映画「北のカナリアたち : 湊かなえの「往復書簡」に収められている「二十年後の宿題」を原案に、吉永小百合主演で描かれたヒュ...
続きを読むーマンサスペンス」を、訪れる3日前にAmazonプライムで見てから行きました。いい映画ですし、ここを訪れるなら、見ておかないと何の感動もないかと思います。
礼文島でトレッキングする旅の初日、稚内6:30発のフェリーで香深に8:25着。8:41発の知床行きバスに乗車して第二差閉(さしとじ)で下車。バス停の上の坂道を10分ほど歩いて登るとパークに着きました。知床から来るとさらに坂道がきついので、コチラ側からの方をおすすめします。
島内のバスは新型コロナの影響で減便されていますので、宗谷バスのHPで最新情報を確認した方が良いです。
入場無料ですが、9時開館なので客は私たちだけでした。入ってすぐ右に懐かしさを覚える校訓の額があります。靴を脱いで上がると、記念写真用のコーナーがあり、それ以降は著作権の関係で撮影禁止です。
左に進むと撮影風景やインタビューの映像が流れていて、全部見てしまいました。撮影場所と地図、写真などを見て隣に行くと映画にも出てくる教室があり、しばらく待っていると吉永小百合さんの映像がスクリーンに浮かび上がりました。
教室に置かれている小物も、その時代から選び抜かれたような品々で、リアルな体験ができました。
廊下を戻って記念撮影コーナーの前を進むと、映画の最後に刑事が踏み込んでくる風景を思い出させる場所があります。(ネタばれなので書きませんが)
校舎は廃校になった所から建材を集めて、時代を感じさせる作りになっており監督のこだわりが感じられます。前の広場には俳優の名前を記した机が配置されています。40分ほど滞在し、ここから元地灯台経由で桃岩展望台方面のトレッキングに出かけました。
ここからは校舎、広場、利尻富士を映画ポスターと同じように写したかったのですが、この日は曇天で山が見えませんでした。礼文4日目は晴れ渡り、利尻富士が初めて綺麗に見えたので、トレッキングを終えてからフェリーターミナルからタクシーで来てもらい、風景を眺め写真をとってから引き返しました。
パークの先に灯台が見えています。ここからが利尻、礼文間の距離が一番近くて、利尻富士が大きく見えるのだそうです。島民は意識していなかったそうですが、監督やスタッフがこの場所を見つけて、校舎を映画のために建てたことに感謝したい風景となっています。
映画に出てくるような雪の利尻富士も、ぜひこの場所から見てみたいと思っています。
敷地内にカフェやトイレはありますが、食べるものはありません。
また、稚内や利尻島にもロケ地があり、稚内のサロベツ湿原センター内にも映画のコーナーがあり、撮影場所などの展示がありました。
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投稿日:2020/07/28