梅雨の井

二条城の北側というか、京都御苑の西側から西陣にかけてはかつて平安宮があった場所と秀吉の築いた（短期で破却された）聚楽第の遺...  続きを読む構が重なっているエリアです。500年以上は時代に差があるのですが、いろいろ標柱が重複していて興味深いところ。見かけは単なる住宅街、なのですが…。
さて、この「梅雨の井」は聚楽第の時代の遺構のようですが、現状あまりに荒れ果てていて撮影するのもはばかられるほど。ご近所の人に「この先ですよね」と確認してからアクセスしましたが、ただの荒れ地でもなく住人がいるようでビビりました。
南側からアクセスして路地を右折した先の大木の近くに古井戸があったので「これだ！」と思いましたが、確証は持てず。すでに枯れているとのことなので、住民がいて十数年前まで利用していた、という報告がありますがにわかに信じられません。  閉じる

投稿日:2023/06/01

勝福寺の近くの空き地のような場所に「史蹟　聚楽第遺趾　梅雨ノ井」と書かれた案内板がありました。豊臣秀吉造営の聚楽第の井戸と...  続きを読むありました。しかし、整備は全くされておらず、ブルーシートの前に案内板だけで、最も哀しい史蹟ではないでしょうか。  閉じる

投稿日:2022/11/07

聚楽第跡の碑を眺めていたら、近所の方が「梅雨の井は見たのか？」と声をかけてくれまして。この梅雨の井は幻の聚楽第で残る数少な...  続きを読むい遺構の一つ。聚楽第図屏風にも描かれている井戸で、この水で豊臣秀吉がお茶を点てたとのこと。梅雨時分になるとこの井戸 の水があふれ出し、あたりを水浸しにしたということでこの名前となりました。
しかし、井戸の周囲は荒れ果てているし、場所はごみごみした路地を入った場所。かなり分かりにくいと思います。  閉じる

投稿日:2015/04/17