エックスさんさんのクチコミ(47ページ)全1,204件

応神天皇の皇后で仁徳天皇の母にあたる。古市古墳群では応神天皇陵に次ぐ大きさで墳丘長は２９０ｍの前方後円墳である。住宅地が迫っていて、全景がよく見えなく、お堀は干上がっていました。発掘調査で円筒埴輪列が発見されました。

允恭天皇は５世紀前半に実在した天皇で、仁徳天皇の第４皇子で履中天皇、反正天皇の弟にあたります。墳丘長は２３０ｍで前方後円墳です。２重の堀と堤をめぐらせていますが、ほとんどが空堀です。周囲には賠塚と考えられる中小の古墳が多く点在しています。

道明寺周辺は、菅原道真の祖先にあたる 豪族、土師（はじ）氏の根拠地であり、道明寺は 土師氏の氏寺土師寺として建立された真言宗 御室派の尼寺です。山門を入ると木がいくつか植わり、砂地はきれいに掃き清められています。御本尊の十一面観音菩薩立像は国宝です

関ヶ原の戦いに勝利した徳川家康は征夷大将軍に任命され、名実とも天下の覇権を握りましたが、豊臣家の存在に脅威を感じた家康が大坂冬の陣、大坂夏の陣で豊臣家を追い詰め、最後は家康に寝返った大名が大阪城に火を放ち、戦国の世に終止符が打たれ、徳川幕府による約260年の天下泰平の世を迎えることとなります。その夏の陣合戦場が道明寺近くにあったようです。

近鉄南大阪線道明寺駅の近くにある菅原道真公を祀る学問の神さまです。道真公にちなんで境内には梅園が広がり、毎年２月３月には梅まつりがもようされ、多くの花見を兼ねた参拝者が訪れます。また、６月には菅原道真公の生誕祭も行われます。

じないまち交流館の隣にある八町茶屋です。寺内町の町並みにマッチしたお休み処で蕎麦とあかねこ餅が名物です。手打ちのざるそばや暖かいそばがとても美味しいです。こしのあるそばでさすがに手打ちです。蕎麦の後の蕎麦湯も最高です

寺内町の歴史や文化などの情報提供や来訪者の休憩場所です。歩き疲れた時に立ち寄りください。建物は新しいですが、町の景観にマッチするような建築物になっています。表には、最近見なくなったレトロな赤いポストも置いてあります。

主屋は明治末期の建築で、大きな米蔵があります。古くは材木商を営み、安静年間には庄屋を務めた家です。虫籠窓が付いている壁が、白ではなく青っぽいのが特徴です。白い壁よりも古い印象です。外観も適当に朽ちて年月を感じます

江戸時代の半ばから木材商を営んでいた奥谷家の建物は文政年間の建築で豪壮な構えをとどめている。周りには東奥谷家、南奥谷家の邸も建っている。大きな商家でさぞかし材をなした豪商の邸である。屋根瓦の黒と白壁のコントラストが美しい

明治の中頃までは木綿屋を営んでいました。建物は旧杉山家、仲村家と同様に寺内町では古い建物です。塀の上には泥棒除けの忍び返しが並んでいます。表側が改造されましたが、近年、外観が復元されました。杉田家側の屋根には魔よけの鬼瓦がのり、睨み合っています。

かっては造り酒屋を営んでいました。天明３（１７８３）年の建築で杉山家同様の古さの建物です。佐渡屋という屋号で「富田林の酒屋の井戸は、底に黄金の水がわく」という歌がはやったと伝えられています。寺内町の酒造業とその代表であった当家の繁栄ぶりを表すエピソードと言えます。

油屋を営んでいた杉田家。主屋の周りには蔵が並び、その蔵は油蔵であったらしい。屋根は３層で上部には大きな煙出しがある。２階の虫籠窓はすっきりしたデザインで比較的新しい建物である。２階の屋根には魔よけの鬼瓦があり、向かいの田守家の鬼瓦と向かい合っている。

興正寺の向かいに建つ浄土真宗の寺院で寺内町はこの２つの寺院を中心に発展しました。建立は慶弔８（１６０３）年と云われています。限られた敷地の中に庫裡・太鼓楼・長屋が所狭しと並んでいます。太鼓楼には使い込まれた古い太鼓がのっています

富田林寺内町の開発に伴い建立された寺院で、町のほぼ中央に位置している。現在の本堂は寛永年間に再建されたもので、大阪府内で最古の浄土真宗本堂です。門の屋根瓦には上半身が人間で、下半身が鳥の瓦が左右一対のっています。

明治４０年創業の呉服屋を営んでいた上野家。もともと仲村家の分家を上野家が買い取ったもので、屋根瓦には仲村家の家紋「三階菱」が残っている。二階の高さが低く、虫籠窓は木爪形（瓜を輪切りにした紋様）が特徴的。幕末頃に立て替えられたものと思われる。

代々造り酒屋を営む富田林の旧家で４層の大屋根が特徴です。寺内町で一般公開されている２軒のうちの１軒です。明治の終わりころ、堺の与謝野晶子らと活躍した明星派歌人、石野露子の生家でもあります。露子ゆかりの遺品も展示されています。

富田林寺内町の入り口近くにある明治時代に建てられた古民家で一般公開されています。幕末から明治において田中家は、「大阪府河内和泉資産家一覧(1911年)」に記載されるほどの資産家でした。所有者から、旧田中家住宅を文化的施設として活用してほしいと、富田林市に寄付されています。

富田林寺内町は近鉄富田林駅の南側に東西、南北約４００ｍの中世から続く町並みです。真宗の寺院を中心に堀や土塁などで防御した宗教自治都市で商いのみならず文化の町として発展をとげます。寺内町には自由で新しい時代を拓く気風が満ち溢れていました

近鉄富田林駅前にある観光案内所です。新しい建物で親切なスタッフも居られるので、寺内町観光に行く前に是非立ち寄りください。館内にはパンフレットや観光マップがたくさん置いてありますし、ちょっとしたお土産も販売されています。

堺市にある日本武尊を祀る大鳥大社は和泉国の一の宮であり、歴代皇室のご尊崇が極めて篤い大社である。境内には平清盛が熊野参詣の途中に祈願して詠んだ歌碑や与謝野晶子が詠んだ歌碑「和泉なる　わがうぶすなの　大鳥の　宮居のすぎの　青きひとむら」がある