kakoさんのクチコミ(2ページ)全664件

昭和の名塔と呼ばれている均整の取れた美しい五重塔です。本堂舞台からは咲き誇る桜の中に浮かぶように見える朱色の塔が美しく、すぐ近くで桜や木蓮の花を背景に見上げる塔もとても綺麗でした。秋の紅葉の季節にも素敵な姿を見せてくれそうです。

山の中腹に舞台造りされた本堂は国宝です。この舞台から見下ろす景色は絶景、牡丹の季節に訪れた時は青紅葉が綺麗でしたが、今回は広い境内のあちこちに咲く桜が美しく、遠い山並みの桜も見えました。また本坊から見上げると、桜が咲き誇る向こうに本堂が見渡せとても素敵な景色でした。

仁王門をくぐって続く399段の登廊。緩やかな石段に木製の屋根から下がる灯篭…とても風情があり絵になる光景です。桜の季節には登廊からあちこちに桜が見渡せ、牡丹の季節には両側に牡丹が咲き誇ります。何度訪れても写真を撮りたくなる美しい登廊です。

山の斜面に沿って広がる広大な境内に国宝の本堂はじめ五重塔、弘法大師御影堂、開山堂などの堂宇が点在する長谷寺の玄関口にふさわしい堂々とした重厚な門です。見上げると屋根の下の木組みが素晴らしく、立体的で奥行きのある門の存在感に圧倒されそうでした。この門をくぐると399段の登廊が続いており本堂に至ります。

堀川通りに面したとても小さな天満宮です。都の水害、火災を鎮めるために醍醐天皇の勅願で日本で初めて建立されたという由緒ある神社です。やはり最大の見どころは境内の紅枝垂桜だと思います。訪れた日はちょうど満開で空から降り注ぐような美しい桜の花は見事の一言でした。

千本釈迦堂の名で知られていますが正式には大報恩寺。おかめ桜を見に立ち寄ったのですが、予想を超えて素晴らしいお寺でした。応仁の乱の災火を免れ創建時(鎌倉初期)そのままの姿をとどめる本堂は洛中最古の木造建築で、外観も内部も歴史の重みを実感させる素晴らしいものでした。また霊宝館に収蔵されている快慶作「十大弟子立像」と定慶作「六観音菩薩像」は必見。他にも貴重な文化財が展示されています。

洛中の観桜スポットの穴場の一つです。実は聖徳太子所縁の由緒あるお寺ですが、訪れる人は少なく静かにお花見を楽しめます。山門を入ってすぐの枝垂桜は見頃終了でしたが、染井吉野、紅枝垂桜が綺麗でした。拝観寺院ではないので境内を散策するだけ、桜の本数は少ないですが洛中の他のお寺と合わせて行ってみては…　最寄りのバス停は「千本鞍馬口」です。

ここも洛中の観桜の穴場スポットです。10月に咲き始め4月まで咲き続ける「御会式桜」は見頃を過ぎていましたが、染井吉野は満開。広い境内は人も少なく本当に静かに美しい桜を堪能できました。整然と並んで植えられた木と白砂の上に置かれた石が印象的な「十六羅漢石庭」は見学させていただけましたが、宝物殿(本阿弥光悦の書、長谷川等伯一派の襖絵等を収蔵)は、普段は団体予約の入っている日時しか見学できないようです。

3月末に桜を観に行きました。本数は多くありませんが、三門横の紅枝垂桜や境内の染井吉野、庭園の枝垂桜…全て満開でとても美しかったです。何より人が少なく静かにゆっくり観桜を楽しめました。春の特別拝観中で、日蓮宗大本山の名にふさわしい立派な本堂と趣の異なる三つの庭園(四海唱導の庭、孟宗竹の坪庭、光琳曲水の庭)も見学できました。地下鉄今出川駅から10分程で歩いて行けます。

日曜日の昼1時過ぎに行きましたが、10数人並んで待っていました。2人席が6つ？とカウンター席だけの小さなお店、丸太町駅から南へ徒歩5分くらいです。看板メニューのタンシチューハンバーグをいただきました。デミグラスソースは濃厚で甘め、ハンバーグも食べ応えあり、味はまあまあでした。最後まで熱々を食べられるように、旅館で一人用鍋に使う小さなコンロの上に器が載っているのですが、食べ終わるまで火が消えずシチューは煮詰まってくるし熱いし、猫舌の人には辛いかも知れません。

河原町今出川から北へ徒歩10分ほど、住宅地の中にある小さなお寺です。恐らく普段は参拝者も少なくひっそりしていると思われますが、桜の季節は観光客が大きな枝垂桜を見に訪れます。枝垂桜は見事の一言、すくっと伸びた大きな幹から綺麗な円形に広がり枝垂れ咲く桜の木は本当に美しく、わざわざこの一本の桜の木を見に行く価値は十分あると思います。中に入って写真撮影する人がいたのか、今年は木の周りに柵がめぐらされていました。

京都御苑の南西部、堺町御門から入って右手にある小さな神社。繁盛稲荷社、少将井社など五つの境内社があります。鳥居をくぐると静かな雰囲気で広々した御苑とは異空間でした。社の後ろの大きな椿の木が印象的、桜はまだ3分咲きでしたが、ひっそりした神社の中に華やかさも感じられました。

京都御所を中心に、南は丸太町通り、北は今出川通にかけて広がる広大な敷地の公園です。とにかく広いので苑内を通り抜けるだけでもかなりの時間がかかります。出水広場や近衛邸跡等を除いて散策路は全て砂利敷きなので歩きやすいフラットな靴で行くほうがいいです。春は梅→桃→桜、秋は紅葉が楽しめ散策にぴったり。ただ夏場は木陰が少なく砂利道からの照り返しもきついのであまりお勧めできません。

3月末日曜午後、満開の枝垂桜を見に行きました。この時期に来るのは初めて、見事な枝垂れ桜は本当に美しくうっとり見入ってしまいました…と言いたい所ですが、大勢の人がこの桜目当てに訪れており、桜の木の周りは写真を撮る人で混み合っていました。とても静かに桜を愛でるという雰囲気ではありませんでしたが、仕方ないですね。京都御苑の北西に位置するのでここだけに来るなら今出川下車が便利です。

総門を入ってすぐ右手にあります。本館と新館の館内には醍醐寺の寺宝の数々、国宝や重要文化財の仏像や仏画、経典等がゆったり展示されており見応え十分でした。特に国宝「薬師如来坐像」と脇侍「日光・月光菩薩像」の薬師三尊像は元々あった薬師堂と同じ大きさの内陣に安置されており必見です。また庭園は醍醐深雪桜はじめ枝垂桜がちょうど見頃を迎えておりとても美しかったです。

秋の紅葉シーズン弁天堂付近は素晴らしい景観を楽しめますが、春もなかなか素敵でした。池の周りを一周すると、弁天堂と太鼓橋や観音堂と桜が池に映りこんでとても綺麗でした。階段を上って弁天堂にお参りし、ゆっくり散策を楽しめました。

京都で最古の木造建築、平安時代に建てられたもので当然国宝です。すくっとそびえ立つ五重塔は姿美しく、その歴史を思うと感動を覚えました。昼間の時間帯は逆光になるためなかなか綺麗に写真を撮れませんでしたが、遠くから、すぐ真下から、じっくり見ることができました。

三宝院庭園に面した勅使門。閉まっているので見るだけです。黒漆塗りの門に金色の桐(豊臣家の家紋)と菊(天皇家の御紋)の紋が目に鮮やかでとても煌びやか。三宝院書院前の廊下からも内側を見ることができます。ここだけとても派手な印象でちょっと浮いた感じを受けてしまいました。

総門を入って左手の三宝院、右手の霊宝館を過ぎた先にある堂々たる門。仁王像も見応えあります。ここでチケットのチェックがありますが、ここでは購入できません。チケットを切り取る女性スタッフ(オバチャン)がこちらを見もせず、もちろん「ありがとうございます」の一言もなく、大声で私語を続けていました。ひどい態度に腹が立つよりあきれてしまいました。

三宝院に入ってすぐ左手にある見事な枝垂れ桜。その枝の広がりには目を見張ります。ちょうど満開で綺麗に咲き誇った桜の花が風に揺れてとても美しかったです。時間と共に写真を撮る人垣が増えていくようでした。さらに500円払えば三宝院の奥のエリアから塀越しに桜を見ることができ、まさに「醍醐の花見」を体験できます。