女房がママ友とちょっと遠出、滋賀の長浜まで。
で「焼鯖そうめん」が美味しかったからテイクアウトしちゃっただと。
「...
続きを読むお店で食べたのも900円で持ち帰りも900円、量も同じじゃないかな」?
「食べる時はお皿に盛って加熱してって言われた」らしい。
ゴロンとした鯖2ブロック、焼鯖って言うか鯖煮の固まりみたい。
艶やかに飴色がかった汁無し素麺、いかつい鯖の固まりと対照的に美しい。
木の芽(山椒の若葉)入りってのが気が利いてて嬉しいね。
でも素麺でテイクアウトって初めてだけど伸びてないのかな?
で加熱して汁無し素麺。んんん?何これ?何で素麺が甘いんだ?
煮込んだタレにくぐらせるらしいけど…ううううむ、かなりがっかり。
一瞬、カルボナーラのように見える艶やかな素麺自体は、
つるつるでプツプツ切れない。伸びてダメにならない仕様なのは○。
ちゃんと素麺すすってるって仕上げは大したもんだけどね。
それから麺に絡んでるのは山椒の粉?
でも麺の甘味で…全部、台無し。しゃぁ無い、メイン食うかメイン。
焼鯖って聞いたからかちょっと違和感がある分厚いブロック2つ。
これ煮鯖じゃん、焼いた鯖の煮鯖…弁当仕様だからか鯖缶に見えちゃう。
で箸でパクっと割ると、そこそこの大きさも混じった中骨残し。
もちろん骨まで食えるヤツでしょう。
うん、鯖はしっかり濃過ぎるくらいの標準的な甘辛味。
醤油砂糖味醂などで2日煮込んだものらしい。
脂身は少ないのかな?でも厚みがあってボリューミーだから、
味のしゅんだ身の食感は楽しい。
中骨も、一時期持て囃された骨まで食べられる鯖煮缶とそっくり。
なるほど、素麺は単体で食べちゃだめなんだね。
鯖をほぐしながら一緒に食べると、素麺の邪魔な甘さは薄らいで行く。
これなら食える。悪くは無い。
ただ一度、鯖煮缶に甘い素麺だぁって頭になっちゃったから、
別々のものを食ってるって感じ。口の中、頭の中で融合しない。
それに濃い味の鯖だから、半分食べた段階で素麺、食べ切っちゃった。
身を半分にしてハーフってことで売ってくれたら俺には充分かな。
900円ってのも高すぎるしね。
あともっと山椒をピリっと利かせて食べたら、もう少し気にいったかも。
やっぱテイクアウトじゃなくって
風情も加味して山椒バリバリ振りかけてお店で食べるべきだね。
汁無し焼鯖そうめん…もう1・2回食べたらクセになりそうな気も
しないでもない…今回は可も無く不可も無く、70点ってことにしとこ。
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投稿日:2014/10/18