いレストランで、黒人女性のアントワネットさんがオーナーです。

店の雰囲気、給仕の気遣い、料理の盛り付けと味は良いです。サーモンのグリルとポーク・リブのバーベキューを注文しましたが、軽く20ドル以上する割には、量が少なかったです。一般的なカナダの料理のサイズに慣れていると、物足りなかったです。

バンクーバーの西側にあるボーエン島へのアクセスは、水上タクシーを除くとBCフェリーになります。ウェスト・バンクーバーのホースシューベイから1時間に1本くらいの頻度で往復しています。バスでホースシューベイに行って 歩いてフェリーに乗り込むことはもちろん、自動車ごと乗り込むことも可能です。自動車の場合、乗船は早く来た順ですが、それほど混んでおらず出発30分前の現地到着で大丈夫のようです（私が行ったときも空いていました）。

わずか20分の乗船ですが、ハウ湾のフィヨルドのなかを進むので、海のすぐそばまで山々が迫り、景色は素晴らしいです。

フェリーのなかでは、ホットドックなどの軽食を食べることもできます。

北米で最も成功している日系スーパーマーケットと言われています。オーナーは、もちろん日系人です。バンクーバー在住者がシアトルに行く理由の1つが、この宇和島屋で日本食材や酒、そして スーパーに入っている紀伊国屋で日本語の本・文房具を買うことだと思います。

日本酒などがバンクーバーよりもかなり安く手に入ります。ただし、免税になる酒の量は決まっていて（ワインボトルなら2本まで、缶ビールなら24本まで）、さらに日帰りでは免税にならないので 要注意です。

短期旅行者はあえて日系スーパーに行く必要はないと思いますが、フードコートや周囲のレストランは利用価値があるかも知れません。